ちゃれんじ園 オフ ~山奥集落の誘拐事件~ 第12章

今週も、前回の続きをうpする。

其れでは、スタート。

           第12章 真実は明かされた
其の頃、ぞうた達はと言うと、
「あ~今日は疲れたぞ~!」
ぞうたは、連れて行かれた屋敷のダイニングのテーブルで、夕食を摂っていた。
「にしても、彼奴、本当に僕達を狙っているのかな?」
そう言うと、きりんたが、味噌汁が入ったお椀を啜った。
「そうね。私達、何か嫌なことされるかと思ったら、誰かの記念日の準備を手伝わされただけだったね。」
きっこが、大皿に盛られた温野菜を箸でつまみ乍ら口にした。
「でも、未だ分かりませんよ。きっと、あの人豹変して、とんでもないことをやらされるかも知れませんよ。」
と、ぽん太郎。
「でも僕は、初日にあのらまりんとかっていう奴に怒られたことを思うと、今日はそんなに現場監督の彼奴に怒られなくて良かったぞ~!」
「でも、僕は何で呼ばれたんだ?僕はこう見えても未だ撮影はクランクアップしてないんだよ?」
たまさぶろうはスプーンを手に持ちながら話し掛けた。
「私も吃驚しちゃったわ!まさか、たまさぶろう君に会えるなんて!」
「僕も驚いたのだよ!初めて会った時は、対抗意識を燃やしていたけど、今じゃ自然に仲良しだからな!」
きっことぽん太郎が口々にした。
「でも、私達やたまさぶろう君を浚って、一体何をしようとしているのかしらね。リーダーのあの人以外に、たまさぶろう君と一緒に来た豚の兄弟、其れに青い猫や土竜達に今ここに居るカメラマンは・・・。」
きっこは味噌汁を一口啜り乍ら言った。
「そう言えばきりんた、お前あの青い猫と土竜の兄弟のことを知っているんだったな!」
ぞうたは茶碗に盛られた白米を口にしながらきりんたに尋ねた。
「うん。其れにぞうたも、あの豚の兄弟のことを知っていたんだよね。」
と、きりんた。
「じゃあ、真の目的は何なのか分かるんじゃないの?」
たまさぶろうは、白米の盛られた茶碗を手に取りながら言った。
「うん、そうね。でも、どうやって問い詰める?」
きっこは真剣な表情でいた。
「僕も分からないのだよ・・・。其れに、僕達が何で撮られているのかって言うことも・・・。」
ぽん太郎は食事シーンを撮影しているカメラマンを見渡しながら答える。
「普通に食事していていいって言っていたけど、僕は何か怪しいな・・・。こんな撮影をされたことなんて一度もないし・・・。」
たまさぶろうも見渡していた。すると、部屋のドアが開いた。
「お~い、君達!食事は終わったか?」
「あ!ジャン!」
入って来たのはジャンだった。
「あ、未だ終わってなかったのか。食事が済んだら、彼奴から話があるそうだから来てくれってさ!」
ジャンが伝えると、
「分かったわ!其れより、そろそろ真実を話してよ!」
きっこは若干ムキになりながら、ジャンに迫った。
「其れは、後で彼奴が話してくれるよ!其れじゃあ、又後で。」
ジャンがそう言い残すと、部屋を即出た。そして、カメラマンも撮影を終えたのか、機材を床の上に置いた。

其の頃、屋敷の外では・・・、
「あんちゃん、そろそろしまじろう達に真実を明かそうよ!」
ドカペはしまじろう達が居る広間の窓を外から覗いていた。
「そうだな。あまりにも騒がれると、強盗がこの辺りに逃げているって思われちまう!」
と、ドット。
「そうだよね。さっきラジオで・・・。」
ペイズリーが言い掛けると、ドットはペイズリーの口を手で塞いだ。
「ペイズリー、余計なことは言うな!さて、其れじゃあそろそろ行くかね・・・。」
「うん、僕に任せて!」
そう言ったのは、ドカペの後ろで一連のやり取りを聞いていたモグちゃんだった。
「じゃあ、頼んだよ!モグちゃん。」
からくさに頼まれ、モグちゃんは少し上機嫌になりながら、
「うん、分かった!」
そう言い、モグちゃんは屋敷の玄関へと向かった。
ピンポーン。
「おや?又お客さんか・・・。」
大星はドアチャイムの音に気付き、玄関の方を伺った。
「きっと、ののちゃんみたいな人が又来るんだね!」
とりっぴいは、来訪者が嬉しいのか少しウキウキしていた。
「うん、じゃあ一寸行ってくるよ!」
大星がそう言うと、玄関へと向かった。
「は~い!!」
大星は玄関に聞こえるような声で返事をしながら小走りで向かった。そして大星は、玄関の扉を開けた。
「ご用件は何ですか?」
大星はモグちゃんを見つめながら言った。
「あの、僕しまじろう君の友達なんですけど、しまじろう君お邪魔していませんか?」
「あ、居ますけど、其の子に何の用ですか?」
「えっとですね・・・。あ、出来ればしまじろう君の友達も来ているとお聞きしているので、友達をここに集めて貰っていいですか?」
モグちゃんは、原稿を用意していなかったのか、答えに躊躇ったが、何とかアドリブで其の場を乗り切った。
「あ、良いけど、一寸待っててくれるかな?」
大星は若干疑問を浮かべながらもしまじろう達の元へと小走りで向かった。

「あ、こんばんは。モグちゃん!」
「しまじろうもこんばんは!」
モグちゃんはしまじろう達を見ると、早速互いに挨拶を交わした。すると、
「久し振りね、モグちゃん。」
「とりっぴい、元気そうで安心したよ。」
「私のこと、覚えている?」
みみりん、とりっぴい、らむりんの三人は表情を輝かせながらモグちゃんに尋ねた。
「うん。みみりんにとりっぴいにらむりんに・・・えっと君は?」
モグちゃんはしまじろう達と居るピンクの猫を首を傾げ乍ら尋ねた。
「あ、私にゃっきい。貴方はしまじろうの友達なの?」
「そうだよ。あ、僕モグちゃん。宜しく。」
モグちゃんはにゃっきいに自己紹介をした。すると、
「僕はにゃっきいの兄のにいすけ。宜しくね。」
「僕はぶうた。」
「僕、かんた。」
「僕はけんと。」
「僕はもんたと言います。宜しくお願いします。」
「そして、私はらまりん。宜しくね。」
其の場に居た全員がモグちゃんに自己紹介をした。
すると、
「へ~、らむりんにも未だ友達が居たんだね!」
らまりんが少し驚いた表情で尋ねた。
「うん、らまりんがちゃれんじ島に居た頃からの友達よ!」
「其れで、モグちゃん。僕に用事って言っていたけど、何の用なの?」
しまじろうは疑問に思っていたことを早速尋ねた。
「じゃあ、言うよ。・・・君達、この屋敷に来てから何か奇妙なことは起こっていないかい?」
モグちゃんは遠回しに今回の事件について尋ねた。
「うん。とりっぴいの友達が突然居なくなったりしたよ!」
とりっぴいは真剣な表情で答えた。
「やっぱり・・・。」
「何がやっぱりなの?」
にゃっきいが尋ねた。
「実はね、僕松江の強盗犯の知り合いでね、この辺に逃亡したってニュースで言っていたから、説得しようとこの辺に来ていたの。其れで、犯人を捜していたんだ。そしたら、見ちゃったんだ。この屋敷の方向に逃げていくのを・・・。」
モグちゃんは恐れる表情で答えた。
「え~!何ですって!!」
みみりんが思わず声をあげる。既に、目が滲んでいた。
「じゃあ、モグちゃんは犯人を追っていたの?」
らむりんが尋ねた。
「そうなんだよ。で、僕ね、犯人を追っていたんだけど、途中で見失っちゃったんだ!だから、僕と一緒に探してくれないかなって思ってね・・・。」
モグちゃんは顔を俯かせていた。だが、しまじろう達は決意した。
「そうなんだ。そういうことなら、僕達も協力するよ!絶対に・・・絶対に犯人を捕まえて、ぞうた達を助けるんだ!」
「そうだね。ぽん太郎も助け出そう!」
にいすけが続いた。
「良し、それじゃあ出発だ!」
しまじろうが指揮を執ると、早速一同は拳を上に掲げた。
「お~!」
「皆、有り難う!!」
モグちゃんは感謝の気持ちを伝えた。

しまたろうは自室のベットに座っていた。そして、唯ベットに座って考え事をしていた。
思えば、この屋敷に来てから、息子の友達が突然居なくなる事件が相次ぎ、殆んど口をきいていない。其ればかりでなく、実家から父親のしま吉や母親のすみれ、更に妻のさくらからも心配の声がLINEで送られてきたり、電話も来たりしていた。
だが、しまたろうはLINEに返信こそはしているが、殆んど『大丈夫だ』と言った返事の仕方であった。
其の事件のことだけでなく、食事や発掘の際もしまじろうは自分の友人の所に行ってしまい、部屋や行きの電車の中位でしか息子とは過ごしていない。そのため、しまたろうはそのことも考えていた。
(今回、僕は着いて来なかった方が良かったのかな・・・。)
だが、旧友である大星の誘いを受けたのはしまたろうだった。其の際に、家族にも誘い掛けたのは他ならぬ自分であった。
しかし、蓋を開ければ強盗犯と思われる誘拐事件が起きてしまった。折角、息子に快適で安心できる旅行をと思っていたのに、其の思いが打ち砕かれてしまった。
其れは、しまたろうにとって、深刻な問題と言えた。
と、其の時、自身のスマホにLINEの着信音がした。しまたろうはベッドの枕元に置いてあったスマホに駆け寄った。相手はやはり実家に居るさくらだった。
『今日もお疲れ様。貴方やしまじろうが無事であることを祈るよ。』
LINEには妻からの労いと祈りの言葉があった。しまたろうは黙ってスマホの画面を見つめていた。

よりこも又自室に居た。そして、この部屋にはよりこだけでなく、ひつじいとぽんざえもんも居た。
「あぁぁぁぁ~!!坊ちゃま~!!坊ちゃま、無事に帰って来て下さい~!!」
「ひつじい、きっと、ぽん太郎は無事じゃ!無事だということを信じるんじゃ!」
「御主人様は平気なのですか?」
「オッホン!私だって心配じゃよ!だが、今はぽん太郎の無事を祈るしかあるまい。」
そんな声がよりこの背後から聞こえてくる。
ひつじいとぽんざえもんは、ぽん太郎のことを大星に託すと、一旦各々の部屋に戻ったが、不安だったのか、突然よりこの部屋を訪ねてきたのであった。だが、よりこは特に何も考えずに二人を招き入れた。それから三人で、自分の孫のことについて話していた。だが、その最中にひつじいは感極まり、ずっと涙を流していたのであった。
其の様子を見たよりこも又、窓際に立ち、少し困惑した表情で、孫のにゃっきいとにいすけのことを考えていた。
よりこはにいすけと一緒に来たが、まさかこのような事件に巻き込まれるとは思っても居なかった。そして、仲間が浚われていく中、次は孫かも知れないとずっと考えていると、食事も殆んど喉が通らなかった。
そのため、よりこは今朝からあまり食欲が無く、出された食事も殆んど手をつけなかった。だが、よりこは空腹は全く感じなかった。よりこにとって、今大切なのは孫が浚われないことや仲間が無事に帰って来てくれること、唯それだけだった。
そして、唯一人、ちゃれんじ島に残っているのねねのことも考えた。
(ねね、今にいすけやにゃっきいは無事よ。だから、安心して・・・。)
よりこはテレパシーでねねに伝えようとしていた。するとその時、
「あの~、桃山様。私、一寸話があるんですが・・・。」
「あ、良いですよ。」
さっきまで嘆いていたひつじいが、よりこを呼んだ。よりこはひつじいとぽんざえもんの話を聞くことにし、窓際から離れた。
「あの、家のぽん太郎坊ちゃまは、無事に帰って来るのでしょうか?」
単刀直入にひつじいは尋ねた。ひつじいは既に泣き止んでいたのか、目が滲んでいる様子は無かった。しかし其れでも、困惑した表情を浮かべていた。
「きっと、大丈夫だと思いますよ。私も孫のにいすけとにゃっきいのことが心配ですけど、特ににゃっきいはガオガオさんとかと色々と実戦を積んでいますから、こういったことには強い筈だと信じていますよ。」
よりこは特に考えもせず、さらっと自分の思いを述べた。
「そうですか。私もこのようなことは本当に初めてですので、心配ですよ。本当にぽん太郎が無事にいることだけを思っていますから。」
ぽんざえもんが述べた。
「若しかすると、私達が豪邸に住んでいるということを見越しての犯行でしょうか?そしたら、身代金を請求するかも知れません・・・。あああ、どうしましょう・・・。」
ひつじいはパニックになり、頭を抱えて其の場にしゃがみ込んだ。だが、よりこは冷静だった。
「ひつじいさんにぽんざえもんさん、私も心配ですよ。若しかすると、犯人側から何か言って来るかも知れません。そうしたら、色々と考えましょう。」
「そうですね。いやあ、有り難う御座います、桃山さん。ほら、ひつじい、落ち着くんじゃ!」
ぽんざえもんもひつじいを慰めた。
「は、分かりました。御主人様・・・。」
ひつじいは漸く落ち着きを取り戻したようだった。

たま子は食堂に居た。
部屋で何もせずに過ごすのも退屈かと思い、態々、絵本のためにとPCとデジカメとスケッチブックを持って食堂へと移動したのであった。
食堂には、自分以外は誰も居なかった。そんな中、たま子は画面がデスクトップの状態のままのPCを見つめていた。
何時もなら、デジカメで撮ったSDカードをPCに差し込んだり、スケッチブックを開いたりして、絵本の執筆と行きたいところだが、物騒な事件が続いているということもあり、中々その気にもなれなかった。
たま子はこの間、絵本の出版社に「最新作も期待して下さい!」と張り切って言ったのを思い出した。だが、其の張り切りは今は全く出せるような状態ではなかった。〆切等は定められていなかったが、書けないともなると、出版社や読者に迷惑を掛けてしまう。たま子は其ればかりを考えていた。
こんな時、たま子はよく、デスクトップの背景のつむりんとのろりんに話し掛けたくなる気分である。
たま子は声には出さないが、気分だけでもSkypeをしているかのようになれるのであった。
デスクトップのつむりんとのろりんに話し掛けてから1分程過ぎた。
(貴方達を楽しみにしている子ども達のために、私頑張るわ!)
つむりんとのろりんの励ます声が聞こえたのか、執筆を始める気になったようであった。
こうしてたま子は誰も居ない食堂でPCに向かい、執筆を始めようと思い、Wordを立ち上げたのであった。

そして、しまじろう達は屋敷の外を隈なく探していた。あの後、モグちゃんから手分けして犯人捜しを言い渡されたが、其れでも襲われたらどうしようという気持ちは物凄く強かった。
しまじろうは恐る恐る、屋敷の周囲を調べていた。
其の時だった。
「お~い!皆!!」
しまじろうは其の声の方に顔を向けた。モグちゃんだった。
「モグちゃん、如何したの?」
しまじろうはそう言い、モグちゃんの元へと駆けつけた。
しまじろうが駆け付けると、既に他の仲間は集合していた。其処は、屋敷の玄関前だった。
「如何、怪しい人居た?」
モグちゃんが尋ねた。
「いや、僕は見つからなかったよ。皆は?」
しまじろうが他を尋ねたが、返事は同じだった。
「そうか・・・。其れでね、僕若しかすると、アジトに居るんじゃないかなって思うんだ・・・。」
「え?アジト?」
とりっぴいが尋ねた。
「犯人が潜んでいる所だよ。」
らむりんが答えた。
「其れでモグちゃん、アジトを知っているの?」
と、にゃっきい。
「うん。此処から少し離れた場所にあるんだ。ひょっとすると、皆は其処に居るかも知れないよ!」
「そうなったら、行きましょう!」
みみりんが指揮を執った。すると、
「みみりんの言う通りだよ。僕はぞうたが無事ならば其れで良いよ!」
「僕もきりんたやきっこが無事ならば・・・。」
「そうだね。じゃあ、案内してよ!」
ぶうたとかんたともんたが口々にした。そして、
「ぽん太郎は僕にとってもにゃっきいにとっても大切な友達だ!絶対に助け出してみせる!」
にいすけは決意を固めた。
「じゃあ、案内宜しくね!」
らまりんが指示を出した。
「良し、じゃあ行くよ!」
モグちゃんがそう言い残すと、しまじろう達は後に続いた。
そして、
「良し、しまじろう達、モグちゃんに続いたよ!」
上手く見つからないように隠れていたドカペもその様子を伺い、からくさが言った。
「じゃあ、俺達も行こうか!」
と、ドット。
「きっと、あの子が一番驚くんじゃないかな~!」
ペイズリーは少しにこやかな表情を浮かべていた。
「そうだな。後はあいつ等が真実をちゃんと話せるかどうかだ・・・。」
ドットは少し緊迫していた。
「多分、大丈夫だよ。だって、しまじろうの友達でしょ?だったらきっと・・・。」
からくさがそう言い残した。
「うん。おいらも心配だけど、やってみなければ分からないよ。これ以上、しまじろう達に疑われるのも嫌だし・・・。」
と、ペイズリー。
「そうだな。其れじゃあ、俺達も行こう!」
ドットがそう言い、しまじろう達の後を見つからないように続いた。

そして、ぞうた達はと言うと、例の人物の話を終え、先程食事をしていた場所に腰を下ろしていた。
「いや~、彼奴の話は何だろう、って思っていたけど、もうあれは解決したようなもんだったのか。」
きりんたが安堵の表情を浮かべた。
「そうだぞ~!僕やきりんたが、撃退するようなことを考えなくても済みそうだぞ~!」
ぞうたもすっかり安心していた。
「そうね。でも私は、ぞうたときりんたのこのこと、しか子先生に言っちゃおうかな~って思っているんだけど・・・。」
きっこは鬼の首を取るような発言をした。すると、
「え~!そう言うきっこだって、連れて来られたじゃん!」
「そうだぞ~!僕が言い付けたい位だぞ~!」
きりんたとぞうたは其々不満を口にした。
「あ、なんて冗談よ!今回のことは水に流すわ!」
きっこは上機嫌な表情を浮かべた。
「ほ、良かった~!」
きりんたが胸に手を当て、軽く息を吐いた。ぞうたもすっかり安心した様子だった。
「でも、ぞうたは遺跡の仕事をサボって、らまりんって子に怒られていたわよね・・・。」
きっこはぞうたに少し殺気付いた目線を送った。すると、
「あ・・・いやあれは・・・その・・・。」
ぞうたは後頭部に手を当て、照れていた。
「其れより、僕達は何時になったら戻れるんだ?僕はひつじいやお祖父ちゃまのことが心配なのだよ。」
ぽん太郎が、和やかな雰囲気を濁すかのように、不満を口にした。
「そう言えば、忘れてた!全く、僕も同意見だよ!こんなことになるんだったら、あの時撮影を断っておけば良かったよ!僕はサイ監督やママが心配だよ・・・。」
たまさぶろうが直ぐに同調した。
「そうね。私も他のクラスメイトのことが心配だわ。だから、早く終わって欲しいわ・・・。」
きっこも又、先程のにこやかな雰囲気から一転し、心配そうな表情を浮かべていた。

そして、しまじろう達は漸くアジトに辿り着いた。そして、犯人側も準備が整い、しまじろう達の到着を待っていた。
「ここが、アジトだ・・・。」
モグちゃんは震えそうな声で言った。だが、らまりんは来た覚えのある場所なのか、何と無くこの先の道順が分かっている表情を浮かべていた。
すると、しまじろう達の前に、そいつは現われた。
「やっと、来たか・・・。」
「君、誰なの?如何して、僕の大切な友達を連れ去ったのさ!」
しまじろうは闇の向こうで、相手は確認出来なかったが、其処に居るのは明らかで、早速単刀直入に尋ねた。
「そうだな・・・。ま、俺達の目的は・・・、其のらまりんって子のためだよ!」
「え?何で、私のために、こんなことをしたのよ!其れより、貴方達は誰なの!!」
らまりんは激怒した。そして、そいつは闇の中から姿を現し、しまじろう達の持っている懐中電灯の明かりの前に出現した。
「あ!き・・・、君は!!」
しまじろうは意外な人物の登場に、驚愕の声をあげた。

次回予告
しまじろう「やあ、皆!遂にアジトに辿り着いた僕達、果たして、其処に皆は居るのか?そして、らまりんに意外なことが・・・。次回、第13章 事件の目的  おっ楽しみに!」

後記
今回は、事件関係者の思いや、黒幕に立ち向かうしまじろうを主に書いた。そろそろクライマックスが見えてきた今回の展開。懐かしいキャラの登場の中、果たして事件の真実は如何に?次回も期待せよ!


其れでは、ここからは今週のしまじろうについてである。(BS11の場合は、3月7日の放送になる。)


今週は、今年3回目となる再放送だったので、本編については深くは触れない。(若しも気になった方が居れば、DVD「ゆうきいっぱい傑作集」を視るか、TXNのある地域の場合で見逃した方はBS11の再放送を、無い地域の場合は、其々の地域で放送されている物を確認すると良いだろう。)

其れでも、良いシーンだと感じたのは、使いに自分から行こうとする所だと思う。実際、日テレの「はじめてのおつかい」今回のサブタイと被るがでは、大体親の方から頼むことが多い。(因みに、クレしんの第1話もみさえが野原しんのすけを使いに行かせる話だった。)
でも、さくらの「しまじろうは、未だ(使いなんて)早い!」って言ったシーンを聞くと、何と無く「日テレのあの番組知ってる?」と訪ねたくなる次第であった。

他に、とりっぴいが途中で介入した際、メモを飛ばしていたが、大体の方は「お前は飛べよ!」と突っ込んでいたこと間違い無しだったことだろう。こういうシーンで、とりっぴいがお荷物って感じがするわ。本当、とりっぴいを降板させて、らむりんを返して欲しい位だわ・・・。
・・・にしても、覗き見していたしまたろうは、しまじろうのメモを拾ったのは良いが、とりっぴいのは拾ったのだろうか?(終えて帰ろうとした際、渡している描写も無かったし・・・。)

さて、本編はこれ位にしておき、他に気になったことを述べる。
先ずはこちら。
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しまじろうSPCの告知である。
愈々、開催まで1ヶ月を切ったSPC。そんなことも有ってか、態々TVでも告知をしていた。又、会場の有明コロシアムは収容人数1万人であることから、まさに過去最大規模のしまコンと言われている感じが分かると思う。
因みに、この記事を書いている時点では、一般先行発売期間中であるが、明日28日までである。だが、先行発売は抽選で、1日の夜に結果が分かる。だから、早くても遅くても其の日で明らかになる。
落選したら、2日から始まる先着形式の一般発売になるが、これに関して言えば、早い者勝ちである。

と言うことで、チケットはお早めに・・・。

次に、
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製作さん、もう何が言いたいか、分かるよな?
tt_convert_20160227220514.png
こうしてくれるのは、いつのことになるんだね?

前回も含め、散々中の人繋がりを無視するなと言う話をしてきた。がしかし、今日の本編でもこの様である。
視聴者の意見を聞く耳を持っているのだろうか?まさに、馬の耳に念仏と言えるだろう。

今回は再放送だったが、はなの出演があったからはなの名を載せる。当たり前のことだと思うが、間違っているだろうか?
若し、中の人繋がりを無視するというポリシーがあるのなら、其れは捨てて頂きたい。

声の出演テロップは、“中の人”を知るための最良の手段なのである。其れに対し、頑なに無視し続ける製作の意図が良く分からない。若し、今後もそうするつもりならば、どうしてそうしたいのか教えて頂きたい!

其の頃、縞野家では・・・
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はな「テロップに載らない、嫌!はなたんも載りたい!はなたんも載りたい!!」
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しまじろう「はなちゃん、諦めなよ!はなちゃんはみみりんと声が同じなんだから、載らなくてもしょうがないでしょ?」
さくら(しまじろうも言うわね・・・。お母さんはわお!以前は殆んどテロップされなかったのに・・・。)
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はな「ベネッセにテレビせとうち、め!おにいたん、ズルい!め!!」
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しまじろう「はなちゃんはそうやってしつこいから、載せて貰えないんだよ!もう知らない!」
はな「フン!」


数時間後・・・、

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はな「お兄たん、テロップ!」
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しまじろう「だからはなちゃん、何度も言ってるでしょ?はなちゃんは、みみりんと声が同じだから、載せる必要は無いの!其れに、声聞けば、TVの前の皆だって分かるから問題ないの!」
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しまじろう「其れに、去年のコンサートだって、僕としては居なくても良かったと思うよ!はなちゃん、ずっとロボットのパボのことばっかり心配して、ロボットの国の心配や、ワット君とちっとも絡んでなかったじゃん!其れに、季節は夏だって言うのに、衣装間違えてたし!お陰で、僕あの後叱られ・・・(後略)」
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はな「ベネッセ、テレビせとうち、嫌い!はなたんテロップ載らない、嫌い!!」
しまじろう(イニシャルが一人だけ、S・Sじゃないからって、いい気に乗るな~・・・。何処まで我が侭なんだろう・・・。)

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みみりん「みみりんと声が同じはなちゃんも結構大変ね!ま、みみりんは毎週載るから問題ないけど・・・。(他人事)」

さて、製作は上記のしまじろうのような考えをお持ちなのだろうか?そうだとしたら、止めて頂きたい!
次回、はなやとりぴ、ライオンポリス等、メインキャラと中の人繋がりがあった場合は、絶対に無視しないで頂きたい!次こうならなかったら、クレームだ。

そんな今回の話だったが、次回は映画公開直前と言うことで、映画の序章編である。思えば、去年のこの時期も序章編をやっていた。そして、今年も同じく序章編をやることになる。
だが、序章編は良いとしても、去年と同様に、夏頃になったら映画ネタのゴリ押しの話をやるのだけでは、本当に止めて頂きたい!
これは、何度も言っているが、映画を視ていない視聴者からすれば、意味も通じないだろうし、面白くも無い筈だからだ。若し、本編でプニたん等、映画キャラを登場させるなとは言わない(ひょっとすると、次回登場する可能性がある。去年は一切出なかったが・・・。)が、どうしても登場させたいと言うのなら、映画ネタは控えめにして貰いたい。(去年の例だと、ブンブンパックとか絶対に意味が分からないだろうし・・・。とか言いながら、ちゃれんじ園オフには出しまくりだけど・・・。

まあ、次回は視れるかは分からないが、視れれば視たいと思う。

因みに、次回の話を映画公開の11日までにやる地域は、TXNの他、沖縄(OTV)、青森(RAB)、三重(MTV)、奈良(TVN)、石川(KTK)、秋田(ABS)のみである。そして、最初の週末に放映するのは、山形(YTS)、滋賀(BBC)、和歌山(WTV)である。
又、BS11でも、公開直後に放送予定なので、今回は映画までのラグが有って良かったと思う。


おまけ
今日の実写パートにて、
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おや、アルマジロと言えば・・・、
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アルマジロ大王「フッフッフ・・・どうやら、ベネッセとテレビせとうちは、わしの存在だけは覚えてくれていたようだな!ま、邪魔者のつむりんとのろりんが忘れ去られた今、あの世界は、今後わしの物になるのじゃ~!!」

???「そうはさせるか!!」
アルマジロ大王「なぬ?!」

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つむりん「自分だけ出ようなんて許さないぞ!」
のろりん「そうだ!僕達は、突然、戦力外通告を受けて、絶望していたと言うのに・・・アルマジロ大王に、ベネッセにテレビせとうちめ!!!」

20160227211650.jpg
つむ・のろ「アルマジロ大王、ベネッセ、テレビせとうち!!これでも食らえ!!!」
20160227211303.jpg
つむ・のろ「友情パワー!!!!!」


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アルマジロ大王「何でわしまでこうならんきゃなんないんじゃ~!!!」
ハリネズミ軍団「あの、今回俺達の出番要ります?」
友情出演って奴っすよ!


・・・と言う訳で、たま子の自信作、「つむりんとのろりん」を思い出さずにはいれなかった。・・・でした~www!

たま子「そう言えば、私の出番も極端に減った気がするわ・・・。」


更におまけ
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今回は、しろ・くろりんだった。
こちらもあと一人・・・じゃなくて一くm・・・である。(誰かは次回の御楽しみに!あ、予告で分かるか・・・。
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