ちゃれんじ園 オフ ~狙われた子役(スター)・人気の座を手に入れろ!~ 第7章

さて今週は、先々週の続きと言うことでお届けしようと思う。

其れではスタート。

          第7章 救出への道標
一方、夕食が終わったジジの別荘では、そのまま部屋に戻ったり、ダイニングに残ったりと各々で其々行動していた。
夕食前にジジが改めて、招待客に挨拶をし、三人のちゃれんじ園の教員が作った料理を楽しんだ。改めて其の味を舌で噛み締め、物凄く満足している様子であった。其の様子を三人の教員はそっとにこやかになりながら見つめていた。
そんな中しまじろう達は、ダイニングでくにあきとしんいちも交えながら、向かい合わせのソファーに座りながら談笑していた。唯、しまおは夕食を終えると、叔母のしまこと部屋に戻っていた。
「シン君、キャミ君、ジジ様どう?」
とりっぴいがジジの印象を尋ねた。
「僕はとってもいいお爺さんだと思うよ!夕御飯の前に、僕とキャミ兄ちゃんの部屋に来た時も色々と話してくれたし。」
「そうだよな。シンって結構、初対面の人と仲良くなりたいって思う傾向があるからな・・・。ま、僕も色々と話せたよ!」
「どんな話をしたの?」
今度はにゃっきいが尋ねた。すると、にこやかだったしんいちの表情が少し曇った。
「僕はやっぱり、まさ兄ちゃんのことだよ・・・。ジジ様にも聞いてみたんだけど、些細なことで喧嘩した時と同じように、直ぐに水に流すんじゃないかなって言っていたけど・・・。」
「僕も特に気にすることは無いと思うよ!トミーも言っていたけど、やっぱりまさひろ君は、本当はたまさぶろうと仲良くなりたいんだと思う!」
其の名を聞いた時、くにあきがあることを尋ねた。
「そう言えばさっき、ニュースでやっていたんだけど、たまさぶろうって子役引退するのか?」
其の言葉に、ダイニングに居たすてっぷ組のメンツがこちらに注目した。中でもさくらこときっこがかなり応えたらしく、今まで窓際で立ち話をしていたが、そのことを聞くと、逸早くしまじろう達の元にやってきた。
「え?そうなの?私、初めて聞いたわ!」
「私は未だ信じられないけど・・・さくらこって、結構たまさぶろうのことが好きだもんね・・・。キャミ君、其れ今日のニュースでやっていたの?」
悲しげな表情を浮かべたさくらこにきっこが気遣った。
「うん。さっき部屋に居た時、TVでやっていたよ!僕もまさかとは思うけど・・・。」
きっこの疑問に答えたくにあきに、しまじろうが付け加えた。
「僕は信じられないよ!其れに連日、色んな番組で其のことやっているけど、TVの人の言っていることもおかしいと思うよ!」
「私はこの間、にゃっきいの家にもんたが遊びに来た時も、裏がありそうだって言っていたけど・・・。本当はどうなんだろう?」
らむりんは考え込んだ。
「其れに、たまさぶろうって行方不明なんでしょ?其れが、引退って騒がれている理由なのかしら・・・?」
きっこの考えに、しまじろう達は一気に閃いたようだった。
「あ!多分それじゃないかな、きっこ!きっと、たまさぶろうが所属している事務所が、未だに何処に居るか分からないから、其れを引退って言った可能性もあるかも!」
しまじろうは推測した。
「みみりん、ここに来る前にママに調べて貰ったんだけど、軽井沢でロケに行って以来、ブログやホームページも変わっていなかったらしいわ!」
「家のママも調べていたよ!ママは自分のPCを持っているし・・・。」
「其れに、シン君が心配しているまさひろ君に関して、若し二人の間で対立が起こった可能性があるなら、まさひろ君との間に何かあったに違いないわ!」
みみりん、にゃっきい、らむりんが近況を伝えると、シンが更に心配そうな表情で口を開いた。
「僕は信じたくないよ・・・。そんなことでまさ兄ちゃんが喧嘩するなんて・・・。」
「とりっぴいはそんなこと無いと思っているよ!だから心配しないで!シン君!」
とりっぴいはしんいちを慰めたが、顔色は変わらなかった。
「そうよ。私も憧れているたまさぶろうと喧嘩するなんて、私だって信じたくないわよ!だからシン君、心配しないで・・・。」
さくらこの言葉にしんいちは少し落ち着きを取り戻したようで、下を向けていた顔を上げた。
と其処に、ある二人がやってきた。
「おう、しまじろう!其れに皆もお揃いで、何をやっているんじゃ?」
「もう、夕飯も終わったことですし、戻っても構わないのに、如何したのかしら?」
メエメエとカーバーだった。
「あ、メエメエ博士とカーバー博士!」
しまじろうが声を上げると、とりっぴいがしんいちの悩みを言った。
「あのね、シン君の従兄弟が、子役でとりっぴい達のクラスメイトでもあるたまさぶろうと喧嘩しているんじゃないかってことで悩んでいるんだけど、博士はどう思う?」
「喧嘩じゃと?」
メエメエが口を開いた。
「そうじゃのう。わしの場合は姪のメエコと其の息子のキットが喧嘩をしたことが一度あったんじゃが、直ぐに仲直りしたらしいぞい。じゃからのう、相手が自分に対する不満を言って墜カッとし、喧嘩になることもあるが、先ずは落ち着いて相手は本気を出して言ったのではないと自分に思い聞かせるのじゃよ。」
「私も些細なことで良く喧嘩しましたわ。だけどメエメエ博士が言った通り、喧嘩をしたと言うことを何時までも気にしないで居ることが大事なんじゃないかしら。私は未だシン君の従兄弟については良く分からないけど、でもそんな感じがしますわ!」
「だってさシン君。だからさ、そういう風にまさひろ君に言っておきなよ!きっと、考え直してくれると思うよ!」
「う・・・うん。」
メエメエとカーバーの助言を受けしまじろうが気遣うと、しんいちは多少落ち着きを取り戻したようだった。
「其れじゃあ今、メエメエ博士とカーバー博士が言っていたことをまさひろ君に伝えに行きましょ!シン君、何か連絡を取れる物は持っているの?」
其の表情を見てらむりんが言った。
「うん。いぬ子先生が携帯を持っているから、其れで伝えるよ!」
「いぬ子先生はもう部屋に戻っているよね!じゃあ、いぬ子先生の所に行きましょう!」
にゃっきいがそう言い、しまじろう達はいぬ子の部屋に向かった。

いぬ子からスマホを借りると、しまじろう達も一緒に、しんいち・くにあきの自室で従兄弟のまさひろに連絡を取ることになった。
部屋には、しまじろう達としんいち、くにあきの他、一旦は部屋に戻っていたしまおも一緒に居た。
部屋に向かう際、しまじろうが「出来ればしまおにも聞いて貰いたい」と言うことで、しまおにも付き合うことになった。
早速しんいちは先ず、まさひろの自宅に電話をしてみることにした。
『はい、かわいです。』
「あ、もしもししんいちです!」
『あらしんいち君、こんな夜に如何したの?』
電話に出たのは、まさひろの母親のようであった。
「実は、まさ兄ちゃんに用事があって掛けたの。まさ兄ちゃんは今居る?」
其の言葉を受けると、相手は暫らく黙ってしまった。
暫しの沈黙の後、相手は本当の都合を伏せたかのようにしんいちに返した。
『其れがね、今一寸出掛けているの。帰ったら、しんいち君から電話があったことを伝えるから、用件を教えて!』
「あ・・・そうなんだ・・・。」
しんいちは、まさひろが家に居ないことが分かると、少し落胆した。だが、直ぐに表情を戻し、先程しまじろうと話していたことを相手に伝えた。
『そういうことね。そう言えばまさひろ、最近そんなことでグダグダ言っていたわね!何だか復讐してやりたいとも思えるような行動もしていたし・・・。あ、御免なさいね。分かったわ!帰ったらまさひろに伝えるから、本当に電話したのに居なくて御免なさいね!其れじゃあ、お休み!しんいち君!』
「オバさんもお休みなさい!」
そう言いしんいちは電話を切った。
「シン、居なかったのか?」
電話を終えると先ず、くにあきが問い掛けて来た。
「うん。でもオバさんが、帰ったら伝えるって!」
そう返したしんいちだったが、内心は心配だった。やはり、相手が思わず口走った“復讐”と言う言葉を受け、家出をしてでもたまさぶろうを復讐しに行ったのかと思っていたからである。
其の様子をしまおが感じ取った。
「ねえシン君、オバさんに伝えられなかったことでもあったの?何か、顔色悪いよ・・・。」
「一寸しまお!今のシン君に其れを聞いちゃ拙いよ!」
しまじろうがしまおの思いを断ち切った。するとしんいちは、其の言葉を受けてか、やはりまさひろの母親に言えなかったことを口にした。
「僕は・・・まさ兄ちゃんを尊敬しているんだ。未だ子どもなのに、あんなに有名になれたって言うのに・・・。でも、一寸上手く行かないことがあると直ぐにいじけることが多いんだ・・・。たまさぶろう君も芸能界に入った時は、まさ兄ちゃんとはかなり仲が好くって、僕にも色々と日々の楽しいことを話してくれたりもしたんだ・・・。」
「あ、そう言えばたまさぶろうから聞いたことある!何時も何か分からないことがあったら教えてくれるお兄さん的な子役が居たって話を!じゃあ、其れってまさひろ君のことなんだね!」
にゃっきいが一つ思い当たる節があった。
「でもとりっぴいは気になるな~・・・。どうして、まさひろ君と喧嘩状態になっちゃったんだろう・・・?」
と、とりっぴい。
「これは僕の推測なんだけどね、ほら、たまさぶろう君って今は映画で主役を勤めたり、色んなジャンルのドラマに出演するほど人気になったじゃん。でも、まさ兄ちゃんは自分が一番ってよく思っていて、上に行く人を嫌うって言う悪い癖みたいな物があるんだ。だから其れが、今回の引退騒動の原因なのかも・・・。」
しんいちが其れを口走った瞬間だった。しまじろう達は確信した。今回の引退騒動はやはり、まさひろに寄るものであると言うことを。
「そうかも知れないわね。だってさっき電話した時、居なかったんでしょ?考えてもみなよ。もう夜だって言うのに、何で家に居なかったのかしら?怪しい・・・。」
らむりんは目を半開きにしながら疑り深い表情を浮かべた。
「らむりんの言う通りだわ!だってまさひろ君って、中学生位でしょ?中学生と言えども、未だみみりん達のように子どもなんだし・・・。」
みみりんはらむりんに賛同した。
「ってことはやはりたまさぶろうは、まさひろって奴に何かされているに違いないんだ!僕は何としてでも救ってやりたい!僕より一個年下とは言え、しまじろう達の大切なクラスメイトなんだからな!」
くにあきの言葉にしまじろう達は感心した。
「そうだよ!キャミ君。僕もしまじろうの従兄弟として救ってあげたいよ!でも、たまさぶろうって軽井沢でロケをしているって話は聞いているけど、何処に居るのかも分からないし・・・。」
「そうだね。しまおの言う通り、誰かたまさぶろうの近くに居た人が居れば直ぐに行けるんだけど・・・。」
しまおとしまじろうは一斉に困惑した表情を浮かべた。
「だったら、しか子先生に聞きに行かない?ほら、たまさぶろうのオバさんに電話しているかもしれないし。ひょっとしたら、教えてくれるかも。」
とりっぴいが其れを閃いた時だった。
「其れならばらむりんに聞いた方がいいんじゃないの。」
にゃっきいが横目でらむりんを見つめた。
「え、私?私に聞いて如何するの。たまさぶろうと一緒に過ごしたことなんてない筈よ!」
らむりんは何故にゃっきいに問いかけるべきと言われたのか解釈できなかった。
「だってらむりん、この間家にもんたが来た時、もんたと何やっていたの?お兄ちゃんは、らむりんがスマートフォンを持っていて、何処かに電話していたらしいって言っていたけど、そろそろ皆に話してくれもいいんじゃないの?らむりん、私は知り合ってそんなに経ってないけど、友達でしょ?」
らむりんはにゃっきいにもんたとやっていた行動に疑惑の目を向けられ焦っていた。だがらむりんはあることを思った。
(にゃっきい、恐るべし・・・。でももう、あのとりっぴいが他の仲間にバラしちゃったとしても、たまさぶろうに危険が迫っているんだから構わないよね。)
そしてらむりんは重い口を開き始めた。
「分かったわ。にゃっきいに其処まで感づかれちゃえば、もう隠しておけないわね。じゃあ、話すよ。もんたがにゃっきいの家に遊びに来た時、私はもんたと何をしていたのかをね。」
らむりんはにゃっきいに不意をつかれ、降参した表情を浮かべあの時のことを話し始めた。

其の頃、プニたんはと言うと・・・。
プニたんは、たまさぶろう達に気付かれないようにあることをし、再びしまじろう達の居る戸隠に大急ぎで向かっていた。
「プニプニプニ~!!」
プニたんは思わず言葉を発した。プニたんはかなりの高度を飛んでいて、明かりが灯っている家々が豆粒のように見えるほどであった。まるで宝石の瞬きのような夜景がプニたんの目には映っていた。
しかし今は、そんな夜景に目を輝かせていることよりも大切なことがあった。
そう、これまでは存在を気付かせる程度で生みの親に事件が起こっていると言うことを知らせていたが、生みの親は存在に気付いても其の仲間が存在に気付かなければ意味が無いということである。プニたんは、仲間が未だ自分が仮想世界から現実世界に来ていることに気付いていないことは既に何度も生みの親が自分を見つめている所から察知出来ていた。
生みの親が自分のためにやってくれたことは自分を描いてくれた絵本に登場する絵本の国を救っただけではなかった。其れ以外に、こうして自分を飛べるようにしてくれたり、何よりも成長した生みの親に会えたこともそうだった。
其のこともあり、プニたんは恩返しをしてあげたいと思い、今こうしてしまじろう達の元へと向かっているのであった。
飛べるようになったのは、王と女王の喧嘩の発端となった絵の具を探している道中であった。森の中でダンスをしたり、もう一人の生みの親が絵本に登場する、とある姉妹の姉の眉に落書きをされたことに怒っている事態を解決したりと、色々と冒険をしながら絵の具探しをしたのであった。そして、落書きされた姉妹の姉の落書きを落とした時、自分に羽が生え、飛べるようになったのである。若し自分が空を飛べなければ、新幹線よりも勝るスピードでしまじろう達の居る所とたまさぶろう達が監禁されている所を往復するのは間々ならなかったであろう。そして、絵本の登場人物の王と女王が喧嘩をした時、喧嘩を止めに来てくれなかったら成長したしまじろうが誰なのかと言うことも分からなく、たまさぶろう達をずっと苦しめることになったであろう。
たまさぶろうの危機を知ったのはやはりあの事故を目撃したことにあった。自分が偶々、現実世界に来た時に遭遇した訳だが、其れが生みの親の友人だったことが分かった時は驚きを隠せなかった。
そんなことを思いながら、こうしてしまじろうの元へ急いでいるのだが、あることを悩んでいた。
其れは、絵本の国で王と女王が喧嘩をした光景を見た時、怒りを覚え、自分が絵本のページに頭が付く程巨大化した時、王と女王の側近も又喧嘩を起こしていることに悲しくなり思わず大号泣したことであった。其の時、中々泣き止まない自分をしまじろう達が泣き止ませようとしてくれた訳だが、又このようなことが起こるのではと言うことを心配していた。
犯人グループが凶暴であると言うことは知っていた。若しかすると其の姿に犯人を威嚇してしまい、自分は絵本の国に戻れなくなるかも知れないと思っていた。
だがプニたんは強い握り拳を作り決意した。きっと生みの親が自分を守ってくれるはずだと。
そんなことを思い、プニたんは戸隠へと急ぐのであった。眼下には、善光寺平の夜景が広がり始めていた。

そして軽井沢では。
ドカペとマサシは、犯人達に気付かれないように、たまさぶろうの看病に追われていた。病状はどんどん悪化し、少し声を張って呼び掛けなければ反応出来ないほどになっていた。
「本当に可哀想だよ。僕達、何時になったら出られるんだろう・・・。」
からくさは息苦しくしているたまさぶろうを眼下に答えた。
「もう母ちゃん達の心配をしている場合じゃないよね・・・。でも、其れを考えればもう何日も戻っていないから怒っているんだろうな・・・。」
隣に居たサンカクも口を開いた。
と其の時だった。部屋の外から足音がした。
「あ、兄ちゃん達!拙いよ!あいつらが戻ってくる!」
ペイズリーが真っ先に気付いた。
「あ、そうだ!又縛らなきゃ!」
ドットは慌てて隅に置いてあった縄を取ると、いそいそとたまさぶろうを巻き始めた。其の時、一声掛けようと思ったが、反応しないだろうと思い特に何もせず体に巻きつけた。
程無くして部屋のドアが開いた。取り合えず、ドカペとマサシは真剣な表情を浮かべ正座をした。
「良し!ちゃんと見張っているようだな!」
犯人は辺りを見回しながら言った。
「其れより、このたまさぶろうの姿を見てなんとも思わないのか!こんな息苦しそうで、死に掛けのこいつを!!」
マルオは手荒い扱い方に激怒した。
「別にそんなこと知ったこっちゃ無いね!こいつは俺の人気を奪ったんだ!だからこいつが苦しんでいるのは天罰だと思っている。」
皮肉な答えに今度はドットが激怒し、立ち上がりながら犯人に迫った。
「てめー、いい加減にしろよ!!貴様はこいつが死ねば人気が取り返せると思っているのか!!」
犯人の胸倉を掴み、今にも殴り出しそうなドットにからくさとペイズリーが止めに入った。
「ドット兄ちゃん、あんまり威嚇するとたまさぶろうみたいになるよ。」
「そうだよ、あんちゃん。幾ら説得しても、絶対応じてくれないよ・・・。」
其の言葉に犯人が、ドットに掴まれた胸倉を振り落としながら、少し落ち着いたようなトーンで答えた。
「じゃあ教えてくれ!何で俺は、人気が地に落ちたんだ!俺はこいつが益々人気になっていったからだと思っている!」
其の言葉に、ドカペやマサシは口を閉ざした。そして、暫しの沈黙の後、シカクが口を開いた。
「おいらが思うに、そうやって自分が一番になりたいって思ったからじゃないかな・・・。」
シカクは真剣な眼差しを浮かべたが、犯人は動じなかった。
「お前の答えはそんなか!他にも理由があるように俺は思う。だがな、何度も言うが俺は人気を奪ったこいつを許せない!最後に、若し脱出しようとしていたならば、お前達もこの糞子役みてーなことになるからな!」
犯人はそう言い残し、部屋を後にした。部屋を後にすると、再び縛ってあったたまさぶろうを解放した。
そして、やはり犯人側のグループもあまりの手荒さに不満を覚えていた。
「にしてもそろそろやりすぎじゃないかなって思うんだけど・・・。」
「だけど、自分はあの子のためにやっているんだよな。にしても無茶な注文をつけるもんだ・・・。」
小屋の片隅で、二人の男が話していた。あの時、犯人に言われて、何処かに電話をした二人であった。
「其れに、電話した時向こうの事務所から色々と聞かれて困ったもんだよ。「引退をマスコミに発表してくれ」って言うだけで、何であんなに言われなきゃならないんだか・・・。」
「偶々行方不明騒動が騒がれていたから、今回は上手く行ったかも知れんが、下手すると本当の理由がバレちまうんだぜ!」
「バレたら、人気を取り戻すなんて水の泡だ!とにかく、暫らくはあの子に協力するしかない・・・。」
「だけど、やっぱり死なせることだけは辞めた方が良いと思うんだけどな・・・。」
そう話していると、犯人が戻ってきた。
「あ、どうだった?」
「大丈夫ですよ。ま、このまま復帰できなければ、それこそ引退を発表したことで、俺が人気の座を取り返せそうですよ。」
(やはり、こんなことで取り戻せると思っている・・・。もっと何か大切なことがあると思うんだがな・・・。)
男はそのように思っていたが、犯人の計画には大人しく従う他無かった。内心では、既に非協力的になっていた。

そしてしまじろう達は、らむりんがあの時もんたと何をしていたのかと言う話を聞いていた。
「そう言うことだったのか。でもらむりん、どうしてしか子先生に言われていたとは言え、僕達に黙っていたの?」
「そうよ。若しかして、誰かが暴露しちゃうんじゃないかとでも思っていたの?」
しまじろうとにゃっきいがらむりんに疑問を投げかけた。だがらむりんは、流石に本人が居るので、中々口を開けなかった。
しかし、とりっぴいは自分だと言うことがテレパシーで、投げかけられたのか、焦った口を開けた。
「と、とりっぴいじゃないよね?とりっぴいは、こういう時はちゃんと秘密を守れるんだから!そうでなくたって、口が堅いんだよ!」
自覚の無いとりっぴいの発言にしまじろう達は内心で「嘘こけ!」と思ったが、今は其の気分を露わにする状況ではなかった。
「でもらむりん、其れが誰だとは言わないけど、僕に位は話せたんじゃないかな?」
「私やみみりんだけにでも話せた筈だよ!例えば、こっそり話すとか・・・。」
そのような状況で、未だに口を開かないらむりんに、しまじろうとにゃっきいは誰かと言うことを遠回しにして返した。
「でも何か・・・しか子先生に言われたことに逆らいたくなかったのよ!だから、今まで黙っていたの。」
らむりんは、真の理由を隠したように重い口を開いた。既に声は振るえ、泣き出しそうな表情になっていた。
「でもらむりん、若し皆に言われなかったらずっとみみりん達に隠そうとしていたの?らむりんや、らむりんともんただけでたまさぶろうを救おうって考えていたの?」
みみりんはらむりんを咎めた。
何時もなら自分を咎めたみみりんに怒りを覚え、喧嘩になる所だがやはり答えに迷い、顔を俯け、口を開けなかった。
「らむりん、確かに君の気持ちは分かるよ。僕だって、担任のくう子先生には中々逆らえないし・・・。」
口を閉ざしたらむりんの変わりにくにあきが答えた。らむりんは漸く小さい口を開け、くにあきの方に体を向けた。
「くう子先生は、僕達じゃんぷ組だけで無く、時には君達の担任のしか子先生やシンの担任のいぬ子先生を咎めることがあるんだ。」
くにあきがそう言った時であった。
「あ、そう言えば!夏休みが終わる直前に、足を挫いたしか子先生の所にお見舞いに行った時を思い出したよ。僕とかんたとけんとともんたとくう子先生、其れにリチャードさんと行ったんだよね!でも僕達のことが心配だからとかって言って無理にちゃれんじ園に行こうとして、くう子先生に怒られていたよ!僕は先生が先生に叱られることもあるんだな、って位しか思わないけど。確かにキャミ君の言う通りだよね!」
と、しまじろうはくう子に纏わるあることを思い出した。
「そう言うことがあるから、じゃんぷ組で何かが起こると、時たま、凄い剣幕で怒ることがあるから、如何しても逆らいづらいんだ。だけど、くう子先生が言っていたんだけど、いざと言う時には、隠し事でも打ち明けなくちゃいけないことがあることもあるんだよ。だかららむりん、確かに担任であるしか子先生に逆らいたくないって気持ちは分かる。でも、たまさぶろうは僕達だって助けられる筈なんだし、例えこの中の誰かが他の誰かに漏らしてしまうって言うリスクはあるかも知れないけど、そう言うことが大切なんじゃないかなって思うよ。」
くにあきの言葉に、らむりんの心が動いた。
「そ、そうよね。本当に御免なさい。例えとりっぴいじゃなくっても、他の誰かがバラしちゃうかもって思うと、中々打ち明けられなかったのよ。でも私、さっき皆に話したから一寸スッキリしたかも知れない!」
らむりんはしょんぼりしていたが、くにあきの言葉で漸く自分の行いを反省したようであった。
「でもさしまじろう、どうやって、たまさぶろうを助け出すの?やっぱり、しか子先生に聞くの?」
らむりんのことで、脱線していた本題をしまおが戻した。
「そうだね。やっぱり、ここはしか子先生に聞くっきゃないよ!そうでなかったら、助け出せないもん!」
しまじろうは決意した。
「良し!そうとなったら、しか子先生を訪ねよう!」
くにあきの言葉に一同は一つになり、早速しか子の部屋へと向かうのであった。
そしてしまじろう達が部屋から出た後であった。
水色の何かが部屋のバルコニーに降り立った。窓を引こうとしたが、ビクともしなかった。窓には鍵が掛かっていたからである。
彼は悲しげな表情を浮かべていた。だが其の傍ら思っていた。ひょっとしたら又戻ってくるはずだと。
部屋を見ると電気が付けっ放しになっていた。其処から、又戻り、遂に生みの親に対面出来るかも知れないと言うことを心待ちにしていた。
そんなことを思いながら彼は、生みの親や其の仲間が部屋に戻ってくるのを待つため、バルコニーの隅に腰を下ろした。

しか子はいぬ子、くう子と共に部屋に居た。そんな中、しまじろう達が尋ねてくると、笑顔で部屋へと入れてくれた。
「しんいち君、くにあき君、今回は本当に先生のクラスの皆と付き合ってくれて有り難うね!どう、二人共皆ともっと仲良くなれた?」
しか子は他クラスの二人に思いを尋ねた。
「僕はしまじろう君達を始め、すてっぷ組のお兄さんお姉さんには満足だよ!未だ、入園してからそんなに経っていないけど、これからも元気で過ごしていけそうな気がする!」
「良かったわね、しんいち君。本当、入園式を思い出すわ。あの時は、お母さんと離れるのが嫌で、泣きながら登園して来たって言うのに・・・。」
いぬ子はしんいちの思い出を語った。
「そう言えば、とりっぴいのクラスのまるりんもそんなことあったよね。其れで、ぞうた達と一緒に、ちゃれんじ園が好きになれるようにしたよね!」
「でも僕は、しまじろう君達もそうだけど、キャミ兄ちゃんが一番頼れるかな?キャミ兄ちゃんは、入園したての僕をまるで本物のお兄ちゃんのように扱ってくれて・・・。」
とりっぴいの言葉を受け、しんいちが返した。
「そんなこともあったわね。じゃあ、くにあき君はどう?もう直ぐ卒園だけど、これもちゃれんじ園の三年間の思い出に残りそう?」
しか子は次に、くにあきに振った。
「僕は何よりもこうして、しか子先生のクラスの皆と過ごせていることが一番の思い出ですよ。じゃんぷ組だけの行事も楽しいけど、今回はもっと楽しめますね。本当に、未だ卒園したくないって気持ちもありますよ。」
「くにあき君は、じゃんぷ組でも何時でもリーダーシップをとっているもんね。じゃんぷ組の皆もくにあき君を頼りにしているから、卒園して、小学校に入学してもきっといい思い出になると思うわ!」
くにあきの言葉を受け、今度はくう子が思いを述べた。
「あ、そっか。キャミ君は年長さんだから、もう卒園しちゃうんだよね。僕達は年中だから後一年は居るけど、卒園しても遊びに来てくれるよね?」
更に、しまじろうも加わった。
「ああ。きっと来るとも。確か、ちゃれんじ園の運動会には、卒園生の競技もあったし、学芸会もあるから、きっと行くよ!・・・あ、其れよりも、しか子先生、本題に戻しますけど良いですか?」
すてっぷ組に混じっての旅行の思いを尋ねられていたしんいちとくにあきだったが、くにあきが脱線していた話を戻した。
「あら、御免なさいね。しんいち君もくにあき君も先生のクラスの皆と仲良くやっていたから、遂話が逸れちゃったわ。其れで、如何したのかしら?」
「しか子先生、御免なさい!私ともんただけの秘密だって言ってましたけど、もうここまで来ると流石にしまじろう達には言わない訳にはいきません!そして話なんですが、私達もたまさぶろうを救いたいと思っているんです!ですから、協力してくれませんか?」
泣きそうな表情で、深々と頭を下げたらむりんだったが、しか子は既に感づいていた。「しまじろう君達にも内緒だってことは言ったけど、何時も見ている限りでは、きっと打ち明けてしまうだろう。」ということを。
すると、くう子が口を開いた。
「貴方達が、友達を心配する気持ちは分かるわ。でも、たまさぶろう君を襲った犯人はどんな人なのか分からないのよ。必死に解放するように説得しても、心を動かしてくれるかは犯人次第だし・・・。其れに若し、貴方達の身に何かが起これば、お父さんやお母さんにも迷惑がかかるのよ。其れに、先生達も園長先生に何て言ったらいいのか分からないし、運が悪いと、先生達もちゃれんじ園に来れなくなっちゃうかも知れないのよ!」
くう子は自分がちゃれんじ園から懲戒処分や解雇されてしまうことを心配していた。だが、しか子は其のくう子の思いを断ち切った。
「くう子先生、お気持ちは分かります。ですが、この子達のことを考えると、協力させない訳には行きません。ですからお願いします。」
しか子は真剣な眼差しでくう子に説得し、しか子も又頭を下げた。
「しか子先生、本当にいいんですか?もう一度良く考えて下さい!若し、犯人が凶暴だったりして、この子達の身に何かが起これば、どう先生のクラスの保護者に説明するんですか?」
「私も未だ、入園したばかりのしんいち君を危険な目に遭わせる訳には行かないわ。確かに従兄弟の可能性があるかも知れないけど、しんいち君は未だ小さいから、説得するのにも無理があるし・・・。」
くう子といぬ子は躊躇いを見せた。だが、其処にしんいちが真剣な表情で向かった。
「いぬ子先生、くう子先生、お願いだよ!僕、本当にまさ兄ちゃんがやったってことは信じたくないけど、僕は其れでもまさ兄ちゃんを説得したいんだ!自分が一番になりたいって理由だけで、しまじろう君の大切な友達を苦しめるなんて許せない!!」
いぬ子とくう子は少し驚きながら、しんいちを見つめた。其れは、何時もちゃれんじ園で見る大人しめのしんいちでは無かった。
しんいちの表情に二人は漸く心が動いた。
「しんいち君が其処まで言うなら、協力させない訳には行かないわね。じゃあしんいち君、未だ年少だけど、ほっぷ組としての意地を見せるのよ!先生、期待しているわ!」
「先生も応援するわ。だけど、本当に駄目な時はくにあき君に変わるなりして、全て一人でやろうとしちゃ駄目よ!」
いぬ子とくう子の言葉を受け、しんいちは感激の表情を浮かべた。
「いぬ子先生、くう子先生!本当に有り難う!僕頑張るよ!」
「私からも有り難う御座います!きっと、たまさぶろう君を救って見せますわ。」
更にしか子も感謝した。
「其れで先生、らむりんから少しは聞いているんですが、あれからお母さんとかから何か聞きましたか?」
早速しまじろうは、しか子に疑問を尋ねた。
「そうね・・・。あ、そう言えば今日、たまさぶろう君の撮影スタッフの方が、警察に被害届を出したって言ったいたわ!」
「あ!其れだわ!じゃあ、警察に聞いてみれば分かるかも知れない!しか子先生、お願いします!」
少し前まで悲しげだったらむりんであったが、漸く普段の落ち着きを取り戻したようだった。
「分かったわ。其れじゃあ、問い合わせたり色々するから、一寸部屋で待っていて貰っていい?何か分かったら、知らせるわ。」
しか子が言うと、一行は一旦先程のしんいちとくにあきの部屋に戻った。
部屋に戻ると、バルコニーに通じる窓から、誰かがノックしたような音がした。
「あれ、誰か居るの?」
にゃっきいはゆっくりとバルコニーに近付いていった。しかし、バルコニーには誰も居る気配がなく、唯漆黒の闇が広がっているのみだった。
「気のせいじゃないの?」
とりっぴいがバルコニーに向かうにゃっきいを尻目に言った。
と、其の時だった。
「わ!」
にゃっきいが思わず声を上げ、その場に座り込んだ。
「にゃっきい、如何したの?」
しまじろうがにゃっきいに駆け寄り、他もにゃっきいに駆け寄った。
「まさか、本当に居たのね・・・。」
「どう言うこと、にゃっきい?」
少し怖々とした表情を浮かべていたにゃっきいにらむりんが尋ねた。そしてらむりんも、バルコニーに注目した。
「え、何あれ?怪しい・・・。」
らむりんは見知らぬ者に、疑問を浮かべ、目を半開きにした。
「らむりん、にゃっきい、誰か居たの?」
しまじろうは未だ、バルコニーに目を向けていなかった。
「しまじろう、見てみなよ。しまじろうだったら、良く分かるでしょ?」
「え、何々?」
そう答えたのはみみりんだった。
そして漸く、しまじろうもバルコニーに目を向けた。其れに吊られるように、他も目を向ける。
「あ!」
しまじろうはとある者を見つけ、思わず声を出した。

次回、第8章「落書きは知っている・・・。」、おっ楽しみに!


其れではここからは、今週のしまじろうについてである。(BS11の方は、11月28日の放送になる。)


今週は、父親の仕事っぷり(シングルマザーの家庭のにゃっきいは母親)に関する話であった。
この話は以前、第62話「おとうさん かっこわるい!?」で、メイ(因みにこの話が初登場話)との配達で揉めたしまたろうの姿にしまじろうは、郵便局員として熱心な父親の姿のプライドをズタズタにされ、顰蹙した時、さくらから半強制的に、しまたろうの職場へ連れて行かれると言うことがあったが、今回、其の時と接点があったかと言うと、全く無かった。唯、メインの親の仕事を見て回ると言うかなりシンプルな物であった。まさに、"Simple is best"って奴だなw

だが、今回も色々と思ったことがある。
其の中でも、登場人物については色々と意見がある。

登場人物と言うと、とりごろうが今月は此れで、三週連続で登場と同時に、準皆勤賞を達成と言う“快挙”を成し遂げたのである!(準皆勤賞達成者が出たのは、9月のぞうた・くまっきい以来。)

さて本題だが、今回の話の流れとして、しまたろうに急な仕事が入り、しまじろうとは遊べなくなる→其処でさくらに代わる→其のことを他の御三方に話すと、とりっぴいも同じ目に合わされたことを知る→ガオガオが登場し、発明品を用い偵察に行く。 と言った流れであった。

これを見ても、特に問題が無いように見えるが、自分的には此処でキャラクターの使い方が違う気がした。
其れは、みみにゃきの登場の必然性が無かったと言うことである。

今回、父親と遊べなくなったことを悩んでいたのはしまとりのみであり、みみりんは特に草太に関しての悩みは無かったし、にゃっきいもねねに関しての悩みは無かった。
と言うことは、自分的にはこんな流れでも良かった気がする。

・しまじろうはさくらやはなとは取り敢えずは遊んだが、しまたろうと遊べなかったと言うこともあり、浮かない顔をしながら道を歩く。
・其処にとりっぴいと擦れ違い、とりっぴいは同じような話をし、しまじろうは共感する。
・すると、ガオガオが擦れ違い、後は今回と同じ展開。


つまり、悩みを浮かべていたのは、しまとりのみだったということから、今回メインが揃って登場する必要が無かったと言うことである。

所で、この「メインが揃って登場する」ことに関してだが、今年の此れまでの放送を振り返ると、メインが登場した際は、必ず揃って登場していた。
去年より前を見ると、しまとりのみしか登場していない話もあったし、前述の「おとうさん かっこわるい!?」の時は、にゃっきいのみ登場が無かった。

謎である。何故今年は、メインの誰かが欠けている話が無いのだろうか。第205話「きらきら ドライブ」の時も、無理矢理揃って登場させた感もあるし・・・。
特に今回の展開では、何度も述べるが、悩んでいたのはしまとりのみであり、みみにゃきには是非出て貰う必要等無かったのである。

さて、この登場人物に関して、他にも出す必然性の無いキャラが居た。

先ず、草太である。

草太は、とりごろうの仕事っぷりそもそも、あの一軒の家を一人で、其れも短時間に完成させるのは無理が有ると思うが?と言う突っ込みもあるが。後、何で他の大工が居ないんだ?普通、家を建てるにも何人か大工が来る筈だし、重機も使うし、周囲に足場(とりごろうは飛べるから必要性が無いにしても)を囲む筈だし、とても建設現場とは思えんかったぞ?を一通り見た後、みみりんが「パパの仕事も見たい!」と言ったこの時のみみりんに「辞めてくれ!あいつは声がドットだから出して欲しくないんだ!」と凄く思った自分がいるwことから、とある披露宴会場でフラワーアレンジメントをしている草太を見た訳だった。

草太は先月も出ているので、準精勤賞(他に、縞野一家も達成した。因みに、ガオガオは特別精勤(先月は2回出ているので)。)になったがやはり、草太が喋るとドットなので、出て欲しくなかったと言うのは言うまでも無いが・・・。

其れ以前にも、草太じゃなくれんげじゃ駄目なの?と言うことや、草太とれんげが共同で作業している描写(其れこそ、自分の母親が働いているので、次のねねの勤める出版社に行く“前振り”になりそうだった。)は駄目なの?と言うこともある。

だがそれ以前に問題なのは、草太の口数である。

草太が今回喋ったのはたった一言、二言程度だった。(終盤で各々の団欒の展開があったが、其の時は一言も喋っていない。)よって、草太が黙々と作業している描写を出すだけで、何か喋らせなかったとしても進行に支障は来たさない気がした。(其の後のねねが、一言も喋っていなかったこの時点で喋れば、“登場”と見做し、ねねは初の精勤になれたのである。)ことを考えれば尚更である。)製作は声優への人件費と言うものを考えているのだろうか?たった一言だけのために、声優を呼ぶというのは、人件費の無駄のようにも感じる。
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ドット「其れにテレビせとうち!何度も言っているよな!!俺の声真似をする奴だけは許さんって!おい、今度みみりんの父ちゃんを家に連れて来い!其れか、俺をアニメに出せ!!何でこんなことをしているのか、事情を聞かせて貰おうじゃ無いか!」勿論、今後、キ○ガイ草太を出して欲しくないと言うのは言うまでも無い。今度出すのなら、ヘソカ以前の温厚な性格に戻ってからにしろ!良いな?

さて、草太について述べたが、良く考えれば、ガオガオも必然性が無かったようにも思える。

今回はずばり、“仕事の意味”について焦点が当っていたと言うことを考えると、ある人物をお忘れではないだろうか?
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リチャード「ソウ言エバ、最近私呼バレマセンネ~。特ニ今回ハ、ワーキングノ話ダッタトイウコトニナルト、あるばいとヲシテイル、コノ私ガ居ナイト、成立シナイヨウニ、思ウノデスガ~・・・。ソレニ、私ハ何時出レルノデスカ~?July以降、出テイナイノデ、ソロソロ出タイデ~ス。」

確かに、ガオガオではなくリチャードでも成立したように思う。
展開としては、リチャードは、弁当屋で弁当配達のバイトをしていて、しまたろうが勤務する郵便局、とりごろうが勤務する建設会社どうしても草太やねねを出したかったのなら、自宅の花屋や出版社にも)に配達をする序でに、しまじろう達が見学をすると言うのでも可能だった気がする。

今回視ていて、「何も“小人化”しなきゃいけないことか?」とも思った。だが、仕事に支障を来たさないことを考えれば適切だったことになるが、やはりリチャードもフリーターとは言え、仕事をしているのだから、ここは是非リチャードにやって貰いたかった。

しかし、終盤で帰宅したしまたろうが、専業主婦であるさくらも“主婦”と言う名の“仕事”をしていることを伝えたことだけは褒めてあげたい所である。だが、絵本の題の記号の描写は何時になったら無くなるのだろうか?以前は、そのような描写が無かったので、本当に視ていて不快なので、辞めて欲しい。

後はガオガオが、とりっぴいの前でうっかり、「とりごろうさん」と呼んだことだろうか?(「お父さん」でも通用したのは言うまでもない。)
更に、あの発明品は第164話「ひかれ! ほたるごう」で似たような物が出ていたのは気のせいだろうか?

ここで余談だが、とりごろうは今は大工と言う設定だが、以前は電気保安員で、鉄塔に登る仕事をしていたと言う設定だったことを御存知だろうか?
恐らく、電気保安員と言う職業は、あまりメジャーではないということから、大工の設定に変更したものと思われる(前作の「ちゃれんじ園オフ2」では"転職した"と言うことにしておいた。)が、振り返るとはっけんたいけんだいすき!しまじろう第75話「カラッパーを見つけよう!」では、とりごろうが其の仕事をしている描写(メット被っていたり、鉄塔を指して「あそこに登っていた」と言っただけだったが)があったし、しまとら時代には、電気屋で働いている描写もあったのだという。

つまりとりごろうも、リチャード程では無いが"転職"しているのである。

又、にゃっきいは母親が、出版社勤務で、父親は、ちゃれんじ島以外の別の島で働いている、言わば“単身赴任”をしているのである。
今回の展開では、にゃっきいは父親が単身赴任云々は言っていなかったが、幾ら普段、父親が居ないとは言え、やはりにゃっきいには父親について語るような一面があるべきである。(前にも言ったが、“死別”しているように見られないようにするため。)

では、どの場面で出せそうだったかと言うと、草太の仕事を一通り見た後、ねねの勤務する出版社に向かう前に、「私の場合は、パパもママも仕事しているのよね!」と言わせたり、メインの誰か(ガオガオでも適任)が、「そう言えば、にゃっきいのお母さんも働いているけど、お父さんって何しているんだっけ?」と尋ね、「私のパパはちゃれんじ島じゃない所で働いているし、ママは出版社で働いているんだ。」と言う感じで、出せそうであった。

さて、アニメ以外では。

「はてなんだくん」が久々に取り上げられていたが、やはり答えが鶏の物だった。
これも、そろそろ問題を変え、はてなんだくんの特徴の一つである“Wiiリモコンのような姿に変身できる”と言う、教材のエデュトイらしい彼を見せて欲しいと思った。

そして、去年も晩秋のこの時期に「メロメロ☆ムシメロ」が流れていて、「もう虫の鳴く季節じゃ無いだろ!」と突っ込みを入れたが、又してもである。後、「こんちゅうのうた」も、前回も言ったが、冬眠したり力尽きる季節なので、時期が合わなくなると言うことを考慮して欲しいと思う。
後、「せかいはパラダイス」に関しては、特に指摘は無いものの、週末に、どんどんとクリコンが開催されているので、そろそろ「ハッピーラッキークリスマス」を流すべきだと思うのは言うまでも無い。(因みに、しまコンに引き続き、クリコンでも挿入歌になった。

そろそろ気になってくるのは、やはり“服装”である。
今夏は、結局メインと縞野一家以外(ねねは例外だったが)は全く変わらずに終わってしまったので、愈々再来週から始まる今冬の展開からは、ちゃんとメインや縞野一家以外にも、防寒着を着る等、防寒対策をちゃんとさせたのかと言う点が気になってくる。(前にも言ったが、ヘソカ以前は完璧だったのに何故?と思うし、視聴者に、寒さを感じさせるし・・・。)

そんな今回の話だったが次回は・・・。
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たまさぶろう「最近、僕の扱いが変わったと思ったら、僕以来の新キャラが登場したからだったのか!スターの僕を出し抜いて有名になろうって言ったって、新キャラだろうと、そうは行かないからな!まだまだ僕はスターの名にかけて、もっと出続けてやるんだから!!」

お前、何で未だ2ヶ月しか経っていないのに出るんだよ?いい加減にしろ!!

・・・おっと、失礼。
最近、くまっきいのせいですっかり薄れていたこいつが出る話である。
勿論、9月に登場して以来、2ヶ月しか経っていないのに、この豹さんが出るのには納得は行かないが、若しかすると、過去2年間、この豹さんが11月最後に登場したことがあるのかも知れない。(このことは次回へ。)

だがそんな中で、しまじろうが予告で「たまさぶろう」と呼び捨てで呼んでいた一面もあった!
不満もあるが、期待として・・・。

しまじろう、お前次回は絶対、たまさぶろうを呼び捨てで呼べな!良いな?
後たまさぶろう、お前此れが今年最後の登場だからな?12月に又出たら、分かっているな?覚悟しとけよ??つまり、クレームであると言うこと

あ、其れと、次回は先月は登場出来なかった『こはく』出演回なのだろうか?ドキドキ森に纏わる話なので、其れこそ適任である。)
こちらも期待したい。
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イモ仙人「何じゃと~!!テレビせとうち!!何故、芋掘りをやらないんじゃ!去年も一昨年のわしが初登場した時も、其の前もやっていたというのに、今年は何故やらないんじゃ~!!先月の話をもう忘れたのかのう~?」イモ仙人、毎年やることになるから、そうしたことの考慮じゃね?ま、ドンマイ!!

・・・と言うことで次回は視れるかどうかは分からないが、視れれば視たいと思う。
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