ちゃれんじ園 オフ ~狙われた子役(スター)・人気の座を手に入れろ!~ 第2章

さて、今週は前作の続きと言うことでうpする。
それではスタート!

       第2章 事件の始まり
翌朝、縞野家では・・・。
「お早う!」
しまじろうが寝惚け眼を浮かべ、其の目を擦りながらダイニングに入ってきた。
「お早う、しまじろう。」
朝食のトーストとハムエッグをしまじろうの何時も座っている席に置きながら明るい声を出した。
「Oh!しまじろう、Good morning!」
「お早う、トミー。」
焼き立てのトーストを齧りながら、トミーは挨拶をする。
「お父さんとはなちゃんはもう済ませたの?」
しまじろうは、朝食の場にしまたろうとはなが居ないのに気付いた。
「叔父さん、今日は何時もより早いからって言って早めに済ませていたよ!はなちゃんと一緒にね!其れではなちゃんは、何か知らないけど二度寝しているよ!」
トミーがそう言うと、しまじろうは自分の席に座った。
「あ、そう言えばトミー。海外に出掛けたお父さんから連絡はあったの?」
さくらもダイニングのテーブルに座りながらトミーに問い掛けた。
「あ!来たよ、叔母さん。Dady、僕のことが結構心配なのか、毎日でも話したいって言っているよ!」
トミーはそう言いながらトーストを齧った。
「伯父さんも結構忙しいんだね!」
「Oh Yes!所でしまじろう、昨日の夜言っていたちゃれんじ園の子の悩み事の話なんだけど・・・。」
「あ、そう言えば今日の朝まで考えるって言っていたね!其れでトミー、何か思い付いたの?」
しまじろうはそう言い、トーストを齧った。
「僕もスケボーのことで、色んなライバルと巡り合ったよ!大会が迫ってきたりすると、かなり強いプレッシャーを感じさせられたりしたからな・・・。でも、互いはライバルであっても、若しかすると内心では、そいつに憧れているのを隠している・・・まあ言うならばジェラシーしているのかも知れないよ・・・。」
「其れも考えられるかもね。考えてみればたまさぶろうは、ちゃれんじ島ではそれなりに有名だけど、たまさぶろうみたいな子役は多く居るんだし・・・ライバルからそう思われていたとしても不思議じゃないかもね。」
「だから、そう言ったことを其の子に伝えておくれよ!」
「うん、分かった。トミー、有り難う!」
「You’re welcome!」
トミーがそう答えると、何時もの朝と変わらない朝食の時になろうとした。
其の時である。付けっ放しになっているTVがあることを伝えようとしていた。画面は、芸能関係のニュースを伝えていた。
『さて、今朝の日刊スポーツの一面です!「超人気スターと称して人気を博しているひょうどうたまさぶろう君が失踪か?」。』
キャスターがそう伝えると、三人は朝食を摂りながらTVに釘付けになった。画面はその一面が掲載された映像がアップで映っていた。
「あ!昨日とりっぴいが「ニュースで視た?」って電話してきた奴だ!」
しまじろうは食事の手を止めた。そして、TVのキャスターは記事に書かれた文面を朗読し始めた。
『彼の所属事務所によると、先週末に地方へロケに行くというのを最後に連絡が取れなくなっている模様。現在、行方を調査中・・・とありますが、皆さんは、人気スターとして知名度が上がっている彼がこのようなことになっているとは意外だと思いますが、どうですかね?』
画面はコメンテーターを映した。
『そうですね。たまさぶろう君と言いますと、巷では「たまさま」の愛称で知られていますが、確かに彼の中で抱えていた不満が爆発したのかも知れないですね・・・。』
画面に映っているあるコメンテーターの言葉に、しまじろう達が思いを述べた。
「しまじろう、最近其のたまさぶろうに何か変わったことは無かったかい?」
早速トミーが語りかけた。
「う~ん・・・僕が見た限りは普通だったように思うけどな・・・。先週までちゃれんじ園はお休みだったけど、其のお休みに入る前の最後の一週間は、スタジオでの撮影があるって言って1日か2日、休んでいた程度だったけど、其れ以外は何時もの調子だったよ!」
「そう言えば昨日、ちゃれんじ園の連絡網が回って来た時、ささきさん・・・いや、まるりんちゃんのお母さんが、別用でたまさぶろう君の家に掛けたら留守電になっていたって言ってて、昨日のニュースのことも話していたわね。」
さくらは右頬に手を置きながら思い出していた。
まるりんの母・ささこから連絡があったのは夜9時を過ぎた頃であった。さくらは電話の向こうから物凄く心配そうな声でささこの声を聞いたのを思い出した。
「其れで、まるりんについては何か言っていなかったの?まるりん、結構たまさぶろうのこと心配するから・・・。」
しまじろうはさくらに疑問を浮かべた。
「特に言っていなかったわね。其れこそしまじろう、今日ちゃれんじ園でまるりんちゃんに聞いてみたら如何?」
「あ、そうか!今日、まるりんに聞いてみよう!」
そう言いながら三人は、朝食を進めた。
朝食を終えるとしまじろうは、自室に行き、ちゃれんじ園に行く支度を始めた。制服に着替えながら、ふと考えた。
「そう言えばまるりんやさくらこ、昨日しか子先生がたまさぶろうが暫らく休むって言った時も結構浮かない顔していたよね・・・。」
そんなことを思いながらしまじろうは制服を着る手を進めた。

彼は目を覚ました。
未だに全身がズキズキと痛み、其の苦痛に耐えながら起き上がろうとした。
「く・・・いてて!」
見ると其処は、ログハウスの一室のようであった。窓から外を見ると、多くの木々が生い茂っていて、其処から朝日の木漏れ日が差し込んでいた。そして、鳥のさえずりが心地よく一室に広がった。しかし、ここは深い森の中にあるのか、朝だと言うのに部屋の中は薄暗かった。
そんな情景に一旦は心を打たれたが、ふと顔を下ろした瞬間、我に返った。
「な!何なんだこれは!!」
自分の体を見たたまさぶろうは、驚かずにはいられなかった。見ると、自分の腹部にロープが巻かれていて、手も一緒に巻かれていた。たまさぶろうは手を拘束されていた。
自由になろうと寝そべった状態で、もがこうとすると、全身から飛び上がるような痛みが走る。何故、自分はこんなに体が痛むのかが理解出来なかった。
するとたまさぶろうは、自分が地方にロケハンに来ていたことを思い出した。其処から如何してこうなっているのかを思い出そうとした。
あの日、撮影は予定通りに終わり、スタッフが運転するシビリアンで滞在先のホテルに向かっていた。
其の時、彼の横から眩い閃光が走り、数秒も経たない内に激しい衝撃音がした・・・と言う所までしか思い出せなかった。
気が付いたら、この見知らぬログハウスの一室に居て、手を拘束されている状況であった。
「一体、僕の身に何があったんだ・・・?それに、何で僕にこんなことを・・・?」
そんなことを考えていると、誰かがこの部屋に向かって歩いてくる足音が聞こえた。其の音に、たまさぶろうはドアに注目した。
其の足音は見る見る近づき、遂にはドアノブを回す音が聞こえ、軋む音を立てながらドアが開いた。
「だ、誰だ!」
たまさぶろうは寝そべったまま声を上げた。やがて、開いたドアからある人物が姿を見せた。
「よう、たまさぶろう!俺のこと、覚えているよな?」
「お、お前は!!」
たまさぶろうはある人物の登場に、驚いていた。

其の頃、佐久市内の病院では・・・。
「あ・・・あ?ここは?」
「大丈夫ですか?ひょうどうさん。」
病室のベッドの上で、まどかは目を覚ました。
「い、一体私達の身に何が起こったざますか?・・・其れより、家のたまさぶろうちゃんは無事なんざますか?」
ベッドの隅に居た、偶々問診に来ていた女性の看護師に色々と問い掛けた。
「ひょうどうさん、落ち着いて聞いて下さい。皆様の身に起こったことを説明します。」
看護師は説明を始めた。
看護師によると、軽井沢での撮影が終わった後、滞在先のホテルに向かっていた際に、同じ軽井沢の県道と国道18号が交わる信号のある交差点で、信号無視の車に猛スピードで衝突されたのだと言う。
其の弾みで、乗っていたマイクロバスが横転し、彼女は救急搬送された時、意識不明の重体だったのだという。
其の他、同乗者のスタッフは同じく意識不明や、重症程度で済んだ程度の者も居たのだと言う。
又、サイ監督も搬送時は意識不明であったが、数時間前に意識を取り戻したのだと言う。
そんなことを看護師が話したが、まどかにはある疑問が浮かんできた。
「其れより、たまさぶろうちゃんはどうしたざますか?」
「たまさぶろう・・・?こちらで救急搬送した際には、そのような方は居ませんでしたが・・・若しかして、今人気スターのひょうどうたまさぶろう君のことですか?」
看護師は首を傾げていた。
「そうざますよ!たまさぶろうちゃんは?たまさぶろうちゃんは何処ざますか?!」
まどかは看護師に詰め寄ろうとした。だが、全身の痛みのせいで体を自由に動かせなかった。思わずまどかは痛がった。
其の時、別の男性の看護師が病室に入ってきた。
「え~っと・・・ここには居ないようだな・・・。」
「如何しました?」
女性の看護師が、男性の看護師に尋ねた。
「ここが、ひょうどうさんが居る病室で、若しかするとたまさぶろう君が居るのかも知れないと思ったのだが・・・違うみたいだな・・・。一応、サイ監督と言う方から、彼を探すように言われたんだが・・・。」
其のやり取りにまどかは先程よりは調子は抑えたが、二人の看護師に頼んだ。
「サイ監督も同じことを・・・!看護師さん、私からもお願いざます!どうか、家のたまさぶろうちゃんを見つけて欲しいざます!」
「分かりました。きっと見つけますから安心して下さい。お母さん!」
女性の看護師が言った。
「ひょうどうさん、何かありましたら、ナースコールでもいいのでお知らせ下さい!」
男性の看護師がそう言い、二人は病室から出て行った。

其の日の昼過ぎ、ちゃれんじ園では・・・。
「しか子先生、今日も連絡がないって言っていて、心配してたわね。」
「そうよね。私達にも人気のあのたまさぶろうが何かあったなんて考えたくも無いわよ!」
「きっと、撮影とかが忙しくて電話している暇がないんじゃないのかな?」
そういったやり取りをクラスメイトのこいぬまさくらこ、まるりん、はやしだきっこの三人が園庭の片隅でしていた。
其の話をしまじろう達が聞いていた。すると、とりっぴいが何かを思い出したのかあることを問い掛けた。
「そう言えばさ、昨日のニュース視た?たまさぶろうが失踪したんじゃないか、って言っていたけど・・・。」
それを受けて、しまじろうも話した。
「あ!僕は今朝のワイドショーで視たよ!もう、新聞にも載っているらしいね!」
二人の言葉に、みみりん達が反応した。
「そう言えば言っていたわね!私、ママと朝、視ていたわ!」
「私達も視たよね?にゃっきい!」
「うん。其れで私のお兄ちゃんもお祖母ちゃんも心配していたよ!」
そして後三人もそれに答えた。
「私は昨日のニュースも今朝のワイドショーも視ていたわ!」
そう言ったのはきっこだった。
「私もよ・・・。」
更にさくらこである。
「私は、昨日お母さんがたまさぶろうの家に電話してみたけど、誰も出なかったことを心配していたわ!」
ささこが昨日、たまさぶろうの家に電話したことを告げると、しまじろうが今朝のことを思い出した。
「そう言えばまるりんのお母さんがそうしていたってこと、家のお母さんが言っていたよ!だから、まるりんはその電話について如何思っているのかな?って心配していたんだよ!」
「私は大丈夫よ!きっと、あのたまさぶろうのことだから、忙しくて電話をかけている暇がないんだと思うよって、昨日お母さんが言っていた!」
「良かった。まるりん、結構たまさぶろうのこと気にかけてくれるから、若しかして落ち込んでいるんは無いかなって思っていたんだ!」
「きっとそうだよ。だからまるりんも安心して!」
「そうよ!私やきっこも心配しているんだからさ。」
「あんまり気にすることはないわ!」
らむりん、さくらこ、きっこの三人が元気付けた。
すると其の時、
「しまじろう君!」
園舎の方から、誰かが駆け寄ってきた。
「あ!シン君!」
「ん?今日はもう一人居るみたいね・・・。」
にゃっきいはしんいちの後ろに、同じちゃれんじ園の園児で、一人のコアラがついてきていたのが気にかかった。其の人物もまた、しんいちと一緒に駆けて来た。
「シン君、其れに今日はじゃんぷ組のキャミ君も!如何したの?」
みみりんは、『キャミ』と呼ばれた人物に疑問を浮かべた。
「いや、偶々くう子先生の用事で、ほっぷ組に行ったら、シンが浮かない顔をしていたもんだから、一寸気になってな・・・。」
「そう言えば、キャミ君ってシン君と、かなり仲良かったよね!」
とりっぴいの言葉を受けて、シンはにこやかになった。
五人が、しんいち達二人に絡みだしたのが気になり、きっこが疑問を浮かべた。
「ねえしまじろう達!シン君とキャミ君とで、何か約束していたの?」
「あ!そうだった!お昼休みに、従兄弟のトミーからのアドバイスを伝えるって約束していたんだ!」
「あ、私もすっかり忘れていたよ!じゃあ又後でね!」
らむりんがそう言い、まるりん達三人から離れた。
三人から離れるとキャミと呼ばれた人物が声を掛けた。
「おい、しまじろう達!あれは君達と同じ、すてっぷ組のまるりん、さくらこ、きっこだよね!何か話していたの?」
「いや何でもないよ!それよりも、今日は如何してキャミ君がシン君と付き合っているの?」
「シンが、しまじろうの従兄弟からのアドバイスを一緒に聞いて欲しいって頼まれちまってな!俺もシンとはかなりの大親友だから、断られずにはいられないって思っているんだ!」
「ホント、キャミ兄ちゃんはこう言った所が頼りになるな~!僕、尊敬しちゃうよ!」
そう言われると、キャミと呼ばれた人物は頬が染まった。
このキャミというコアラの人物は、本名を「かみながくにあき」と言い、しんいちとはかなり仲がよく、悩み事の相談にも良く乗ってくれるほど優しかった。
又、じゃんぷ組では一番頼れる人物として、担任のくう子からも賞賛されていた。そして、英語塾等、複数の習い事にも通っていて、更には小学校低学年の国語や算数等も勉強をしているほど頭がよく、しまじろう達とクラスメイトで、同じく秀才キャラのきむらもんたとは、良きライバル関係を気づいていた。
今度は、園舎の下駄箱の前でトミーからの助言を話すことにした。しまじろうはくにあきも交えながら、今朝トミーが言っていたことを伝えた。
「ふうん。しまじろう君の従兄弟にもそう言うことがあったんだね・・・。」
「ジェラシー・・・か。しまじろう、又いい助言を貰ったもんだな!」
しんいちとくにあきの二人は、其の思いを強く共感した。
「そう言えばトミーって、昨日も言ってたけどスケボーにかけては右にも左にも出る者がいないって程強そうだったわよね!」
らむりんが、昨日のことを思い出した。
「シン、分かったかい?つまり、君の従兄弟にもそういう可能性があるってことだよ。」
くにあきは、未だ若干浮かない顔をしているしんいちを励ました。
「う~ん・・・本当は、たまさぶろう君を羨ましがっているかもしれない・・・そうだよね!」
しんいちは漸く、微笑みを浮かべた。
「だから、まさひろ君も其の気持ちが何処かにあるのかも知れないよ!」
しまじろうが再び声を掛けると、しんいちは感謝した。
「うん!キャミ兄ちゃんだけでも安心したけど、しまじろう君の助言を受けたら、僕もそんな気がしてきたよ!有り難う!」
「シン、良かったな!・・・おっと、そろそろ午後の活動が始まるから戻らなくちゃ!君達もクラスに戻ったほうがいいぜ!其れじゃあ、又後でな!」
そういいくにあきは、じゃんぷ組の教室へと掛けて行った。
「じゃあ僕達も戻るからね!」
「しまじろう君達も有り難う!」
そして、しまじろう達もくにあきの後を追うように、すてっぷ組の教室へと戻った。

くにあきがじゃんぷ組の教室に入ろうとした其の時だった。
「おや、もんたではないか?」
「ああ、キャミ君か・・・。この僕に何か御用でしょうか?」
偶々、もんたと擦れ違い、彼に少し恨めしそうな目付きでもんたを見つめた。
「君、この間の塾でのテスト、全部良かったみたいだな・・・。だがな、次は特に英語に掛けては君に負ける気がしないね!何てったって、英検4級を取得しているんだから!」
「どうでしょうか?僕は英語の先生のリチャードさんと特訓していますからね~。君に負けないような特訓をさせてくれって頼み込めば・・・お分かりでしょうか?」
「それでも君には絶対に負けないからな!英検4級持ちの名に掛けて!」
「キャミ君が本気なら、僕だって本気出しますよ!」
そう言い、二人は睨み合うように燃えていた。
「そう言えば、もんたとキャミって、同じ塾に通っているライバル同士なんだっけ?」
其の様子を昇降口から覗いていたとりっぴいが、しまじろう達に問い掛けた。
「そうよね。この間、もんたが其のことを散々話していたし・・・。」
更にみみりんが続けた。
「たまさぶろうとまさひろ君も、本当はあんな感じなのかな?」
「きっとそうじゃないかしら?」
にゃっきいとらむりんは、二人の睨み合いを見て、益々実感した。

其の夜、しか子の自宅では・・・。
「本当にたまさぶろう君、心配だわ・・・。」
自室の窓辺で頬杖をしながら、夜空を見上げていた。
と其の時、しか子のスマホから電話の着信音が鳴り出した。
「あら、こんな時間に誰かしら?」
しか子は、ベッドの上に置きっ放しになっていたスマホを手に取り、電話に出た。
「もしもし、しかのですが・・・。」
『あ?しか子先生ざますか?』
電話の相手はまどかだった。
まどかは少し強張った感じでしか子との電話を受けた。
「あら!ひょうどうさん、お世話様です!ちゃれんじ園では皆、たまさぶろう君のことを心配していますよ!其れで、撮影は順調ですか?」
だがしか子は、まどかのことは未だ気付いていないようで、何時もの明るい調子でまどかと話す。
『そ、それが・・・しか子先生、家の・・・家のたまさぶろうちゃんが・・・』
「どうかしたんですか?」
しか子はまどかの異変に気付き首を傾げた。
『たまさぶろうちゃんが・・・大変なんざます!!』
まどかは、思わず電話口に向かって叫んだようだった。其の声はしか子の鼓膜が破れそうな勢いだった。
「落ち着いて下さい!一体、たまさぶろう君の身に何かあったんですか?」
しか子は、まどかが助けを求めているような声を出してきたので思わず焦り出した。
『家の・・・家のたまさぶろうちゃんが・・・何処にもいないんざます!!』
「え?たまさぶろう君は、撮影をしているとお聞きしていますが・・・詳しく教えて頂けませんか?」
『はい・・・実は、撮影は順調どおり進んでいたざますが・・・実は私達、交通事故に遭ってしまい、私も怪我で今入院しているざます。同じように、たまさぶろうちゃんも酷く怪我をしたので入院しているかと思ったざますが、其のたまさぶろうちゃんが病院に居なかったざます!』
「そうだったんですか。私も初めて知りました。いいですか?ひょうどうさん、落ち着いて私の聞いて下さい。若しかすると、別の病院に搬送された可能性もあります。そう言うことをもう一度看護師さん等に聞いてみて下さい。ですが、其れでも見つからないような場合は、警察に言った方がいいですよ。」
『わ、分かりましたざます。もう一度、お医者様に確認するざます・・・。』
既にまどかはすすり泣くような声になっていた。
「又何かありましたら、ご連絡下さい。」
しか子はそう言ったが、電話口の向こうからは鼻の啜る音がしたのみで、まどかの返事は無かった。
電話を終えると、たまさぶろうの現状にしか子は呆然とした。
「明日・・・皆にたまさぶろう君のこと、如何伝えればいいのかしら・・・?」
しか子はそれ以上のことを考えられなかった。

次回は、第3章「事件の始まり」!御楽しみに!!


其れでは、ここからは今週のしまじろうについてである。(BS11の方は、9月12日の放送になる。)


今週は・・・
あの糞熊親父!!お前出てけっつったよな??何で未だ居るんだ!貴様!!
いきなり単刀直入に述べたが、そうあの名無しの権兵衛の熊親父が嫌がったことが一番の不満だった!

何が、「どうかな、どうかな?カナブンブン♪」だ!!ふざけんなてめー!!何時も何時も下らない駄洒落言いやがって、てめーが出たせいで不快な土曜日を迎えたぜ!!
しかも何、愛妻弁当に向かってキモい駄洒落言ってんだてめー!マジ失せろ!!貴様のようなキャラが来るようなアニメじゃねー!この、髭モジャ!口無し!!
てめーの脳細胞見てーわ!何処かの回路が狂ってるんだろうな??いい歳して、キモいこと言って、恥ずかしくねえのかい??お前のカミさんも白けさせてんだろうな??

兎に角園長!!お前にはこう言いたい!
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お前の顔面、殴ってやりたいよ・・・。

さて、自己ワースト1のキャラの熊さんの不満に始まった今回の展開だが、考えてみれば他のキャラでも成り立てた気がする。
先ず冒頭、通園バスで登園するシーン。

普通、登園バスには添乗の教員が居る筈である。しまじろうでも、大体しか子が“添乗員”として乗っていることが多い。(所で、普通は添乗員は日替わりのはずなのだが、ちゃれんじ園はしか子が添乗担当なのだろうか?)
所が今回は、「転校生の迎え入れ」のため、添乗員が居なかったのである。
勿論、通園バスで添乗員が居ない幼稚園や保育園はそうある物ではない。あくまでも、自分の幼稚園時代のことを元に語っているので悪しからず・・・。因みに自分の時は、園長ではなく、全く別の雑用の教師がバスドライバーを勤めていた。(だが稀に、園長が運転することもあった。)

しかし、よくよく考えて欲しい。
ちゃれんじ園には、いぬ子とくう子の二人の教員が居る。
つまり、今回の冒頭のあの熊さんのシーンは、この二人の内のどちらかでも代用できたのである。しかも彼女達は、出番が少ないんだから尚更である。

後は、あの愛妻弁当のシーンは全く意味を成さないのは言うまでも無い。あんなシーン、視聴者に何を伝えようと思ったんだ??別に無くてもよくね??あんなお門違いなキャラの蛇足な展開入れんじゃねーよ!!


ワースト1の熊さんのことが多くなってしまうので、あの名無しの権兵衛園長の話は此処までにしてそれ以外では・・・。

何と言っても、新キャラである。
新たな新キャラの名前は「ましろ(字幕では“真白”と表記されていた。公式かどうかは不明)くまっきい(にゃっきいやとりっぴいと同じで、“くまっきー”や“くまっきぃ”では無い。)」と言い、白熊のキャラである。

冒頭で、とりっぴい達が性別について議論を交わしていたが、「ましろ くまっきい」と言う名前を知った時も、とりっぴいは「とりっぴいと似ているから男だ!」に対し、みみりん(其処は本人(にゃっきい)に言わせないか?)は、「にゃっきいと似ているから女だ!」と述べていた。
しかし、実際に「きい」と付く名前の人物は多分居ないだろう。

そして、「くまっきい」と言う余りのストレートさに、吹いてしまった自分が居たw(これは、にゃっきいの名前が“ねこっきい”のような物であるw)
そんな彼女は「大食い(そもそも、どうやってあの2段重ねの重箱持ってきたんだ?少なくてもスクールバックには入りそうに無い感じである。)で、ぽっちゃりしているが、仲間を大切に想う。」そんなキャラである気がした。

冒頭、転校生のお約束としては定番の「転校当初はからかわれ易い」と言う物に則り、ぞうたは軽く貶して、彼女を傷つけた。だが其れでも、最終的にはぞうたと仲良くなっていったのであった。
所で、そんなぞうたに伝えたいことがある。

くまっきいの声聞いて、お前はこうは思わなかったかい?

「ぶうたに、似ているな・・・。」と。
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ぞうた「そう言えば、そんな気がしたぞう。ひょっとするとくまっきいは、僕の子分として何時でも一緒に居た、ぶうたの代わりなのかな?そう思うと、ぶうたのことが色々と思い出してくるぞう・・・。ぶうたが居なくなって、くまっきいが来た・・・・・・。」
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ぞうた「・・・僕は・・・僕は今・・・ぶうたに変わる新しい友達が出来て・・・嬉しいぞう・・・。何時か、ぶうたに会ったら・・・あいつにも・・・あいつにも教えてやりたいぞう・・・。ぶうた・・・僕は・・・きっと・・・くまっきいと・・・もっと仲良くなって・・・何時か・・・ぶうたと三人で・・・遊びたいぞう・・・。だから・・・影から応援して欲しいぞう・・・。」

ぞうた、すまないな・・・。
お前の盟友であるぶうたを思い出させちまって・・・。

そう、中の人が戸田亜紀子で、ぶうた、そして其の前任のジャン・ケン兄弟のケンと中の人繋がりなのである。此れも前回、その様に予想したが、其の予想が見事に的中したのである!つまりぞうたからして見れば、彼女は、ぶうたの“生まれ変わり”と言っても過言ではないだろう。

ではぶうたにも教えてあげたいと思う。
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ぶうた「ぶう、ぞうたか・・・懐かしいな!ちゃれんじ園に通っていたのが、まるで昨日のことのようだよ。そう言えば、皆元気かな~!僕が引っ越す時、最初はぞうたに怒鳴られたけど、結局は僕のことを泣きながら見送ってくれたよね・・・。其れで、転校生がやってきたんだって?いつか僕もちゃれんじ園やぞうたの所に遊びに行ったら、一度は会ってみたいな~・・・。」

お前やらむりんが復活することを、皆待っているぜ!
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らむりん「又私の知らないキャラが増えたのね!私にも会わせてよ!!」

これから、彼女はどのような活躍ぶりを見せるのだろうか?今後に期待である。(未だ設定等分からないことだらけなので、今後判明する物と思われる。因みに、誕生日はぶうたと同じ2月2日だったりしてwww
ではくまっきい、早速初登場の話を終えた今の気分はどうだい?
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くまっきい「皆~!!私はくまっきいよ!!今日、初めてアニメに出演したけど、私の活躍振りは如何だったかな~?皆、結構私と仲良くしてくれそうみたい!!此れから私は色んな所で活躍していくよ!だから皆、宜しくね~!!」

あ、でもくまっきい、教室のドアを壊した責任は取ってよね?あればかりは悪いがぞうたに同意した・・・。
後は、とりっぴいは無自覚な音痴であると言う、カービィや「ドラえもん」のジャイアンに似ている所があると言うのも余り知られていないと思う。(今回は其れについては余り触れていなかったが・・・。)

さて其れ以外に指摘は特に無いが、強いて言うならEDクレジットである。
今週のEDでは、赤崎千夏の箇所が「けんと」と表わされていたが、どちらかと言うと「しか子」が喋った割合が多かった。因みに、けんとが喋ったのは1・2回ほど・・・(少ない!!もっと喋らせろ!!ぞうたばっか喋っててつまらんかったぞ!!)ならば、「しか子」とテロップした方が良い気がした。(自分的には、「しか子先生(改行)けんと 赤崎千夏」がいいと思うが。

そんな今週の話だったが、次回も納得できない話である。
次回は自己ワースト2のキャラの豹さんが出るからである。あの豹さんと言えば、夏に海外に行くとかってなっていた筈だが、恐らく真相は次回語られるのだろうか?(勿論、次回の話をやって欲しくないのは言うまでも無い!)
だが其の一方で、予告画像でとりっぴいがみちよと飛んでいるシーンもあった。前々から「あの緑鸚鵡がお荷物にならないためには、鳥らしく飛ぶべきだ!」と語ってきた。(予告の感じだと、“祖母”を巡って豹さんと張り合うらしいが・・・因みに、あの豹さんは未だ祖母は出ていない。・・・ってことは、祖母が出て本名判明か??

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きりんた「何で次回は僕の誕生日の話じゃ無いの?放送日(TXN)は9月10日だけど、前日が誕生日なんだよ!!僕を祝ってよ!!テレビせとうち、僕のことよりたまさぶろうのことが大事な訳??先月、かんたが誕生日祝って貰えなくて、僕が雪辱を晴らそうと思ったのに、がっかりだよ!!」
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けんと「其れより、今回の僕の台詞たったの2回程度じゃん!ならなんで僕を呼んだの?ぞうたばっかり喋っててつまらなかった!僕だってもっとくまっきいと絡みたかったよ!僕と声がよく似ているしか子先生にばっか喋らせて、何か面白いの?」
きりんた「僕は今週、誕生日要素が無かったことにがっかりだね!折角くまっきいが来たんだから、僕の誕生日を祝って貰いたかったのにな!!それで次回はたまさぶろうって、冗談じゃ無いよ!!何であいつに出番を回す訳?テレビせとうち、僕達を出すことよりもぞうたやたまさぶろうの方が大事な訳??」

続きは次回にしましょう・・・。
と言うことで視れるかどうかは分からないが、視れれば視たいと思う。

又、新キャラの追加と言うことで、新たにこちらも更新したので、是非御覧あれ。


お知らせ
現在連載中の「ちゃれんじ園 オフ3」に関して、今月は来週末から諸事情があるため、暫らく連載出来ません。
よって、次回のうpは早くても10月になる予定です。
第2章で早くも休載となってしまいますことをご了承下さい。
又、今月中はブログのうpも週明けになります。内容も、其の週のアニメのみと言うシンプルな物になる予定です。
何卒、ご理解をお願い致します。
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