ちゃれんじ園 オフ ~山奥集落の誘拐事件~  プロローグ・第1章

愈々、今週から始まる新たなノベルスストーリー「ちゃれんじ園オフ2」。又、前回同様、1週ずつ新作をうpして行こうと思う。又、其れ以外にも話題があれば、それに関連することもうpしようと思う。
そして、今週であるが初回なので、プロローグと第1章をうpする。

其れでは、新ストーリー「ちゃれんじ園オフ2」。遂にスタート!

プロローグ

午前10時前、島根県出雲市にある山陰本線・直江駅に、とある電車が通過した。東京からの寝台特急「サンライズ出雲」である。其れは、出雲市駅に向けて走行していた。其の中には、とある五人の人物が乗っていた。
其の電車の中で一番豪華であるA寝台サンライズデラックスには、とある狸の高齢男性が、下の二人用であるサンライズツインには狸の少年と羊の執事らしき人物が乗っていた。そして、隣の部屋にはピンクの猫の少年と同じピンクの猫の高齢女性が居た。其の電車は、間もなく到着のようで、車内に放送が響き渡った。
『間もなく、終点、出雲市です・・・。』
「もう直ぐ到着のようですぞ!坊ちゃま!」
「その様なのだな!早速、上のお祖父ちゃまにも知らせて来なくては!」
ベッドに座りながら執事らしき人物と話していた少年は、ベッドから立ち上がり、上に居る祖父を呼びに部屋を出た。
一方で、隣のピンクの猫が居る部屋では・・・、
「お祖母ちゃん!もう到着するみたいだよ!」
「そうみたいだね。早速降りる支度をしなくてはね!」
こちらも同じようにベッドに座りながら話をしていた。こうしている間に、出雲市駅のプラットホームに滑り込んで行った。
そして、五人は早速出雲市駅のホームに降り立った。時計の針は午前9時58分を指していた。

「いやあ、漸く付きましたね。坊ちゃま・・・」
「本当に長い旅路だったな~・・・。ひつじいにお祖父ちゃま・・・。」
「オッホン!まさにその通りだな!ぽん太郎!」
サンライズから降りたぽん太郎は、伸びをしながら、ひつじいと祖父のぽんざえもんに話しかけた。すると、彼の前を歩いていた一人のピンクの猫の少年が振り向きながら口を開いた。
「未だ、着いていないって!ぽん太郎!これから、車で其の場所に向かうんだから!」
「ああ、そうだった!僕もうっかりしていたよ・・・。すまなかったのだ!にいすけ君。」
「あらあら、にいすけもぽん太郎君も本当に、あの人に会えるのが楽しみみたいね・・・。」
桃山にいすけの祖母、よりこが笑みを浮かべながら答える。
「勿論楽しみだよ!だって、ちゃれんじ園を卒園して以来の再会なんだから!」
「僕もなのだよ!あの人物は元気なのだろうか?」
ぽん太郎の嬉しそうな表情に、ひつじいとぽんざえもんは微笑んでいた。こうして一行は、駅の改札に向けて歩を進めていた。
だが、そんな彼らに尾行者が居たことは知る由も無かった。其の尾行者は、サンライズのドア付近に身を潜めていた。
「成程、あれが僕の従兄弟のフレンドか・・・。」
そして、尾行者は彼らに気付かれないように、サンライズを降りた。
「さて、どうやって、僕の従兄弟を焦らせてあげようか・・・。そうだ!あいつらに!フッフッフ・・・。」
尾行者は歩きながら忍び笑いをした。あの虎と似たような容姿で、赤いタンクトップと前髪のつもりのが特徴の彼。
其の彼の名前は「トミー」。しまじろうの母方の従兄弟で、海外育ちの虎の子であった。

そして、縞野しまじろう達は、東京駅総武・横須賀線地下ホームにいた。其処にはしまじろうの他に、彼の父のしまたろうと絵本作家のたま子とちゃれんじ園のクラスメイト等の姿があった。
何故、彼らはここにいるのだろうか。其れは、これから成田空港、いや、フランスから来たあの人物を迎えるためである。時計の針は午後8時50分を指していた。
「もうすぐ、来るはずだよね?けんと!」
しまじろうは、鉄道ファンのこしばけんとに尋ねた。すると、けんとは持ち運びサイズの時刻表を見ながら答えた。
「うん。其の筈だよ。だって、乗っているのは成田エクスプレス50号高尾行きでしょ?だったら、もう来る筈だよ!」
「けんとったら、時刻表まで持ってくるなんて用意がいいのね!」
緑原みみりんが、けんとを褒め称えた。すると、けんとは少し赤面し、
「いやあ、其れほどでもないよ・・・。」
「でも、又来てくれるだけでも、とりっぴい嬉しいよ!」
「私もよ!」
空野とりっぴいと桃山にゃっきいが声をあげる。
その時、ATOS(接近放送)が掛かった。
『間もなく、1番線に、成田エクスプレス50号、高尾行きが参ります。危ないですから、黄色い線までお下がりください。』
「あ!電車来るってよ!けんと!」
口を開いたのはかばやまかんただった。
「そうみたいだね!僕も成田エクスプレスは乗ったことが無ければ、見たこともないから、どんな電車なんだろう~!いやあ~!ワクワクして来た~!」
期待を滲ませるけんとに、
「もう、けんとったら又電車のことに夢中になったぞ~!」
「ぶう・・・、けんとったら・・・。」
いけのぞうたととんだぶうたが、少し呆れ交じりで答えていた。そして、程無くして、成田エクスプレスが入線して来た。其の時も、実物を見たけんとが一番歓喜していた。そして、先頭車両があっという間にしまじろう達の前を通過し、大分進んだところで停車した。
「あ!皆!手振っているよ!」
しまじろうは、あの人物が、ドアの窓越しで手を振っていた。一同も其れに答える。
「僕も久しぶりだよ!ね、もんた!」
「僕もですよ。あの時からどの位の月日が経ったのか僕にも分かりませんね・・・。」
と、くさのきりんたときむらもんたが手を振りながら言い合った。程無くして、ドアが開き、あの人物は降りてきた。

            第1章 出雲への招待状
―――しまじろう達が東京駅で成田エクスプレスを待つことになる数週間程前の話であった。縞野家に一通の郵便が送られてきた。
「しまじろう~!しまじろうに手紙だよ~!」
しまじろうの母・さくらは配達されたばかりの手紙を持ちながら、しまじろうを呼んだ。
「は~い!」
さくらに呼ばれたしまじろうは、威勢のいい返事をし、2階から駆け足で降りてきた。
「お母さん!僕に手紙って誰から?」
「フフフ・・・。見れば分かるわよ!」
微笑みながらさくらは、その手紙をしまじろうに渡した。
「え~っと・・・、あ!らむりんからだ!」
エアメールの差出人の欄に牧場らむりんの名前を見つけ、思わず声をあげた。
「久々にらむりんちゃんから来たのね!開けてみなよ!」
さくらがそう言うと、2階の自室に駆け上がり、封を開けるのであった。
手紙にはフランス語が混じっている箇所もあり、気になったが其れでもしまじろうは手紙を読み進めた。手紙を読み終えた時、しまじろうは満面の笑みを浮かべた。

その頃、桃山家では、
「にいすけ!手紙だよ!」
にいすけとにゃっきいの母・ねねが、にいすけの自室の前で手紙を持ちながら言った。
「え?僕に手紙?誰から?」
にいすけは疑問を浮かべながらねねから手紙を受け取った。すると、
「あ!これは・・・!!」
差出人の欄を見た瞬間、“旧友”からの手紙であることが分かり、早速開封した。
手紙を一通り読み終えると、にいすけは喜びを浮かべた。
そして、夕食時になった。食事中、ずっと微笑んでいるにいすけをにゃっきいが疑問に思っていた。其処で、にゃっきいは食事の手を止め、野菜サラダを頬張っているにいすけに聞いてみた。
「お兄ちゃん。今日、何かいいことでもあったの?」
「勿論だよ!その日が来るのが楽しみだよ!!」
「え?その日って、何かあるの?」
にいすけの箸の手が止まる。
「え?あ、別に何でもないよ・・・!」
何かを隠していそうな表情を見せながらにいすけは箸の手を再び動かした。しかし、にゃっきいは気になり、
「ママにお祖母ちゃん、お兄ちゃん、何か特別な日でもあるの?」
食事中のねねとよりこに尋ねた。すると、
「う~ん・・・特に何も知らないわ!」
と、よりこ。
「きっと、今日にいすけ宛てに来たあの手紙のことかしら・・・。」
ねねが言うと、
「え?お兄ちゃん宛てに手紙?どんな手紙が来たの?」
と、再びにいすけに問い掛ける。
「う~ん。でもこれは、にゃっきいには関係ないと思うよ。」
「そんなこと言わないで教えてよ~。兄妹でしょ~。」
駄々を捏ねるにゃっきいを見つめながらにいすけは、少し困惑しながら、
「しょうがないな~。じゃあ、後で僕の部屋に来て!教えるからさ!」
「有り難う!お兄ちゃん!」
にゃっきいは満面の笑みを浮かべた。

翌日、ちゃれんじ園では・・・、
休み時間、園庭の片隅でしまじろう達は談笑していた。
「其れで、しまじろう・・・、今朝バスの中で「良いことがあった」って言っていたけど、何のことなの?」
とりっぴいは今朝、登園時に通園バスの中でしまじろうが言っていた『良いこと』について気になり、疑問を投げ掛けた。
「みみりんも気になるわ~!早く教えてよ~。」
「これだよ!」
しまじろうが見せたのは、昨日来た らむりんからの手紙であった。
「え?らむりんからの手紙じゃん!」
にゃっきいが声をあげる。
「早く見せて~!」
みみりんが急かすと、しまじろうは早速、封筒の中の便箋を取り出した。そして、みみりんに渡した。
暫くすると、
「え?らむりんが又来るって?」
みみりんが歓喜の声をあげる。
「そうなんだよ。手紙にもある通り、らむりんのお父さんが東京で個展を開くっていうから、其れで来るんだって!」
「そう言えば、らむりんのお父さんって画家だったよね。らむりんから聞いたことあったっけ・・・。」
とりっぴいが腕組みならぬ“羽”組みをしながら答えた。
「其れに、ちゃれんじ島にも来るかもって手紙に書いてあるわ!」
にゃっきいが手紙を読みながら言った。
「そうともなれば、とりっぴい感激だよ!らむりんに又会えるなんて!」
「お父さんの個展にも是非、皆で来て欲しいって書いてあるから、しか子先生に頼んで、又皆で行こうよ!」
しまじろうが誘い掛けると、
「其れいいわね!」
にゃっきいが賛成した。すると、
「あ!そうそう!私も昨日一寸良いことがあったのよ!」
にゃっきいが話題を移すと、
「え?にゃっきいにもらむりんから手紙が来たの?」
と、とりっぴい。
「う~ん、まあ似たような所かな・・・じゃあ、帰りに教えるね!」
にゃっきいが言い終えると、チャイムが鳴った。
「あ!休み時間が終わるわ!早く教室に戻らないと・・・!」
みみりんが言うと、足早に教室に急いだ。

そして、帰りのバスでは・・・、
「其れで、にゃっきいはどんないいことがあったの?」
しまじろうが早速疑問を投げ掛ける。
「昨日、お兄ちゃん宛てに手紙が来たんだけど、来週か再来週辺りに昔の友達に会いに行くの!其れで、若し良かったら私も連れてってくれるんだって!」
「へ~!良いわね其れ!」
と、みみりん。
「其れで、にいすけ君は何処へ行くんだって?」
しまじろうが再び疑問を投げ掛けると、にゃっきいは少し上目になり、
「確か・・・、出雲って言っていたわね・・・。」
すると、にゃっきいの直ぐ前の席に座っていたけんとが割り込んできた。
「出雲って言えば、寝台特急のサンライズ出雲の終着点だよね!」
「あ、けんと・・・。」
けんとの直ぐ横に座っていたとりっぴいがボソッと言うと、
「けんと、寝台特急って何?」
しまじろうが疑問を浮かべた。
「寝台特急っていうのは、夜に出発して、次の日の朝に目的地に着く電車のことだよ!で、その電車の中はホテルのようになっていて、ベッドやシャワールームなんかもあるんだ!僕も寝台特急は乗ったことないから乗りたいな~・・・。」
けんとは期待を滲ませていた。
「でもけんと、行くのはにいすけ君でけんとじゃないんだよ!」
しまじろうが苦笑交じりでけんとに言うと、
「そうだけど・・・。そうだ!にゃっきい!僕も着いていっちゃ駄目かな?」
けんとがにゃっきいに問い掛ける。
「そうね・・・。じゃあ、今日お兄ちゃんに聞いてみるわ!其れで良かったら、らむりんのお父さんの個展の序でに行くってのも良いかもね!」
「良いね!其れ。」
とりっぴいが歓喜した。
(ま、どうせ其の寝台特急って言うのに乗りたいだけなんだろうけど・・・。)
にゃっきいは笑みを浮かべながら思った。

その夜、縞野家では・・・、
「はい、縞野です!・・・あ、はい、居ますけど・・・、あ、分かりました。少々お待ち下さい。」
縞野家に一本の電話が入り、さくらが電話を受けていた。
「お父さん!電話よ~!」
「え?僕にかい?」
しまたろうは多少疑問を浮かべながら、コードレスフォンをさくらから受け取った。
「あ、もしもし、変わりました。あ、マキノ君?久し振り~!・・・、どうだい?あれの方は?・・・え?本当かい?其れは良かった!じゃあ、今度そっちに行くよ!・・・え?・・・あ、僕の息子で良ければ・・・。分かった。・・・あ、それじゃ・・・。」
しまたろうは電話を切るボタンを押した。
「お父さん、僕を何処かに連れて行ってくれるの?」
電話を聞いていたしまじろうがしまたろうに尋ねてきた。
「そうなんだよ。実はだな、お父さんの学生時代の友達で、マキノ君って言うんだが、出雲って言う所で遺跡の発掘調査をしてくれるんだが、其の発掘の手伝いのお誘いを受けたんだ!其れで、出来れば誰かと来てくれた方が助かるっていうんで、しまじろうに是非付いて来て貰いたくてね・・・。」
「そうなんだ!所でお父さん、遺跡って何?」
「遺跡と言うのはだな、昔の人が生活をしていて、今に残していってくれた物のことだよ!其れで、お父さんの友達は、其の調査を続けていて、近々TVでも取り上げられるんだってさ!」
「凄いことじゃないの!しまじろう、一緒に行ってあげなよ!」
さくらも喜びながらしまじろうを推した。すると、
「はなたんも行く~!」
しまじろうの妹・はなが駄々を捏ねてきた。すると、
「そうだな・・・。じゃあ、はなちゃんも行っても良いか聞いてみるよ!」
「ワ~イ!」
はなは万歳をした。

その頃、桃山家では、
「あ、もしもしぽん太郎?どうしたの?」
にいすけはぽん太郎と電話をしていた。
『にいすけ君、実はだな、今日、学校で出された宿題について教えて欲しい所があるのだが・・・、』
少し焦り交じりのぽん太郎の声が受話器から聞こえてきた。
「其れで、何処教えて欲しいの?」
『え~っと・・・、』
そう言うと、ぽん太郎は教えて欲しい箇所をにいすけに告げた。にいすけは既に宿題を済ませており、スラスラとぽん太郎に教えた。
「・・・と言う訳だよ!分かった?」
『有り難う!助かったのだ!・・・あ、そうだ!にいすけ君!君に聞きたいことがあるんだが・・・』
「え?」
『実はだな、この前、にいすけ君も知っているだろうが、ちゃれんじ園に通っていた頃のあの人物から手紙が来たのだが・・・。』
「あ、僕の所にも来たよ!そう言えば、あの人ってぽん太郎とも仲良かったよね!」
『おお!ならば、丁度良かった!是非、一緒に行って貰いたくてな!これからひつじいやお祖父ちゃまにも頼んでみるつもりだが・・・。』
「僕もお祖母ちゃんに頼んでみるよ!そしたら、僕と一緒に行こうよ!きっと、喜んでくれるよ!」
『じゃあ、又電話してくれたまえ!』
「分かった!じゃあぽん太郎も宜しくね!」
にいすけはそう言うと、電話を切った。
(やっぱり、ぽん太郎にも送ってきたのね・・・。良く三人で、あの頃は遊んだよな・・・。)
にいすけはふと、ちゃれんじ園で“あの人物”と遊んだ過去を思い出した。
そして、其の日は来た。

「にゃっきい、御免ね!まさか、断られるとは思わなかったからさ・・・。」
にいすけは桃山家の玄関口で、にゃっきいに詫びていた。
「別に良いんだよ!私もお兄ちゃんの邪魔をしたら、流石に拙いかなって思っていたし・・・。」
にいすけはふと困り顔を浮かべながら思い出した。
電話で“あの人物”に他に同行者が居ることを訪ねたが、「出来れば同行者は無い方が良い。」と言われてしまい、同行を断られてしまったのである。
(やっぱり、あの手紙のことにゃっきいに話すんじゃなかったかな・・・。)
にいすけはそう思うと、
「にいすけ、元気出して!断られちゃったのはしょうがないんだからさ!」
よりこが、にいすけを元気付けた。すると、
「でも、大丈夫だよ!にゃっきいにお土産買ってきてあげるから!」
にいすけは表情を晴れさせ、にゃっきいに言った。すると、
「本当?お兄ちゃん!じゃあ、楽しみにしているね!」
にゃっきいは心底から喜んだ。
「じゃあ、お母さん!気を付けて!其れと、にいすけもご迷惑になるようなことは無いようにね!」
ねねがにいすけに告げた。
「分かったよ!其れじゃあ、お母さんににゃっきい!行ってきます!」
そう言い、にいすけは玄関のドアを開けた。と、その時、
「おお!にいすけ君ではないか!」
丁度、ぽん太郎がひつじいとぽんざえもんと共に家の前に居た。
「あ!ぽん太郎君!」
にゃっきいも玄関から飛び出した。
「おや?にゃっきいさん・・・。」
「これはこれはにゃっきい様、こんにちは・・・。」
「こんにちは。ひつじいさん。今日は、私のお兄ちゃんと出掛けるんですか?」
「そうで御座います。この度は、坊ちゃまのちゃれんじ園に行っていた頃の友達に会いに行くので御座いますよ。」
「いやあ、いつも家のぽん太郎と仲良くしてくれて有り難うな!」
ひつじいとぽんざえもんが続けた。
「こちらこそです。そのことはお兄ちゃんから聞いていますよ。」
「そうでしたか。あ、其れでは坊ちゃまに、にいすけ様、そろそろ来る筈ですが・・・。あ、来ました!」
ひつじいが顔を横に向けると、一台の車がこちらに向かってきた。黒塗りのステップワゴンスパーダだった。其の車は桃山家のアプローチの前に止まり、助手席の窓が開いた。
「ハ~イ!ニイスケ君ニ、ポン太郎君、早速乗ッテ下サ~イ!私ガ空港マデオ送リ致シマ~ス!」
「あ、リチャードさん、こんにちは!」
運転席から声を掛けたのはちゃれんじ島に住む外国人のリチャードだった。にいすけ達は早速ステップワゴンに乗り込んだ。
「其れではリチャードさん、宜しくお願いします!」
「私からも、お兄ちゃんとぽん太郎君をお願いします!」
ねねとにゃっきいはリチャードに御辞儀をした。
「分カリマシタ~。」
そう言い、リチャードはステップワゴンを発進させた。

次回予告
しまじろう「やあ、皆!にいすけ君とぽん太郎君が、出雲に向かって、僕もお父さんに連れて行って貰えることになったよ!早速、ちゃれんじ園の皆も誘おうと思うんだけど・・・。そして、らむりんが又僕達の元にやってくる!次回、第2章 皆で出雲へ!おっ楽しみに!」

後記
今回は、前作で登場しなかったぽん太郎にひつじい、そしてたま子を登場させてみた。勿論、今作では、彼ら以外にも前作で出ていない人物が続々登場予定である。そして、懐かしのキャラ「トミー」果たして、今後どのように絡んでいくのだろうか?是非、完結までお楽しみに!


其れでは、ここからは今週のしまじろうについてである。(BS11で毎週視聴されている方は、12月7日の放送になる。)


今週は前回、しまじろう達が「ちゃれんじ丸」で、船旅でもするのかと思ったが、そうでは無く、博物館に改造された廃船「ちゃれんじ丸」に見学に行く話だった。
其の話では、先ずリチャードが学芸員としてバイトをしていたことである。其処で思ったのは、リチャードって職を転々としすぎじゃね?と思うことである。たまさぶろうの撮影スタッフとしてバイトをしていたこともあれば、温泉旅館でバイトをしていたこともあれば、時代遅れに感じる豆腐屋のバイトをしていたこともあった。
果たして、リチャードはこれまでに、何回職を転々としてきたのだろうか?そもそも、仕事を真面目にやっているのだろうか?(一回、スーパーでパート従業員として、雇って貰っていたが、遅刻多発が原因でクビになったって話はあったが・・・。)そこら辺が謎であった。

又、途中でしまじろうが処女航海をする空想シーンで、サイ監督ならぬサイ“海賊”が登場したが、予告で視た際に、たまさぶろうが登場するのか?と思ってしまった自分が居る。(其れについては後述。)唯、サイ監督とはこれと言った繋がりも無く、そっくりさんだろうと言うのが、自分が出した結論である。
もう一つは、しまじろうヘソカ第38話SP「キャプテンキャットの宝物」を髣髴とさせる展開もあったことである。

因みに、海賊と言うと寧ろバイキングとかそっちのイメージであって、日本では余りああ言う感じの海賊は居なかったと言うのは言うまでもない。
そして、前回も触れたが、ヘソカとわお!に於けるちゃれんじ丸の扱いについてである。ヘソカの頃は、普通の客船としてしまじろうヘソカ第56話「ひかりのめじるし」に登場していたが、今作では、引退して廃船になったちゃれんじ丸を、博物館に転用し活用しているというものであった。

そんな今回の話だったが、次回は恐れていたことが起きる。

そう、たまさぶろうの復活である。(登場事態は3ヶ月振り)しかも、ぞうぶう(ぞうた・ぶうた)も本編に絡んでくるので、これまで、ぞうぶうやたまさぶろう以外の(男子限定だったが)キャラにもスポットが当たっていた感がしていたが、又もぞうぶうにたまさぶろう以外のちゃれんじ園の仲間の影が薄くなってしまいそうである。(女子キャラは予告視た感じそんな風には見えなかったが・・・。)そもそも自分は、ギザっぽい、格好付けているあの顔見ただけでムカつく位あの豹野郎が嫌いなので、そう思っている次第である。好きって言う人は本当に御免なさい!

其れに、先週の放送時にたまさぶろうの影も形も無かったあの話は何だったのだろうか?てっきり、転校したかと勝手に予測していたが、自分が其のことをうpしていたのを製作側の目に留まり、あの豹野郎の話をやることを思いついたのだろうか?ってな訳で、製作側の人間で何方か当ブログをご覧になっている方がいらっしゃいましたら、遠慮無くコメント欄にお寄せ下さい!其れの真相を知りたいので・・・。そして、転校の話をしたが、子役俳優となると事務所の異動やそういった関係で、転校してしまうと言うことだってある。だから、そろそろあの豹野郎には引っ込んで貰いたい位である。来月出演したらクレームだ。
自分からすると、ああ言ったキャラは多分消えるだろうと思う。いや、今直ぐにでも消えて欲しい位である。

と言う訳で、次回は視れるかは分からないが視れれば視たいと思う。(あの豹野郎をケチョンケチョンにしたけれどw)
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