ちゃれんじ園 オフ ~狙われた子役(スター)・人気の座を手に入れろ!~ 第11章

遅ればせながら、
新年、明けましておめでとう御座います。

今年も当ブログを宜しくお願い致します。さて、新年最初のうpは、前回も予告した通り、「ちゃれんじ園オフ3」である。ここの所、しまコン関連等で滞っていたので、暫らくはこれのうpを続ける予定である。
愈々、完結に近づいてきたこの話も最後まで見届けて欲しい。

其れでは、早速始めよう。

          第11章 一番になりたい気持ち
どれ程道を進めたのだろうか、一行は道の先に薄っすらと見えるある一軒のログハウスを見つけた。
「あそこにたまさぶろうが居るの?プニたん?」
しまじろうは頭上を飛んでいるプニたんに尋ねた。
「プニ!」
プニたんは真剣な表情で頷いた。
「愈々、シン君の従兄弟に会うのね・・・。」
「とりっぴい、本当にドキドキするよ。」
「私達の大切な仲間のたまさぶろうに酷いことをするなんて許せない!」
「きっと、心を入れ替えさせてやるわ!」
みみりん、とりっぴい、にゃっきい、らむりんの四人も口々にしながら、ログハウスに近付いていった。
やがて光の道を抜け、一行は少し狭い庭のような所で足を止めた。ずっと飛んでいたとりっぴいも、同じように着地した。
「プニ、プニ~!」
プニたんは一行の目の前にある窓に注目するように身振り手振りで伝えた。
「ここが、其のたまさぶろうが監禁されていた場所なんじゃな。」
ジジがそう言うとプニたんは真剣な表情で黙って頷いた。
「プニたん、僕達をこの中に案内して!」
今度はきりんたがプニたんを指示した。プニたんは黙って、其のログハウスの玄関へと誘導した。先程まで飛んでいたとりっぴいは、今度は地べたを歩いた。
其処に辿り着くと、やはり周囲や玄関には街灯が灯っていなかった。唯、2階建てのログハウスが闇の中に薄っすらと佇んでいるだけだった。
「この中に・・・まさ兄ちゃんが・・・。」
「僕はいつでも準備が出来ているよ・・・。皆はどうだい?後、しか子先生も良いですか?」
しんいちとくにあきの二人も又、黙ってログハウスを見つめていた。
と其の時だった。
「結局見つからないな・・・。」
「くっそ!何処へ行きやがった!あの馬鹿子役は!!」
「若しかすると、一緒に監禁したあの猫と土竜達と一緒に、警察に行ったのかも。」
「冗談じゃねーぜ!何とかしてでも、あいつ等を引き戻さなければ・・・。」
玄関の右側にある一寸した広場のような所から、三人ほどの声がした。
「あ、あの声は!」
「シン、聴き覚えがあるのか?」
聞き覚えのある声に、しんいちは耳を傾け、くにあきは尋ねた。
「僕は分かるよ。まさひろ君、だよね?」
しまじろうはそう答えた。
「其の通りだよ。こっちに向かってくる!」
しんいちは、じりじりと近付く犯人を黙って待ち伏せていた。
「あ~あ・・・面倒なことになりそうだぜ!」
そして、其の人物は其の言葉を吐き捨てながら、遂にしんいちが目に入った。全身黒尽くめの格好が特徴の其の人物は驚きのあまり、足が止まり、全身が小刻みに震えた。
「な・・・何でお前が・・・?」
「其れは僕が聞きたいよ!教えてよ!まさ兄ちゃん!!」
しんいちはまさひろに向かい怒鳴った。

そして、マサシは未だ光の道を進んでいた。
「大分進んだけど、本当に病院なんてあるのかな?」
「僕心配になってきちゃったよ・・・。」
たまさぶろうを負ぶっているシカクとサンカクが口々にした。
「きっと、あるはずだ!・・・と思ったら、出口が見えてきたぞ!」
マルオは出口を見つけ、指差ししながらサンカクとシカクに告げた。
「あ、本当だ!やったね!マルオあんちゃん。」
「じゃあ、そうともなったら急ごう!」
マサシは全速力で出口を目掛けた。
やがて、通路を抜けると其処は何処かの駐車場のようだった。流石に夜なので、車は疎らにしか止まっていなかった。
其の駐車場内をマサシは歩き始めた。
「おい、サンカク、シカク!あれを見ろ!」
マルオは正面に何か見つけたようで、其れを指差した。
「ん?何か建物があるよ。ひょっとして・・・。」
サンカクは何かを感づいた。
「あ!マルオ兄ちゃん、サンカク兄ちゃん!あれ見て!」
今度はシカクが何かを見つけ、やはり其の方向を指差した。
「え~っと・・・あ!・・・ってことは!」
「僕達、辿り着いたんだよ!病院に!!あの看板は正しかったんだよ!」
マルオ、サンカクが喜びをあげた。
シカクが指差した方向には、駐車場を囲っている白いフェンスがあり、其処に食い込む形で病院の駐車場での注意事項が書かれた看板があった。マサシは早速、夜間外来受付へと急いだ。
と其の時だった。一台の車が駐車場に入り、入ったと思ったら、直ぐに適当な場所に止まった。マサシは其の車のスポーツカー独特のエンジン音に思わず足が止まった。やがて、其処から三人が降りてきた。
「博士、大丈夫ですか?」
「おかしいのう・・・。ナビの検索を間違えたかのう・・・。」
「取り合えず、誰かに道を聞いてきましょう!」
マサシが目に入ってきたのは、一人の大人と幼い子どもが二人だった。三人は、きょとんとしているマサシの方へと近づいてきた。
「あら?あそこに誰か居るわ!」
「そうね、じゃあ、あそこの人に聞いてみましょうよ!」
近付く内に、マサシの存在に気付いたようで、更に近付いて来た。マサシは道を教えられる筈が無いので其の場から立ち去ろうとした。だが、既に遅かった。
「あの~すみません!一寸道を・・・は!一寸、さくらこ!!」
「きっこ・・・まさか!」

さくらこときっこは、思わずシカクが負ぶっていた、まるでマネキンのようにピクリとも動かないたまさぶろうに目が行った。そして、其の場を立ち去ろうとしていたマサシも声を掛けられ、即、其の場で止まった。そう、其のスポーツカーは青のパナメーラだったのである。
「ま、まさか・・・貴方達がたまさぶろうを!」
「たまさぶろうを懲らしめていた犯人は貴方達だったのね!さあ、たまさぶろうを返して!」
さくらこは驚きのあまり口が出なくなり、きっこは怒りを露わにした。
「ちょ・・・一寸待ってくれ!俺達は、たまさぶろうを浚ったりなんかしていないんだ!」
マルオは困惑しながら返答した。
「嘘!じゃあ何で、たまさぶろうを負ぶっているのよ!!」
だがきっこは未だ信じなかった。
「実はおいら達も、このたまさぶろうと一緒に監禁されていたんだ!其れで、命かながら逃げ出してきたんだ!」
「そうだよ。其れに彼、結構真犯人に懲らしめられたようで、早く手当てを受けないと命にも関わるから、病院に連れてきただけなんだ!」
「頼む!信じてくれ!俺達はたまさぶろうと一緒に閉じ込められて、一緒に拷問されていたんだ!!」
マサシの必死な弁解に、きっこの怒りは漸く治まった。
「そ、そうなんだ。御免なさい、勝手に決め付けたりして・・・。」
きっこは漸く状況を把握した上で、落ち着いた声にトーンを落とし、軽く頭を下げて詫びた。
「えっと、貴方達は?」
さくらこは、見知らぬマサシに自己紹介を促した。
「俺はマルオ!」
「僕はサンカク!」
「そしておいらがシカク!三人合わせて・・・。」
「モグラ三兄弟で~す!!」
マサシは一人ずつ自己紹介をし、両手を広げて、決めポーズを取った。
「おう、そうじゃった。久し振りじゃのう!」
「はい、ご無沙汰しております。メエメエ博士!」
「メエメエ博士はご存知なんですね。」
メエメエは各々の自己紹介で、マサシを思い出したようだった。きっこは口に出した。
「所で、ドット達はどうかのう?」
「はい、偶に連絡を取り合ったりもしていますよ・・・。」
「其れよりメエメエ博士、この二人は誰ですか?」
サンカクとシカクが、見知らぬ犬と狐の少女に首を傾げた。
「あ、御免なさい。私、きっこ。」
「私はさくらこよ。宜しくね。」
さくらこは少し赤面し、顔を俯けながら自己紹介した。彼女はやはり、何時ものように緊張し、上がっていた。
「其れより、このたまさぶろうを知っているってことは、お前達はファンなのか?」
マルオが疑問を浮かべると、きっこは得意げな表情になった。
「其れだけじゃないんだよね!たまさぶろうは、実は私達と同じちゃれんじ園に通っている、クラスメイトなのよ!」
「おい、ちゃれんじ園ってことは・・・。お前達、縞野しまじろうを知っているか?」
「ええ、知っているわ!じゃあ貴方達、しまじろうの知り合いなの?」
マルオが尋ね、きっこが答えた。
「勿論!後、とりっぴいもみみりんもらむりんも、後にゃっきいだっけ?」
「そうよ。凄いわ!」
サンカクが更なる人物の名を上げ、今度はさくらこが驚いた。
「あ~そうだ。こんなことしている場合じゃない。早く、たまさぶろうを連れて行かなきゃ!」
「そうじゃのう。見た所、かなり息苦しそうだし、本当に命に関わるかも知れんのう。」
メエメエはシカクの背中に預けられている息苦しそうなたまさぶろうを見つめた。
「じゃあ、私達も行くわ!其れと次いでだから、どんなことされたのかも教えて頂戴!」
「これも乗りかかった船じゃからのう。良し、先ずは受付に急ぐんじゃ!」
きっことメエメエが言うと、マサシ達は病院に向けて駆け出した。
更に数分後、後を追ったドカペも同じように病院に辿り着こうとしていたのであった。ドカペも同じように光の道を抜けると、同じように病院へと急ぐのであった。

そして、しまじろう達は・・・。
「何でお前がここに居るんだ!しんいち!其れより、あの糞子役を何処へやった!」
「じゃあ、教えてあげるから、何でたまさぶろうの人気を奪いたいのか事情を聞かせて貰おうじゃないか!」
くにあきは少し声を張り、まさひろに挑んだ。他の一行も表情は怒りに満ち溢れていた。
「あ、ああ。じゃあ話すから、中に入れ!」
まさひろは特に表情は変えずに、一行をログハウスに招きいれた。
そして一行は、先程までたまさぶろうとドカペ、マサシが監禁されていた場所に通された。
「ここにあいつを閉じ込めていたんだ!だが、逃げられたんだ!!」
まさひろは思わず感情的になったが、マネジャーらしき二人が彼を静めた。
そしてまさひろは一行に、動機を口に出し始めた。

其の頃別荘では。
リチャードは一人、自室に居た。自室に居ても、特にこれと言ってやることが無く、窓から目の前に広がる壮大な森林を、無表情で見ているだけだった。リチャードは特に何も考えずに、闇に染まった森林を見渡していた。
思えば数日前、ガオガオの代役としてジジの別荘完成の招待を受けた時は、なるべくジジの手伝いをしようと思っていた。
リチャードは来日して、「もっと違う日本を見たい」とも思い、この戸隠に訪れたが、やはり普段、様々なアルバイトをしているので、そうしたことから、ジジの元でも働く目的も持って、この別荘に訪れたのであった。
だが先程、少し話をしようと思い、ジジの部屋を訪ねても蛻の殻。そして、スマホにはガオガオからLINEが送られて来たりもしたが、内容は『ジジ様は元気か?』や『私の発明の師匠に失礼の無いようにしっかりやっているか?』とそんな内容の物だった。リチャードはそれらには適当に返していた。
本当は言うことなど無いのだが、やはり居候させて貰っていることを考えると、返さない訳にも行かなかった。
其の時だった。
リチャードのスマホにLINE通話の着信音が鳴った。
「オヤ?誰デショウカ?」
リチャードはTVの脇に置かれた充電中のスマホを取った。画面にはガオガオの顔写真とLINEでのハンドルネームが出ていた。
「Hello!リチャードデス!ドウカシマシタカ?ガオガオ。」
『やあ、リチャード。こんな遅くにすまないな。一寸ジジ様に用があって掛けたんだが、もう流石に寝ちゃっているよな・・・。』
「ア・・・多分、寝テイルト、思イマス・・・。」
『そうだよな。私ももう少し早く電話を掛けようと思ったんだが、中々用事が済まなくて、こんな時間帯になってしまってな・・・。じゃあ、明日の朝一にもう一度リチャードに電話するから、私がこれから言うことをジジ様に伝言しておいてくれないか?』
「エ、ア・・・マア、構イマセンガ・・・。」
すると、電話口の向こうのガオガオはリチャードの何らかの異変に気付いたようだった。
『おや?リチャード、如何した?手伝いでヘマでもして、ジジ様に怒られたのか?』
「ア!イイエ!!ソンナンジャナイデス。ジジ様ニ伝エテ置キマスノデ、伝言ヲオ願イシマ~ス。」
ガオガオは首を傾げたようだった。リチャードは冷や汗を流しながら、ガオガオに振った。そしてガオガオは特に何も思わず、ジジへの伝言を伝え始めた。
『・・・そんな訳なんだ。じゃあ頼むな!リチャード。其れじゃあ、お休み!』
ガオガオは電話を切ろうとした。するとリチャードは血相を変え、電話の向こうのガオガオに向かって叫んだ。
「待ッテ下サイ!ガオガオ!実ハ、貴方ニ言イタイコトガ、アリマス!」
『ん?やっぱりそんな気がしたんだ。で、如何したんだ?リチャード。』
ガオガオはやはり、リチャードのことは感づいていたようだった。
そしてリチャードは悩み事をガオガオに語り始めた。

「俺、以前はたまさぶろうを良く思っていたんだ・・・。あれは忘れもしない。俺が小学校高学年になった頃の話だ。其の頃に、たまさぶろうが芸能界に入ってきて事務所も俺と同じになった。俺はあの頃のたまさぶろうは今以上に幼かったから可愛らしかったし、何よりも俺には良く、「まさ兄」って呼ぶ程、良く頼りにしてきた・・・。」
「其の話は僕もオバさんから聞いたよ。」
先ず共感したのはやはり従兄弟のしんいちだった。
「当時の俺は、其の頃出演した刑事ドラマでのあるシーンが印象的だったって、監督や他のスタッフや、犯人役の俳優にも褒めて貰ったり、其れが切欠でEテレの体操番組に呼ばれたりと、俺の人気はかなり絶頂だった・・・。」
先程の興奮していたときとは違い、まさひろは一応、真面目に語っていた。
「じゃあ何で、そうした人気だった出来事があったのに、急に落ちちゃったの?」
今度はしまじろうが尋ねた。
「そう、其れはあいつの演技が、俺よりも上手いって事務所内で囁かれるようになった時からさ!あいつが3歳位の頃に初めてドラマ撮影に挑んで、クランクアップした時、あのサイ監督とかって奴に「たまさぶろうちゃんの演技はかっちゃんよりも上手いわ!」って褒められたことをあちこちで噂をしたのが切欠さ!其れであの野郎、其のことに好い気になって、ある時出演したワイドショーにあいつが出演した時、撮影の感想を求めてきたリポーターにこう言ったんだ!「先輩スターのまさ兄よりも僕の方が上手だと思う!」って!!其れも全国ネットの番組で!!」
「そう言えば視たことあるな。確かあの時は未だたまさぶろうがブレイクした直後で、クランクインのインタビューの時にも、「僕の事務所には誰が演技しても叶わないって言っている先輩のスターが居るけど、其のスターを抜けるように頑張ります!」って。僕も未だちゃれんじ園に入りたての頃だったけど、何故か印象に残ったな・・・。」
くにあきが思い出すように語った。
「最初は、あいつの言ったことなんかそんなに全国に浸透しないだろうって思っていた。だが、そんな野望は打ち砕かれた・・・。其の翌日、どのスポーツ紙や週刊誌にも、あいつのことが書かれた記事が出ていて、「デビューしたてのたまさま、嘗てのかっちゃんを抜かす?」みたいなことが書かれていたんだ!更に、あいつと俺の演技を細かく検証するようなこともTVでやって、其れに詳しい専門家にも色々と示唆されていた。其の専門家にもあいつの方が上手いってことしか言っていなかったしな・・・。其れからは俺の人気はガタ落ちだ!!俺は人気を取り戻そうと、先ずは積極的にドラマに出て名誉挽回を果たそうとした。だが俺の人気は取り戻す所か、大半のドラマファンから、「たまさまが出ていないから視ない。」とか、「これからはたまさまの時代だって言うのに、かっちーが出ているのは時代遅れだ。」って揶揄されるようになった・・・。其れが切欠で当時通っていた小学校でも苛めに遭い、結局不登校になったまま卒業したよ・・・。」
まさひろは泣くのも忘れ、必死に辛い過去を暴露した。
「そして俺は中学に入学し、あいつとは違う事務所に移った。中学になっても尚、あいつの人気は続いていたし、最初は起きていなかった学校の虐めにも数ヶ月で再発した・・・。あいつが、ウィンクして決めポーズを取って、「僕はスターだ!」みたいなことを言っている姿には苛立ちを覚えるばかりだった。だが、俺が出ればたまさぶろうと換われみたいなことを言われる。だから俺は暫らく芸能活動を休止することにした。マスコミには殆んど伝わらずに、ひっそりな。そして俺は、あいつに復讐することにしたんだ!あいつとは事務所が同じだったから、何時何処で、どんなロケをするのかを調べるのは簡単だった。だからここに居る俺の嘗てのマネジャーのバッシーさんと今のマネジャーのみっつんさんらと一緒に、この場で拷問することにしたんだ!!」
まさひろは力の限り叫び、マネジャーが居ると思われる方を顔で示した。一行が其の方を向けると、其処には、二人の男性が居た。
「元マネジャーのバッシーこと、いしばしじゅんいちろうです。」
「現マネジャーのみっつんこと、みついりゅうきです。」
二人は何故か自己紹介をし、軽く御辞儀もした。
「お主のことは話にならんな!」
すると、今まで黙って聞いていたジジが口を開いた。
「そうよ。貴方のそんな考えは唯の我侭よ!そんなことでたまさぶろう君の人気を奪おうなんて考えられないわね!」
しか子も又、ジジに続くように口を開いた。
「何でだ!俺の人気が落ちたのはあいつのせいだ!其のあいつを存分と苦しめたのは正しいと思っている!何か文句あんのか?」
まさひろはジジとしか子に向かった。
其の時、しまじろうの肩に乗っていたプニたんは、まさひろが何らかの危険物を持っていることに気付いた。だが、唯驚きの表情を浮かべただけで、しまじろう達には伝えなかった。
「私ね、ここに来る前、ここに居るしんいち君や、たまさぶろう君と同じ幼稚園に通うこの子達、そしてたまさぶろう君のお母さんに、貴方のことを聞いてきたのよ!」
しか子は其れでも尚、真剣のままでまさひろに向かった。
「其の通りよ。先ず、たまさぶろうはまさひろ君のことはどう思っているかって言うと、どうやら、事務所に来なくなっていた貴方を心配しているらしいの。今は移っちゃったって言っていたからしょうがないけど、自分が今よりも幼かった頃に、まるで本当のお兄さんのように慕ってくれた貴方が居ないと、凄く心配なんだって!」
先ずはらむりんが語った。
「其れはたまさぶろうが毎日、撮影なんかの仕事が終わって家に帰ると、毎回のようにお母さんに言っていたらしいよ。「まさ兄は何時帰ってくるのか?」って。」
今度はにゃっきいだった。
「とりっぴいもちゃれんじ園でたまさぶろうがそんな話をしていたのを思い出したよ。特に、ここに居るみみりんは結構、たまさぶろうのことが好きだし・・・。」
とりっぴいは隣に居たみみりんを指した。
「みみりん、クラスの子と良く、撮影があった翌日に、ちゃれんじ園に来たたまさぶろうに、色々と印象とかを聞いているの。でね、ある時こんなことを尋ねたのよ!「尊敬している人は誰か?」って。そしたら、「今は芸能活動をしていないらしいけど、中学生位の先輩スターが僕の事務所に嘗て居て、彼かな?」って答えた。そう、貴方のことなのよ!」
みみりんは泣きそうだったがじっくりと堪えて、まさひろを説得した。
「そう、だからたまさぶろうはまさひろ君のことを心配しているんだよ!其れに、良く電話しようとしても直ぐに切られちゃうってことで悩んでいたみたいだし・・・。だからまさひろ君、もうたまさぶろうをこれ以上傷付けないで!」
最後にしまじろうが締め、五人は先程しか子達から聞いたことを話した。
「其れにこれは私達が、事務所に聞いたことなんだけど、貴方、以前の事務所内では、自分の人気を誰かに奪われたくないからって色々と拍車を掛けていたんだってね!例えば、無理矢理でも、ドラマに出演する子を換えたりとか、後少しでも調子に乗るような子が出てくると、酷いことを言ったりして、活動拒否に追い込ませたって話を聞いたわ!そうした子は皆、貴方が怖いって訴えていたらしいわ。TVではそうした一面が無かったけど、裏でそんなことをやっていて何が人気になりたいよ!」
しか子が真剣な表情で説得を続ける中、しんいちが口を開いた。
「僕、よくオバさんやお母さん、其れにちゃれんじ園の先生にもまさ兄ちゃんのことを話していたの!僕には「心配しなくても大丈夫。」しか言わなかったけど、ある時オバさんが「復讐してやりたいとも思える発言をしていた」って事を聞いた時、若しかしたら苦しめているんじゃないかって思ったよ。・・・尊敬していたのに・・・僕は、未だ僕と同じ子どもだっていうのに、こんなに人気になれたまさ兄ちゃんを尊敬していたのに・・・。」
既にしんいちは声が掠れ、目が潤んでいた。しんいちはそう言うと顔を両手で覆い、全身の力が抜けたように、其の場で思わず跪いた。
まさひろは一行の説得を黙って聞いていた。既に涙腺が緩み掛けようとしていたが、未だ動じることは出来なかった。
「・・・俺は、あいつのせいで芸能活動を休止せざる得ない状態に追い込まれたり、学校で虐めにもあったり、事務所も移ったりしたんだ!あの野郎さえ居なければ、今の俺が無いと思うと、あいつを懲らしめないわけには行かねー・・・。おい、あいつを何処へやった?正直に話せ!」
「待て!其れでも改心しないって言うなら、僕は空手を習っているから、其の技をお見舞いするよ!良いのか?」
声を荒げたまさひろに、きりんたが両手を前に突き出し迫った。
「別に構わんよ。お前みたいな餓鬼が例え空手を習っていようと何であろうと、俺は簡単に締められるな!さあ、やるならとっととやりたまえ!」
まさひろは相撲を取る前の力士のような体制になり、きりんたに挑もうとした。又、ジジも自身の電気杖を構え、臨戦態勢を取っていた。
其の姿を見た二人のマネジャーは、遂に今まで言えなかったことを吐いた。
「悪いけど、自分達もこれ以上は復讐に加わるつもりは無いよ。やりたければ好きにやりな!事務所にこれ以上嘘を言うのももう懲り懲りだしな・・・。」
「其の通りだよ。子役俳優を一人消しただけで、有名になれるって変な考え方だよ。復讐にはなるべく手を貸したが、あの事故のこととかも世間に知れ渡っている以上、匙を投げて降参するしかない。残念だが、自分も復讐計画から降りさせて貰うよ。」
二人のマネジャーは遂に復讐には積極的ではないと言う所を露わにした。
「何だと!じゃあ今までどの面下げて、俺の計画に乗ったんだ!」
まさひろは二人のマネジャーが積極的ではないことを知り、其の言葉を吐き捨てた。
其の時だった。黙って一連のやり取りを聴いているだけだったプニたんが何かを決意し、まさひろが着ているジャケットの懐にすばやく飛び込んだ。
「な?」
まさひろは何らかの物体が着ていたジャケットの懐に紛れ込んだことに驚き、思わず目線が移った。だが、プニたんは直ぐにある物を持って懐から出て来た。其れに思わず、一同は釘付けになる。
「これは・・・刃物・・・?」
くにあきは驚きの表情を浮かべる。そして其れはプニたんからしまじろうの手に渡った。しかし其の時、プニたんは扱い方を知らなかったので、勢い余り、腕を擦ってしまった。其の時、プニたんの中で何かが起こっていた。だがしまじろう達は気付かなかった。
「まさか・・・まさひろ!たまさぶろうを返さなければ、僕達をやろうとしていたのか?!」
其れは何時もの穏やかなしまじろうでは無かった。
あまりの残虐な手口に彼の逆鱗に触れ、今まで君付けにしていたまさひろを呼び捨てで呼ぶ等、怒りは頂点に達していた。
其の何時も見ない姿に、親友であるみみりん、とりっぴい、らむりん、にゃっきい、そしてクラスメイトのきりんた、更にはジジまで驚いていた。
「どうだって良いじゃないか!これは俺も子役だから、以前出演した刑事ドラマで使った作り物の刃物さ!何故か、これに入れたままだったんだよ。さ、返せ!!さもないとお前らもあの糞子役と同じ目に遭わすぞ!!」
まさひろはしまじろうに迫った。
其の時である。
「プニ!」
地に着いていたプニたんが全身に力を込め始めた。
「プニたん・・・まさか!」
其の姿にしまじろうは目が行った。そして、他の一行も目が行った。
やがてプニたんは、風船のように体が大きくなり始めた。其の体は天井さえも突き破り、激しい音が響き、天井の木屑が床に散らばった。
「拙い!プニたんが・・・!」
「思い出したわ!確か、絵本の国で・・・!」
「こうなると、止める方法が一つしかないんだよね。」
とりっぴい、みみりん、にゃっきいの三人は経験済みなので分かっていた。しかし、らむりんは巨大化していくプニたんに驚くばかりであった。
「プニたんって、まさか怪獣?」
らむりんは思わず呟いた。
やがて、プニたんの巨大化は収まった。プニたんは天井はおろか、屋根さえも突き破り、其処には大穴が開いていた。そして、上を見上げると星空が見えていた。其れはまるで、本当の怪獣のようだった。プニたんからは、他の一行が豆粒のように見えた。
「う・・・う、うわ~ん!!!」
とうとうプニたん自身が恐れていたことが起きてしまった。
そう、其れは自身が描かれた絵本の国で王と女王の側近同士が喧嘩していた際に打ち合っていた大砲が直撃した時にも起こった大号泣だった。プニたんの目から零れ落ちた涙が、まるでバケツの水を零すように、床に降り注いだ。
プニたん自身もこればかりは起こしたくないと思っていた。だが、まさひろのあまりの残虐さに耐えられなくなり、致し方が無いことではあった。
「一寸、ほら!あんたの残酷な手口に、このプニたんが泣き出しちゃったじゃないのよ!これでも辞めるつもりは無いの?」
らむりんは巨体と化したプニたんを尻目に、再びまさひろに向かった。
「大丈夫だよ、らむりん。プニたんを信じて!」
まさひろに向かおうとしたらむりんをしまじろうが止めた。らむりんは他の一行に目をやった。
きりんた、しか子、ジジ、くにあき、巨大化したプニたんに驚き、其れまで床に顔を突っ伏していたしんいちも顔を上げ、大泣きするプニたんを見上げ、驚いていた。だが、其れ以外のみみりん、とりっぴい、にゃっきいの三人は、経験済みだったので、黙って硬い表情で見守っているのみだった。
「プニたん・・・お願い・・・!まさひろ君を改心させるには、泣く以外にもあることをして貰いたいんだよ!」
しまじろうは祈るように、唯泣き続けるプニたんを見守った。
と其の時だった。プニたんの涙が、まさひろに直撃した。
「あ・・・あれ?・・・俺・・・。」
其の刹那である。
今までまるで獣の如く、凶暴な顔立ちだったまさひろが、人が変わったかのように穏やかになった。
「俺・・・このまま、あのたまさぶろうを・・・やる所だったのか・・・?」
まさひろはまるで記憶が飛んだかのようなことを呟いた。
「やったよ!プニたん!まさひろ君が心を入れ替えてくれたよ!!」
しまじろうはそう叫んだが、未だにプニたんは泣き叫んだままだった。
「・・・って言っても、泣き止まないんだった・・・。良し、皆!プニたんを笑わせるんだ!!」
しまじろうはそう一行に呼びかけた。
「でもどうやって?」
其処にきりんたが首を傾げた。
「絵本の国の時と同じようなことをしてみる?」
今度はみみりんが一行に問い掛けた。

其の頃、たまさぶろうを運んだ病院では。
「マルオ、サンカク、シカク!」
後を追ったドカペが、病院内の廊下のベンチに座っていたマサシとさくらこ、きっこ、メエメエを見つけ、叫んだ。
「おう、君達か!久し振りじゃのう。」
「はい、お久し振りです。メエメエ博士。」
「其れで、たまさぶろうは今如何しているんですか?」
からくさとペイズリーがメエメエに尋ねた。
「ああ。何とか俺が、偶々この病院に来たメエメエ博士、其れとこのしまじろうの友達のこの子達と一緒に、夜間受付をして、今はこの集中治療室で緊急手術をしている所さ。」
ドカペが見ると、其処にはドアがあり、其の上の『手術中』の赤い光が、照明の少ない暗い廊下を照らしていた。
「本当にたまさぶろうは助かるのかしら・・・?」
ベンチで、隣同士に座っているさくらこときっこが顔を見合わせた。
「心配だわ。あ、其れより貴方達もしまじろうの知り合いだったっけ?」
きっこはドカペに尋ねた。
「そうだ、俺はドット。」
「僕はからくさ。」
「そして、おいらはペイズリー。」
「三人合わせてドカペ三兄弟!宜しくな、えっと?」
各々に自己紹介をし、今度はドットが尋ねた。
「あ、私はきっこ。そして・・・」
「私はさくらこよ!宜しくね。」
二人は改めて自己紹介をした。今度のさくらこは、赤面することなく自己紹介が出来た。
「貴方達のことはさっき、この土竜達が教えてくれたよ。結構、酷い目に合わされたようね・・・。」
きっこは彼らもまた同情した。
「はあ、私の愛しのたまさまが如何か助かりますように・・・。」
さくらこは両手を合わせ、キリシタンのような祈りを捧げた。彼女の目からは鱗が出ていた。
だが、そんな一連のやり取りを影で聞いている人が居ようとは、未だ気付いていなかった。
「本当。さくらこは結構、たまさぶろうのことが好きだからね・・・。ちゃれんじ園だと、あんまりスターのことを語るなってたまさぶろうが言っているから、あんまりそう言う所を露わにしないけど、一歩ちゃれんじ園を出ると、本当のファンになるよね・・・。」
「え、そうじゃなくっても私はたまさま・・・たまさぶろうのファンよ?」
さくらこは少し赤面しながらきっこに返した。
「ほら、そうやって愛称の「たまさま」って呼んでいるじゃない!ま、本人は「ちゃれんじ園ではたまさぶろうって呼んで。」って言っているから、今は問題ないと思うけど。」
そんなことを話していた最中であった。『手術中』のランプが消え、程無くして手術をしていた医師が数人出て来た。
そして、結果を話し始めた。
「君達、遥々と搬送してくれて有り難う。其れで結果なんだが・・・。」
一人の医師が話し始めると、一行は息を呑み、神妙な面持ちになった。

次回、第12章「さよなら、プニたん」 おっ楽しみに!


其れではここからは、今週のしまじろうについてである。(そして、BS11で視ている方に朗報である。先週はTXNで放送が無かったが、BS11では1月2日に放送があったため、去年は約1週間遅れだったのが、更に縮まり、遂に2日遅れになったのである!これにより、BS11よりも早く放映するのは、沖縄・OTVのみになる。つまり、TXNの本放送を見逃したとしても、週明け直ぐに視れるし、又TXNが無くても、BSが視れる環境だと、地元局の遅れに関わらず、直ぐに視れるので、こればかりは有り難いこと(2日遅れだと、季節ネタもかなり合うようになる。)になる。)


今週から、しまじろうも愈々2017年シーズンがスタートである。
早速登場したのは、今年が酉年と言うことなのか、空野一家であった。空野家はみちよ以外のキャラは、去年11月以来であった。
だが何よりも印象的だったのが、久々にみちよが登場したことである!

みちよは、去年下半期だけ視ても、登場したのは9月のみであった。
だが何故、みちよだけ出番が減ったのかは分からないままである。そんなみちよの心境である。
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みちよ「イエ~イ!皆も、明けましておめでとう!本当に謎だよ。テレビせとうち、どうして9月に出したっきり、私を出さなかったのかしら?私がこれまで、何か問題と思えることでもしたのかい?とりっぴいやととりりぴぴだけでなく、とりごろう達も去年半年間、そこそこ出番があったと言うのに、私だけ出し抜くなんておかしくないかい?・・・あ、其れよりもまさか私が、今年の“初発言”になるとは思わなかったよ・・・。」

御尤もである。
確かに、みちよの出番が極端に減ったのは本当に謎である。

さて、そんなみちよだが、結構飛んでいることが多かった。(冒頭で、とりぴやとりごろうとの勝負に襤褸負けし、スランプに陥っていたとりっぴいに声掛けする所や、“人間双六”のフォロー等で。)
もち、とりっぴいやとりごろうも飛んでいるシーンもあったが、みちよの飛行シーンは結構多かったように思う。
これを期に、是非自分が理想としている、「毎週のように飛ぶとりっぴい」を見せて欲しく感じる。(前述したが、とりっぴいも飛んでいるシーンがあったので、昨年最後の放送に続いて、2話連続で飛ぶシーンがあったことになった。)

そして、他にみちよに関して述べたいこととして、やはり服装がある。
今の所、メイン以外で防寒着を着ているキャラが現れていないが、みちよの場合はどうだろうか?

自分からすると、みちよは其れこそ、“エネルギッシュな高齢者”と言う印象を持つので、特に着せなくてもいいかな?と感じている。
其れにヘソカ以前では、みちよが防寒着を着ているシーンを視ることは無かったと思う。しまとら辺りにはありそうな感じだが・・・。
つまりみちよは、防寒着を着せるかは二の次でもいいだろう。

だがやはり、何の意味も無く防寒着を着ていないのはやはり不自然なので、例えば薄着でジョギング(鸚鵡だから、フライイング??)でもしているような描写があったほうか良かった気がした。

ではこの服装に関して見ていくと、今週は前回と違い、メインも空野家で“人間双六”をやっている際、防寒着を脱いでいたので、未だに防寒着の設定が無い他の空野家の一族が浮いてしまうと言うことが無かった。冒頭のみちよは浮いている感がしたが・・・。
これは前回も述べたが、第91話「ビッグな カルタたいかい」で、メインがぽん太郎の邸宅の庭で遊んでいる際も、防寒着を脱いでいたため、ぽん太郎やひつじいが浮いている感じがしなかったと言うことと同じである。
又、「必要以上に防寒着を着せるべきではない」と言う意見が反映されていた気もした。まあ、一部は前回の予告で流されていたから、意見を述べようが述べまいが、結果は同じだったことだろうし・・・。

次に、今回の話の中心となった“人間双六”についてである。

冒頭、3年前の初放送だった「ビッグな カルタたいかい」の羽根突きで襤褸負けしたぽん太郎の如く、とりぴやとりごろうにあらゆる勝負で襤褸負けし、スランプに陥っていたとりっぴいを元気付けるため、みちよは空野家総出で、“人間双六”を企画したのだが、実は自分も最近になって、この遊びを良く見かけるようになった。

今回の展開では、みちよは「自分自身が駒になる双六」としか言っていなかったが、自分が最近見た同じ遊びでは、“人間双六”と言っていたため、先程からこの呼称を用いている訳だが、率直に言うと、やはり最近見た、其の遊びを思い出させるような展開だったように思う。(唯、今回は其れこそ空野家の庭は、まるで“アスレチック”のような作りになっているので、あんなに手が込んでいたが、自分が見たのは、ビニールテープに厚紙を何枚か張り、其の幾つか厚紙に、指令(○マス進むやスタートに戻る等)を書くと言う物だった。)

更に、今回冒頭で、とりっぴいがとりぴと様々な遊びで勝負に挑んだ時に、とりごろうと独楽でも勝負に挑んだが、結局襤褸負けしたということを語っていたが、其の独楽に関して言うと、嘗てこんな話があった。
其れは、はっけんたいけんだいすき!しまじろう第90話「なぞのオメデトウせいじん」でのことである。

この話では、メインとぽん太郎は独楽で勝負に挑んでいたが、とりっぴいだけはどうしても上手くいかない。コツを教えてもらっても尚、上手く出来なかった。
そんなこともあり、自分だけ上手くできないと言うことに立腹し、とりっぴいはボイコットしてしまった。だがとりっぴいは、横暴な態度でボイコットしたが、内心は本当に悩んでいた。(其の後、みちよにも助言して貰っていた気がする。)でもボイコットする際、自分だけ出来ないことにムキにはなったが、独楽を持って飛んで帰っていたので、「あ、独楽は一応持ち帰るのね・・・。」と思ったw
ボイコットのことで悩んだしまじろう達は、ガオガオに相談してみることに、するとガオガオは、何時もの作り話で「努力している人には、宇宙の彼方から、どんな些細なことでも「おめでとう!おめでとう!」と祝福してくれる“オメデトウ星人”がUFOに乗って現れ、自分も冒険時に挫折しかけた時、彼らに救われた」と言うことを語った。ま、らむりんの反応は勿論、「怪しい・・・。」だったがw

其れを聞くと、彼らは、こっそりと独楽を練習しているとりっぴいの元に行き、“オメデトウ星人”になりきった・・・と言う展開だった。

そして、今回も、これと似たような展開があった。
其れはゴール直前に、とりっぴいが「振り出しに戻る」を引いた際、「自分は負け確定だ!」と言い、ボイコットし掛けた所である。
かなえは、ボイコットに激怒し、みちよは励ました。又、にゃっきいも「(一度出したから)又振り出しに戻されるかも・・・。」と心配していたし、とりぴは声援を送った。
そんな一族・メインに答え、とりっぴいは振り出しに戻ったが、とりごろうは華麗なフォローをした。と言う流れになった。あの流れはまるで、「ピタゴラスイッチ」だなw

後から視ると、其の展開を思い出したのであった。


さて、今回の展開は、前回も述べたが、一昨年・去年と縞野一家が年明け最初の放送を飾ったが、今年は3年振りにメインが早速登場する話であった。
久々に、今年初の放送から、メインを視れたと言うこともあり、今回は其れなりに良い話だったと思う。
こんな感じの放送を今年こそはして欲しいと思った。
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とりっぴい「でもテレビせとうち、何か忘れているよね?1月1日はとりっぴいの誕生日だってことを!お正月が誕生日のとりっぴいからしてみれば、5月5日で、こどもの日が誕生日のしまじろうよりも凄いことだと思うけど?どうしてしまじろうや、七夕だとは言え、メインキャラクターじゃ無いまるりんばっかり誕生日を毎年祝って、其れ以外は祝ってくれないのさ?しまじろうなら未だしも、何でメインキャラクターじゃ無いまるりんを祝う話があるわけ?」
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とりっぴい「フン!良いんだ!とりっぴいは最近飛んでいるシーンが無いからって言って、らむりんよりもとりっぴいが降板して欲しかったって言うんでしょ?どうせとりっぴいはお荷物だよ!テレビせとうちはお正月が誕生日のとりっぴいよりも、主人公のしまじろうや何で祝われるのか意味が分からないまるりんを祝うことの方が大切なんでしょ?もう知らない!!」
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もんた「僕も同じお正月が誕生日ですよ!一度はとりっぴいと合同誕生回をやるって言う話を作って欲しいと思っているんですけど・・・。どうなんですか?テレビせとうち・・・。」

年末や三箇日に放送が無いと言うことを考慮すると、致し方が無いかも知れないが、やはり空野一家が新年早々話に出れたと言うのならば、やはりとりっぴいの誕生日の要素を加えるべきだったのは言うまでも無い。(其れこそ、終盤の“景品”を渡す時、みちよが「そう言えばとりっぴいは、お正月(1月1日の出来事だったとするならば“今日”でも良し)が誕生日だよね!丁度よかったじゃ無いか。」等と言うべきだったように思う。そして、他のメインも「あ!そうか!今日(か1月1日)はとりっぴいの誕生日だった!とりっぴい、明けましておめでとうと同時に誕生日もおめでとう!」と祝ってあげられたように思う。)

又、もんたととりっぴいが同時に祝うと言う展開も今後は期待したい。(同じように4月4日には、にゃっきいとはなも。


さて、本編に関してはこれ位にして、其れ以外では・・・。

「しまじろうがいく!」で「サトウ」が復活したことがあるだろう。
ここの所、「イトウ」ばかりだったので、「サトウ」は降板したのか?とも思えたが、久々に視れて一安心であった。

だが其の一方で気になることがある。
其れは、映画の予告や挿入歌が歌われなかったことである。

例年、年明け最初の放送から、其の年の3月に上映される映画の挿入歌、予告が流れるのである。
所が、今回は何故か、其れが無かったのである。

これに関しても謎である。
勿論、今年の映画「しまじろうとにじのオアシス」での挿入歌「まえにすすもう!てをたたこう!」は発表されているし、予告もYouTubeの公式サイトにうpされていた。其れこそ、「CHILD ORDER」や「和食を知る」辺りで、流せそうな状況だった。

これに関しては、次回も様子を視て行きたい。(次週は掛かる可能性があるだろう。)

そろそろ、中の人繋がり無視するの辞めませんか?

そんな年明け最初の今週の話だったが、次回は風邪を拗らせたしまじろうに、はなが看病をしようとする話である。
これで思い出したのが、第152話「おにいちゃんの かわり」である。この話では、宿題の絵を提出しに、ちゃれんじ園に一人で行ったなんて展開であった。(勿論、この時もしまじろうは風邪を拗らせていた。
又、しまじろうが風邪を拗らすのは、去年4月の第208話「みみりんと みかんひめ」以来である。

さて、次回はどのようになるのだろうか?
次回は視れるかどうかは分からないが、視れれば視たいと思う。

おまけ
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「ビッグな カルタたいかい」時のぽん太郎
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そして今回・・・。

彼からしてみれば、今回の展開を視て「あの時のとりっぴい君への借りを返せたのだよ!」とかって嘲笑ったことだろうw
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コメント

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No title

遅ればせながら明けましておめでとうございます\(^o^)/
今年もよろしくお願いしますm(__)m

とりっぴぃっておばあちゃんがいたんですね。今日初めて知りました。
そういえば今年は酉年だからとりっぴぃの年ですね。

コメントありがとうございます。

ご無沙汰しております。

確かに、とりっぴいの年ですね。(本来、"酉"は鶏を指します。とりっぴいは鸚鵡ですが。)
又、とりっぴいの祖母・みちよは、ファンの間でも「エネルギッシュ」や「ハイテンション」と言う所で人気があります。

所で、差支えが無ければ、どちらの方と言うことを教えていただけますでしょうか。
と言うのも、地元にテレ東が無いと、毎週の放送日に更新しているので、若干ネタバレになることを気にしています。

と言うことで、今後とも宜しくお願い致します。