ちゃれんじ園 オフ ~狙われた子役(スター)・人気の座を手に入れろ!~ エピローグ

さて、去年秋頃からお送りしてきた「ちゃれんじ園 オフ3」は、今回を以って遂に完結である。

事件は解決し、どのような結末を迎えるのだろうか?
其れでは、スタート!

エピローグ

其の後、身柄を長野県警からちゃれんじ島の警察に移されたまさひろとマネジャーは、如何なる取締りにおいても素直に容疑を認めた。
そして、彼や行動を四六時中気にしていた母親の証言から、事件の様々なことが明らかになった。
長野県警が監禁場所を既に知っていたのは、母親の通報からだった。母親は、まさひろが「事務所の仲間と共に、暫らく出掛ける。」と言い軽井沢に出掛けていた。母親はこの時既に、「たまさぶろうを懲らしめるつもりだな」と感づいていた。
まさひろの父親は数ヶ月前から、双方の性格の不一致を理由に別居生活を過ごしていた。その時から母親は、「これが原因で、心理状態がおかしくなりそうだ。」と思っていた。まさひろは生まれながら父親をずっと尊敬してきていた。其のことから、恐らく今回の騒動は、其れから引き起こしたと母親は確信した。
母親は、まさひろが出掛けると、部屋の中を捜索した。すると其処には、計画書のようなものが残されていて、復讐の舞台として、軽井沢の地名があった。だが、具体的に軽井沢の何処で彼を懲らしめるかと言うことは記されていなかった。
そんな中、母親はあることを思い出した。
其れは、まさひろが幼少だった頃の話である。家族揃って、軽井沢にキャンプに行ったのであった。其の際、幼少だったまさひろはある一軒のログハウスが気に入り、其処で過ごすことになった。本人はかなり気に入ったらしく、帰る日になっても尚、「帰りたくない」と訴え、大変だったと言うことである。
其れを思い出すと母親は、其のキャンプ場を調べてみた。だが数年前に閉鎖されていた。そんな中、ログハウスだけは残っていたのだと言う。
こうして母親は、幼きまさひろのことを思い、「あの場所で懲らしめるに違いない」と言うことも確信した。確信した後、彼女は警察に其のことを伝え、逮捕に至ったのであった。
母親は逮捕時のニュースの取材に対し、「当てずっぽうで教えたつもりが、的中するとは思わなかった」と答えた。
そして、引退騒動は、しまじろう達がちゃれんじ島に帰った翌日の夕方頃から、TVやラジオ、ネットニュース、SNS等どのメディアも意外な結果だったことを伝えていた。
翌日には、朝のワイドショーを始め、各スポーツ紙や週刊誌でも「たまさまの引退騒動は嘘。兄貴分に狙われていた。」、「何故、たまさま引退を捏造したか?」や「たまさまを心配する声がネット上ではかなり書かれていた」等と伝え、ワイドショーの出演者やコメンテーター等も本当に引退すると信じていたため、引退が嘘だったと言うことが分かると、どの人も目を丸くしていた。
又、ちゃれんじ島のニュースでは「現在は長野県佐久市の病院に入院中で、近々退院出来るだろう」と伝えていた。
其れから数日後、ちゃれんじ園の休みも終わり、風邪で行けなかったぞうたも含め、すてっぷ組では全員登園して来た。更に、じゃんぷ組にもくにあきの姿があった。
勿論、ほっぷ組にもしんいちの姿があり、あの事件が解決したと言うこともあり、これまでと違った表情で登園してきていた。この姿に、担任のいぬ子も一安心した。
そんな中すてっぷ組では、行けなかったぞうたに各々が色々な思い出を話した。たまさぶろうとは一度、チラシで共演したことがあるぞうたが気になっていたのはやはり、たまさぶろうの引退のことだった。
だが彼らは、引退を止めたことはぞうたには打ち明けず、ぞうた以外の秘密と言うことにした。

そんなある日、ちゃれんじ拘置所に、とある面会人がまさひろの元を訪れた。
「かわいさん、面会人です。」
まさひろは、看守と共に面会室に足を踏み入れた。其処には、あいつの姿があった。
「よう、まさ兄!」
「た、たまさぶろう!」
まさひろは、たまさぶろうの元気そうな表情に一旦は驚いた。そんなたまさぶろうは、ガラスの仕切りの前の机に両手を付き、笑顔でまさひろを招いた。其の笑顔を見てまさひろは、驚きの表情から、少し不機嫌そうな表情で、仕切りの前の席に座った。
「僕、あの事故から3日程で退院出来たんだよ。軽井沢のロケは未だ残っているけど、まさ兄には是非会っておきたいって思って、休暇を取ったんだ。だけど、休暇は今日までだから、明日には又軽井沢に戻るけどな。だけど、そんな休暇中に、今度は木から落ちて足を捻挫するなんて、僕ってやっぱり災難だよな・・・。」
「捻挫?」
たまさぶろうは微笑していた。この捻挫はちゃれんじ島に一旦帰還した翌日、しまじろう達と遊んでいたたまさぶろうが、木の枝に引っ掛かった紙飛行機を取ろうとした際に誤って転落した時の物だった。最初は車椅子で動いていたが、怪我の程度はそんなに悪くなく、2,3日ほどで退院出来たのだと言う。
そんなことをまさひろに話すと、まさひろは本題を尋ねた。
「お前、何で来たんだ?」
「いや、何と無くだよ。まさ兄も元気で過ごしているのか?」
まさひろは相変わらずの調子付いた発言に若干の不快感を示した。だがまさひろは、空気を汚してしまうのは拙いと思い、ある話をたまさぶろうにすることにした。
「そういやお前、何でも海外映画出演のオファーが最近来たらしいな?スッポンバーグ監督作品の「ミラクル・スペース」だっけ?」
「そうそう!僕がこの間足を捻挫して入院していた時に、ママの携帯に掛かってきたんだよ。ママは英語が分からないから、偶々来ていた外国人で、僕の撮影のバイトをしたことがある知り合いが、その人と話したんだよ。僕のママや事務所の皆によると、あの映画の台詞は全部英語らしいから、これから本当に大変だよ。だから、軽井沢での撮影が終わったら、次は夏の映画の海外ロケに向けて、準備しなくっちゃ。」
「そ、そうなんだ。まあ、俺からもお前に其の声が掛かったことに激励を贈るよ。本当におめでとうさん。台詞が英語ともなると、お前も大変かも知れんが、せめて頑張れよ。」
まさひろは相変わらず、冷めた口調のまま激励を贈った。
「所でまさ兄は、スッポンバーグ監督については何か知っているの?」
「ああ。俺が幼い頃から、良く家族で映画を見に行っていたからな。俺のブレイクした要因の中に、スッポンバーグ監督の映画作品もある気がしたんだ。そもそも俺自身も、スッポンバーグ監督は其れなりに尊敬しているからな・・・。」
まさひろはそんな話をし出すと、段々と機嫌の良さそうな顔に変わっていった。
「其の話は僕も初めて聞いたよ。僕がまさ兄と仕事していた時は、結構けつかっちんだったっぽいから、あんまりそうした話は出来なかったのにね・・・。どうだい、まさ兄、釈放されたら、又芸能界に戻ってきなよ!出来れば、又同じ事務所で仕事が出来ればいいなって思っているんだ。僕は先輩スターの中では一番尊敬しているまさ兄と、又仕事が出来たり、ドラマや映画で共演できればいいかなって思っているんだ。」
まさひろは黙って、たまさぶろうの話を聞いていた。だがたまさぶろうは気にせず、真面目な顔でガラスの向こうのまさひろに言った。
「最初は「僕の時代だから、まさ兄は時代遅れだ」みたいに、世間から囃されるかも知れない。でも、そんなスターの僕がまさ兄と色んな所で共演して行く内に、世間の見る目も変わって来ると思う。だからまさ兄!釈放したら、芸能界に戻ってきて!多分、「ミラクル・スペース」の撮影がクランクアップして、帰国してきたら僕は「世界のたまさま」なんて言われるようになっていて、既に過去の人って見做されているまさ兄は、僕との共演を躊躇うかも知れない。でも僕は是非、尊敬しているまさ兄と一緒に活躍したいと思っているんだ!」
この言葉にまさひろは黙りながら考えていた。
そんな沈黙が数分間続いた後、まさひろはかなり微笑んだ表情を浮かべ答えた。
「そうだな。お前がクランクアップして帰国した際は、迎え入れてやるよ。お前が「世界のたまさま」って呼ばれるようになってから、俺の人気に又火が着いたら、「世界のたまさまとかっちゃん」とか、「たまかつ」とかって呼ばれるかも知れないな。いやあ、期待したいよ。本当に今回は、海外映画出演おめでとう。俺もお前のロケを見届けに行くかもな。是非、期待していてくれ・・・たまちゃん・・・。」
「まさ兄!」
たまさぶろうは行き成り、自分が今よりも幼かった頃の呼び名で呼ばれたことに驚いた。こうして僅かな面会時間を終え、たまさぶろうは拘置所を後にした。
そして翌日、たまさぶろうは撮影の残りの収録のため、再び軽井沢に戻った。数日前の怪我とあの時の痛みは未だ若干残っていたが、かんたの父・かんきちの診察によると、「ロケには特に支障は無い」と言われていたので、予定通り続行となった。

3日後、たまさぶろうは軽井沢での撮影はクランクアップした。一時は事故・行方不明・監禁・重傷により、予定は大幅に乱れたが、サイ監督はクランクアップの際は、思わず彼を抱き締めたのだという。
其の後、スタジオでの撮影も終え、完全にクランクアップした彼はちゃれんじ園にも登園し、相変わらずギザな姿を覗かせた。
そんな登園して来た彼をしまじろうは嬉しく思い、其のことを家族にも教えてあげようと思い、其の日は何時も以上の笑顔で帰宅した。
「ただ今~!」
「お兄たん、おかえんなた~い!」
帰ると、いつものようにはなが迎えてくれた。其の時だった。はなの後ろから、ある人物がやってきた。
「やあ、しまじろう君。久し振り。」
「あれ?マー君!久し振りだね。やっぱりお母さんの仕事なの?」
はなの背後からかけて来たマー君にしまじろうは驚いた。
「そうよ。しまじろうがちゃれんじ園に行った後に、お母さんが来たのよ。はなちゃん、久々にマー君に会えたことが嬉しいのか、今日はあんまり喧嘩せずに過ごしたのよね。」
更に、ダイニングに居たさくらも現れた。
そして、しまじろうは手洗い嗽を済ませた後、おやつが出来ていたのでダイニングに、はなとマー君を交えて頬張り始めた。
「でも僕吃驚しちゃった。久々にはなちゃんと遊んでいたら、外国人っぽいお兄さんが急に僕に話しかけてきたんだ。」
「其れって僕達の従兄弟のトミーのこと?・・・そう言えばお母さん!トミーは如何したの?」
菓子を一口口にしながらさくらに尋ねた。
「ついさっき、シティに住んでいる嘗ての友達に会いに出掛けたわ。」
食器洗いをしながらさくらは答えた。
「そうなんだ。あ、所でマー君、これから僕、公園で皆と遊ぶことになっているんだけど、マー君とはなちゃんもどう?」
「はなたん、皆と遊ぶ~!」
「はなちゃんが遊ぶなら、僕も遊ぶよ。」
二人は挙手をし、笑顔を浮かべながら答えた。
「じゃあ決まりね。」
「しま~じろ~!」
其の時、玄関から四人の声がした。
「あ、丁度来た所だ。」

公園に着くとかくれんぼを始めた。鬼をしているのははなとマー君だった。
「はなちゃん、あそこにとりっぴい君が隠れているよ。」
「あ、み~ちゅけた~!」
「だからマー君、隠れている場所を教えちゃ駄目だって!」
草薮に隠れていたとりっぴいは、相変わらず邪道なやり方をしている二人に少し不満を覚えた。
だが、二人は辞めようとしなかった。
「あそこにらむりん、こっちににゃっきい!」
「有り難うはなちゃん。あ、二人共見つけた!」
「もうマー君ったら・・・らむりん、大体二人が鬼だった時のかくれんぼってこんな感じだったの?」
「そうそう。だからマー君が鬼になると、色々と喋っちゃうから大変だったよ。」
見つけられた二人は思わず不満を述べた。
其の時だった。
「カ~ット!!」
公園の片隅から、聞き覚えのある声がし、一行は其の方向に目をやった。
「あの声って・・・。」
しまじろうはそう言うと、其の方向に駆け出した。更に後ろから、他の一行も続き、とりっぴいは飛行をしながら向かった。
其の場所には、何らかの群衆が数人程度集まっていて、其の奥にTVカメラや照明等の機材を持った黒尽くめの格好をした犀のTVスタッフが数人居た。
そしてカメラの近くの木製の背凭れがある椅子に、スターターとメガホンを持ったサイ監督が座っていた。
「さて、この休憩後のワンシーンが終わったら、今日はばれるわよ。」
サイ監督は、出演者に促しをしたようである。其れを見ていた群集は次々と、出演者に握手やサインを求める声を上げた。
「あの監督さんは、よくたまさぶろうが撮影している時の監督さんだけど、今日はたまさぶろうじゃないのかな?」
しまじろうからは群衆のせいで、出演者が誰なのか分からなかった。そう言うと、とりっぴいが機転を利かせ、出演者が見える位置まで飛び上がった。
「そうだね。ん?あの子は確か・・・」
「どうしたのとりっぴい?」
みみりんが飛んでいるとりっぴいに声を掛けた其の時だった。
「あれ、にゃっきい!其れに皆揃って、この撮影の見物かい?」
「あ、お兄ちゃん!」
群衆の中ににいすけが居た。にゃっきいは少し驚きながら返した。
「とりっぴい、一寸降りてきて~!」
にいすけが居たことを伝えようとらむりんは、とりっぴいに降下を促した。程無くしてとりっぴいは着地した。
「とりっぴいににいすけ君、これは誰の撮影なの?」
らむりんは二人に尋ねた。
「みぞぶちみほって言う子役俳優だよ。ファンからは、「ぶっち」の愛称でも呼ばれているんだ。にゃっきい達が通っているちゃれんじ園のクラスメイトで、スッポンバーグ監督作品の海外映画に出演が決まったたまさぶろうと同じ事務所に所蔵している子だよ。ぶっちは、僕と同じ小学校に通っているんだ。そして、僕より一歳年上なんだけどね。」
「そうそう。あのみほお姉さんは、家のとと・りり・ぴぴがかなりのファンで、TVに出てくる度に凄く興奮しているんだよね・・・。」
「僕もそんなみほ姉さんのファンなんだ・・・。」
其処にはにいすけの同行者も居た。
「あ、キャミ君。」
にいすけと一緒にいたのはくにあきだった。みみりんが思わず声を上げた。
「ちゃれんじ園が終わった後も又会えたね。・・・ん?この子はしまじろうの妹かな、後もう一人は誰?」
「そうそう。僕ははなちゃんは知っているけど、もう一人は誰だっけ?」
くにあきは早速、はなとマー君に気付き二人に顔を合わせた。にいすけも又、マー君を良く知らないので首を傾げた。
「そっか、キャミ君はこの二人には初めて会うんだよね!じゃあ紹介するね、妹のはなちゃんと其の友達のマー君って言うんだ。二人の仲は好いんだけど、喧嘩も良くするんだよね。あ、そしてはなちゃんにマー君。僕の通っているちゃれんじ園の子で、年長クラスのじゃんぷ組のキャミ君。キャミ君と僕達とは一つ年上なんだ。だからお互いに宜しくね。」
しまじろうが紹介すると、マー君が早速、笑顔で挨拶をした。
「こんにちは、キャミ君。宜しくね。」
「こんちは~!はなた~ん。」
はなも吊られるように挨拶をした。
すると、他の群集とのやり取りを終えた子役のみほが、にいすけ達の元にやってきた。
「あ、にいちゃん。やっぱり来てくれたのね!そう言えば今日学校で、「友達を連れて来る」って言っていたけど、このコアラの子のこと?」
話しかけてきたのは、縞馬の少女だった。
「そうだよ、ぶっち。ぶっち、ちゃれんじ園に通っていた時のことを覚えているかな?結構物知りの・・・。」
「勿論よ。久し振りだね、くにっち。」
「こちらこそ、みほ姉さん。僕が年少のほっぷ組だった時のことを思い出すよ。」
そんな姿ににゃっきいは疑問を浮かべた。
「へ~お兄ちゃんとキャミ君って、友達同士だったの?」
「そっか、くにっちは一度も家に来なかったからにゃっきいは知らないんだっけ?そうなんだよ。僕達は、ちゃれんじ園に居た時からの仲良しなんだ!今でも僕は偶に、くにっちの家に行くんだけどな。」
「僕もちゃれんじ園に入園した当初はにいすけ兄さんに妹が居るなんてことは知らなかったんだ。其のことを知ったのは、ちゃれんじ園ににゃっきいが転入してきて、かなり仲良くなってからだもんな・・・。」
そんな話をしていると、みほは他の仲間にも気付いた。
「へ~、にいちゃんって妹が居たんだ。本当、良く似ているわ。この子達は皆、にいちゃんの友達なの?」
「そうだよ、僕はしまじろう!宜しくね、みほお姉さん。」
「みみりんよ。みみりんは良く、みほちゃんの活躍はTVで見ているから、本当に会えて嬉しいわ~!」
「私はらむりん。宜しくね。」
「そしてとりっぴい!弟達がかなりファンで、TVに出るたびに「みほお姉さん、みほお姉さん」って興奮するよ。」
「僕はマー君って言うんだ。」
「はなたん!」
他の一行は自己紹介をした。
「そうなんだね。其れで私はみぞぶちみほ。たまっち・・・いや、たまさぶろう君のことを話していたみたいだけど、私も其のたまさぶろう君と同じ事務所に所属している子役なのよ。私は彼みたいに「スター」と言えるほどの才能があるとは、そんなには思っていないけどね。でもTVで応援してくれて有り難う、又宜しくね。」
「所で、みほお姉さんはたまさぶろうの“あの騒動”のことは知ってるの?」
とりっぴいが尋ねてみた。
「勿論よ。でも私は、引退は捏造だってことは感づいていたわ。本当、あのかっちーと来たら、お父さんのことや自分の一番の座を取り戻したいって思うと・・・。其れで今は、「ミラクル・スペース」出演のために知り合いの外国人の方と、英語の勉強をしているわよ。私一度、ハリウッドに行ったことあるんだけど、出来ればたまっちみたいに海外の映画にも出てみたいもんだわ。」
みほは若干、真面目な表情で語った。
「そう言えば今日、ちゃれんじ園が終わった後、たまさぶろうはリチャードさん・・・いや、英語を教えてくれる外国人の所に向かったっけ・・・。」
にゃっきいはちゃれんじ園での終礼が終わった後、早速リチャードの元に行くたまさぶろうの姿を思い出した。
「出演が決まった時は、どう思ったの?」
其の様子を横目に、今度はらむりんが尋ねた。
「其の日は事務所の皆で盛大なパーティーをしたわ。特にサイ監督やたまさぶろうのお母さんは凄く感激していたよ。勿論、私からも祝福してあげたわよ。」
そんな話をしていると、サイ監督の声が響いた。
「みほちゃ~ん!次の撮影があるから準備するのよ~!」
「あ、もう時間だわ。にいちゃん、くにっち、其れに皆!来てくれて有り難う、後とりっぴい君だっけ?後でサインあげるから、是非弟君達にあげなよ!其れじゃあ皆、最後に私から握手をして、私は撮影に戻るわね。」
そう言うとみほは、一行一人一人に握手をした。
「やった~!とりっぴい、あのみほお姉さんと握手しちゃった~!!流石にみみりんがたまさぶろうと握手した時のように、手・・・じゃなくってを洗わないなんてことはしないけど、これはとと達に自慢出来るぞ~!!」
「でもみみりん、ちゃんとあの後手は洗ったんだけどね・・・。帰って其のこと話したらママに「帰ったら手はちゃんと洗わないと駄目よ!黴菌が体に入って、風邪引いちゃうでしょ!」って怒られたし・・・。」
握手されたことに興奮し、飛び上がったとりっぴいを見上げながらみみりんは、少し苦笑を交えながら言った。
「僕、有名な子と握手するなんて初めてだ。」
「良かったね、マー君。」
マー君もみほからの握手が嬉しそうだった。
「其れじゃあぶっち、又学校でな!」
「今日は有り難う、にいちゃん。後、くにっちも。」
「こちらこそ、みほ姉さんもロケ頑張ってな!」
「学校ではお兄ちゃんのこと、宜しくね!」
にいすけとくにあき、にゃっきいは其々、みほに感謝を伝えた。
其の後一行はみほのロケをクランクアップするまで見届けるのであった。

翌日、ちゃれんじ園ではほっぷ組で体験入園が行われるというが、しか子から朝礼で伝わった。しまじろう達は其々「来入児は誰なのか」と言う期待感を持っていた。そんな中、しまじろう達はちゃれんじ園の休み時間を利用し、ほっぷ組に行ってみることにした。
「あ、教室の入り口にけんと達が居る!」
「本当だ。やっぱり見に来たのかな?」
五人は、ほっぷ組のドアの所で覗いている三人を見つけた。
「けんと~かんた~もんた~!」
らむりんがそう叫んだ。三人は其の声に振り返った。
「しまじろう達も、来入児を見に来たの?」
もんたが尋ねた。
「そうよ。所で、どんな子がほっぷ組に来ているの?」
今度はにゃっきいである。
「あそこだよ。ほら、あのシン君と一緒に居る、猿の子だよ。」
かんたがそう言うと、其の場所を指差した。
「あ、あれは・・・マー君じゃないの!」
みみりんは其の姿に驚いた。
「え、あの子を知っているの?」
けんとが驚いた様子で首を傾げた。
「うん。はなちゃんの友達だからね・・・。」
「そうなんだ。」
そう、しんいちと一緒に居たのはマー君だった。マー君は、しんいちに連れられながら、園庭に出ようとしていた。
其の時、しんいちは彼らに気付いたようだった。
「お~い!すてっぷ組の皆も一緒にどう?」
しんいちはそう言い、マー君と共に駆け出した。
「いいですよ!」
もんたがそう言った。
「あ、しまじろう君達!本当に、ちゃれんじ園って良い所だね。僕、来年が凄く楽しみ!」
「へ~、マー君って、来年ちゃれんじ園に入園するんだ!」
しまじろうはマー君が来入児であることを知り、少し驚いた。
「ねえマー君、シン君はどんな感じ?」
らむりんが尋ねた。
「シンお兄さんは、結構役に立つよ!さっき粘土をやっていたんだけど、その時もシンお兄さんやいぬ子先生が色々と教えてくれて助かったよ。」
「僕、「お兄さん」って呼ばれたのは初めてだから嬉しいよ。マー君と同じように、僕も来年入ってくる子達から、「お兄さん」って呼ばれるのが凄く楽しみ!」
マー君としんいちが其々思いを述べた。
「じゃあ外遊びは、僕達すてっぷ組も協力するよ!かんたももんたも良いでしょ?」
「うん!僕も良いよ。あ、でもにゃっきい・・・ドッジボールをする時は、僕に思い切り投げないでね。ボールが口に挟まった姿はマー君には見せたくないから・・・。」
けんとが誘うと、かんたはある意味特技と言っても過言ではないことを赤面しながら話した。
「はいはい。もうかんたったら・・・じゃあマー君、皆でドッジボールでもしようよ!」
「うん!するする。」
にゃっきいはかんたの発言を受けて、即遊ぶことを決めた。だがマー君は特に気にせず、遊びに加わることにした。
「じゃあ先生は審判をしてもいいかしら?」
其処にいぬ子が通りかかった。
「あ、良いですよ。そう言えばいぬ子先生、ほっぷ組でのマー君はどうですか?」
「そうね。皆と結構仲良く遊べているわ。でもね、先生が一番驚いたのは朝、お母さんと来た時のことかな?体験入園に一緒に来たお家の人は、一旦離れることになっているけれど、其の時、あのマー君のことだから、泣き出しちゃうんじゃないかなって思ったの。でも、マー君ってお母さんと離れていることにはもう慣れているみたいね。だって、未だに「お母さんが恋しい」って言ってこないから。」
「そうなんですよ。実はマー君のお母さんはグリーンコーディネーターで、毎日働いているんです。だからマー君は、其のお母さんが仕事をしている時は、しまじろうの家に預けて貰っているんですよ。」
「私、らむりんから其の話聞いた時は吃驚したよ。だって、家のママのように働いているんだもん。」
いぬ子がマー君の様子を話し、らむりんとにゃっきいが答えた。
「そうだったの。あ、それより皆と遊びましょう。しんいち君、今日はマー君を宜しくね。後すてっぷ組のかんた君とけんと君、もんた君も一緒にどう?」
「ええ、行きますよ。」
いぬ子が改めて誘い、もんたが答えた。
そしてマー君を園庭に誘い出すのであった。

其れからかなりの月日が流れた。そんな中、しまじろう達の元に衝撃的な知らせが飛び込んだ。
其れは、くにあきが引っ越すという物だった。
この事実はしか子が朝礼ですてっぷ組のメンツに知らせていた。其のことを知るとしまじろう達はくう子を尋ねた。
くう子は卒園まで後僅かと言う時に引っ越しが決まり、帰ってからアルバムを見て号泣したと言うことを語っていた。又当のくにあきは、父親の転勤でちゃれんじ島ですら離れるのだという。本人も又、「このまま卒園して、じゃんぷ組の大半が入学することになる小学校に行きたかった。」と言うことを語っていた。そしてしんいちは、其のことを知ると涙を流したが、しまじろう達が懸命に励まし、ある程度立つと泣き止めていた。
しまじろう達は、寂しさは覚えたが、らむりんが一度引っ越していると言うことを経験しているので、極端に寂しいということにはならなかった。
そして其の日からすてっぷ組では、じゃんぷ組の園児やしか子、くう子にも協力して貰い、くにあきのお別れ会をサプライズで開こうという催しをする計画を始めた。
計画では、「一人だけを内緒に、上手く出来るのか」と言う所で頭を抱え込んだが、じゃんぷ組の他のメンツは、くにあきのリーダーシップ振りを思い出し、着々と計画を進めて行った。
このことは、すてっぷ組のメンツだけでなく、しか子も又驚いていた。其れに対しくう子は、「これもくにあき君のお陰だわ。」と改めて、くにあきに感謝する気持ちを示していた。

そんなこんなで遂にくにあきにとっては、最後の登園日になる日を迎えた。
しまじろうは其の日の朝、何時もと変わらぬ朝食を済ませていた。
「やあしまじろう!Good morning! How are you today? そろそろ、しまじろうも年長になるけど、どうだいこの一年を振り返ってみるとどうだい?」
トミーは朝食を口にしながら、相変わらず調子ずいた挨拶をしてきた。
「うん。でも今日は、僕の友達が転校する日だから、ちゃんとお別れ出来ればなって思っているんだ。」
しまじろうもトーストを含みながら話した。
「本当。らむりんちゃんの時のことを思い出すわね。あの時は、「行かないで~!」なんてらむりんちゃんの家に行ってまで、寂しがっていたのに・・・。」
さくらはらむりんがフランスに行ったあの日のことを思い出していた。
「でも今日は絶対に泣かないって決めているんだ!だって泣いちゃうと、キャミ君も悲しくなるかなって思うからなんだ!」
「It’s cool! 僕もそう思うよ。だから、You never cry and Go for it! 頑張れよ!」
「有り難う、トミー!あ、そろそろバスが来る時間だ。準備しなくっちゃ!」
トミーの言葉を受け、しまじろうは大急ぎで朝食を済ませ、二階の自室で着替えを始めた。
自室に引き上げ、着替えを始めるとある物を見つけ、しまじろうの手が止まった。
「あれは・・・。」
其れは、プニたんが描かれているあの絵本だった。
しまじろうは早速、プニたんが描かれているページを開き、落書きのプニたんに言った。
「プニたん、君は知っているかな?今日は、僕の大切な友達が引っ越しちゃうんだ。でも僕、プニたんと別れた時のことを思い出して、頑張るよ!あの時は泣いちゃったりして御免ね。」
其の時だった。
「しまじろう~!バス来ちゃったわよ~!早く降りて来て~!!」
「あ、は~い!!」
玄関からさくらの声がして、ふと絵本に夢中になってしまったしまじろうは我に返った。
窓の外を見ると、玄関前にはちゃれんじ園の通園バスが止まっていた。
「まずい!早く着替えないと!」
白いYシャツ姿のまま絵本を見ていたしまじろうは焦り、見ていた絵本を床に置き、いそいそとジャケットを羽織り、かけてあった通園カバンを肩に掛け、帽子を被り大急ぎで玄関に向かった。しまじろうが部屋を出ると、絵本からあの妖精が現れ、窓から大急ぎで通園バスに向かうしまじろうを見送った。
彼はしまじろうが乗り込むと、「元気に行ってらっしゃい」と言う気持ちで、バスが発車するまで見送った。
今日も何時もと代わらぬちゃれんじ島の一日が始まるのであった。

          ―THE・END―

キャストコメント脳内で、「ハッピージャムジャム」をお流し下さいませ。
しまじろう「皆!僕達の長野の旅はどうだったかな?一番心に残ったのは、「絵本の国」からプニたんが来てくれたことかな?きっと、プニたんも絵本の国で僕達との思い出をしろりんとかくろりんに語っているのかな~?でもやっぱり又会いたいな~・・・。後、たまさぶろうも無事でよかったよ。本当、アニメでも呼び捨てで呼びたいのにね・・・。ま、本当に今回も読んでくれて有り難う!又会おうね!」
みみりん「こんにちは、みみりんよ。みみりんは、やっぱりシン君の従兄弟のまさひろ君がスターのたまさぶろうを懲らしめるなんて本当に酷いと思ったわ。でも、皆のお陰で助かったし、シン君も笑顔に戻れてよかったわ~。其れと今回もらむりん、にゃっきいと一緒に旅が出来て嬉しかったわね。又皆と何処かへ行きたいな・・・。又会いましょうね!」
とりっぴい「やあ、とりっぴいだよ。今回はプニたんが大手柄だったかなって感じだよ。とりっぴいもあの絵本はしまじろうと一緒に読んだからね。あ、でも今度はとりっぴいが眉毛の落書きをしたマカロンおばさんに会いたいかな・・・。でも、何だかんだ言って今回も楽しかった!」
らむりん「Bon Jour!らむりんよ。そろそろ私が降板して5年になるのね。アニメにはもう出ていないけど、やっぱり一度はアニメでにゃっきいと共演してみたいな~。其れで私はプニたんには初めて会ったけど、本当に不思議な子ね。私はプニたんともっともっと仲良くなりたい!又次のシリーズでも活躍したいな~・・・。又会おうね!」
にゃっきい「にゃっきいです。この話でらむりんと話していると、本当にらむりんはしまじろう達から大切にされていたんだなって思うよ。其れに今回も、其のらむりんが居た時のことをもっと知れたから本当に楽しかった!後、お兄ちゃんも結構活躍できたことを喜んでいるみたい。又お兄ちゃんを活躍させてね!」

プニたん「プニ~!」

しまじろう「其れじゃあ、プニたんが揃った所で皆~!!」
一同「まったね~!!!!!」
トミー「Good bye next time!」
らむりん「Au revoir!」

後記
何度も休載があったが、無事に完結した今回は如何だっただろうか?話としては、やはり“子役”と言う物がいるのだから、所々で業界用語等も出したりしてきた。
そして、何よりも去年の映画キャラ・プニたんの活躍が目玉だったと思う。そんなプニたんが、一昨年の映画キャラ・ジジと絡むという、映画キャラ同士の共演も凄い気がした。
アニメでは未だ、映画キャラ同士の共演は無い物の、プニたんもジジのようにレギュラー化してもおかしくないキャラ立ちだと感じる。そんな今作も最後までお読み頂き、誠に有り難う。
さて、何時になるか分からないが「ちゃれんじ園オフ 4」も其の内執筆しようかと思っている。次は何処を旅し、どんなキャラが出て、どんなことが起こるのだろうか?是非、ご期待頂きたい。
改めて、最後までお読み頂き、誠に有り難う御座いました。


其れではここからは、今週のしまじろうについてである。(BS11の方は1月30日の放送になる。)


今週は、くまっきいが登場する本当、初登場から出なかった月が未だに無いからそろそろ自重して欲しい・・・。と言うことから、度々不快感を覚えた「大柄をアピールする」ことや「KYな言動」を見せるかと思いきや、そんなことは無かった。
だが、其れ以外の人物で不快感を覚えた奴は居た。

其れは・・・
とりっぴい、てめえだよ!!
vbg_convert_20160619011657.png
とりっぴい「今回とりっぴいが不愉快だったって?何言っているの。幾らあのプレーがくまっきいのまぐれだったとは言え、にゃっきいが三回でゴールしなかった所を、くまっきいは一回で出来ていたんだよ。そんな凄い所を見て、とりっぴいがはしゃいだ所の何が悪いのかな?確かに、にゃっきいを落ち込ませちゃったのは認めるけど、くまっきいが一回で決めたのは本当のことだし、だから不快って言われてもね・・・。」
rtuk_convert_20170128203742.png
とりっぴい「そんなことよりも、今年初のアニメがお正月に纏わることだったのに、お正月が誕生日のとりっぴいを祝ってくれなかったテレビせとうちの方が不快だと思うけどね?」

お前、何度も同じことを言ってやろうか?
お前なんか降板して、らむりんを返せ!ってな!

最近昔ほど飛ぶ描写が見られなくなって、こんな哺乳類だらけの世界の中で唯一の鳥類のお前は、本当にお荷物だからな。
本当、5年前にお前が降板していれば良かったのにな。しかも、らむりん同様スターティングメンバーだし、血液型がしまじろうと被っているし、お前が降板していれば、途中加入途中降板なんてことも無かったし、血液型も全部揃っていたし、合理的だったと思うけどな?今回のようなことがあったから、お前を正月に祝って貰えなかったのかもよ?

さて、このまま行くととりっぴいに対する文句だけで終わってしまうので、話を整理しよう。

今回はどうやら、すてっぷ組の活動の一環なのか、体育館でフリースロー予告では「バスケ」と言っていたが、あの感じはフリースローである。)に夢中になっていたにゃっきいの所に、他の御三方が来た所から始まった。でも、活動の一環だとするならば、何でしか子の姿が無かったんだろう?
にゃっきいはボール投げでも御三方を負かし、フリースローでも唯一ゴール(三回目)したのである。(ボール投げの際、あの色付けしたバスケットボール黄色いバスケットボールだとポートボールのボールらしい)が凄く気になった。普通の描写のままでも良かったと思うがw
と其処に、トランポリンの待ちをしていたくまっきいが、まぐれで3ポイントを決めたと言う展開であった。(因みに、トランポリンの待ちの描写はまぐれで3ポイントを決めた冒頭と、まぐれだったと言うことが判明する終盤どちらもあった。だけど、冒頭の時はきりんたが使っている描写があったが、終盤の時は誰かが使っている描写が無かったので、終盤では誰が使っていたのかと言うのは不明である。そもそも、終盤ではメインとくまっきいしか居ない気もした。
そんなくまっきいを讃えたとりっぴいは、何時もの喋り癖で思っていることをベラベラ話し、にゃっきいをスランプに陥れたのである。
にゃっきいをスランプに陥れたとりっぴいにみみりんは「そんなことであんなにはしゃがなくたっていいでしょ!」と激怒した。と言う展開になった。

そして、にゃっきいがスランプから脱出してくれるよう、しまみみが模索すると言う展開になった訳である。

さて、にゃっきいが色紙が苦手と言うのは、第63話「えがおの かみひこうき」でも語っていたが、この提案をした時のみみりんに、「にゃっきいって折り紙苦手じゃなかった?」と指摘したとりっぴいは未だ良いだろう。結果として、不機嫌そうな感じでやることになったのだが・・・。因みに、第116話「おりがみなんて つまらない」でもやったのだろうか?(自分は未だ未見なので分かりかねる。)
だが結局は「苦手」と言うことにかなり固執し、駄目であった。

其の後しまじろうが偶々視ていたスポーツ選手のインタビューから、にゃっきいがスランプを脱出することが出来たのであった。
そして後に、くまっきいが「あれ(3ポイント)はまぐれだった。」とカミングアウトし、にゃっきいは“泣き損”だったと言うことである。

今回はこのような話だったことから、やはりにゃっきいのスランプの原因を作ったのは、他ならぬとりっぴいである。しかもとりっぴいは、しまとら時代から「口が軽い」「思ったことは相手のこと等お構い無しに話す」と言う所は度々問題視されてきた。
若し、わお!がヘソカ以前のように、らむりんが居たとするならば、「もうとりっぴいなんかアニメから居なくなれ。」とは思わなかっただろう。だが、ヘソカで他の御三方を上手く纏めていたある意味“姉貴分”のらむりんが降板し、最近飛ぶ描写が殆んど皆無で、ウザいお喋りなとりっぴいは残ったのである。
そんな唯でさえ“お荷物”と感じていたとりっぴいが、今回このようなザマを見せていたので、今回ばかりはとりっぴいに対しては苛立ちしか覚えない。

今回はくまっきいが出るので、「あいつ、又KYなこと言って、不快感を味わわせるだろうな」と思っていたが、くまっきいは視ていて、特に不快感は覚えなかった。
だが、あの緑鸚鵡は不快であった。
しかも、にゃっきいをスランプに陥れると言うことをしておきながら、とりっぴいはにゃっきいに詫びること無く、今回の話は終わった。
これに関しては、第217話「おねえたんが いい!」でも、絵本の読み聞かせを頼んだりりをそっちのけで、ジグソーパズルに没頭し、結局話の最後まで詫びなかったあの話を思い出させた。

幾ら、くまっきいのあの3ポイントがまぐれで、にゃっきいは無駄なスランプだったとしても、とりっぴいはにゃっきいを罵ったのだから、今回の話の最後に「にゃっきい、くまっきいの方が凄いとかってはしゃいだりして、ごめんね。」と詫びることは出来た筈である。又、みみりんもスランプに陥り、帰ったにゃっきいの姿を見て、激怒した際に「とりっぴい!にゃっきいに謝ってよ!!」の一言があるべきだと思う。

上記の描写は本当に“子どもアニメらしくない”タブーな描写である。
「他人を傷つけたら、詫びる。」―其れがあってこその、子どもアニメである。


と言う訳で先のとりっぴいの発言を受け、未だに反省していない(詫びずに終わっているので、そう判断した。本編では「反省した」とみみりんに激怒された時に言っていたが)ようなので、あの緑鸚鵡にきついお灸を据えることとしよう。
erut_convert_20170128215626.png
にゃっきい「そうよね・・・、私に酷いことを言っておいて謝らないって、とりっぴいはどう言う神経をしているんだろうね?」
ffu8ik.png
らむりん「本当、テレビせとうちは不公平よ!何であんな口が軽いとりっぴいを残して、私を降板させたのよ!本当、この機会にとりっぴいに私が降板になった無念を味わわせてやるわよ!」

そして・・・
mbgt_convert_20161022223535.png
とりっぴい「あれ、皆怖い顔して如何したの?其れに、らむりんも久し振り!」

trd_convert_20160702184338.png
にゃっきい「どうせバスケットボールの腕は私よりくまっきいの方が上だよ!ゴールが下手で悪かったね!」
hrt001450001.png
らむりん「とりっぴい、貴方にも私が降板させられた無念を覚えさせてあげるわ!」
dftyk_convert_20170128110009.png
みみりん「みみりんにも、お洒落した時に酷いことを言って泣かせたこともあったからね(しまとら時代)・・・。これはいい機会だわ・・・。」

一同「とりっぴい、覚悟!!」

fuk_convert_20170128203711.png
とりごろう「ハハハ、そうでえか。とりっぴい、そんなひでえことをしてたでんかあ。いやあ、父ちゃんも家で良く注意したんだが、中々直らんかったから苦労させられたんでえ。今回はとりっぴいのために有り難うでえ!」
とりっぴい「何で父ちゃんまで・・・。しかも、今年初の放送の時と同じことをされるのさ!」
eryuj_convert_20170108201841.png
しまじろう「とりっぴい、ちゃんと反省したの?」
とりっぴい「もう懲りました。本当にとりっぴいは未だ降板したくない・・・。」
awet_convert_20160702183536.png
にゃっきい「さあとりっぴい、私に今回のことを謝りなさい!」
dtk_convert_20170128203616.png
とりっぴい「にゃっきい、くまっきいの方が凄いとか言ってはしゃいだりして御免ね・・・。」

改めてお前に言っておこう。
お前、次こんな不快感を覚えさせたら、何するかは知らんからな?覚えとけよ?其れと、毎週のように飛べな?飛ばないとお前をお荷物とずっと見做し続けるからな?哺乳類だらけの中に唯一の飛ばない鳥類が居るのも邪魔だし・・・。
kku_convert_20160305113422.png
とりっぴい「分かったよ。本当に御免・・・。」

さて、アニメに関しては・・・。
bffv_convert_20160926212808.png
くまっきい「私は今回良かったでしょ?貴方に良く、不快感を示されたからちゃんと直したのよ!今回は私のことを褒めてくれて有り難う!私、出番を多くしてくれるテレビせとうちにはずっと感謝しているんだから・・・。」

でもくまっきい、そろそろ自重しようか?
初登場当時のあの豹さん見たく、月1で出るのは、例え今回のような振る舞いがあったとしても、不快になる一方だぞ?其れに今回は特にお前を褒めていないが・・・。
bbed_convert_20160903221146.png
ぶうた「ぶう。そう言えばそろそろ僕、誕生日(2月2日)なんだよね。もう降板しちゃったから、今はもう誰も祝ってくれないけど。僕もらむりんと同じく、又出たいな。あのくまっきいって子が凄く気になるし・・・。後ぞうた、元気かな・・・?」

さてアニメに関してはこんな所として、それ以降では・・・。

今週はちゃんと、映画の挿入歌が流れ、其の後直ぐに予告も流れた。
所で映画といえば、ゲスト出演する山田花子・COWCOWが吉本と言うこともあり、先週末大阪で「しまじろう新喜劇」と題し、しまじろうが吉本に呼ばれたのである。
そしてこの模様は3月にDVD化されるのだという。

だが、吉本は全国の主要都市に“分署”があるので、例えば東京だと「ルミネ・ザ・よしもと」等で、再上演出来そうな感じである。
今回は、本場・大阪のみでしかやらなかったが、DVDの売れ行きが良ければ是非、東京や名古屋でも再上演して欲しいと思う。これを思うと、大阪からは、「去年東京でやったSPCを大阪でもやって欲しい。」って声が聞かれそう。

そして、挿入歌「まえにすすもう!てをたたこう!」では、「こはく」も出ているのだから、やはり月1単位である「こはく」出演回でもやって欲しく思う。(次、「こはく」は何時にやるかは知らんが)

其れと、例年2月11日にやっている映画スペシャルは、どうなるのだろうか?今年は2月11日が土曜日で、本来の放送日でもある。他のアニメのこともあるから、しまじろうだけ時間を引き延ばす訳にはいかない。
これに関しては、次回を待ちたいと思う。

そんな今回の話だったが、次回は雪が苦手のみみりんの苦悩を描く話である。
予告を視た際、みみりんは雪嫌いと言うのは多分初めて聞いた気がする。今の所は特に思うことは無いが、次回はどうなるのだろうか?

そんな中で心配なのが、両親が出た場合である。
れんげは特に問題ないが、草太はかなり問題視しているので、あのドットらしい言動やキ○ガイな行動が無いことを信じたい。ま、出ずに終われば心配もへったくりも無いが。

次回は視れるかどうかは分からないが、視れれば視たいと思う。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント