ちゃれんじ園 オフ ~山奥集落の誘拐事件~ 第15章・エピローグ

さて、何時もだと土曜日にうpする予定であったが、しまじろうSPCのため、今日の更新となる。更新が遅くなったことをお詫びする。
そして、このシリーズは今回で最終話となる。そのため、第15章とエピローグを一挙うpすることとする。

其れでは、スタート。

            第15章 突然の別れ
「あ、お父さん。如何したの?」
『あ、らむりんか。お父さんからとっても大切な話があるんだ。良いかい?』
「うん、其れで何?」
らむりんは、電話口の向こうでまっせいが其の様子であることは分かっていた。
『実はな、急で悪いんだが、明日急遽、フランスに帰らなくちゃならなくなったんだ!』
「え~!!」
らむりんは思わず声をあげた。
『今日、お祖父ちゃんが、転倒した際に入院するほどの怪我をしたって、さっきお祖母ちゃんから連絡があったんだよ。だから、しまじろう君達には辛い思いをさせちゃうかもしれないけど、今回はちゃれんじ島には行けないって謝っといて・・・。』
らむりんはまっせいの言葉に、暫く何も言えない状態であった。らむりんは考えた。
(確かに、お祖父ちゃんが倒れたともなれば、私だって行かなくっちゃ!・・・でも、しまじろう達に詫びて、分かって貰えるかな・・・?)
『おい、らむりん?聞いているのか?』
ふと、まっせいの声が聞こえ、らむりんは咄嗟に返事をした。
「あ、分かったわ。伝えておくよ。」
『其れで何だが、出雲の駅を出る時と、岡山から新幹線に乗る前に、お父さんに電話してくれないか?お父さんとお母さん、らむりんが東京駅に着く時間に合わせて、こっちも向かうから。』
「分かった。其れじゃあ、又明日連絡するね。」
そう言い、らむりんは通話を終えた。だが、通話を終えた後もらむりんは、しまじろう達にはどのように伝えればいいのか迷っていた。
「私がちゃれんじ島に行けないってことになると、しまじろう達も悲しむわね・・・。本当に如何しよう・・・。」
そう言いらむりんは、途方に暮れていた。

其の頃、東名高速の足柄SAの客室では、
『いやあ、今回は色々と頼んで済まなかった。有り難うよ、ガオガオ。其れに、カーバーとメエメエにも伝えとくんじゃ!』
「お蔭で疲れましたよ。で、ジジ様、もう頼み事は本当にないんですね?」
『わしからは以上じゃ。其れより、カーバーの風邪は治ったかのう?一時は、つくばに行けるかが心配じゃったが・・・。』
「あ、大丈夫ですよ。風邪も大したことが無かったようで・・・。」
『そうかそうか。あ、其れじゃあわしはもう寝るから、これで失礼するよ。お休み、ガオガオ。』
「ジジ様もお休みなさい。」
ガオガオはジジとの通話を終えた。
「で、ジジ様の頼み事はもう終わりじゃと?」
客室の隅のソファーに座っていたメエメエが、ベッドに座っていたガオガオに尋ねた。
「ああ。もう無いってさ。これで明日は、漸く出雲に行けるぞ~!」
「やっと来たって感じですわね。其れに、私の風邪もすっかり治って本当に良かったですわ!」
カーバーはメエメエの真向いのソファーに座りながら話した。つくばへ向かう前、かなり咳き込んでいたあの時とは一転し、既に風は完治し、何時もの様子に戻っていた。
「其れで、今私達は、東名の足柄SAに居るが、ルート的には、東名、名神、中国道
と来て、松江道と山陰道を通って、出雲で良いかい?」
ガオガオはNEXCO中日本のフリーペーパー「高速家族」と「東名高速道路・中央自動車道」のエリアガイドを見乍ら、これから通るルートを指で辿った。カーバーとメエメエは、ソファーからガオガオの居るベッドに置かれた地図を見るため動き、地図に注目した。
「そうじゃのう。わしもこの通りがいいと思うわい。」
「私もですわ!ガオガオさん。」
「二人が良いと言うなら、そうしよう。あ、其れじゃあそろそろ寝る用意でもするかね?」
ガオガオがそう言うと、寝る用意をするためベッドから立ち上がった。同じく、カーバーとメエメエも立ち上がった。

翌朝、屋敷での起床時間は7時半だった。この日は、予定も特に無く、朝食が済んだら、各々準備を整え、出来た参加者から屋敷を後にすることになっていた。
しまじろう達は、最後の朝食をらまりんと一緒に楽しんだ。
こうして、午前9時頃、参加者は次々と準備を整え、屋敷を後にしようとしていた。
「しまいちろう君とお祖父さん。又、会おうね!」
「僕もしまじろう君に会えることを楽しみにしているよ。」
屋敷の駐車場では、牧野家の三人が、他の参加者の見送りを各々の車の所で行っていた。そんな中しまじろうも、一足先に屋敷を後にするしまいちろうとしまるに話し掛けていた。
「今回は、裏で物騒な事件も起こったりしたが、君は如何じゃった?」
しまるが尋ねた。
「はい、僕はしまいちろう君に会えたのが、とても嬉しかったです。お祖父さんも嬉しかったでしょ?」
しまじろうが聞き返す。
「勿論じゃよ。わしもしまいちろうも、久々の遠出を楽しめたよ。本当に有り難うな。あ、其れじゃあしまいちろう、行くとするかのう。」
そう言いしまるは、後ろにあった自身の愛車であるシルバーで、少し古い型のアコードの運転席のドアを開けた。開けると同時にしまるが乗り込み、乗り込み終えると、しまいちろうも助手席のドアからアコードに乗り込んだ。
そして、アコードのエンジンを掛け、しまいちろうが助手席の窓を開けた。
「其れじゃあ、又ね。しまじろう君。僕、金沢で君が来るのを何時でも待っているよ!」
「僕もちゃれんじ島で、しまいちろう君のことを待っているからね!」
しまじろうが言うと、アコードは適した位置までバックをし、其のまま幹線道路へと通じる道へと進んで行った。其れでもしまいちろうは、窓から顔を出し、しまじろうに手を振った。しまじろうも応えるように、アコードが駐車場の周りを覆った木々で見えなくなるまで手を振り続けた。
其れから数分後、のの達一行のレンタカー会社の迎えが来た。其の時は、玄関でのの達を見送った。
「この度は、お世話になりました。」
ののの父親が深々と頭を下げた。
「いえいえ、良いんです。其れに、私の娘の誕生日にも御付き合い頂いて、誠に有り難う御座います。」
「じゃあ、又会おうね!ののちゃん。」
「うん、私、しまじろう君達に会える日、楽しみにしているわ!」
ののがそう言うと、しまじろうは満面の笑みを浮かべた。
「あ、私のこともこれから宜しく!」
初めてののに知り合ったにゃっきいが、笑顔で答えた。
「うん!にゃっきい!」
こうしてのの達は感謝の気持ちを伝えて、屋敷を後にして行った。其の様子を一行は見届け、愈々、しまじろう達が屋敷を後にする時間になった。先程の駐車場には、らまりんがリツ子と隣り合いながら、コースターに乗り込もうとしているしまじろう達と会話をしていた。
既に、コースターにはすてっぷ組のメンツにぽん太郎とにいすけ、ドカペとマサシとモグちゃんにトミー、たま子、より子が乗り込んでいて、運転席にも大星、助手席にしまたろうが居た。
「今回は、本当に私のために、有り難うね。皆!」
らまりんは早速、感謝の言葉を伝えた。
「うん。こちらこそ。僕はあんまりちゃれんじ島から出たことが無かったから、こうやって遠くまで来れたのが嬉しかったよ。本当に、お父さんに感謝しなくっちゃ!」
しまじろうは笑顔で答えた。
「そう言えば、そうね。家のお父さんとも知り合いだっただなんて、私吃驚しちゃったわ!」
「そう言うらまりんは、私と知り合いになったのよね!」
其処にらむりんが口を挟んだ。
「そうね。私達、一寸怒りっぽい所とか、お姉さん的な感じがする所、其れと頭にバンダナを被っている同志で意気投合したのよね。又何時か、らむりん達に出会ったちゃれんじ島に行ってみたいわ・・・。でも、らむりんはもう居ないのよね。」
らまりんは少し残念そうな顔を浮かべた。
「そうなのよ。又何時か、日本に来れればいいんだけどね・・・。」
そう言うと、らむりんは顔が俯き、泣きそうな表情を浮かべていた。如何やら、急遽帰国しなければならないことが、気に掛かっていたようであった。
「あれ?らむりん、これからちゃれんじ島に行くんじゃなかったっけ?」
「そうよね。行く時に、みみりん達にそう言っていた筈なのに・・・。」
とりっぴいとみみりんが、其々疑問を浮かべた。
「あれ、そうだったっけ?ま、良いわ!じゃあ、又何時か会おうね、其れに元気でね!らまりん!」
「う~ん・・・らむりんったら、何か隠していそうね・・・。怪しい・・・。」
にゃっきいがしまじろう達には聞こえないような小声で、らむりんを半目にして、腕を組みながら疑った。
だが、にゃっきいの疑いに、しまじろう達は気付かず、やり取りは続いた。
「じゃあ、ちゃれんじ島に来る時になったら、私に知らせてよ!私も行くようにお父さんとお母さんに頼むから・・・。ね?良いでしょ?」
らまりんは隣に居たリツ子に誘い掛けた。
「そうね。考えておくわね・・・。其れに、貴方達、今日は有り難うね。気を付けて帰るんだよ!」
「はい、有り難う御座います!」
しまじろうが御辞儀をした。すると、
「お~い!そろそろ発車するよ!電車の時間が間に合わなくなっちゃうから・・・。」
運転席から大星が振り返り、しまじろう達を呼んだ。
「あ、其れじゃあ皆、又ね!」
らまりんがそう言い、手を振ると同時に、ブザー音と共にコースターのドアが閉まった。ドアが閉まると、しまじろう達は空いている席に座り、らまりんとリツ子に向かって手を振った。其れを見た一行も、手を振り出した。既にしまじろう達の目頭は熱くなっていた。
動き出したコースターの中で、手を振る一行を見乍ら、らまりんは手を振りながら呟いた。
「私達、離れていても、何時でも友達だよ!」
らまりんとリツ子は、一行の乗せたコースターが木々に隠れて見えなくなるまで、手を振り続けた。コースターが見えなくなるとらまりんの目から、涙が一粒零れ落ちた。
そして、しまじろう達も、らまりんが見えなくなると、暫く後ろを振り向いていた。そんな中、らむりんも又、別れに感極まり、涙を流した。
「らむりん。又何時か、らまりんに会えるわよ!」
其の姿に気付いたにゃっきいが、早速らむりんを元気付ける。
「そうね。一番らまりんに意気投合したのが私だからね。何時か又、日本に来た時に・・・。」
そう言うとらむりんは言葉を失い、顔を突っ伏した。
「らむりん、如何したの?」
にゃっきいがらむりんの異変に気づき、思わず声をあげた。だが、しまじろう達三人は、ドカペとマサシとモグちゃんとトミーとの会話が弾んでいて、気付いていなかった。
「ううん。何でもないの・・・。御免ね、にゃっきい。」
らむりんは、にゃっきいに表情だけは見せたくないようだった。
「ねえ、私さっきから、らむりんのこと見ていると、何かあったんじゃないかって思うの!何かあったのか話してもいいんじゃない?しまじろう達とは友達だったけど、私だって折角友達になったんだからさ!」
にゃっきいの言葉にらむりんは心が動き、にゃっきいにだけは、昨日のまっせいとの電話のことを話すことにした。
「分かった。じゃあ、にゃっきいにだけは話すよ・・・。」
らむりんは、重い口をにゃっきいに向けて開いた。

其の頃、静岡県内の東名高速では、とある一台の車が、名古屋方面、いや、出雲へと向かっていた。白のインプレッサだった。
「ガオガオさん、どの位で着きそうかしら?」
助手席のカーバーが、運転席のガオガオに尋ねた。
「そうだな。何しろ、東京から出雲までだから、日が暮れて、夜になってしまうな・・・。」
ガオガオは真剣な目付きで答えた。
「まあ、わし等は特に急いではいないのじゃから、こうしてゆっくり行くのが無難じゃ!」
後部座席にドッカリと座っているメエメエが口を挟んだ。
「そうですね。私達の目的は、遺跡で新発明のあれの成果を試すこと。唯それだけだからな。」
ガオガオはそう言うと、前方を走っていた黒のbBを追い越すため、ウィンカーを出すとともに、追い越し車線へと移動した。
「・・・其れにしても、今回は私のRX-8が使えなくて残念だわ・・・。結局、今回はレンタカーになってしまったけど・・・。」
追い越したbBを助手席の窓から目で追いながら、カーバーが言った。
「ま、しょうがないじゃないか。カーバー博士の車は、今故障中なんだから・・・。そんなことより、ジジ様から解放されて、出雲に迎えることを誇りに思わなくっちゃ!」
ガオガオはそう言うと、bBから見て、かなり前を走っていたクリーム色のアルトを追い越すため、アクセルを強めた。車内には、インプレッサの力強いエンジン音が響き渡った。
「そうじゃのう。全く、ガオガオ殿に出会った時も、随分と召し使いのように扱われたらしいが、わしやカーバーが弟子入りした時も、あんな感じじゃったからのう。」
「本当に思い出すわね。ジジ様の所に弟子入りをした時のことを・・・。私も、あの時不満で不満で帰ろうとしたら、あの『カメパック』だったかしら・・・。其れを使ってからにしろとかって言われて・・・其れで使ってみたら、あら吃驚。其れだけで泳げるんですもの・・・。本当に驚きましたわね!」
メエメエとカーバーの思い出話を耳にすると、ガオガオはアルトの追い越しを終え、アクセルを戻した。そして、口を開いた。
「やっぱり大変でしたね。私も似たようなこと、されましたよ!」
「そうじゃのう。其れよりわしは、あの発明品を使うのが楽しみじゃ!何せ、天才と言われたわしの超傑作じゃからのう!ホッホッホ!!」
メエメエは思わず高笑いをした。
「私も楽しみだよ。」
ガオガオがそう言い微笑むと、インプレッサのウィンカーを操作し、元居た走行車線へと戻した。ガオガオ達は間もなく静岡ICに差し掛かろうとしていた。

そして、一行は出雲市駅に到着した。ここでは、未だ出雲に残るトミーと別れることになっていた。
「そうなんだ。トミーはこれで伯父さんの所に戻るんだね!」
「ああ。僕は、ダディの用事ってことで来たからね。いや~、君達には色々と迷惑を掛けて済まんかった。」
駅舎の出入り口の所で、しまじろう達はトミーと話していた。
「全くだ!僕が連れて行かれた時は、本当に強盗かと思ったぞ~!」
「私も吃驚しちゃったわ!ぞうたときりんたを見つけたって言って、貴方達に付いて行ったら、トミーが居て・・・。」
「僕もだよ。トイレに行きたくなって戻ったら、不意を突かれたよ。で、まさか僕とぞうたはトイレに行くように仕向けただなんて思いもしなかったよ。」
「僕は遺跡じゃなくて、駐車場に向かわされていただなんて思いもしなかったのだよ。」
トミーに連れ去られたぞうた、きっこ、きりんた、ぽん太郎の四人が、其々の不満をぶつけた。
「オゥ、アイムソーリー!そう言えば、聞いていなかったけどしまじろう達、ちゃれんじ園は如何だい?」
トミーがしまじろう達に尋ねた。
「うん。毎日が楽しいよ!風邪引いてでも行きたいって思うもん!」
と、しまじろう。
「そうだよね。一度風邪引いた時、無理に行こうとしてはなちゃんとかに怒られたんでしょ?」
とりっぴいの不意打ちの発言に、しまじろうは思わず図星を浮かべた。
「え~・・・あ、そうだっけ・・・。」
しまじろうは思わず赤面した。
「フフフ。でも、みみりんはトミーに会えて楽しかったわ!又会おうね、トミー!」
みみりんは、しまじろうととりっぴいのやり取りに微笑みつつ、トミーに答えた。
「そうだね。其れよりも、みみりんも相変わらず可愛いね!以前会った時は、赤い服に左耳には花飾りだったのに、今は水玉模様のワンピースに、ピンクのカーディガン、そして、左耳のピンクのリボンがとても似合っているよ!」
「あら、トミーったら御上手ね!」
みみりんは赤面した。
「其れに、みみりん。私がフランスに行く時にあげた其のリボン、大切にするって言っていたけど、本当に大切にしてくれて有り難うね!」
らむりんは、みみりんのリボンを指差しながら言った。
「あ、そうよね!このリボンは、らむりんの形見だもんね!みみりん、偶に其のリボンを見ると思い出すわ。らむりんと遊んだ楽しかった日々のことを・・・。」
みみりんは、耳に付けたリボンを一旦外し、掌中に収めながら言った。らむりんは思わず見入った。
「へえ、其れってらむりんのだったんだ。私は初めて知ったわ!」
にゃっきいがみみりんの掌中にあるリボンを見ながら言った。
「そうなの。みみりん、らむりんが引っ越すことになった時、見送りに間に合うようにせっせとらむりんの似顔絵を描いて、其れのお礼に貰ったのよ。らむりんが居ない今は、しまじろう達の中では、お絵かきは一番って思うけど、やっぱりらむりんの方が上手だと思うわ!あ、らむりんは、みみりんがあの時あげた似顔絵は大切にしているの?」
そう言うとみみりんは、再びリボンを左耳の辺りに付けた。
「勿論。家に飾ってあるわよ。今度、文通相手のにゃっきいに飾ってある写真と一緒に送るよ!」
「有り難う!らむりん!」
其の様子にトミーが微笑み続けた。
「らむりんは、其の『R』って服と、頭のバンダナが似合っているよ。僕に初めて会った時にはリボンをしていたけど、そっちよりこっちの方が好きかな。」
トミーはらむりんに振り向いて答えた。
「まあ、トミーったら。」
らむりんも赤面した。
「じゃあトミー、私は如何?」
にゃっきいは自分を指しながら尋ねた。
「そうだね。にゃっきいは僕としては、紫のベストと、ストライプ柄のスパッツがお似合いかな?其れにしても、にゃっきいは紫が好きなのかい?」
「あ、私は紫よりも黄色が好きよ。そうね、私って普段紫のファンッションをしているからね・・・。良くそう言われるのよ。」
にゃっきいはふと自分を見回した。
「あの、とりっぴいのこと、忘れていませんか?」
とりっぴいは少し苛立ちながら、トミーに尋ねた。
「とりっぴいね。相変わらず蝶ネクタイだね。柄と大きさがあの時と変わっているけど・・・。其れに、下腹部の所と蝶ネクタイの白のストライプが似合っているよ!」
「え?其れだけ?」
「うん、其れだけ。」
「もう、トミーったら、初めて会った時と全然変わってないじゃん!」
とりっぴいは立腹したままだった。
「本当、トミーったら女の子のことばっかりだね!あ、でも僕はトミーに会えてとても嬉しかったよ!又会おうね!」
「イエス!所で、しまじろうは以前、青いオーバーオールを着ていたのに、今は赤いトレーナーって僕の真似のつもりかい?」
「あ、別にそう言う訳じゃないんだよ。そう言えばトミーも相変わらず、赤い服だね!」
しまじろうとトミーの服装に一同が見入った。
「そう言えばそうね。しまじろうとトミーって、赤い服同士ね!」
みみりんが納得した。
「縞々同士で、赤い服同士!本当、感激だよ!」
トミーは上機嫌だった。すると、
「さ、皆!そろそろ、電車の時間だから、行くよ!」
しまたろうが指示を出した。
「あ、其れじゃあトミー、僕達はもう行くからね!又、遊びに来てよ!」
しまじろうが誘い掛けた。
「オウ!是非とも行くよ!其れじゃあ、グッバーイ!」
トミーがそう言うと、しまたろうがやって来た。
「トミー、有り難うな。お義兄さん、いや、お父さんに宜しくな!」
「叔父さんも元気で!あ、其れと叔母さんとはなちゃんにも宜しくって伝えて!」
「ああ、伝えておくよ。其れじゃあ、気を付けてね。トミー。」
しまたろうがそう言い、トミーから離れた。
「じゃあ、元気でね!」
しまじろうがそう言うと、
「俺からも元気でな!」
「僕も。又会おうね!」
「おいらも。トミーに会える日を楽しみにしているよ!」
ドカペが口々にし、
「これから俺のことも宜しくな!」
「僕もだよ、トミー。」
「あ、おいらもね。」
マサシも口々にした。そして、
「じゃあ、トミー。気を付けて!」
「サンキュー!モグちゃん!」
モグちゃんが締めると、一行は改札の中へと入って行った。其の様子をトミーは手を振りながら見送った。其の時、しまじろうが一瞬振り向き、笑顔を浮かべた。トミーも笑顔を返し、黙って見送った。

やがて一行は、特急やくもに乗り込んだ。やはりけんとが興奮していた。
「特急やくもは、岡山から出雲へのアクセスに便利なんだ!其れに、今じゃ貴重になった381系、其れも国鉄色に乗れて、僕も嬉しいよ!」
けんとの言葉に、しまじろうは何も言えなかった。
「けんとったら、相変わらず電車好きだね!」
「うん。でも、とりっぴいは電車なんかより、車が好きだからね・・・。」
しまじろうととりっぴいは黙って、自分達の座席で、右斜めの座席に座っているけんとの解説を聞いていた。
「其れに、今回は岡山からはのぞみで残念だけど、何時かは500系や700系のこだまに乗ってみたいな~。若しかしたら、500系と700系、其れに700系ひかりレールスターなんかも見れるかな?あ、其れか岡山発のひかりだったら、700系かも知れない!」
けんとは何の躊躇いも無く続けた。既に自分の世界に入っていたようで、しまじろう達は呆れていた。
「僕の将来の夢は新幹線の運転手だから、どんな新幹線が見れるか楽しみですね~。」
だが、けんとの隣の座席のもんただけは、けんとの話に付いていった。
「そうだよね。もんたはどの新幹線を運転したいの?500系?700系?ひかりレールスター?N700系?あ、500系は模擬の運転台があって、運転を体感できたりするんだよ!」
「う~ん。其処までは未だ決めてないですよ。でも、500系にある其の運転台は興味深そうですね。何時かは僕もやってみたいです!」
「うん。一度やってみてよ。僕、少し前に広島に行った時は、500系こだまに乗ったことがあって、実際に動かしてみたよ!」
そんなけんとともんたのやり取りを直ぐ後ろの席のみみりんとらむりん、更に後ろのにゃっきいとにいすけも聞いていた。
「本当、電車が好きって感じが伝わって来るわ・・・。」
「私がちゃれんじ島に居た時は、けんとはあんな感じじゃなかったからね・・・。本当に今のけんと見て吃驚だわ・・・。」
「何時だったか、しまじろうととりっぴいがリチャードさんと一緒に、水族館に行った時は、其の話ばかりされて、けんとにムキになったって言ってたっけ・・・。」
「僕はあんまり電車に興味が無いからね。行きの寝台特急は豪華だな、位しか思っていないよ。」
みみりん、らむりん、にゃっきい、にいすけが思いを其々口々にした。
「でもお兄ちゃん、行きの電車はお祖母ちゃんと結構良い部屋撮ったんでしょ?二段ベットでらむりんと一緒だった私とは違って・・・。」
にゃっきいがにいすけに尋ねた。
「うん。あれはお祖母ちゃんが、お母さんに頼んだからだよ。にゃっきいの時は、しまじろうのオジさんが取ってくれたんでしょ?」
「あ、そうね。でも私はけんとじゃないから、ぞうたとぶうたとけんとがとった、あのノビノビとかって席よりはらむりんとの相部屋も良いかな~って思う程度だったけど・・・。」
「ま、普通はそうだよね!」
そういいにゃっきいとにいすけは笑った。

やがて、一行が乗ったやくもが出雲市駅を発車した。一行は、各々の席で今回の旅について色々と振り返っていた。そんな中、しまじろう達もドカペとマサシ、モグちゃんを交えながら話していた。
だがやはり、らむりんは、フランスに帰らなければならないことが気に掛かるのか、終始浮かない顔をしていた。
「らむりん、大丈夫?」
「具合でも悪いの?」
にゃっきいとにいすけが、らむりんを気遣った。だが、にゃっきいはらむりんのことを既に知っていたので、何と無く感付いては居た。にゃっきいは自信を持って口に出した。
「らむりん、ひょっとして、あのことを気にしているの?」
にゃっきいの言葉に、らむりんはふと我に返った。
「あ・・・うん。」
らむりんは頷いた。すると、何も知らないにいすけが尋ねた。
「にゃっきい、らむりんが如何かしたの?」
「あのね、お兄ちゃん・・・。」
にゃっきいはにいすけの耳元で、らむりんのことをゴニョゴニョと囁いた。
「そうなんだ。其れは残念だね。僕も楽しみにしていたのに・・・。」
にいすけも困り顔を浮かべた。
「そう言う訳なのよ。だから、今そのことをしまじろう達に話そうか悩んでいるの。」
にゃっきいも困惑していた。
其れから、暫く時間が経った。にいすけが思い切って口に出した。
「ねえ、らむりん。もう話したら?多分、しまじろう達も残念がるだろうけど・・・。」
にいすけの言葉に、らむりんは驚いていた。そして、らむりんは少し考えた。
そして、らむりんは決意した。
「分かった。皆に話すよ!」
にゃっきいとにいすけは、らむりんが既に寂しそうな表情を浮かべていたのが分かった。すると、
「ねえ、しまじろう達!らむりんから話があるって!」
にゃっきいがしまじろう達を呼び掛けた。其の声に、しまじろう達とドカペとマサシとモグちゃんが一斉に反応した。
「え、らむりん、僕達に何か話したいことがあるの?」
「みみりん、気になるわ!其れに、さっきかららむりん、具合悪そうな感じだし・・・。」
「話せば楽になると思うよ!」
しまじろう、みみりん、とりっぴいが口々にした。そして、らむりんは重い口を開いた。
「実は私・・・。」
らむりんは遂にあのことを口にした。
「そうだったのか。俺達は東京までしか行かないけど、まさかそんなことになるなんて・・・。」
「僕もらむりんが居る内に、ちゃれんじ島に行けるように母ちゃんに頼もうかと思ったのに・・・。」
「おいらも残念だよ。」
「俺もだよ!らむりんがフランスに引っ越したって聞いた時は、驚いた時のことを思い出したよ!」
「僕もだよ。」
「おいら的にも残念だな。」
「でもしょうがないね!くれぐれも、お祖父ちゃんお大事に!」
ドカペとマサシとモグちゃんが口々に残念そうな言葉を述べた。
「僕も今回は残念だけど、又何時かちゃれんじ島に御出でよ!」
「みみりん、何時でもらむりんのこと、待っているわ!」
「とりっぴいも待っているし、とと・りり・ぴぴも皆待っているからね!」
しまじろう、みみりん、とりっぴいが続けた。
其の言葉にらむりんは、心が揺れた。らむりんの目はすっかり滲んでいた。
「皆、励ましてくれて有り難う!其れに、皆に会えて、私、嬉しかったよ!又、何時か・・・今度はちゃれんじ島で会おうね!」
らむりんは泣きそうだったが、其処は堪えて、思いを口にした。
「如何、らむりん。少しは楽になった?」
「私やお兄ちゃんはさっき聞いたから知っていたけど、私達からしてみてもやっぱり、らむりんが来れなくて残念だよ。でも、又落ち着いたら、手紙頂戴ね!」
にゃっきいがやり取りを締めた。
「うん!私、にゃっきいとは手紙を送り続けるわ!だから、これからも宜しくね!特に、にゃっきいとにいすけ君!」
らむりんは満面の笑みを浮かべた。其の姿に、しまじろう達も微笑んでいた。
こうして、一行の乗せたやくもは、伯備線を順調に走り、間もなく岡山県に入ろうとしていた。しまじろう達は山陰から出たことに気付いていなかったが、其々の思い出を乗せて、やくもは岡山へ向けて走り続けた。

一行は岡山駅に到着した。これから一行は、東京まで新幹線に乗ることになっていた。
「ねえお父さん。僕、今度は岡山に行きたいな~!いつか連れてってよ!お母さんとはなちゃんも誘ってさ!」
「そうだな。又、お盆やお正月休みになってからかな・・・あ、しまじろうの誕生日辺りも連休になるから、その辺にでも行こうかな・・・。」
「ワ~イ!」
岡山駅の構内を歩きながら、しまじろうとしまたろうは親子水入らずの会話を楽しんだ。そして、しまたろうは思った。
(何か、しまじろうと久々に口を利いた気がするぞ・・・。)
だが、しまたろうは友達が居ることを考え、今回はあまり水入らずの時を過ごせなかったことを水に流すことにした。
そして一行は、岡山駅の新幹線ホームで、東京行きの新幹線を待っていた。此処でしまたろうとたま子は、新幹線の中で食べるようにと、駅弁を買いに一旦売店へと向かった。しまたろうとたま子が御馳走をしてくれることになった時は、一行は大喜びしていた。
やがて、東京行きののぞみが岡山駅に入線した。
「うわ~!N700系Aだ!僕、この間乗ったのは、N700系だったから、一度はこっちにも乗りたかったんだよね~!」
けんとは、速度を落としながら入って来たのぞみを見渡しながら言った。
「僕も将来の夢が新幹線の運転手ですから、この新幹線は興味深いですね。僕も新幹線については分からないことだらけですから、色々と教えて下さい!けんと。」
もんたも又、のぞみを見渡していた。
「うん、良いよ!じゃあ、東京に着くまで僕の隣に座ってよ!」
「良いですよ。」
けんとともんたのやり取りが終わると同時に、のぞみは停車した。

のぞみは程無くして発車した。やはり、のぞみの中でも一行は仲間との談笑を楽しんでいた。そんな中、しまじろうは車窓からの景色を眺めながらぼんやりと考えていた。
(あ~あ・・・。らむりん、帰っちゃうのか。折角、はなちゃんも楽しみにしていたって言うのに・・・。はなちゃんに何て言おう?)
しまじろうは出発前、らむりんが来日することをはなに話していたことを思い出した。其の時、はなは満面の笑みを浮かべ「はなたん、らむりんと遊ぶ~!」と言っていたのを思い出した。
(やっぱりはなちゃん、悲しむよね。あ~、如何しよう・・・。)
「ねえ、しまじろう!しまじろうってば!!」
隣に座っていたとりっぴいの声が聞こえ、しまじろうの思いは遮られた。
「あ~、御免。どうしたの?とりっぴい。」
「しまじろうこそ、如何したの?さっきから、窓の外見ながらぼんやりしちゃって・・・。」
「あ~。何でもないんだよ・・・。」
「若しかして、らむりんのこと、考えていたの?」
とりっぴいは何と無く感付いていた。其の言葉にしまじろうは驚いた。
「うん。とりっぴいはどう思う?」
「そうだね。とと・りり・ぴぴや父ちゃんに母ちゃん、祖母ちゃんにも話しちゃったからね。やっぱり残念だよ。」
とりっぴいも残念そうな表情を浮かべていた。一旦間をおいて、とりっぴいが口を開いた。
「でも、こういうこと以前も経験したよね。ほら、とりっぴいやしまじろうが小さかった頃に読んだ絵本の・・・。」
「ああ、そうだよね。あの時は、一緒に冒険できて嬉しかったけど、やっぱり別れは辛かったよね。とりっぴいなんて凄く泣いていたし・・・。」
「あは!そうだった。大袈裟に泣いていてみみりんやにゃっきいに、色々と言われたよね・・・。」
とりっぴいは苦笑しながら羽を後頭部に当てた。するととりっぴいは、隣の三列シートに座っていたみみりんとらむりんとにゃっきいを見つめた。
みみりんやにゃっきいも又、らむりんと別れることになるのである。だが話を聞いていると、この山陰で起こった惨劇や、らむりんにとっては一番懐かしいらまりんとの再会等、色々と話しているのが聞こえてきた。其の様子を見ていたとりっぴいに釣られて、しまじろうも様子を伺った。
「・・・らむりん、楽しそうだね。」
「うん。僕も、らむりんと久々に会えて嬉しかったよ。」
そんなやり取りをしていた時だった。車内販売員がしまじろう達の元へとやって来た。すると、みみりん達が、じゃがりことジュースを三人分オーダーしていた。
「らむりんと最後に過ごすことになるから、一緒に食べようよ!」
みみりんは笑顔で、二人に話しているのが聞こえてきた。
「うん、良いね!」
「私も賛成よ!」
らむりんとにゃっきいも笑顔を浮かべていた。
そして、車内販売員が三人の対応を終えると
「あ、すみません!」
しまじろうが声を掛け、同じものを二人分オーダーした。すると、
「あら、しまじろうととりっぴいも頼むの?」
みみりんが気付き、声を掛けた。
「うん、僕達もらむりんと過ごす最後の時だから、其れでね!」
そう言い、車内販売員に、予めしまたろうから「何か食べたくなったら使って良いよ。」と言われ、渡されていた代金を払った。
「じゃあ、しまじろうととりっぴいも一緒に食べようよ!」
「そうね。人数が多いと楽しいし。じゃあ、ドット達とマルオ達、ぽん太郎君とにいすけ君も誘おうよ!」
にゃっきいとらむりんが、口々にすると、一斉にじゃがりこの封を開け始めた。
「あ、じゃあ僕、ドット達とマルオ達とぽん太郎君とにいすけ君呼んでくるね!」
そう言い、しまじろう達は少し離れた席に居た彼らを呼びに向かった。のぞみは間もなく、新大阪駅に着こうとしていた。

その夜、
「は~。やっとのことで辿り着いたな~。やっぱ、東京からここまでは長いね!」
ガオガオは伸びをしながら言った。
「漸く、わしらの傑作を試す時が来たようじゃな。」
メエメエは眼鏡を弄り乍ら言った。
「本当、どのような結果になるのか楽しみですわ!」
カーバーも満面の笑みを浮かべていた。
「さて、屋敷はあの森の奥にあるって言うから、早速行こうか。一旦挨拶して、其れから例の発明品を取りに此処に来よう!」
ガオガオが指揮を取り、駐車場から屋敷へと続く通路を歩み始めた。
やがて、屋敷に辿り着き、
「ほう、此処にしまじろう達が居るのかのう?」
メエメエはまるで、田舎の学校のような木造の建物を見上げた。
「本当に、学校みたいですわね。」
カーバーも見上げていた。
「そうだな。じゃあ、行きますか。」
ガオガオはそう言い、玄関へと向かった。辿り着くと、早速ドアホンを押した。
「こんばんは!御免下さ~い!」
ガオガオはドアの前で住人を呼んだ。
そう言うと、数十秒ほどで、扉が開き、大星とらまりんが姿を見せた。
「はい。あの、こんな時間帯にどちら様でしょうか?」
大星が首を傾げ乍ら、ガオガオ達に尋ねた。
「あ、此処にしまじろう君と言う子が訪ねていると聞いたのですが、彼は居ますか?」
ガオガオは、発明品を試せるということだけでなく、彼に会えることにも胸を弾ませていた。メエメエとカーバーもやはり、胸を弾ませていた。
大星は困惑しながら彼らに返した。
「あ、彼ですか?今朝、帰りましたけど、どのようなご用件でしょうか?」
大星の思わぬ返事に、胸が踊っていた彼らは驚愕の表情を浮かべた。
「え~!!!!!」
三人は揃って口にし、其の口が塞がらなかった。
「何じゃって!もう、帰ったじゃと!!」
「もう、折角発明品を試せると思ったら・・・残念ですわね・・・。」
後ろから、メエメエとカーバーが困惑しながら顔を見合わせていた。
すると、大星が続けた。
「発明品?何のことですか?」
「あ、えっとですね、この家の近くに遺跡があると聞きまして、其の遺跡の物を簡単に採掘出来る物なんですけど・・・。」
ガオガオも困惑しながら大星に告げた。
「遺跡・・・ですか・・・。」
大星は言葉が出なかった。
「ああ、其れでしたら・・・。」
すると、らまりんが口を開けた。そして、らまりんからあのことが告げられた。
「何と!そうだったのか・・・。」
「折角のわしらの傑作が・・・。」
「本当だわ。私、どうしたら・・・。」
カーバーとメエメエが四つん這いのスタイルで絶望し、ガオガオも又言葉を失った。だが、大星は続けた。
「其れで、其の子に何の用でしょうか・・・?」
「え、ああ!良いんです。こんな夜にお邪魔しました。失礼します・・・。」
そう言い、ガオガオ達は肩を落としながら、屋敷を後にした。其の様子を大星とらまりんは、首を傾げ乍ら見送った。
そして、三人は駐車場に止めたインプレッサに乗り込んだ。
「はあ、まさか骨折り損のくたびれ儲けになってしまうとは・・・。」
ガオガオはエンジンを掛け乍ら、溜め息を吐いた。
「そうじゃのう。まあ、元はと言うと、ジジ様が色々と頼んだから、このようになったじゃが・・・。」
「そうですわ!ジジ様が、色々と頼まなければ、こうならなかったと思うと・・・。」
メエメエとカーバーは後部座席で、肩を落としていたが、カーバーはジジに対する怒りが満ちていた。
「しょうがないですよ。ジジ様は、私達の師匠なんですから、今更色々と言ったって、どうしようもないですよ。・・・さて、私達は一旦、東京まで行きましょうか。其れから、この車を返して、私は羽田からちゃれんじ島へ向かいますが・・・。」
「じゃあ、返す前に東京駅に行ってくれるかのう。わしとカーバーは、明後日、新潟の知り合いに会いに行く予定だから・・・。」
「そうしてくれると有り難いですわ。ガオガオさん、お願いしますわね。」
メエメエとカーバーは一旦、顔をあげた。
「大丈夫です。一旦東京駅には寄りますので・・・。」
ガオガオがそう言い、発進させようとした其の時であった。ふと、メーターを見たガオガオが何かに気付いた。
「あれ?フューエルランプが点いているな・・・。ガソリンが持つか心配だな・・・。」
見ると、燃料計の針がEを指していた。
「大丈夫じゃ!点いてからは50kmは持つらしいから・・・。」
「早く行きましょう!」
メエメエとカーバーに言われ、ガオガオはインプレッサを発進させた。
然しこの後、出雲の市街地まで後僅かな所でガス欠になってしまい、結局JAFを呼ぶ騒動にまで発展したのであった。

そして、しまじろう達が乗ったのぞみは、間もなく東京駅に着こうとしていた。
「本当に、新幹線って早いよね!もう、東京に着いちゃうよ!」
「そうだよね。ちゃれんじ島には、新幹線が無いから、いざ、乗れるとなると嬉しくなるよね!」
しまじろうととりっぴいは、車窓から首都圏のビル群を眺めていた。
「・・・東京って、ビルがいっぱいあるね!ちゃれんじ島のシティと比べ物にならないよ。」
「とりっぴいもそう思うな!」
二人がそんなやり取りをしている内に、のぞみは東京駅のプラットホームへと滑り込んで行った。
のぞみが駅に着くと、降り口には早速、まっせいとゆめこが待っていた。
「あ、お父さんとお母さん!」
らむりんは、両親を見つけるなり、早速駆け寄った。
「らむりん、お帰り!向こうでは、色々と大変だったって牧野さんから聞いたぞ!」
「其れで、出雲の方は楽しかった?」
まっせいとゆめこが早速らむりんに尋ねた。
「うん!楽しかったよ!牧野さんも、お父さんに宜しくって!」
「そうか。あ、空港までの電車の時間もそろそろだから、行こうか!」
まっせいがそう言い、一行は東京駅の総武・横須賀線ホームへと向かった。

一行は、総武・横須賀線ホームで、成田空港へと向かう成田エクスプレスを待っていた。そんな中、まっせいはらむりんに対しての礼をしていた。
「今回も、らむりんと遊んでくれて、有り難うな!」
「オジさんも、らむりんを連れて来てくれて有り難う御座います。僕達、何時でもちゃれんじ島でらむりんに再び会える日を待っていますから・・・。」
しまじろうが礼を返した。
其の時、ATOS(接近放送)が掛かった。
『間もなく、4番線に、特急、成田エクスプレス、・・・号、成田空港行きが参ります。危ないですから、黄色い線まで、お下がり下さい。』
「あ、もう直ぐ来るってよ!皆、らむりんを見送る準備して!」
けんとが、談笑をしていた全員を呼び、一斉に注目した。
「みみりん、何時でもらむりんのことを待っているよ!又、遊ぼうね!」
「とりっぴいも!今回は、ちゃれんじ島に来れなくて残念だけど、何時でも待っているからね!」
「私も、らむりんとの手紙は楽しいけど、やっぱりこうして会えた方がもっと楽しいかな。私からも、何時か会える日を待っているよ。」
みみりん、とりっぴい、にゃっきいが口々にした。
「有り難うね。みみりん、離れていても友達だよ!とりっぴい、口の軽さが原因で、迷惑を掛けないようにしなよ!にゃっきい、私も何時か会える日を楽しみにしているわ!」
らむりんが三人に思いを伝えた其の時、ミュージックホーンが、地下ホームにこだまし、其の音と共に、成田エクスプレスがホームに滑り込んできた。
其れと同時に、にいすけとぽん太郎もやって来て、思いを伝えた。
「にゃっきいばかりじゃなく、兄の僕のことも宜しくな!」
「僕もなんだよ。まさか、らむりんさんに会えるとは夢にも思わなかったのだ。又、僕の豪邸にも遊びに来てくれたまえ!」
「うん。にいすけ君もぽん太郎君も有り難う!」
らむりんが言い終わると、成田エクスプレスがホームに止まった。ドアが開くと同時に、先ずは、僅かな降車客が降り、そして、スーツケースを持った客等が乗り込んで行った。そんな中、らむりん達三人も、乗り込み、他の乗降客の邪魔にならないように、一旦デッキの奥に立った。
そして、客の乗り降りが終わると、しまたろうとたま子が声を掛ける。
「らむりんちゃん、気を付けて帰るんだよ!其れと、牧場さんも態々有り難う御座いました!」
「私からも、この度は有り難う御座いました。其れに、らむりんちゃん、又遊びに御出でね!」
二人が声を掛けると、発車メロディの『JRSH5-1』が掛かり始めた。メロディがホームに響き渡る中、まっせいとゆめこが礼を返した。
「はい。あ、皆さんもどうか御気を付けて!」
「私も、又皆さんに会える日を楽しみにしていますわね!」
二人が礼を言い終わると同時に、メロディが鳴り止んだ。
『4番線のドアーが閉まります。御注意下さい。』
其れと同時に、黄色い点字ブロックの前まで、一行は集った。そして、らむりんは一行に向かって手を振り始めた。
「らむりん!又、俺とも遊ぼうな!」
「僕も!又会える日を楽しみにしているよ~!」
「おいらもだよ。らむりん!」
「俺達も宜しくな!」
「僕だって、らむりんを待っているよ!」
「おいらも待っているからね!」
「僕も、モグたろうとモグのすけと一緒に、待っているからね。其れじゃあ又ね!」
ドカペとマサシとモグちゃんが、手を振りながら口々にした。
『ドアが閉まります。』
成田エクスプレスのドア閉め案内が掛かり、ゆっくりとドアが閉まり始めた。一行は一人残らず、らむりん達に向かって手を振った。そして、ドアが完全に閉まり、じりじりと動き始めた。
動き始めても尚、らむりん達を追うように、一行は手を振り続けた。らむりんも又、一行に向かって手を振り続けた。
やがて成田エクスプレスは、ミュージックホーンを地下ホームに響かせながら、東京駅のホームから抜け、成田空港の方へと消えて行った。形が見えなくなり、一行は漸く振っていた手を下ろした。

らむりんの次は、ドカペとマサシとモグちゃんを新幹線ホームへと送ることになっていた。一行は、ドカペ達を見送るために、東北・秋田・山形・上越・北陸・北海道新幹線乗り場の改札の所で話していた。
「そっか。君達も此処でお別れなんだね!」
「ああ。俺達の母ちゃんが、仙台で待っているって言うから、此れから其処へ行かなくちゃならないんだ。」
と、ドット。
「でも、しまじろうに又会えたのは僕も嬉しかったよ!」
「おいらも、みみりんに会えて嬉しかったな~!」
からくさとペイズリーが続けた。ペイズリーはみみりんを見て、思わず赤面をしていた。
「あ~!ペイズリーったら、みみりんのことが好きなのかい?」
其の様子をマルオが突っ込んだ。
「いや、そんな訳ないじゃん!」
ペイズリーは赤面しながらムキになった。
「別に隠さなくたっていいんだよ。好きなら好きでいいじゃん!」
「おいらもそう思うよ。おいらからしても、みみりんは可愛いしな!」
サンカクとシカクも続けた。
「もう!貴方達ったら!」
みみりんはそう言いながら苦笑していた。
「でも、貴方達とは私と同じ猫繋がりで結構仲良くなれそうな気がするわ!何時か、ちゃれんじ島で会おうよ!」
にゃっきいが誘い掛けた。
「おう、そうだな。俺達とにゃっきいで、猫同士の友情を固めようぜ!」
「僕も一応虎だから、猫なんだけどね・・・。」
其処にしまじろうも加わった。
「あ、あんちゃん。そろそろ時間だよ!」
からくさが呼び掛けた。
「マルオあんちゃんも時間だよ。」
サンカクも又、マルオを呼び掛けた。
「ああ。そうだな!其れじゃあ、行くとするかね!弟達と、マルオ達よ!」
ドットは右手の拳をあげた。
「あ、僕もね!」
其処にモグちゃんが突っ込んだ。
「君達も気を付けてね!僕、らむりんと同じ位、君達のこともちゃれんじ島で待っているからね!」
しまじろうがそう言うと、一行は自動改札に切符を入れるための準備を始めた。
「うん。おいら、何時か行くよ!」
「俺も何時か行くからな!」
ペイズリーとマルオが返した。そして、ドカペとマサシとモグちゃんは、自動改札に切符を投入し、改札の中へと入った。
「其れじゃあ又な!しまじろう達!!」
「うん、元気でね!」
「とりっぴいも待っているからね!」
ドカペとマサシとモグちゃんが手を振ると、一行も又手を振り返した。
そして、らむりんに引き続き、ドカペとマサシとモグちゃんも又、次の用事に向かって行ったのであった。

こうして、しまじろう達が山陰で過ごした日々は、らむりんとドカペ達が別れたことによって、エンディングへと向かうのであった。

エピローグ

しまじろう達はその後、羽田空港からちゃれんじ空港行きの飛行機に乗り込み、空港に着くと、其処で解散ということになっていた。
「あ、みみりん。お帰り!」
「ママ、ただ今!あれ?パパは?」
「パパはお店の仕事があるから、今は家に居るよ!」
「みみりん、いっぱい思い出が出来たんだよ!又、ママとパパに話すね!」
「そうね。楽しみにしているわ!」
みみりんはれんげを見つけると、早速れんげの元へと向かった。
みみりん以外にも、空港の到着ロビーには、各々の親が出迎えてくれていた。
とりっぴいは、かなえととりぴが迎えに来ていた。又、にゃっきいとにいすけとよりこは、ねねが出迎えてくれていた。ねねは二人を出迎えると、思い切り二人を抱きしめた。
「一寸ママ!苦しいってば!」
にゃっきいは赤面した。
「良いじゃないの!ママ、あの事件があったって聞いた時は、貴方達が心配で・・・。でもこうして、無事に帰って来てくれて嬉しいわ!」
「もう、そろそろ離してよ。多くの人が居る前で、僕恥ずかしいよ!」
にいすけも又、思わず赤面していた。其の姿を見乍らよりこは微笑んでいた。
そして、しまじろうとしまたろうを出迎えたのは、やはりさくらとはなだった。
「お兄たん、お帰り~!」
「お帰りなさい。お父さん、其れにしまじろう!」
はなとさくらが口々にした。
「うん、唯今。」
しまじろうがそう言った時である。さくらの影から、知っている子が顔を覗かせた。
「やあ、しまじろう君!久し振りだね!」
「あれ?マー君じゃん!如何したの?」
其処に居たのは、はなの友人でもあり、さくらの友人の子どもでもあるマー君だった。
「マー君の両親が、数日間泊まり掛けで知り合いに会いに行くことになって、暫く家で預かって欲しいって言われたのよ!」
と、さくら。
「そうなんだ。あ、其れじゃあ、又宜しくね!マー君。はなちゃん、あんまりマー君と喧嘩しちゃだめだよ!」
しまじろうがマー君とはなに伝えた。
「うん。僕、はなちゃんと仲良くするよ!」
「はなたんも!」
二人は笑顔で答えた。
その後、一行は其々の家路へと付いていったのであった。

こうして、山陰の行程は全て終わった。
たまさぶろうのドラマロケはその後、順調に進み、山陰での現地ロケの方は無事にクランクアップした。残りは、ちゃれんじ島でのスタジオ撮影のみとなり、彼はしまじろう達が離れてから3日後に、ちゃれんじ島へと帰って行った。
又、ドラマを放送することになっていたBSSでの事件に関しては、翌日の地元紙や地元局のみならず、全国でも、新聞やTV、インターネット等で取り上げられる事態にまで発展した。特に、BSSが加盟しているTBSでは其のことについて大きく取り上げられた。そして、事件を引き起こした岡本夫妻は、解雇されることになってしまい、甥であるジャンやケンにも迷惑を掛けてしまうことになった。だが、たまさぶろうが出演するドラマは、BSSで放送される予定は変わらなかった。

旅の翌日、ちゃれんじ園には、ドラマロケ中のたまさぶろうを除く、しまじろう達全員が揃っていた。未だ、帰ってから一日しか経っていなかったが、疲れを感じる者や感じさせる者は一人も居なかった。そして、しか子に旅の思いを各々伝えていた。しか子はその度に笑いながら、良い反応を返していた。又、にいすけとぽん太郎が通う小学校でも、クラスメイトに其の自慢をし、他の友人から羨ましがられていた。
更に其れから数日後、しまじろう達の通うちゃれんじ園では、暫くドラマ撮影のために休園していたたまさぶろうが、撮影が完全にクランクアップしたため、久々に登園し、何時ものギザの調子を見せつけていた。そして、其の一日も無事に終わり、全員は通園バスで家に向かった。だが、しまじろうはずっと、窓の外を眺め、浮かない顔をしていた。
「如何したの?しまじろう・・・。」
しまじろうの前の座席に座っていたとりっぴいが気付き、声を掛けた。
「あ、何でもないよ。」
しまじろうは適当にはぐらかしたが、とりっぴいはどうも様子が変だと思っていた。と言うのも、ここ数日間、しまじろうは何故か、何か考えことをしているらしく、とりっぴい達が遊びに誘っても、仲間に入らなかったり、ちゃれんじ園での授業中も同じ様に、考え事をして、しか子に声を掛けられて、やっと我に返るということが多いからである。其の様子をとりっぴい達三人は、不思議に思っていた。
「ねえ、何かあったの?話せば楽になると思うよ!」
しまじろうの隣に座っていたにゃっきいは早速、問い詰めようとした。
「あ、御免ね!実は・・・。」
言い掛けた其の時、通園バスがしまじろうの家の前に止まったようだった。
「しまじろう君!着いたわよ!」
添乗していたしか子が、後部座席に居るしまじろうを呼び掛けた。
「あ、はい!」
しまじろうは乗降口の所まで掛けて行った。
「お兄たん!お帰り~!」
「お帰り、しまじろう君!」
さくらとはな、そしてマー君が出迎えていた。
「ただ今!お母さんとはなちゃん、そしてマー君!」
「しまじろう君って、ちゃれんじ園に通っているんだね!僕も早く行きたいよ!」
マー君は、しまじろうの制服姿を眺めながら言った。
「そうなんだ。結構楽しいよ!」
取り合えず、しまじろうは適当に感想を述べた。
其の姿をバス内では、三人が眺めていた。
中でもにゃっきいは、マー君のことを知らないので、早速尋ねた。
「ねえ、あのはなちゃんと一緒に居る子は誰なの?この間、空港にも迎えに来ていたけど・・・。」
「あの子は、マー君って言うのよ。しまじろうのオバさんのお友達の子どもで、はなちゃんのお友達なの。でも、しょっちゅう喧嘩してばっかりいるのよね・・・。」
みみりんが教えた。
「其れに、初めてとりっぴい達に会った時は、かくれんぼをしたんだけど、はなちゃんと一緒に、「何処何処に誰々が居るよ~!」なんて教えてくれちゃうもんだから、色々と大変だったよ!」
とりっぴいが続けた。
「そうなんだ。あ!私後で、しまじろうの家に行って、マー君に挨拶してこようかな!あのことも気になるし・・・。」
と、にゃっきい。
「そうね。若し何か分かったら、みみりん達にも知らせてね!」
「とりっぴいも気になって気になってしょうがなかったんだ!」
みみりんととりっぴいがそう言うと、通園バスは発車した。

其れから数時間後、
「はなちゃん!これは僕が遊んでいたんだから、僕の物だよ!!」
「いや~!!はなたんの!!」
しまじろう宅では、やはりはなとマー君の喧嘩が勃発していた。しまじろうは、玩具の取り合いをしている二人を見乍ら、思わず溜め息を吐いていた。
と、其の時である。
ピンポ~ン。
「あれ?誰だろう?」
しまじろうは、ドアホンの音が鳴り、玄関に駈け出した。
玄関のドアを開けると、其処にはにゃっきいが居た。
「あれ?如何したの、にゃっきい!」
「さっき、しまじろうがはなちゃんと一緒に居た、マー君って言う子に挨拶をしたいなって思ったの!だから一寸ね・・・。」
「あ、良いよ!」
しまじろうは特に何も考えずに、にゃっきいを家に招き入れた。
にゃっきいがマー君とはなが居る一室に招き入れても尚、喧嘩は続いていた。其の様子を見たにゃっきいは空いた口が塞がらなかった。
「ねえしまじろう、何時もはなちゃんとはこんな感じだったの?」
「うん。僕は大分慣れたけど、でもやっぱり気になるよね・・・。」
すると、しまじろうは仲裁に入るため、マー君とはなの間に入った。
「はなちゃんもマー君も、其れ位にしようよ!其れよりさ、マー君に紹介したい子が居るんだ。」
その一言で喧嘩は収まった。そしてマー君は、にゃっきいに注目した。マー君にとっては、見知らぬピンクの猫が居て、多少戸惑いを覚えた。
「あ、こ・・・こんにちは。」
マー君は多少緊張しながらもにゃっきいに挨拶をした。
「こんにちは、マー君。私、にゃっきい!みみりんやとりっぴいと同じく、しまじろうの友達だよ。だから、宜しくね!」
「あ・・・僕はマー君だよ・・・。宜しく・・・。」
マー君も又、にゃっきいに自己紹介をした。
「そんな訳でマー君、にゃっきいのことも宜しくね!」
「あ、そうだ!他の友達は如何したの?とりっぴい君とからむりんさんとか・・・。」
「あ!今日は来ないよ!マー君、皆と又遊びたいの?」
「そうだね!又、かくれんぼしたい!」
「はなたんも!」
笑顔でマー君とはなは返した。
「じゃあ後で、皆を誘うよ!唯ね、らむりんは一寸前に引っ越しちゃってもう居ないけど・・・。」
しまじろうはマー君の「らむりん」と言う言葉に、少し残念そうな表情を浮かべた。
「そうなんだ。でも良いよ、しまじろう君、皆を誘ってよ!」
マー君は上機嫌になっていた。

其の頃、ちゃれんじ交番では・・・、
「ふあ~!今日も大変だ~!」
ライオンポリスが、背伸びをしながら、仕事の息抜きをしていた。
と、其の時である。
「あの~、道を尋ねたいのですが・・・。」
突然、道を尋ねられ、ライオンポリスは、交番の前に出向いた。
「ああ、どうぞ・・・。あれ、君は・・・?」
「久し振りですね。ライオンポリス!私のこと覚えている?」
其の子は、ライオンポリスを見るなり、笑顔を浮かべていた。
「ああ、君がちゃれんじ島から引っ越すってことになった時、衝撃的だったよ。勿論、覚えているさ!有り難うな、態々遠い所、遊びに気に来てくれて・・・きっと、彼等も喜ぶと思うよ!」
ライオンポリスは、笑顔を返した。
「有り難う!其れで、一寸道を聞きたいんだけど・・・。」
其の子は、ある場所への道をライオンポリスに尋ね始めた。

そして、しまじろうはと言うと、取り合えず、にゃっきいを交えて、四人で遊んでいた。とりっぴいやみみりんも又、電話で誘い掛け、後で行くことを伝えていた。
そんな中、しまじろうは誰かに操られるように、窓に寄った。未だ、にゃっきい達は遊びに夢中で気付いていなかった。
しまじろうはふと、窓の外を見た。もう既に夕方のようで、空は茜色になっていて、周囲の家を照らしていた。
其の時、しまじろうは誰かが呼んでいる気配を覚えたのか、突然玄関に向かって駆けだした。
「あ!しまじろう!何処かへ行くの?」
「一寸ね!直ぐ戻るから、にゃっきいはマー君とはなちゃんと遊んでて!」
其の姿ににゃっきいもはなもマー君も首を傾げていた。
しまじろうが何処かへ向かって駆けだした後、にゃっきいとはなとマー君は、其の姿を黙って見詰めていた。
と、其の時、
「や、にゃっきい!遊びに来たよ!」
「はなちゃんとマー君も、こんにちは!」
先程の電話を受け、とりっぴいとみみりんがやって来た。
「あ、こんにちは!」
「こんちは~!」
マー君とはなも続けた。
「ねえ、にゃっきい。そんな所で何しているの?」
「しまじろう、居るんでしょ?」
とりっぴいとみみりんも首を傾げた。
「あ、其れが・・・。」
言い掛けた其の時である。
「皆!久し振り~!!」
聞き覚えのある声に一同は振り返った。
其処に居たのは、あの人物だった。みみりんやとりっぴいだけでなく、にゃっきいも又驚いていた。
「其れにはなちゃんにマー君も久し振りだね~!」
「確か君は・・・。」
マー君は其の人物に声を掛けた。
「其れより、如何したの?」
みみりんが早速、其の人物が何故、ちゃれんじ島に居るのかを尋ねた。其の人物は答えた。
「そうだったんだ・・・。」
と、とりっぴい。
「其れより、しまじろうは如何したの?」
「さっきまで、私とはなちゃんとマー君で遊んでいたんだけど、突然出て行ったわ!何か知らないけれど・・・。」
にゃっきいが答えた。
「ひょっとして・・・。」
其の人物は、しまじろうが何処にいるかの答えが分かっていたようだった。

一方しまじろうはと言うと、とある空き地に来ていた。しまじろうは息を切らしながら、夕日で赤色に染まった空き地の雑草を黙って見詰めていた。
しまじろうは思い出していた。そう、此処は、元々牧場家、即ち、らむりんの家があった場所なのであった。
らむりんの家は、彼女が引っ越した後、取り壊され、今は空き地として雑草が生い茂って居るだけの場所になっていた。彼女がちゃれんじ島から離れてかなり経つが、未だに整地などは行われていなかった。
しまじろうが先程感じていたのは、らむりんが呼んでいる気がしたからである。しまじろうは誰も居ない空き地に足を踏み入れた。そして黙って、彼女を探し始めたのであった。
と其の時であった。
「しまじろう・・・。此処に居たのね!」
しまじろうはふと、声のした方に振り返った。
「うん。若しかして、居るかも知れないって・・・思っていたんだよ!」
しまじろうは声の主が誰だかはもう分かっていた。其の人物もである。そしてしまじろうは、其の人物の元へと駆け寄った。
「君に会いたかったよ!」
「私もよ!しまじろう!」
二人は感激のあまり目が滲んでいた。と其処へ、みみりん、とりっぴい、にゃっきいが追いついた。
「あ、しまじろう!探したんだよ。」
「もう、遊ぶ約束をしていたのに、にゃっきいに居ないって言われたから・・・。」
「でも、しまじろうも会えてよかったじゃん!ね!」
三人は、二人と居る姿に声をあげた。
「うん。態々遠い所、又来てくれて有り難う!らむりん!」
其処に居たのは、あの時急遽フランスに帰ってしまったらむりんであった。
「でもらむりん、如何して又来てくれたの?」
しまじろうは早速、らむりんに疑問を浮かべた。らむりんは笑顔を交えながら返した。
「実はね、お父さんの家、リフォームすることになって、其れで来たのよ!リフォームが終わるまでは、にゃっきいの家に居ることになったのよ!」
「そうそう。さっき私も、らむりんから其の話を聞いて、吃驚したわ!家のお母さんやお祖母ちゃん、其れにお兄ちゃんもらむりんのことはあんまり知らないから、これを機に色々と知れるだろうから本当に嬉しいわ!」
にゃっきいも笑顔を浮かべた。
「そうなんだ!僕、何時かちゃれんじ島でらむりんと遊べる日があったらなって、引っ越した時から考えていたんだ!でも、夢が叶って、僕嬉しいよ!」
しまじろうが笑顔を浮かべた其の時であった。
「しまじろう、良かったな!らむりんに又会えて・・・。」
「僕達もまさか会えるなんて嬉しいよ!」
「本当だよ!おいらもだよ!」
更に、目の前の土が盛り上がった。
「よう!久し振りだな!」
「僕達もちゃれんじ島に遊びに来ていたんだ!」
「でも奇遇だね。らむりんに会えるなんて・・・。」
「本当。僕も吃驚だよ!」
背後と地中から姿を現した人物を目にし、しまじろうは口にした。
「あ、ドット、からくさ、ペイズリー、マルオ、サンカク、シカクにモグちゃん、其れにモグたろうにモグのすけも久し振りだね!」
「私も貴方達に会えたのは吃驚だわ!」
しまじろうとらむりんが口々にした。
「ねえ、兄ちゃん。久し振りって何?」
「ああ、モグのすけ。其れはね、久し振りってことだよ・・・。」
モグのすけは、難解な言葉を聞き、モグたろうに棒読み口調で尋ねた。其れに、同じく棒読み口調で返した。
「ああ、暫く会えなかった人に会った時に言うことだよ!」
其処にモグちゃんが解説した。
更に其処に、
「よう!しまじろう。僕も居るんだよ!」
「あれ?トミー!」
トミーが現れると、マサシとモグちゃん、モグたろう、モグのすけは土から這い出た。
「今日から、サイトシーイングで、此処に来たのさ!いや~、僕が前に住んでいたシリィとか久々だったよ!其れに、地下鉄ばかりじゃなく、まさかちゃれんじ線とかいう新たな電車が走っていたとはね・・・。」
「へ~そうなんだ。でも、みみりんもトミーやドット達に会えて嬉しいわ!」
「とりっぴいも!」
「私もよ!私とは折角仲良くなったんだから、これから宜しくね。トミー!」
にゃっきいは笑顔を浮かべていた。
「僕もトミーに会えて嬉しいよ。だから、宜しくね!」
「私もよ。フランスに戻るまで、又一緒に遊ぼうよ!」
しまじろうとらむりんが、其々笑顔を浮かべた。
更に其処に、又もやとある人物が現れた。
「いや、しまじろう達、久し振りだな!俺も久々のちゃれんじ島は楽しいよ。」
「うん。あ、僕達今日来たんだ!其れに、ぽんちゃんにも途中で会って、久々にジャン・ケン・ポントリオが揃えて嬉しいよ。」
「エッヘン!其の通りだ!僕も君達に会えて嬉しいのだよ。」
「私もジャン君達と一緒に来たの。だから、又一緒に遊びましょう!」
其処に現れたのは、ジャン・ケン兄弟とぽん太郎とののだった。
「あれ、ぽん太郎君に、ジャンとケン、其れにののちゃん!」
「本当にぽん太郎は旧友の再会が嬉しいみたいだな。僕も改めて宜しくって所だよ。」
「あ!お兄ちゃん。」
にゃっきいが更ににいすけを見つけ、声を上げた。
しまじろう達は懐かしの旧友と其々の語らいを始め、其れに答えるかのように全員は一気に笑い声を出した。
全員の笑い声は、既に夕日が沈み、夜の訪れの青味の掛かった空全体に響き渡り、らむりんの家の跡地から、ちゃれんじ島全体に響いて行った。

            ―THE・END―

キャストコメント脳内で、「ハッピージャムジャム」をお流し下さいませ。
しまじろう「やあ、皆!今回の僕達の山陰の旅のお話は、如何だった?僕は、久し振りに従兄弟のトミーに会えて、とても嬉しかったよ。後、ジャンやケン、ののちゃんも皆元気そうで良かったよ!又、一緒に遊びたいなって思ったよ。又、楽しんで欲しいな~!」
みみりん「こんにちは、みみりんよ。みみりん、又長旅が出来て、そしてらむりんに又会えて、とても楽しい旅になったわ!其れに、トミーも元気そうで良かった・・・。又、会いましょうね!」
とりっぴい「やあ、今回のとりっぴいの活躍は如何だった?一時は、強盗の話もあって、凄く心配だったけど、無事に解決出来てよかったな、って感じたよ!」
らむりん「ボンジュール!又、日本に来れて、私嬉しかったわ。其れに、らまりんに会えたのも凄く嬉しかった!又、ちゃれんじ島に来れたから、其の時に会えればって思うよ。皆は如何だった?」
にゃっきい「皆、元気?私は、今回お兄ちゃんと二人で活躍できたのが嬉しかったよ!其れに、らむりんに又会えて嬉しかった!後、しまじろうの従兄弟のトミーや、ジャンとかケンとかののちゃんみたいに、私にもまだまだ知らなかった友達と友達になれて嬉しかったよ!其れじゃあ、又会おうね!」

トミー「Hi everybody! How are you? 僕のこと知っている読者はどの位居るかな?今は、英語教材でもしまじろうが活躍しているらしいが、又僕も活躍したいよ!其れに、WWK(WorldwideKIDS)のMimi,Many,Pepi,Ziziってキャラも気になるし・・・。僕も又、英語コンサートで彼らと共演したいよ。しまじろうは頻繁に共演しているらしいが、この間みみりん達も共演したらしいじゃないか。是非今度は、僕も宜しくだよ。Oh sorry! 所で、僕の活躍は如何だった?楽しんでもらえれば嬉しいよ。其れじゃあ、又会おうね!See you next time!」

しまじろう「それじゃあ皆!」

一同「まったね~!!!!!」
トミー「Good bye everyone!」

後記
そんな訳で、遂に完結した今作。しまじろう達の山陰への旅行記は如何だっただろうか?勿論、色々な感想を持ったかも知れない。そういった感想をコメントでお寄せ頂ければ幸いである。(特に、地元・島根の方は、是非お願いしたい。)又、前作や今作に絵を描いてくれると言う方も募集する。其方も、ぜひお願いしたい。
そして、何よりも一番だったのは、前作と今作で、しまじろうシリーズの登場人物を略全員登場させたことである。この話から、これまでのしまじろうシリーズの登場人物を知って貰えれば幸いである。
そして、何時になるか分からないが、「ちゃれんじ園オフ3」も予定している。と言う訳で、次作も同じように期待して貰いたい。
では、この話はその内又・・・。

草太・園長「あれ?私達は、前作も今作も出ていないぞ?何故?」

で、次回は先週26日のしまじろうSPCについてお伝えする。其方も宜しくお願いしたい。

其れでは、ここからは先週のしまじろうについてである。(BS11の場合は、4月4日の放送である。又、沖縄ではこの後、OTVで放送予定である。)


先週は、東京でしまじろうSPCがあり、現地でしまじろうを視ることになったため、去年8月以来TXN、即ちテレ東のしまじろうを視たのであった。(勿論、何時もの“裏技”では使えない、字幕を表示させながら視た。因みに、視た場所は埼玉県内。)

そして、展開であるが未だ“若葉”のさくら(でもさくら、お前、若葉付けていないと違反になるんだよ?(初心運転者表示義務違反)未だ、免許取ってから一年経っていないんだし・・・。基準をTXNでの放送日としているので。)が、しまじろう達を引き連れて、しまたろうの実家に行くという展開であった。良く、「旅にトラブルは付き物」と言うが、まさに其の言葉が当て嵌まっていた。(でも、昔、クレしんで、しんのすけをふたば幼稚園に送り届けるがために、車で未だ夜も明けぬ位内から、家を出たみさえが、道を間違え、高速(多分、首都高)に入ってしまい、最終的に東北道の宇都宮ICまで行ってしまったと言うほど極端ではなかったが・・・。)

先ず、本来ならしまたろうも行く筈だったが、急遽仕事となり、最初は電車で行くように伝えたが、さくらが運転したいと言うことになり、結果として車で行くことになったのであった。
序盤は、さくらも若葉ながらも上達した様子を見せていた(でも、急ブレーキは良くないよな。カルガモが横断していること位は予知出来ていたんだし・・・。)が、ナビの案内に従ったら、違う所に辿り着いてしまうという展開であった。

ここで思ったのは、最近のナビは「スポット登録」と言う機能がついていて、一々住所を入れなくても、予めしまたろうの実家を登録しておけば、良かったのでは?と感じた。
又、“偽った”目的地は田畑のみの場所であったが、「如何入力すれば、こんな所に来れるんだ?」とも感じた。(若しかすると、ナビのデータが古くて、其処にあった建物が無くなっていたって言う可能性も無くは無いが・・・。)

さて、其のシーンに一つ、製作に言いたいことが有る。
あのシーンで、本物の牛(恐らく乳牛)が出ていたが、先日のたまさぶろうの乗馬シーンや、去年一部では話題になった「動物が動物を怖がる」話を見て製作に、「哺乳類の擬人化動物アニメに、本物の哺乳類は要らない!ヘソカ以前はそうなっていなかったのに、何故そうしたんだ!」と言って来たが、全く以って馬(牛じゃね?とかってジョークは放っておいて・・・。)の耳に念仏であったことに絶句した。ちゃれんじ園オフのように、猫でも虎でも鹿でも、他に本物の哺乳類を登場させるなら話は別だが・・・。

だから、もう一度製作に声を大にして伝えておこう。

二度と、本物の哺乳類を登場させるな!

其れが嫌なら、「ちゃれんじ園オフ」のように、しまじろう達が犬を飼い、“犬語”をけんとやさくらこ、リチャード辺りに翻訳させるという話を作ったりとか、にゃっきいが道端の野良猫と話をすると言った話を作って貰いたい位である。(要は、とりっぴいが普通の鳥と話せるようなことを、他のキャラにもやらせろってこと。)教材では、クラスでモルモットを飼うという話が有る位なんだから、そうしてもいいと感じた。

其れともう一つ、あそこに牛が居たのはどうも不自然である。普通、牛舎に居る筈だから、まあ牛舎から逃げ出したのだろうというのが、結論としておきたい。(でも普通は、あんな所に牛が居たら、大体は牛舎から逃げ出したと思うだろう。なのに、何故何もしなかったんだろう?)

さて、結局ナビに頼りすぎたのが失敗の元とさくらは開き直り、次は地図を見ながら移動と言うことになった。所が、今度は同じ道を行ったり来たり・・・。まさに踏んだり蹴ったりであった。

と言うことは、さくらは機械音痴の上に、地図も読めないのか?と疑問を感じずにはいられなかった。

其の後、ワインディングロードを走行中、運悪くガス欠になり、其の上、JAF(他に何て言えるんだろう・・・。)を呼ぼうとしたら、スマホもバッテリ切れーで正に泣きっ面に蜂であった。
其の後、まるでヒッチハイクでもしているが如く、救援を求めていたが、普通は三角表示板を出して、ハザードを点して、更に発炎筒を着火(大体、5分位は燃えるらしい。若しかしたら、使っていたのかも知れないが、其の間に車が来なかったのかもしれない)させれば、あんな日テレで昔やっていた「九死に一生SP」のような展開にはならなかったかも、と思わずにはいられなかった。

そんな中、地獄に仏の展開として、しまたろうがガソリンを調達して救助に来たのだが、あんな峠道を態々、歩いてきたのだろうか・・・?(実家の近くで、歩ける距離であったなら話は別だが・・・。)

そんなシーンを見て感じたのは、昔、頭文字Dで、藤原拓海が、赤城山で須藤京一のランエボⅢとバトル(京一曰くセミナー)の挑戦状を叩き付けられ、ハチロクで向かったが、京一とバトっている(バトル中)に、ハチロクがエンジンブローを起こし(バトルはお預けとなった。)、其処に父親の藤原文太が、エルフのキャリアカーを持って現れるという話を思い出した。
しかも、共通しているのは、どちらも救援を(拓海が文太に、さくらがしまたろうに)求めていないのに、テレパシーでも送っていたかのように、掛け付けたことであった。ここの所は、まあアニメだから・・・と見て置いた方が良いのかも知れない。

所で、最終的にはしまたろうの実家に行ったのだろうか?(しまじろうは、「トラブルが逢ってこその旅行だ!」なんて開き直っていたが・・・。)
どうせなら、しまたろうの実家に辿り着いた所で、終わって欲しかったと思った。

さて、次に・・・、
yte_convert_20160328103609.png
製作さん、もうこんなEDクレジットは辞めろよな!
oujp_convert_20160328103515.png
次回、はなの出演があったら、絶対にこうしろよな!

これで、TVは春の改変期を迎えるので、絶対にこうしてもらいたい!前回記したことを、全て実行して貰いたい。「わお!」は、4月以降も続き、“5年目”に突入することに文句は言わんが、すっかり実写パートの部分はマンネリ化しているということを理解して貰いたい。(後、次回予告に、アニメパート以外に、実写パートの予告も入れて欲しい!其れと、来年は是非タイトルを変えて欲しい。)

そんな今回の展開であったが、次回は、「春探し」の展開である。これは、次回うp予定のしまじろうSPCでも「しまじろう」と「WWK」のキャラがコラボし、似たような演題で上演していた。まさに、そっくりな展開といえるであろう。

そして、念願のらむりん復活祭はあるのであろうか・・・?降板から4年、彼女に再び光を当てて欲しい。そう思う限りである。

次回は視れるかは分からないが、視れれば視たいと思う。


おまけ

26日に、宇都宮線や東北新幹線で、このような人物を目撃しなかっただろうか?
CIMG4858_convert_20160328175502.jpg
宇都宮線にて。
CIMG4917_convert_20160328175550.jpg
東北新幹線にて。

これに関しては、次回に続く。(因みに、自分ですw)
スポンサーサイト

ちゃれんじ園 オフ ~山奥集落の誘拐事件~ 第14章

さて、先週は試写会のため休止していた「ちゃれんじ園オフ2」であるが、今週は先週の続きをうpする。
其れでは、スタート!

          第14章 盛大なパーティ
「あれは、さっきニュースで、逮捕されたって伝えていたよ。」
「そうだよな。きっと今頃、全国にも伝わったんじゃないかな?」
トミーとドットが口々にした。
「そうだったんだ。でも、これでとりっぴいは一安心だよ!」
とりっぴいは心の底から強盗犯の逮捕を喜んだ。
「そうね。でもこれで、今夜は安心して寝れるわね。」
みみりんもホッとした。
「今夜はお祖母ちゃんと寝なくて済みそうね。私も一安心よ。」
「え、にゃっきい、やっぱり昨日はお祖母ちゃんと寝てたの?ハッハッハ!」
にいすけはにゃっきいの言葉に思わず吹き出した。
「何よ!お兄ちゃんだって、強盗犯に怯えていたくせに!」
「まあまあ、にゃっきい。落ち着きなよ・・・。」
言い争いになりそうな雰囲気をらむりんが止めた。
「いや~、御免御免。」
にいすけは苦笑して後頭部に手を当てながら詫びた。
「其れよりさ、明日はらまりんのバースデーだって言うから、皆でらまりんを祝おうぜ!」
トミーが誘い掛けた。
「うん、そうだね。」
しまじろうが早速誘いに乗った。すると、
「其れよりさ、僕はちゃんと撮影に戻してくれるんだよね?こんなことをしていたなんて、サイ監督やママが知ったら、どんなに驚くことか・・・。」
たまさぶろうは不満げな顔をしながら、其れをトミーにぶつけた。
「オゥ~ソーリー!勿論、パーティが終わったら君も撮影に戻してやるよ。兎に角、まさかファンの誕生日を祝うなんて、其れこそエクセレントじゃないか。如何だい、一緒に祝おうじゃないか・・・。」
たまさぶろうはトミーの偉そうな口調にムッとなりかけたが、ぽん太郎と初対面の時のことを思い出し、ここはじっと抑えた。
「分かったよ。でも、終わったら僕を撮影に戻してね!こう見えて、ファンのためのことを考えると、僕だってのんびりしていられないだから・・・。」
たまさぶろうはトミーを許した。
「其れより、僕達はもう屋敷に戻って良い?もう夜も遅いし、其れに用事は終わったって言ったから・・・。」
きりんたが少しムキになりながらトミーに尋ねた。
「ノープロブレム!君達は帰って良いぜ!後は僕達だけで準備しておくからな!明日、準備が出来次第、迎えに行くよ。」
「分かったわ。じゃあ、戻るわね。」
きっこが返事をした。
「うん、分かった。じゃあトミー、明日宜しくね。」
しまじろうがそう言い、一行は屋敷に戻るのであった。

屋敷にはモグちゃんが同行してくれることになった。既に月は真上にあり、月明かりが道路や木々を照らしていた。
一行は疎らに街灯がある道を、屋敷に向かって歩いていた。
「そう言えばしまじろう。」
「何、にゃっきい?」
にゃっきいがしまじろうに疑問を浮かべた。
「あのトミーってさ、何と無くリチャードさんに似てない?」
にゃっきいの疑問に、しまじろうは即答えた。
「そうかもね。リチャードさんもトミーも同じ外国人だからね。でもトミーは僕の伯父さん、即ちお母さんのお兄さんが日本に来ることになって、其れでトミーも来たんだよね!」
「へ~、そうなんだ。私、此処に来る前のホテルで初めて会ったけど、其の時から思っていたんだよね。其れに、私のことも知っていたし・・・。」
にゃっきいはふと上目をした。
「うん。情報源はトミーにとっては叔母さんに当たる僕のお母さんだからね。思い出すな~・・・。とりっぴいにみみりんにらむりんと一緒にちゃれんじ島のシティに引っ越して来たトミーに会わせた時も、既に知っていた時、吃驚したことを・・・。」
しまじろうも上目をしていた。
「でも、私的にはトミーのこと、結構気に入ったかも。」
「そう言ってくれるとトミーも嬉しいよ。何て言ったって、僕の従兄弟なんだから・・・。」
「そうね。今度、私のいとこも紹介しようかしらね・・・。」
「あ、良いよ。にゃっきいのいとこも僕気になるから・・・。」
そう言い、一行は屋敷への道を急ぐのであった。

こうして、ぞうた達は無事に屋敷に戻ってくることができた。玄関には、関係者が全員で迎えてくれた。
「坊ちゃま~!!ご無事で何より~!!」
「僕もなのだ!ひつじいにお祖父ちゃま!!」
「無事でよかったぞい!ぽん太郎。」
ぽん太郎は屋敷に戻るなり、玄関から駆けだして来たひつじいとぽんざえもんと抱き合った。ひつじいは感激のあまり、大粒の涙を流した。そして、残るぞうたときりんたときっこもたま子の元へと駆け寄るのであった。
しまいちろうとしまるも、しまじろうの所にやって来て、色々と話を交わした。
「へ~。そしたら、僕達もしっかり祝わなくっちゃね!お祖父ちゃん。」
「フフフ。そうじゃのう。」
「有り難う、しまいちろう君!其れに、お祖父さん。」
屋敷には、再び笑顔が戻って来たのであった。
翌日、旧牧野家は、大勢の人が押し掛けていた。参加者は大星から屋敷の娘の誕生日であることを知ると、盛大に祝いたいと言う意志が強く、漏れなく全員参加することができた。
参加者は全員、旧宅の大広間に勢揃いしていた。パーティは立食形式で、白衣のように白いテーブルクロスが敷かれたテーブルには様々な和洋折衷の料理が取り揃えてあった。そして、其処にはドカペやマサシ、モグちゃんの姿も見られた。
更に、トミーの指示なのか、パーティの模様も撮影されていた。だが、カメラマン達は未だにこの模様が、山陰二県に流れているとは知る由も無かった。
そんな中でもしまじろう達は、多く並べられた料理を皿に取り分けては口にし、更に仲間と会話を弾ませていた。其の頃らまりんは、トミーの指示により部屋の外に待機していた。
やがて、トミーが部屋の端の方に立ち、参加者を呼び掛け始めた。
「レディー・アンド・ジェントルマン!この度は、ミス・らまりんのバースデーパーティーに、お集まり頂き、ベリーセンキュー!さあ、愈々、ミス・らまりんの入場だ!拍手して迎えるよう!其れじゃあ、らまりん!カモーン!!」
其の声が発せられると、参加者は一斉に拍手を始めた。そしてらまりんは、自分から部屋のドアを開け、注目が集まる会場へと足を踏み入れた。
割れんばかりの拍手が轟く中、らまりんは自分が主役だという気持ちを噛み締め、にこやかになりながら、トミーの元へと向かった。
らまりんはトミーの真横まで歩み進めると、全身を左に向け、参加者に一例をした。拍手は更に強まった。
其の状態が数秒続いた後、段々と拍手が止み始めた。そして、トミーが再び呼びかける。
「ハイ!其れでは皆さん、らまりんからメッセージだ!其れじゃあらまりん、プリーズ!」
らまりんは改めて一例をし、会場の隅まで透る声でスピーチを始めた。
「皆さん、この度は私の誕生日と言うことで、お集まり頂きまして、誠に有り難う御座います。思えば、前日までは松江で発生した強盗事件に怯えながらの日々でしたが、犯人も無事に捕まり、漸く平穏な日々が戻って来た刹那に、このような会を開いて頂けて、物凄く光栄です。そして、皆さん、この度は遺跡の話が作り話であったことに、さぞお怒りだと思います。ですが、このパーティーを期に、其のことを水に流して頂けると、私としても父としても嬉しく思います。どうぞ時間が許す限り、まだまだ御付き合い頂けたらと思います。今回は誠に有り難う御座います。」
らまりんは、スピーチを終え、後ろに下がった後に一例をした。其の瞬間、再び拍手喝采が起こった。
入れ替わりにトミーが、進行する。
「ハイ、ミス・らまりん、センキュー!其れでは、らまりんのバースデーを祝って、乾杯の音頭を彼女の父親のミスター・大星、プリーズ!」
部屋の隅から大星が歩み寄って来た。既に左手には、飲み物が入った状態のワイングラスがあった。そして、先程らまりんが喋った位置まで来て一例をした。
「皆さん、この度はご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ありませんでした。私どもも、遺跡の存在が嘘であるとは思いもせず、このような結果となってしまい、大変残念です。ですが、娘のらまりんの誕生日を祝うために、準備をしてくれたということが、父親としても嬉しい限りです。どうぞこれからも私やらまりんを宜しくお願いします。其れでは皆さん、乾杯の準備をどうぞ。」
参加者は其々の杯を手に取った。
「其れでは皆さん、乾杯!と同時に、らまりんへ、ハッピーバースデー!!」
大星の言葉に、会場は「乾杯」や「おめでとう。」の声が響き渡った。しまじろう達も又、グラスに入ったジュースを持ち乍ら、らまりんに「おめでとう」の言葉を贈った。
「本当に、良かったわね!らまりん。」
「有り難う、らむりん。ちゃれんじ島で貴方に会った日のことを思い出すよ。」
らまりんとらむりんは、互いにワイングラスを持ちながら会話を弾ませた。
「私も是非、宜しくね。らまりん。」
「あ、そうだったね!にゃっきいは、今回初めて私に知り合ったんだよね。」
其処に、にゃっきいがやはり、ワイングラスを片手に加わった。
そして三人は、略同時に、ワイングラスに注がれたジュースを一口飲み、会話を続けた。
「ねえ、にゃっきい。私の友達はどう思う?」
らむりんがにゃっきいに尋ねる。
「そうね。私、しまじろう達と知り合って、結構経つけど、知らないことが知れるって本当に良いね!そもそも私、らむりんのことだって、しまじろう達から聞いたんだから・・・。」
にゃっきいは少し離れた所で、ジュースや御馳走を楽しんでいるしまじろう達三人を横目で見た。
「でもにゃっきい、私ね、しまじろう達の中では、一番のお姉さんだったかな、って思うのよ。特にとりっぴいは、知っての通り、口も軽いから例え内緒だって言われた話とか、簡単にベラベラ喋っちゃうでしょ?しかも、言いたいこととかも、何の躊躇いも無く話すことが多かったから、例え他人の傷をつけるようなことであっても容赦なく、だったの。だからにゃっきい、私は普段居ないから、是非私のようになって欲しいと思うの。」
らむりんの思いに、にゃっきいは真面目に聞いていた。
「そうよね。私達、そう言った所で意気投合したのよね!公園を独り占めしようとしていた餓鬼大将の子達を追い出したことを本当に思い出すわ・・・。」
らまりんは上目をしながら思い出していた。
「うん、そうね。私、らむりん程、厳しくなるのは難しいかも知れないけど、でも頑張ってみるよ!特にとりっぴいなんかは、私もとっても不安になるよね。確かに、口も軽いし、御喋りだし・・・。」
「うん。頑張りなよ、にゃっきい。折角、私とも友達になれたんだから、この機会を物にしようよ!」
らまりんはそう言い、グラスのジュースを飲み干した。
「ねえらむりんににゃっきいにらまりん!一寸良いかな?」
其処にしまじろう達とトミーが加わる。
「オー!らまりん。如何だい、こうしてバースデーを祝われるのは?」
トミーが早速尋ねた。
「そうね。最初は、強盗かと思っていたから、本当に怖かったけど、でも私のためにこんなことをしてくれていたと思うと、本当に感謝の気持ちで一杯だわ!本当に、有り難う!」
らまりんは改めて、トミーに感謝の気持ちを伝えた。
「僕は、久々にトミーに会えて嬉しかったよ!又トミーも、ちゃれんじ島に遊びに来て欲しいと思っているからね。特にお母さんやはなちゃんは絶対にトミーのこと、待ち遠しいと思っているだろうし・・・。」
しまじろうは横目でトミーを見た。
「オゥ!そうだよな。チャレンジアイランドは、僕も暫く行っていなかったからな~。本当に懐かしく感じるよ。」
「あれ?トミーって今何処に住んでるの?」
とりっぴいが尋ねた。
「僕かい?今はチャレンジアイランドから引っ越して、ダディの知り合いの居る所で過ごしているのさ!でも、ダディの知り合いと一緒に住んでいる訳じゃないけど・・・。」
「そうなんだ。でも、みみりん思い出すわ。トミーに初めて知り合った時、可愛いって言われた時のことを・・・。」
そう言うとみみりんは、赤面していた。
「あ!あったよね。トミー、私達には可愛いって言っていたよね!」
らむりんもみみりんに共感していた。
「そうそう。叔母さんからとりっぴいやみみりん、らむりんのことを知った時、僕もどんな子なのか凄く気になっていたからな。あの時は、しまじろうが叔母さんに頼まれて、僕の住んでいたシリィーに来てくれたけど、まさかとりっぴいとみみりんとらむりんが一緒に来てくれたのは、ベリーサプライズ・・・驚いたよ!」
「そうなんだ。あ、所で私は可愛いと思う?トミー!」
にゃっきいは自分を指差しながら、トミーに尋ねた。
「そうね。にゃっきいも十分可愛いよ。其れに叔母さんから君のことも聞いてるよ。君は、結構スポーツ万能で、ちゃれんじ園のクラスメイトで、餓鬼大将で、パーティーの準備をさせた、あのぞうたを負かす勢いがあるんだって?しかも、君のブラザーもスポーツ万能で、良く対決しているんだってね!」
にゃっきいは、トミーのことは既になれたのか、あまり返事に戸惑いを覚えることは無く、即思いを返した。
「そうよ。其れに、私のことも可愛いって言ってくれて本当に有り難う!」
にゃっきいは赤面はしなかったが、其れでも内心は嬉しい気持ちで一杯だった。
「でもにゃっきいは、あんまり女の子っぽいことは好きじゃないからね~。」
と、とりっぴいが釘を刺した。
「一寸とりっぴい、そんな私に不満があるって言うの?」
にゃっきいはとりっぴいに、半ギレした。
「あ、いや・・・そう言う訳じゃないけど・・・。」
とりっぴいは、冷や汗を流しながら答えた。
「だからとりっぴい!そう言うのを直しなさいって言っているのよ!私、フランスに行かない方が正解だったかな・・・本当にとりっぴいが心配よ!」
其処にらむりんが加勢した。
「そうよ。らむりんの言う通りだわ!言って良いことと悪いことの区別位付けなさいよ!」
更にらまりんが加わる。
「あ、御免・・・。」
とりっぴいは二人に責められ、にゃっきいに深く御辞儀をした。
「もう、とりっぴいったら・・・。あ、そう言えば、あの時のトミーもずっと、みみりんとらむりんにばっか話していたよね・・・。」
しまじろうが困惑の雰囲気を振り払うかのように、トミーに尋ねた。
「オゥ!でも、あの時はレディーファーストだったからね。女の子を大切にしなきゃって思っていたから、あれはあれで当然だと思うよ。其れにしても、しまじろうにとりっぴい、あの時は本当に焼き餅を焼いていたんかい?」
「だから違うよ!ね、とりっぴい。」
しまじろうがとりっぴいに振った。
「そうだよ。あまりにもみみりんやらむりんばっかり話すもんだから、特にとりっぴいは初めてトミーに知り合ったから、一寸不満だったよ。」
「でも、あの後公園で迷子になった時、トミーとはすっかり仲良くなっていたわよね!」
と、みみりん。
「そうそう!其れにしてもトミー、あの時は驚いたよ。シティの公園は庭のような所だ、何て言っていたのに、まさか初めてだったとは思いもしなかったからね・・・。」
「そうだよね。其れで、僕達がみみりんやらむりんにバレない様に何とかして欲しい、とかって言ったりしてね・・・。あの時は近くに非常電話があったから助かったけど・・・。」
とりっぴいとしまじろうが其々思いを口にした。
「いや~、あの時は本当にソーリー!でも、あの後みみりんやらむりんに物凄く攻められたよね~。」
「そんなことがあったんだ・・・。」
にゃっきいが呟いた其の時、にいすけが近くにやって来た。
「あ、お兄ちゃん。如何?私達と食べない?」
にいすけは既に、皿には料理が山盛りになっていた。
「そうだね。其れににゃっきい、良かったな!又友達が出来て・・・。」
「うん!あ、トミー!私のお兄ちゃんのことは知ってる?」
にゃっきいがトミーに尋ねた。
「オブ・コース!君のブラザーのにいすけのことも知ってるさ!何でも、小学生とは思えない工作をすることもあって、発明家のガオガオさんって人を負かす勢いがあるんだって?」
にいすけは、自分に当て嵌まることを即答したので驚いていたが、直ぐに返事をした。
「いや~。吃驚だよ。まさか、僕のことも知っているなんて・・・。」
「やっぱり僕のお母さんでしょ?其れに、ガオガオさんのことも・・・。ってことは、トミーはガオガオさんのことも知ってるの?」
と、しまじろう。
「確か、ふしぎ堂とかって店を経営していて、チャレンジアイランドでは、其れなりに名を馳せている発明家でしょ?でも、結構ガラクタが多くて、良くしまじろう達も被害に遭うって聞いているけどね!」
「凄ーい!本当に何でも知っているのね!みみりん、知り合った時のことを思い出しちゃったわ!」
みみりんが感心した。
「そうなんだね。其れじゃあトミー、僕のことも宜しく!」
「オブ・コース!」
そう言うと、にいすけとトミーは互いに握手を交わした。其の姿に
「何か、トミーって本当にリチャードさんみたいだね・・・。」
にゃっきいが呟いた。
「そうだよね!トミーもリチャードも同じ外国人だからね。結構英語交じりの会話もしているし・・・。」
と、とりっぴい。
「其れを考えれば、私も今は外国人なんだけどね・・・。」
らむりんが加わった。
「あ、そうか。らむりんは今フランスに住んでいるから、僕達の身の回りには三人も外国人が居ることになるよね!」
しまじろうが閃いたようだった。
「身近な所に、外国人が居るって何か良いわね。」
みみりんがそう言うと、しまじろう達は再び御馳走を楽しみ始めるのであった。

其の頃、「ふしぎ発見」を視ようとしていた島根県のある一家では・・・。
「何だ、たまさぶろうの誕生日じゃなかったんだ。」
其の家の次男が、LDKのソファーに座りながら、TVで中継されているパーティの模様を視乍ら答えた。
「さっき、PCで調べたんだけど、たまさぶろうは雛祭りが誕生日なんだって!」
隣に座っていた長男が、次男に教えた。
「そうだったんだ。有り難う、お兄ちゃん。」
「でも、俺もお前も、ファンであるたまさぶろうがこうして、TVで視られたことは良いことだと思うだろ?」
「うん、そうだね。」
其の時、玄関のドアが開く音がした。
「ただ今~!」
「あ、お父さんだ!お帰りなさ~い!」
玄関の方から、父親の声がして、次男が答えた。そして、父親は直ぐにLDKに入って来た。
「お?又、たまさぶろうを視ているのかい?」
仕事帰りで、スーツ姿の父親は、手に盛った茶色い鞄を床に置き乍ら言った。
「うん。そうだよ。」
「お父さんも視る?」
長男と次男が、父親を誘い掛けた。
「ま、良いだろう!・・・にしても、最近やたらとTVでたまさぶろうが出てくるな・・・。其れに、新聞のTV欄やTVの番組表にも、其れらしい番組名が載っていないし・・・。」
父親は、若干の疑問を覚えた。
「でも良いじゃない!俺達はたまさぶろうのファンなんだから・・・。」
と、長男。
「ま、いっか。其れじゃあ、お父さんも視ようかな・・・。」
父親がソファーに座り掛けた其の時である。
ピー!!!!!
TVから、超音波のような高い音が部屋中に響き渡った。
「わ!!」
兄弟は、思わず手で耳を塞いだ。
「あれ?若しかして、放送事故かな?」
父親はTV画面を注目した。兄弟も注目する。
画面は「TBS Network」と書かれた物が表示されていた。
「壊れちゃったの?」
次男が尋ねた。その刹那、画面が変わり、今度は虹のようなカラーバーの画面になっていた。
「多分、TV局側のトラブルか何かだろう。直ぐに直ると思う。」
父親が言い掛けると、又画面が変わった。
「あ、そう見たい。『しばらくお待ち下さい』って出た!」
長男は変わったばかりの画面を指しながら答えた。画面には『ただ今、放送が中断しています。しばらくお待ち下さい』の文字と『BSS』の局ロゴが表示されていた。然し、ピー音は煩いので、長男はリモコンで音量を最小にした。

「え~!うっそ~!もっと、たまさまを視たかったのに・・・。」
其の頃、鳥取のたまさぶろうファンの若い女性の家では、突然TVが停波したことに愕然としていた。
「そしたら、暫くしたら視ようか!」
女性はそう言うと、机の上のリモコンを手に取り、チャンネルをNKT日本海テレビに変えた。

「私、きっこが無事で本当に良かった・・・。」
さくらこが焼き魚の鮭を口にしながら、きっこに言った。
「うん。其れに私、今回はしか子先生からリーダーを頼まれたってこともあったから、あのトミーって子も凄く驚いていたよね。私のリーダーっぷりに・・・。」
きっこは、ツナサラダを口にしながら言った。
「私も心配だったわ。心強いきっこが居ないと、どうすればいいんだろうって思ったし・・・。」
まるりんも加わる。
「でも、こうして無事に帰って来てくれて嬉しいよ。」
さくらこが笑みを浮かべた。
「そうね。でも、今回のことはしか子先生に言ったら、一寸騒動になっちゃうからね・・・。ま、其れは後で考えればいっか!其れに、たまさぶろう君にも会えたことだし!」
きっこは離れた所に居たたまさぶろうを見つめ乍ら答えた。
「本当に私も吃驚しちゃったよ。まさか、たまさぶろう君が居るなんて・・・。」
さくらこも見つめていた。

そしてたまさぶろうは、らまりんに祝いの言葉を伝えたようだった。
「ヘイ!如何だい、今人気のスターの僕と過ごす誕生日と言うのは?」
たまさぶろうは格好をつけ乍ららまりんに尋ねた。
「うん。まさか、有名人に会えるなんて夢にも思わなかったわ!私、何時もTVの前で応援していたし、貴方のこともインターネットで良く見ているから。」
「そうかい。そしたら、今度、BSSテレビで放送される新しいドラマも視てくれるかい?其れと今、「丁髷忍者」って僕主演の映画も上映中だから、映画館にも来てよ!あれ、メガホン使って主役の僕を応援するものだから、面白いよ!」
「勿論、視るわ!後、映画もね!たまさぶろう君、撮影頑張ってね!」
「因みに、君は映画館では何度か映画見ているの?」
たまさぶろうがらまりんに尋ねた。
「勿論、視ているよ。だから、其の映画もお父さんとお母さんと一緒に行こうかしらね。」
「そうなんだ。そうそう、あの映画は、初めて映画を見る子にも配慮していて、劇場が暗くならなかったり、途中で休憩もあったりするから、凄くいいと思うって僕も監督も思っているんだ!」
「へ~。そしたら、私、絶対視るわ。どんな感じの映画なのか気になるし・・・。」
「ファンから励まされると僕も嬉しいよ!イエ~イ!」
たまさぶろうはウィンクとピースの決めポーズを取った。
「其れにらまりん、あの映画には妹のはなちゃんも出ているんだ!だから、僕からも視に来て欲しいな~!」
しまじろうが其処に加わった。
「あれ、とりっぴいも母ちゃんに連れて行ってもらったけど、面白かったよ!」
「みみりんもパパとママに連れて行ってもらったよ!らまりんも行くと良いわよ!」
「私もお祖母ちゃんとお兄ちゃんと行ったわ!だから、視た方が良いよ!」
とりっぴいとみみりんとにゃっきいが口々にした。すると、
「へ~。私は初めて知ったわ。其れに、はなちゃんが映画に出たなんて、私吃驚だわ!機会があったら私も視ようかしらね・・・。」
初耳のらむりんも、凄く感心していた。
「うん、らむりんにもお勧めするよ。そうだ!ちゃれんじ島に来たら、見に行かない?」
しまじろうが誘い掛けた。
「うん。そうね!たまさぶろうだけでなく、はなちゃんの活躍っぷりも、私、視たいわ!」
らむりんは物凄く期待していた。其処に、らまりんが加わった。
「そうなんだ。皆が其処まで言うなら、余計に見に行かなくっちゃね!後、たまさぶろう君を生で視られて嬉しいわ!本当に頑張ってね!」
「うん!其れにらまりん、今日はおめでとう!其れに僕の誕生日も是非祝ってよ!僕の所属している事務所の公式サイトには、毎年雛祭りになると、結構ファンからお祝いのメッセージが送られてくるからね!」
「分かったわ!じゃあ、そうするね!」
そう言いたまさぶろうは、らまりんの元を離れた。
「らまりん、良かったね!たまさぶろうからも祝って貰えて・・・。」
少し離れた所から会話を聞いていたしまじろうがらまりんの方に寄りながら言った。
「そうね。」
「そう言えばらまりん、私の誕生日も雛祭りの日だってこと、知ってた?」
らむりんが尋ねた。
「あ!そうなんだ。其れは知らなかったよ。じゃあ、らむりんも祝ってあげなくっちゃね!」
らまりんは、らむりんの事実に驚いた様子だった。
「そうよね。私達がちゃれんじ島で知り合った時は、其処まで教え合っていなかったもんね!あ、其れとあそこに居るさくらこって言う犬の子も私やたまさぶろうと同じ誕生日なの。だから、宜しくね!」
と、らむりんは離れた所できっこ達と食事を楽しんでいたさくらこを指した。
「そうね。其れじゃあらむりんと其のさくらこって子の誕生日の日にも、こんな感じの祝いをやろうよ!私、お父さんとお母さんに聞いて、其の時はちゃれんじ島に連れて行ってくれるように頼むから!そしたら、皆も協力してね!」
「そしたら、僕達も協力するよ!・・・あ、因みに僕は5月5日、こどもの日が誕生日なんだけど・・・。」
しまじろうの誕生日の話が切欠になったのか、各々の誕生日を伝え始める。
「みみりんは10月10日よ!」
「とりっぴいは1月1日!お正月の日だよ!」
「私は4月4日で、しまじろうの妹のはなちゃんって子と同じ日なのよね。」
「らまりん、皆の誕生日の日にも御出でよ。特に、しまじろうはゴールデンウィークの頃だし、とりっぴいもお正月だから、来やすいでしょ?」
らむりんが改めて、らまりんに誘い掛ける。
「そうね。じゃあ、お父さんとお母さんに其のことも頼んでみるわね!」
「うん、楽しみにしているよ!」
しまじろうは、笑顔で尋ねた。

やがて、パーティもお開きになり、参加者は再び牧野家に舞い戻った。予定された日程は後一日残っていることもあったのか、参加者は遺跡の存在が嘘であったことに誰一人、不満を口にしたり、覚えたりする者は居なかった。
そんな中、たまさぶろうは、未だ撮影の仕事が残っているので、ジャン・ケン兄弟と岡本夫妻、更にカメラマンと共に再び浜田へと戻ることになった。
「たまさぶろう君、祝ってくれて有り難うね!」
BSSの車であるキャラバンのスライドドアの前で、しまじろう達は会話をしていた。そして、らまりんが改めて、たまさぶろうに感謝の気持ちを伝えていた。
「うん、そう言えば僕もこうやって、サプライズで祝われたことあったよな~!確か、しまじろうととりっぴいが、サイ監督から僕の誕生日を聞いて知ったんだってね。」
たまさぶろうは、ふと自分のサプライズパーティーを思い出した。
「やっぱり、嬉しかったでしょ?しかも、たまさぶろう君の場合は、雛祭りの日が誕生日だから、余計に覚えて貰えたりしたでしょ?」
らまりんが聞き返した。
「ああ、そうだね。雛祭りパーティでもやるのかなって思っていたら、皆して祝ってくれて・・・本当にあの時は嬉しかったよ!」
「そうだよね。たまさぶろう、思わず泣いてたもんね!」
とりっぴいが笑顔で突っ込む。
「もう、とりっぴいったら一言余計だよ!」
しまじろうがとりっぴいに苦笑しながら突っ込んだ。
「でも、ジャン達に連れて来られたとはいえ、みみりん、たまさぶろうに会えて嬉しかったわ!又、ちゃれんじ島に帰ったら会おうね!」
みみりんが言うと、たまさぶろうはキャラバンのスライドドアを開け放った。
「うん。あ、其れじゃあ僕はこの辺で失礼させて貰うよ・・・。サイ監督やママが心配だよ。」
たまさぶろうは後部座席に乗り込みながら言った。
「私とは又暫く会えないだろうけど、遠くフランスからも、貴方のことを応援するわ!これからも、同じ誕生日同士、仲良くしようね!たまさぶろう。」
らむりんはそう言うと、満面の笑みを浮かべた。
「有り難う、らむりん。」
「じゃあ、又ね。たまさぶろう。」
にゃっきいはたまさぶろうに手を振った。
「其れに、ジャンとケンも又何処かで会おうね!・・・あ、そう言えばジャン達ってちゃれんじ島から引っ越したんだっけ?」
しまじろうはふと、忘れていたことを思い出し、たまさぶろうと同じ後部座席に座っていたジャン・ケン兄弟に尋ねた。
「僕もなのだよ。ジャン君とケン君とは、御無沙汰だったからな。」
ぽん太郎も同じく疑問を浮かべた。
「俺達は、今八丈島って所に住んでいるんだ!そう言えば、今更悪いが、ぽん太郎も久し振りだな!」
「でもまさか、君達が色々と進めていたのは僕も驚いたのだよ!」
「ののちゃんから聞いて居るかも知れないが、ののちゃんの家の近くだから、今回ここまで来れたんだよ!でもまさか、ぽんちゃんやひつじいさんにお祖父さんに会えるとは、僕も思わなかったよ!」
ジャン・ケン兄弟が口々にした。
「でも、俺達も生でたまさぶろうを見れたのは、嬉しかったな。特にケン何て、良くTVでたまさぶろうが出ると、俺を呼んだりするからな。お前、本当のファンなのかって思うよ。」
「いや、そう言うジャン兄ちゃんだって、同じく僕を呼ぶじゃん!・・・でも、僕としてもたまさぶろうに会えたのは嬉しかったな!」
ジャン・ケン兄弟が、漫才師のようなやり取りをすると、たまさぶろうが続けた。
「其れよりも、今僕はドラマの撮影しているんだけど、今度のドラマはこの島根県と鳥取県でしか放送されないんだけど、何時か全国ネットされることを祈ってよ!其れに、又ちゃれんじ園で、撮影の話や写真なんかも見せてあげるよ!後、「丁髷忍者」の映画も是非、宜しくね!気に入ったようなら、何度でも来て良いんだよ・・・。」
「うん、僕楽しみにしているよ。じゃあ、たまさぶろう!撮影、頑張ってね!」
「とりっぴいも応援するよ。」
「みみりんも!」
「私はフランスだから、ドラマや映画が視れなくて残念だけど、応援するわ!」
「私からも応援するよ。頑張ってね、たまさぶろう。」
しまじろう達五人が、たまさぶろうにエールを送った。
「うん、有り難う。」
そう言うと、たまさぶろうはスライドドアを閉めた。
すると、たまさぶろうが直ぐに後部座席の窓を開けた。其れと同時に、ぽん太郎が声を出す。
「ジャン君もケン君も、又ちゃれんじ島に御出でよ!又、ジャン・ケン・ポントリオが揃うのが、僕は楽しみなのだよ!」
「お、そうじゃん!俺達の名前を取れば、そうなるよな!」
ジャンが今頃気付いたかのような反応をした。
「そう言えば、そんなこと言っていたわね・・・。」
らむりんが思い出した。
「あ!そうじゃん。ぽん太郎君と、ジャンとケンで、成立するわね!私も其の時の三人を見たいわ・・・。」
にゃっきいが言うと。
「うん。じゃあ、今度にゃっきいにも見せてあげるよ。僕と兄ちゃん、そしてぽんちゃんで、トリオ組む所、楽しみにしててよ!」
「僕も是非宜しく頼むよ。ぽん太郎と同様、君達とも遊びたいからな・・・。あ、でもスターの僕に色々と指図するのは無しだぜ!」
たまさぶろうの格好付いた発言に、ジャンは少しムッとなったが、其処は抑えた。
「あ、其れじゃあ俺達はこの辺で!又会おうな!しまじろう、みみりん、とりっぴい、らむりん、ぽん太郎・・・其れににゃっきい!」
「元気でね!」
ジャン・ケン兄弟が口々にすると、後部座席の窓を閉めた。
そして、キャラバンが動き出すのと同時に、たまさぶろうとジャン・ケン兄弟は一斉にこちらに向かって手を振った。そして、しまじろう達はたまさぶろうとジャン・ケン兄弟の乗ったキャラバンが見えなくなるまで、手を振り見送るのであった。

其の頃、先程の島根のとある一家では・・・、
「あ、お父さん!TV直ったよ!」
次男が、トイレのため一旦席を外していた父を、先程座っていたソファーに招いた。
「お、そのようだな!張と映っているな!」
父親はそう言い、ソファーに腰を下ろした。
「あれ?さっきまでたまさぶろうが出ていたのに、ニュースになっちゃってる!」
長男が、TV画面を見乍ら言った。画面は「Nスタ」になっていた。
「ああ。さっきの放送事故、結構長かったからな。其の間に、番組が終わっちゃったのかな?」
「え~!もっとたまさぶろうを視たかったのに~!」
次男が駄々を捏ねた。
「ま、しょうがないさ!放送事故が起こっちゃったんだし、其れにTV局にも都合と言うものがあるんだから・・・。」
父親が次男を元気付けた。
「其れに、今度たまさぶろうが出演するドラマをやる予定があるんだから、其れで楽しもうぜ!後、「丁髷忍者」を視に、今度の休みに、映画に連れってって貰えるんだし・・・。」
長男も元気付ける。と、其の時である。
「貴方達、学校の宿題は終わったの?終わらないと、たまさぶろう君の映画に連れて行けないわよ・・・。」
夕食の準備のため、母親が部屋に入って来て、長男と次男を呼びかけた。
「あ!未だだった!兄ちゃんは?」
「俺もだ!あの課題、明日が提出日だから、急がなくちゃ!」
二人は其々の勉強部屋に向かうため、一斉にソファーから立ち上がった。
「其れじゃあ、TVは消すよ!お父さんも、明日の出張の準備をしなくちゃ!」
父親もソファーから立ち上がると同時に、TVのリモコンを手に取り、TVの電源を切った。

そして、鳥取の若い女性の家では、
「あ~あ・・・。もっと、たまさま視たかったのにな~。」
女性は、「Nスタ」を視乍ら、溜め息を吐いた。
「そしたら、TVは辞めて、大学のレポートでもやろうかしらね!其れに、今映画館で、たまさまを視れるんだし・・・。」
そう言い、彼女もリモコンでTVの電源を切り、立ち上がった。
たまさぶろうファンの鳥取・島根の両県民の世帯では、このようなことが同時に起こっていた。

そして、浜田に戻ろうとしていたたまさぶろう達は・・・、
「おい、携帯鳴ってるぞ!」
ドライバーの哲が、妻の紀子の携帯の着信音に気付き、妻を呼んだ。
「あら、誰かしら。」
紀子は足元のハンドバッグから、スマホを取り出した。
「え?局長?」
スマホの画面には、BSSの局長からの着信の画面が表示されていた。
「もしもし、岡本紀子ですが・・・、」
すると、電話口の向こうから局長の怒鳴り声が聞こえた。
『お前達!一体何をしたんだ?浜田でドラマのロケ中のひょうどうたまさぶろう君を使いたいと言っていたようだが、何で予定の番組を勝手に変えて、鳥取と島根の両県に流したんだ?』
「え?確かに、たまさぶろう君を使って、撮影はしましたけど、そんな映像がTVに流れていたことに関しては、全く分かりません。」
紀子は恐る恐る答えた。
『分からない?一寸、カメラマンに変われ!数日前から、局は苦情電話が鳴りっ放なしなんだよ!』
「あ、分かりました。」
局長は、先程の怒りのトーンを一旦落として、紀子に告げた。そして紀子は、自身のスマホを後部座席のカメラマンに渡しながら言った。
「あの、局長からです。」
カメラマンは首を傾げつつ、局長からの電話を受けた。
そして、再び紀子に戻された。
『兎に角、たまさぶろう君を送り届けたら、直ぐに局に戻れ!良いな!』
「あ、分かりました。」
紀子は局長とは其れだけのやり取りで、通話を終えた。
岡本夫妻を含むBSSの関係者は騒然となった。まさか、自分達が撮影していた映像が、山陰二県に流れていたとは思いもしなかったからである。勿論、映像が流れていたことに心当たりは無かったので、局長に何か言われても分かる筈が無かった。其処で紀子は、BSSの調整室に問い合わせようと思い、再びスマホでBSSの調整室に電話を掛けた。

そして、屋敷では強盗犯が捕まったこともあり、平和な夜を迎えていた。
「しまじろう君、良かったね。仲間も皆、帰って来てくれて・・・。」
「うん。其れよりも、しまいちろう君、又何時か、ちゃれんじ島に来れるかな?」
しまじろうはしまいちろうとしまると共に、広間で立ち話をしていた。
「そうじゃのう。わしも君には、世話になったからのう。是非、恩返しをしてあげなくてはな!」
しまるは乗り気でいた。
「そうですか。僕は何時でも待っていますよ。あ、しまいちろう君も、待っているからね!あ、其れより、僕会った時から気になっているんだけど、牧野さんとしまいちろう君は、何か関係があるの?」
「そうだね。僕のお父さんと知り合いなんだ!でも、今回はお父さんは急用が入って行けなくなっちゃったから、代わりにお祖父ちゃんと来たって訳さ!」
「そうなんだ。あ、今日は最後の夜だから、一緒に満喫しようね!」
「そうだね。僕もしまじろう君と、楽しみに過ごすよ。」
二人はそう言い、思い出話を始めた。
その他の一行も、連れ去られた仲間が戻って来たと言うこともあり、表情に明るさが帰ったようだった。
ぞうたとぶうたは、らまりんのパーティの準備話をしていて、きっこはまるりんとさくらこを交えながら、パーティの準備の時のぞうたのグダグダを少し愚痴っていた。
又、ぽん太郎もひつじいとぽんざえもんと共に、何時もの邸宅での暮らしと変わりなく過ごしていた。
そして、きりんたもかんたやけんとと一緒に、パーティの準備やたまさぶろうのことを話していた。
其れ以外にも、しまたろうとたま子は大星とリツ子と共に、会話を楽しんでいた。参加者は各々、今夜は枕を高くして眠れることが何としても嬉しい様子だった。
そして、参加者に紛れてののとののの両親、ドカペとマサシとモグちゃんとトミーの姿もあった。
ののと其の両親は、翌日のレンタカー会社から迎えが来るまで世話になることとなった。そして、パーティも勿論、三人で楽しんでいた。
ドカペとマサシとモグちゃんは、翌日東京駅まで、トミーは出雲市駅までは一緒に行けることとなり、しまじろう達は胸が踊っていた。彼らは八人で、会話を弾ませていた。そんな中、しまじろう達も彼らの輪に入り、更なる会話を楽しみ始めた。

暫くして、集まりがお開きとなり、参加者は各々の部屋へと引き上げて行った。そんな中、らむりんも部屋へと戻った。
らむりんが部屋に入った其の時だった。予めまっせいから渡されたガラケーが鳴った。
「あら?お父さんかしら・・・。」
らむりんは、ベッドの上に置かれた自分の荷物からガラケーを取り出した。画面には「父」と出ていた。
らむりんは、疑問を覚えつつ、電話に出た。

次回予告
しまじろう「やあ、皆!懐かしのドット達やマルオ達、其れにジャンにケンにののちゃんにモグちゃんにらまりん、其れと従兄弟のトミーに会えて、出雲はとても楽しめたよ!そんな中、らむりんが・・・。次回、最終回 第15章 突然の別れ おっ楽しみに!次回で最終回だよ、宜しくね!」

後記
愈々、最終話が近づいた今回。今回は先週放送されたたまさぶろう主演の映画の要素も加えてみたりした。其方は如何だっただろうか?
そして、次回は15章とエピローグを一挙うpする予定である。乞うご期待!


其れでは、ここからは今週のしまじろうについてである。(BS11の場合は、3月28日になる。)


今週は、らむりんの後を追った者が出た。後を追うといっても、降板したものが居たと言うことであるが、其の人物は、ぞうたの子分で、ドラえもんに例えると、スネ夫ポジションのぶうたである。

4年前、らむりんは18年3ヶ月、教材では24年間の活躍の末、役目を終えた。だがぶうたの場合は、アニメでは、たったの5年しか出ていなかったのである。
しかも、製作にはぞうたのみしか出ていない話が有る位なんだから、ぶうたのみしか出ていない話もやって欲しいと思ったが、其の野望も打ち砕かれてしまった・・・。
出来れば、一度は其れをやってからにして欲しかった。そう思う次第である。

さて、今週気になったこと。其れは、ぞうたの家である。
asa_convert_20160319192649.png
しまじろうヘソカ時代
srx_convert_20160319211248.png
しまじろうのわお!時代

比較すると、以前は普通の平屋だったが、今は雑貨店のような店になっている。しかもこれは、第189話「さいこうのコンビ」で、リチャードがチラシ配りのバイトをしていたところでも有った。

あれ?雑貨店といえば・・・。

そう、ぞうたはドラえもんで言うと、ジャイアンポジション。そして彼も又、家が雑貨店である。つまり、如何にジャイアンに似ているか分かるだろう。(母親が厳しい、妹が居るともなればよりそっくりになるだろう。)

又、今週はいぬ子が登場した。いぬ子といえば、教材ではこどもちゃれんじほっぷの時のしまじろう達の担任である。つまり、“元”担任の彼女にとっても、ぶうたとも思い出は多くある筈である。
そして、しか子も「全員卒園させたかった。」と言っていたが、自分はやはり、らむりんもそうして欲しかったと思っているんじゃないか?と思った。

さて、今週はぶうたが降板するという、らむりんに引き続き、節目を迎えた話であった。
と言うことで、今回はぶうたの此れまでの活躍を振り返りたい。(画像は、未見エピソード等(特にわお!)もあるので、順次追加予定。)

ぶうたには、“元”となった人物が居た。其れは、2008年に始まった「はっけんたいけんだいすき!しまじろう」で初登場した、ジャン・ケン兄弟のケンであった。(因みに、ぞうたの元が、ジャン。)
aas_convert_20160319192621.png
彼らは、サッカーの天才を自称する兄弟であり、年齢差は一歳であった。
1qwd_convert_20160319192541.png
だが、そんな彼は、しまじろうヘソカ第47話「りゅうぐうじょうをまもれ!」を最後に、アニメから姿を消して行った。

其の後任として、ぶうたは登場したのであった。

其れでは、ぶうたの記念写真(高確率で、ぞうたとのツーショだが・・・。)をここからお送りする。

2011年~12年 しまじろうヘソカ時代

ぶうたは、ぞうたと共に、ちゃれんじ園が舞台になった最初の話、第51話「ちゃれんじ園のなかま」で初登場を果たした。其れから彼は、“親分”のぞうたと、他の仲間より目立つ存在となり、活躍を始めた。
zxzvcsh_convert_20160321140322.png
第51話「ちゃれんじ園のなかま」初登場シーン

そんな彼(ら)のベストショットである。これらの画像見つけている時、殆んどぞうたとのツーショばかりで複雑な心境だったw
ye4_convert_20160321140219.png
第51話「ちゃれんじ園の仲間」
htrqa_convert_201603211511051.png
第75話「ないしょのやくそく」
ghbkjhfkh_convert_20160321192820.png
第84話「手と手をつないで」
dcy_convert_20160319190456.png
第64話「たなばたのねがいごと」
dudr_convert_20160319190520.png
第73話「げんき大さくせん!」
jut_convert_201603211511262.png
第75話「ないしょのやくそく」
hftufkf_convert_20160321192907.png
第84話「手と手をつないで」
dyjq_convert_20160319190549.png
第71話「ちゃれんじ園の宇宙人」
8u65_convert_20160321134538.png
第58話「たいけつ!お店やさんごっこ」
ejtet_convert_20160319190628.png
第93話「寒くなんかないぞう」
kijugl_convert_20160321193125.png
第84話「手と手をつないで」
azszgq_convert_20160321134612.png
第96話「みんなでぴょんぴょん!」
ktr_convert_201603211511433.png
第75話「ないしょのやくそく」
eu_convert_20160319190700.png
第80話「ぞうたのひみつきち」
hrsr_convert_20160319190727.png
第80話「ぞうたのひみつきち」
i67_convert_20160321134743.png
第51話「ちゃれんじ園のなかま」
hwerh_convert_20160321135009.png
第97話「ぼくらのおひな様」
ijt_convert_20160319190800.png
第93話「寒くなんかないぞう」
wte_convert_201603211512014.png
第75話「ないしょのやくそく」
li7ti_convert_20160321135033.png
第81話「いがぐり山でクリひろい」
jtd_convert_20160319191013.png
第92話「ふわふわなのにカッチカチ!」
oiyohgu_convert_20160321135425.png
第57話「ちゃれんじえん運動会」
ktdk_convert_20160319191054.png
第93話「寒くなんかないぞう」
kyyd_convert_20160319191132.png
第60話「あめ、あめ、ふれふれ」
oiupio_convert_20160321135353.png
第96話「みんなでぴょんぴょん!」
rrws_convert_20160319191345.png
第55話「みんなのこいのぼり」
rujr_convert_20160319191641.png
第55話「みんなのこいのぼり」
otyukrty_convert_20160321135607.png
第58話「たいけつ!お店やさんごっこ」
rjjkd_convert_20160319191316.png
第63話「ドキドキ!夜のちゃれんじ園」
oliuu_convert_20160321135531.png
第57話「ちゃれんじえん運動会」
rss_convert_20160319191417.png
第64話「たなばたのねがいごと」
poihgge_convert_20160321135711.png
第96話「みんなでぴょんぴょん!」
rtgkf_convert_20160321193715.png
第84話「手と手をつないで」
rsurs_convert_20160319191530.png
第80話「ぞうたのひみつきち」
rtyere_convert_20160319191607.png
第92話「ふわふわなのにカッチカチ!」
pawfeg_convert_20160321135638.png
第57話「ちゃれんじえん運動会」
rw_convert_20160319191714.png
第66話「はじめてのプール」
poiuygu_convert_20160321135819.png
第97話「ぼくらのおひな様」
asfz_convert_201603211510475.png
第75話「ないしょのやくそく」
stst_convert_20160319191748.png
第93話「寒くなんかないぞう」
qasdg_convert_20160321135918.png
第81話「いがぐり山でクリひろい」
tdaz_convert_20160319191820.png
第64話「ドキドキ!夜のちゃれんじ園」
qwaga_convert_20160321135950.png
第58話「たいけつ!お店やさんごっこ」
tyete_convert_20160319191926.png
第66話「はじめてのプール」
u5e_convert_20160321140052.png
第51話「ちゃれんじ園のなかま」
thd_convert_20160319191855.png
第71話「ちゃれんじ園の宇宙人」
wtreg_convert_20160319191957.png
第93話「寒くなんかないぞう」
yesey_convert_20160319192026.png
第73話「げんき大さくせん!」
ue4_convert_20160321140121.png
第81話「いがぐり山でクリひろい」

こうして、彼らはしまじろうヘソカの2年目を着飾っていった・・・。

だが、2012年3月26日(TXN)・・・。

6truj_convert_20151230225911.png
らむりん「私、引っ越すことになったの・・・。」

誰もが其の言葉に衝撃を覚えた。
そう、らむりんの降板であった。当然、彼も又、彼女の別れを惜しんだ。

以下は、らむりんにとっては最終話となった、第101話「さよなららむりん」の画像である。
jfjfk_convert_20160319190932.png
最初は、らむりんの異変に怪しく感じていた。
rsssssmff_convert_20160319191450.png
らむりん自身も、中々切り出せずに居たが、遂にカミングアウトした。
しかし、彼らは其の現実を受け入れられなかった。
6djrdtj_convert_20160319190428.png
らむりんに思い留まる様に、押し掛けたりもした。
rererj_convert_20160319191242.png
だが、現実は厳しい物である。結局彼らは、らむりんの別れを素直に受け入れ、彼女を見送ることにした。
itidtdtd_convert_20160319190854.png
こうして、らむりんはしまじろうの世界を去って行った。
其の際、彼らはジャン・ケン“先輩”と共演していたことは、知る由も無かった・・・。

そして、らむりんが居なくなり、その代わりとしてにゃっきいが加入し、新たなシリーズが始まった。

2012年~16年 しまじろうのわお!時代

初登場は、第5話「にゃっきいのゆうき」だった。(因みに、まるりんもこの話で初登場。)
nbkfhbae_convert_20160321135248.png
第5話「にゃっきいのゆうき」初登場シーン

彼らが最初に苦戦したのは、にゃっきい(若しかすると、初対面)であった。彼女は男勝りな一面を持っているため、初の絡みとなったこの話では、かなりの苦戦を強いられた。

だが、彼らの活躍は再び始まった。
lkjnjblh_convert_20160321135112.png
第5話「にゃっきいのゆうき」
dsyer_convert_20160319203614.png
第7話「かげのふしぎ」
orgh_convert_20170211233549.png
第114話「もんたとサッカー」
awt_convert_20160319202818.png
第7話「かげのふしぎ」
k76_convert_20160321134820.png
第189話「さいこうのコンビ」
iuhb_convert_20160725210047.png
第67話「おまつりのヒーロー」
vmbvt_convert_20160321235528.png
第187話「わたしたちのおしろ」
mnbv_convert_20160321135200.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
cvbncuyc_convert_20160321192620.png
第54話「はじめてのわすれもの」
dshdd_convert_20160319203543.png
第187話「わたしたちのおしろ」
e6ur_convert_20160319203654.png
第31話「もこもこきのこ」
tft_convert_20160321235404.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
crhd_convert_20160321192527.png
第104話「ぼくのいちにち」
exfgxf_convert_20160321192700.png
第30話「あわあわ!てづくりせっけん」
cvbxz_convert_20160321134642.png
第5話「にゃっきいのゆうき」
zarzyet_convert_20160321235618.png
第187話「わたしたちのおしろ」
fsfsxy_convert_20160321192741.png
第54話「はじめてのわすれもの」
qths_convert_20170211233624.png
第114話「もんたとサッカー」
asdsrukr_convert_20160319204939.png
第40話「たこたこあがれ」
qwfe_convert_20160321235252.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
ih_convert_20160321192954.png
第90話「サンタさんにあいたい!」
eurer_convert_20160319203731.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
iutgl_convert_20160321193044.png
第9話「みんないきている」
oibkf_convert_20160321235222.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
ol6qad_convert_20160321135459.png
第19話「とべ!ききゅうのだいぼうけん」
dtyj_convert_20170211233508.png
第114話「もんたとサッカー」
fjchjs_convert_20160319203803.png
第31話「もこもこきのこ」
lkug_convert_20160321193208.png
第60話「はなちゃんのおねえちゃん!?」
gdkd_convert_20160319203841.png
第38話「おれたクリスマスツリー」
oigyfti_convert_20160321135319.png
第189話「さいこうのコンビ」
mngkht_convert_20160321193251.png
第9話「みんないきている」
kuyrk_convert_20160319204005.png
第47話「かせきをさがせ」
jklhfk_convert_20160319203924.png
第197話「しまじろうおこる」
nbfitdd_convert_20160321193333.png
第80話「あったかおてがみだいさくせん」
zxas_convert_20160328210643.png
第52話「しまじろうウソをつく」
rtfyl_convert_20160321235335.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
oiug_convert_20160319204047.png
第16話「ワクワク!しおひがり」
oobh_convert_20160321193420.png
第90話「サンタさんにあいたい!」
oiugvh_convert_20160319204129.png
第31話「もこもこきのこ」
pojg_convert_20160321135850.png
第19話「とべ!ききゅうのだいぼうけん」
oiut_convert_20160319204208.png
第47話「かせきをさがせ」
ee6_convert_20170403210225.png
第105話「ちゃれんじえんのおみせやさん」
plkmjb_convert_20160321193459.png
第8話「ないたおかあさん」
poiutof_convert_20160321135748.png
第189話「さいこうのコンビ」
zxvczzze_convert_20160321194333.png
第80話「あったかおてがみだいさくせん」
poijbh_convert_20160319204324.png
第16話「ワクワク!しおひがり」
bvtd_convert_20160328210542.png
第52話「しまじろうウソをつく」
poinljb_convert_20160321193543.png
第9話「みんないきている」
ooiuoy_convert_20160319204248.png
第197話「しまじろうおこる」
azs_convert_20160725210015.png
第67話「おまつりのヒーロー」
iug_convert_20170403210249.png
第105話「ちゃれんじえんのおみせやさん」
zxazx_convert_20160321194242.png
第54話「はじめてのわすれもの」
jhj_convert_20161206212925.png
第85話「ふたりのおひめさま」
vjtydjy_convert_20160321140150.png
第5話「にゃっきいのゆうき」
qazsf_convert_20160321193635.png
第90話「サンタさんにあいたい!」
poiyu_convert_20160319204443.png
第31話「もこもこきのこ」
trdcg_convert_20160321193754.png
第104話「ぼくのいちにち」
qwaa_convert_20160319204551.png
第35話「かんたとのしのし」
yrflflyf_convert_20160321194156.png
第80話「あったかおてがみだいさくせん」
qweaheau_convert_20160321140021.png
第189話「さいこうのコンビ」
trtftfl_convert_20160321193847.png
第30話「あわあわ!てづくりせっけん」
ztj_convert_20160725210322.png
第67話「おまつりのヒーロー」
qtway_convert_20160319204509.png
第23話「なかなおりだいさくせん」
uitiu_convert_20160321193936.png
第30話「あわあわ!てづくりせっけん」
vrh_convert_20160725210116.png
第67話「おまつりのヒーロー」
xxexhrd_convert_20160319204745.png
第40話「たこたこあがれ」
poiu_convert_20160319204406.png
第197話「しまじろうおこる」
uyif_convert_20160321194023.png
第8話「ないたおかあさん」
kiiky_convert_20160328210614.png
第52話「しまじろうウソをつく」
sexdhd_convert_20160319204706.png
第40話「たこたこあがれ」
r6uj_convert_20161206213008.png
第85話「ふたりのおひめさま」
xxzcb_convert_20160321194113.png
第60話「はなちゃんのおねえちゃん!?」
ysqaf_convert_20160321140249.png
第156話「かんぺき!?かかりのおしごと」
ulbb_convert_20160321235447.png
第177話「しかこせんせいにあいたい」

途中、たまさぶろうの加入で、ぞうたとギクシャクしたこともあったが、このまま彼らの友情はどんどん深まっていく物だと思っていた。
が、運命は其れを許さなかった・・・。

2016年3月19日(TXN)・・・。
第204話「ずっとずっとともだちだよ」にて・・・。
yugkl_convert_20160319211317.png
入園当初のぶうたを見て涙ぐんだしか子(あれ?年少の担任って、いぬ子じゃない?)

そして別れの日、サプライズでお別れ会を開くことになったが、ぞうたは朝から寝込んでいた。
だが、遂には決心したようであった。
arwea_convert_20160319210958.png
最初は、ぶうたに横暴な態度を取った。
其の時、にゃっきいの一喝により、ぞうたは改心した。

そして、感極まり・・・、
lt7uy_convert_20160319211059.png
ぞうた「何で・・・何で僕にだけは・・・教えてくれなかったんだ・・・。」

ぶうたも涙を交えていた。
zwwagf_convert_20160319211347.png
そして、互いに別れの言葉を誓い・・・、
qsd_convert_20160319211214.png
こうして、ぶうたは、5年間の活躍に幕を下ろした。

と言うことでぶうたに一言・・・、

ぶうた、お前の主演回、一度は見たかったよ!でも、お疲れさん!

さて、今回はぶうたが降板したが、“中の人”の戸田亜紀子はどうなるのだろうか?因みに、らむりんを演じていた杉本沙織は、にゃっきいとして、現在も活躍中である。
と言うことは、戸田亜紀子役の誰かが、新たに転園してくるのだろうか?今後に期待したい。

そして、ぶうたはらむりん同様、今後再登場することは恐らく無いと思われる。だが、若し彼を再登場させるつもりなら、らむりんも再登場して貰いたい。
メインだったらむりんは再登場させず、彼は再登場できるなんてのは不公平である。

だから、其の点は絶対にお願いして頂きたい!

そんなこともあり、今回は「きみにあえたね」が掛かっていた。
jhf_convert_20160319211718.png
この曲は、今でも唯一、らむりんに会える曲なのである。
zwzt_convert_20160319211759.png
彼女が降板して早4年、是非とも本編で再出演を果たし、にゃっきいとの絡みを見たいものである。

そんな惜別の今回だったが、次回はペーパーのさくら(ちゃれんじ園オフ2では運転させる描写を出したが)が、ドライブに行くという話である。しかも次回はしまじろうSPCのため、TXN、テレ東の有る地域で視る予定である。又、何時もの“裏技”とは違う見方が出来るのが楽しみである。

そして予告を見た時、昔、クレしんでしんのすけを幼稚園に送り届けようとしたみさえが、変な所に行ってしまった話を思い出した。
では、さくらだと如何なのだろうか?期待したい。

さて、次回に関して、製作には是非やってもらいたいことがある。

先ずは、そろそろ、はなの名をEDテロップ(みみりん 高橋美紀の所に)に出してもいいんじゃないか?ということである。もう、いい加減編集するのも面倒になってきた。
兎に角、製作には其の点をお願いしたい。

次に、次回は偶然にも4年前、らむりんが降板したあの話と放送日が重なるのである。(TXNでの話)今からでは遅いと思うが、其れに関する演出もお願いしたい。
其れと、4月からアニメタイトルは変わるのだろうか?今週までは、音沙汰が無かったので気になる所である。若し変わったにしても変わらなかったにしても、この点だけは留意して欲しい。

・実写パートは、全てしまじろうっぽい演出を。(特に算数系の問題とか)其れを感じさせないのは、撤廃して欲しい。
・特定の登場人物のごり押しをやめて欲しい。
・中の人繋がりを無視しない。
・園長の本名を明らかに。又、ヘソカの設定に戻して欲しい。
・この他に、ヘソカ以前と、わおとで性格などが変わっているキャラ(草太とか)は、以前の設定に戻して欲しい。
・「しまじろうとえほんのくに」をゴリ押しした話を製作しない。
・メインキャラクターや縞野一家以外にも、しまじろうヘソカのように、春夏秋冬で服装を変える。
・出来れば、らむりんを一度だけ、復活させて欲しい。
・アニメ内での文字表記は、出来るだけ仮名文字にして欲しい。(ちゃれんじ島は日本にあるという設定なんだし、日本語話しているんだし・・・。)

以上の点を、4月以降はお願いしたい。

と言う訳で次回は視れるかは分からないが、視れれば視たいと思う。

お知らせ
次回の更新は、しまじろうSPCのため、早くて27日になります。場合によっては、遅くなる可能性もありますことをご了承下さい。又、次回はちゃれんじオフ2の最終話をうpする予定です。SPCのリポートは、翌週の4月2日頃を予定しています。
今後とも、宜しくお願いします。

しまじろうに会うために ~「しまじろうとえほんのくに」完成披露上映リポート~

今回は、先日、"あのイベント"に赴いたので、現在連載中の「ちゃれんじ園オフ2」の予定を変更し、こちらをお送りすることとする。

早速、其れを記すことにする。

去る3月9日…
この日、ある場所へと向かっていた。

東京都港区にある品川プリンスホテル内にある品川プリンスシネマである。

イベントは、2週間前に急遽決定した。自分は、まさか今月2度もしまじろう関連のイベントがあるとは思いもしなかった。
そんな訳で、会場、映画館へと向かった。

先ずは、品川駅に降り立つ。
CIMG4340_convert_20160312170749.jpg
試写会は、午前11時からだったので、10時半頃に辿り着くようにした。

そして、会場はと言うと、品川駅の目と鼻の先にあった。
CIMG4342_convert_20160312170947.jpg
大体、徒歩で5分ほどの所であった。
しかし、このホテル自体、相当広かったので、案内を頼りに会場を目指した。

そして、
CIMG4344_convert_20160312171112.jpg
会場の品川プリンスシネマに到着した。

プリンスシネマは、アネックスタワーの3階にある。
この時、やはり多くの"お仲間"に遭遇した。しまじろうを引き連れている子は未だしも、みみとりにゃきも引き連れている子も見受けられた。
CIMG4345_convert_20160312171215.jpg
中に入ると、早速撮影用のパネルが目に入った。辿り着いた時から、幾らかの子が撮影している光景があった。
CIMG4349_convert_20160312171342.jpg
因みに、パネルはこんな感じ。

早速、カウンターで受け付けを済まし、
20160309103736.jpg
先ずは、チケットを手にする。

程無くして、開場となった。
シアターホールに足を踏み入れると、
CIMG4348_convert_20160312171300.jpg
やはり、ポスターも貼ってあった。(其れ以外にも、劇場の至る所に、ポスターがあったり、予告ムービーが流れていたりした。)

さて、愈々完成発表会が行われたのだが、ここからはマスコミ以外の撮影は禁止だったので、文章のみで、リポートする。
会場に入ると、やはりマスコミの姿が多く見受けられた。そして、席の印象はスクリーンが目の前にあり、物凄い臨場感を感じた。更に、BGMとしてテーマソングのカサリンチュの「たいせつなひと」が掛かっていた。

午前11時の開始前、先ずは司会のお姉さんが登場し、当日の日程等を簡単に話していた。因みに、感じとしてはキャラクターショーに似ていた。

そして、午前11時。

司会「会場の皆~!こ~んにちは~!!」
会場「こんにちは~!」(会場がそんなに広くなかったのか、あんまり声は響いていなかった。)

ここで会場から、挨拶や日程等が話される。

そして、
司会「今日はこんなに沢山のお友達が集まってくれて、有り難う!其れで、皆に聞きたいんだけど、毎週、しまじろうを視ているよ~って子は~?」
そこそこ挙手しているのが分かった。司会は続けた。
司会「皆、しまじろうは好きかな~?好きだよ~って子は~?」
更に続ける。
司会「そして、映画を初めて視るよって子は~?」

とまあ、このようなやり取りが続き、
司会「さあ、今日、実は、しまじろう達も直ぐ其処まで来ているんだよ~。其れじゃあ、しまじろう達に此処だってことが分かるように、皆でしまじろうって呼んでみよう!じゃあ、先ずは練習だよ!お姉さんが、せーのっていったら、しまじろうって呼んでね!行くよ、せーの!!」

会場「しまじろ~!!」

司会「はい、有り難う!其れじゃあ、本番いくよ。・・・せ~の!」

会場「しまじろ~!!!」

会場には「すてきなワンダーランド」が流れ始め、程無くしてしまじろう達が登場した。(因みに、この歌に2番があったのをこの時初めて知った。)
そして、しまじろう達が壇上に上がると、司会に振られ、各々自己紹介を始めた。(因みに、壇が近かったためか、しまじろう達の足踏みの音は、物凄く響いていた。)

自己紹介が終わると、司会はしまじろうが花束に持っていたことに気付いた。

司会「あれ?しまじろう、今日は何で花束を持っているの?」
しまじろう「お父さんに聞いたんだけど、今日はね、有り難うの日なんだって!」
司会「あ!そっか!今日は、3月9日で、サンキュー。有り難うだね!」自分的には、レミオロメンの日だけどなwww因みに、其の日の日テレのZIP!でも、枡太一が同じことを言っていたw
しまじろう「だからね、とりっぴいと一緒に、崖の上に咲いていた花を採ってきたんだ!」みみりんの家は、花屋何だから、其処から入手すれば?と思ったのは自分だけ?
司会「へ~。あ、とりっぴいは飛べるから・・・。あ、飛んでる飛んでる!」
とりっぴいは羽ばたかせていた。

まさか、しまじろうから「今日は何の日?」を知れるなんて思いもしなかった。ま、しまじろう自身もしまたろうから聞いたので、“本当の”入手元はしまたろうだがな。

そのようなトークが終わり、愈々スペシャルゲストの登場である。
司会に呼ばれゲストである山口もえが登場した。自分的には、ゲスト声優を務めたAKBの2人が良かったとオモ・・・。

しまじろうは、山口もえに例の花束を贈呈した。
しまじろう「僕は、是非もえさんに有り難うって伝えたかったんだ!」
「有り難う、しまじろう!」

ここで、山口もえとのトークショーが始まった。
既に、本人は二人の子供と映画を視ていたことを主に話していた。

そして本人についてであるが、主人が爆笑問題の田中裕二である。そして、CBC(TBS)の「ゴゴスマ」の木曜日のレギュラーで、NHKの「あさイチ」にも不定期で出演している。(因みに、翌日のゴゴスマは、其の内視るw)

そして、更にゲストとして、テーマソングの歌い手であるカサリンチュが登場することになった。呼んだのはしまじろうであった。(一旦、山口もえは降壇した。)

しまじろう「カサリンチュのタツヒロさん、コウスケさん!!」

二人は颯爽と登場した。
そして、カサリンチュの自己紹介が始まった。
「初めまして、奄美大島から来ました、カサリンチュです。」

自分は、カサリンチュを知った時は、何と無くKiroroに似ているかな?と思った。
と言うのも、どちらも、南西諸島出身(Kiroroは沖縄出身)で、デュオであるからである。

因みに、一つだけ突っ込みたかった所・・・。
カサリンチュは、奄美のことを話す際、「しまじろう達もちゃれんじ島(とう)から来ているけど・・・」と言っていた。

その際、「"とう"じゃなくって"じま"だよ!」と言ってあげたかった。

そして、やはり二人も予め映画を視ていた。こうして、トークショーが終わり、愈々生歌披露である。其の、楽器を準備している際、「ガオガオさんみたい!」と言った子が居て、「ん?ガオガオさん・・・?」と、返していた所には、少し笑ったwそして、この時を以って、マスコミにフラッシュ撮影を辞めるように伝えていた。


生歌は1番のみだったが、これが終わると、愈々集合写真である。一旦降壇した山口もえも再登壇し、マスコミや各種カメラマンが、ステージに登壇した。が、ステージの左側に何故か集っていた。
何故、真ん中に集わないんだろう?と凄く思った。(因みに、公式サイトに其の時の画像が載っていたが、客席は殆んど写っていなかった。)
その際、しまじろう達は「はい、チーズ!」や「皆笑って~!!」と、声を出していた。裏で声優(南央美等)が本当に声を出していたりして・・・と何となく思ったw

そして、良くアニメ映画のCMで「大ヒット上映中!」等のテロップが出る際に、客席が一斉に手を振る映像が出るが、其の時の撮影も行った。(司会は、「じゃあ皆!カメラに向かって、バイバ~イして~!」と言っていた。)唯、カメラは左側しか写らないようなポジションであったため、今後アニメで"出演"があるかは微妙である。(もち、CMでも。)

そして最後は、二組やマスコミが降壇し、「トモダチのわお!」を披露し、発表会の方は終了した。

これが終わると、愈々映画スタートである。(※尚、この記事を書いている時点では、未だ上映日から2日しか経っていなく、今後ご覧になる方を考慮し、本編についての記述は、ネタバレとなるため、控えさせて頂きます。)

さて、途中6分の休憩を挟み、映画が終了した。

終了すると、愈々待ちに待った撮影会である。
当然、混乱を避けるため、列毎に、しまじろう達の元へ移動ということになった。(後ろからだったので、一番前だった(前から三番目だったが、一番前と二番目は記者席だった)自分は、最後に移動と言うことになった。)

シアタールームを出ると、やはり列は続いていた。そして、少し離れた所にも列が出来ていた。
其の時、驚いていたのは、当然「しまじろう」以外で見に来た客等であった。(しまじろう達を見つめ、色々と言っていた。そりゃ、吃驚するわな。特に、試写会を知らないしまじろうに興味を持っていた子からすると・・・。)
しまじろう達は、出入り口の所で、しゃがみながら、子を抱くように撮られていた。

さてさて、此処からは撮影会での零れ話。

やはり、撮影会と言うこともあり、当然略参加者全員が、やってきた。(司会から「其のままお帰り頂いても構わない」と言っては居たが)だが、各々時間と言うものがあるので、係員に「後どの位掛かりますか?」と尋ねる親子も居た。(中には、午後に子どもの方が予定が入っていて、其れに間に合うのか冷や冷やしていた親子も居た。他に、電車の時間を気にする親子も居た。)
後は、待ちきれなくて泣く子も見られた。(「しまじろうに笑われるよ!」等と言い、慰められていた子もいたが・・・。)

次に、そろそろ自分の番が差し掛かってきた時のことである。

其の時自分は、らむりんとドカペを指に嵌めていたので、其れを見た一人の係員が「あ、有り難う御座います!」と丁寧に礼を言われた。恐らく彼は、自分が"大友"であることに気付いたに違いないと思った。

そして、愈々自分の番になった時である。

係員は「子が居て当たり前」と思っていたので、当時、自分のみだった其の姿を視て、「あれ?子どもは何処?」と、あたふたしていた。(多分、"中の人"も首を傾げていたことだろう。)だが其の際、先程の係員がやって来て、「あ、別にいいんですよ。」と、"大友"だと言うことを告げ、漸くしまじろう達の元へ行けたのであった。

そして、しまじろうに嵌り始めてから、1年8ヶ月・・・、遂にこの時が来た・・・。

そう、

しまじろう達に、"本当に"会える日が・・・、


さて、其の時の画像がこちら!(撮影した順番に掲載する。其の時は、左から右へ進む形式だった。)
20160309130606_convert_20160312180911.jpg
先ずは、にゃっきいから。(何よりも、らむりんと同じ位好きな、お前に会いたかったよ!)
20160309130624_convert_20160312180939.jpg
次いで、しまじろう。(らむりんにドカペ、懐かしいだろ?)
20160309130637_convert_20160312181006.jpg
そして、みみりんと続き、(ペイズリーは、未だ君のことを想っているかな?そして、元親友のらむりんも居るんだよ!)
20160309130650_convert_20160312181034.jpg
"トリ"を飾ったのは、"鳥"だけに、とりっぴいだった。(3歩歩いたら忘れるのは勝手だが、らむりんだけは忘れないで欲しい!)・・・と言う訳で、このナイロン袋を掲げて歩いている人物を何処かで見かけたら、其れが自分だと思って下さい・・・。

そして、
uir33131.png
らむりんと(ドカペ)一緒に、撮りましたw

まさに、「きみにあえたね」の展開であった。(BGMが脳内で流れていそうであった。)

だが、実際には"握手会"だったが、肝心の握手を忘れていた。其れだけが、今回の心残りとなってしまった。

そんな訳で、上映の2日前に、一足先に映画を視た。
だが、今回は此れだけで終わらない。

あ、勿論・・・、
20160312174242.jpg
この、
20160312174252.jpg
ガオガオメガホンは、当然手にした。(チケット拝見時に、特に何も言わなくても貰えた。)

そして、このガオガオメガホンだが、
20160312174307.jpg
中に、"GAOGAO MEGAPHONE"と書かれているのが特徴である。
20160312174323.jpg
因みに、以前のおうえんばなのメガホンには、何も書かれていなかった。
20160312174552.jpg
最後に、二つ並べて・・・。

さて、本題。
そう、今回の映画の特徴として、劇場グッズの販売があった。だが、試写会の時点では、公開日の前なので、当然手には出来なかった。

と言う訳で、改めて公開日に、近所の映画館へ行って、手にしてきた。
先ずは、
20160311171800.jpg
この
20160311171808.jpg
クリアファイルである。
因みに、クリアファイルは既に、東京駅のテレ東本舗で手に入れた、番組グッズの方の物を持っているので、これで2つ目となった。

そしてもう一つは、とっておきである。

其れは、
20160311172639.jpg
「プニ~!!」あ、ネタばれ御免なさい・・・。
20160311172610.jpg
そう、プニたん(CV:内田真礼(まあや))である。
20160311173955.jpg
紙タグ表
20160311174006.jpg
紙タグ裏(以外にも、テレビせとうちが出していた。)
20160311174101.jpg
布タグ表
20160311174038.jpg
布タグ裏
20160311174834.jpg
実は、プニたんはというと、しまじろうが生み出s・・・。

あ~っと!!!これ以上は、ネタバレになるので書かない。(真相は映画館にて!)
20160311171713.jpg
・・・と言う訳で、この2つが劇場グッズとして、販売中である。

最後に、
20160312182037.jpg
しまじろう達と一緒に、ハイ、チーズ!!しまじろう、プニたんに又会えて、良かったな・・・。
そして、プニたん!これから宜しくな。しまじろうやカービィ達と仲好く過ごそうな!其れに、色々な所へ連れて行ってやるからな!絵本の世界以外でも・・・(これ以降は、ネタばれになるので省略。)

さてさて、今週は映画も上映されたが、試写会もあったので、このことをうpしたが、如何だっただろうか?若し、これを見て、映画館に足を運んでくれる方が居れば、光栄である。
そして、この映画は"大友"でも、十分に楽しめる作品であった。

最後に余談を、実は自分自身も映画館で映画を視たのは、今回が初であった。
と言うのも、自分は映画館で映画を視る位なら、TVで放送されるのを待つという主義を持っていたからである。そのようなことに費用を使うのは勿体無いと思い、だったらTVで見た方が只だと思っているからである。

でも、今回の試写会に行って、しまじろう映画なら、見に行っても良いかもと思った次第である。(去年のように、映画ネタをゴリ押しする話があったなら、尚更である。)

と言う訳で、平日のど真ん中であるにも関わらず、多くの観客が集まったこの試写会で過ごせて、有意義な一日だったと思う。そして、今回、試写会に参加した中で、どの位がしまじろうSPCに行くのだろうか?其れも物凄く感じた。(実際、SPCの話をしている親子の姿もあった。)・・・と言う訳で、しまじろうSPCで、上の画像のような人物を見かけたら、其れが自分だと思って下さいw


其れではここからは、今週のしまじろうについてである。(BS11の場合は、3月21日の放送になる。)


今週は、前回も言ったが、あの豹野郎の話であった。あいつは、去年11月以降、2月に1度の単位で出ているのは出過ぎじゃないか、とも言ったが、そう、あいつの登場だけは本当に許せなかった。

今回は、あいつ主演の映画「丁髷忍者」でもお前、一応父親もお前も忍者だよなwww(中の人繋がり的な意味で)に、ひょんなことからはなが出演することになり、でも、普通は撮影の邪魔にならないように、バリケードやスタッフが配置されていて、関係者以外は、カメラに見切らない(写らない)ように、入れないようにする物だと思うけど・・・?(ロケしている所を見たことが無い自分が言うのもなんだが・・・。)其れに、撮影ともなれば見物客が出来て当たり前のような希ガス(お忍びロケなら未だしも・・・。)其れをサイ監督(因みに、登場は略1年振り。大分御無沙汰だな・・・。)にワンシーンとして入れることを提案したら、あっさりおkとなったが、其のことに出演が出来なかったしまじろうが意地を張ると言う展開であった。其れに、しまじろうが未だに「たまさぶろう」と君付けで呼んでいるのが、腑に落ちない。しまじろう、お前に聞きたい。

何故、お前はたまさぶろうを呼び捨てで呼ばないんだ?本人は、誕生日祝われた時に、呼び捨てを許可しただろ?あ、と言う訳で、南央美さん、次回あいつが出て、台本に「たまさぶろう君」とあったら、「たまさぶろう」と読んじゃっていいんで・・・。台本無視っていいんで・・・。

そう、自分は、「たまさぶろう君」と君付けで呼ぶしまじろうを毛嫌いしていて、「ちゃれんじ園オフ」では、ワザと呼び捨てにしたのである。(其れ以外にも・・・。)

さて、この話を視ていて、幾つか気になったことがあるので取り上げることとする。

先ず、しまじろうが、はなは映画は出れて落胆した所である。その際、しまじろうは「僕だって映画に出たいのに・・・。」と言っていた。
さて、どの位の視聴者がこう思ったのだろうか?

「お前は、今映画に出ているだろ!!」

と。

多分、TVの前でそう突っ込んで居た方は多分自分だけでは無い筈と思った次第である。

次に、はなの映画出演が決まり、早速サイ監督が縞野家に訪ねた時である。その際、さくらはこう言っていた。

「家のはなちゃんは、未だ小さいし・・・其れに映画館って暗いし・・・未だ、映画館で映画を視たことですらないし・・・。」

其の時、サイ監督が実際のしまじろう映画のように「ファーストムービー」の要素がある。と説明したが・・・。さくら、お前に一言言いたい。

嘘付いてないか?

続ける。
これはどういうことかと言うと、第98話「ぼくをえいがにつれてって!」を視れば分かるが、其の時は、ぽん太郎の勧めで、「ラットマン」の映画を一家で見に行くと言う話だった。
当然、其の映画も「ファーストムービー」のコンセプトの素で作られていた作品だったが、はなはこの時、「シネマデビュー」をしていたのである。
なので、さくらはサイ監督に、やはり嘘をついたことになるだろう。そう、はなが映画を見に行くのは、初めてでは無いのだから。

さて次は、其の「ぼくをえいがにつれてって!」との比較である。
今週の話を視ていて思ったのは、其の時の話に似ていることであった。

では、比較しよう。

先ず、上映を待つシーンから。
djdi_convert_20160312111816.png
「えいがをみよう!」
tiid_convert_20160312112335.png
「ぼくをえいがにつれてって!」

見ると、後ろの観客に変化も無く、席順もあの時のままである。又、今回も「メガホンムービー」で、メガホンをつかって応援したりする物だとしまたろうが言っていたが、ラットマンも同じくメガホンムービーだった。
しかも、今回は大人であるしまたろうやさくらもメガホンを持っているのである。

因みに、実際のしまじろう映画だと、本来は小人券1枚でメガホン1つとなっている。だが、先日の試写会で、特に何もしなくても、「ガオガオメガホン」を貰えた自分のように、やはり何もしなくとも彼らは貰えたのだろう。(来場者全員にプレゼント!だったのかも知れない。)

次に、
eddjy_convert_20160312111931.png
「えいがをみよう!」
tdi_convert_20160312112256.png
「ぼくをえいがにつれてって!」

映画が終わり、映画館をバックに談笑するシーンである。背景が夕方になっている以外は、やはり後ろの客に変化が無い!
そして、しまじろうの背後に注目して貰いたい。
tfxs2.png
「えいがをみよう!」
tsaf1.png
「ぼくをえいがにつれてって!」

見ると、現在(当時)上映中(予定)のしまじろう映画のチラシがあるのがお分かり頂けるだろう。
そして、この映画のワンシーンが、
sesye_convert_20160312112205.png
「えいがをみよう!」
xysi_convert_20160312112408.png
「ぼくをえいがにつれてって!」

本編中に、普通に登場していた。
しかも、今回は、
rdku_convert_20160312112043.png
映画が始まる前に流れる「歌形式の注意事項」が、普通に流れていた。

だが、これは、未だ映画を視ていない方にとっては、ネタバレなるのでは?と感じた。(余談だが、以前も話した記号ばかりだったこのアニメの文字表現に、わお!では初めて、仮名文字が出たかなと思った。)

では次である。
dyj_convert_20160312111851.png
このシーンを視て、やはり、「ハナコのおかあさん」の時同様、擬人化哺乳類と非擬人化哺乳類が共存する世界は、やはり変であった。(だから止めろって!しまじろうはそんなアニメじゃないぞ!)

まだまだある。さて次は、服装についてである。
画像を見て貰いたい。
ryju_convert_20160312112122.png
あれ?

しまじろう達の服装が、冬に戻っている!!

以前、2月であるにも関わらず、普段着になっていて変だと言う話をしたが、これはどう言うことなのか?(サブタイ画像は、当然、春仕様であった。)

自分的には、若しかすると、2月に放映予定だったのでは?と思う。と言うのも、「ぼくをえいがにつれてって!」は、TXNだと、2014年2月に放送している。其れを考えれば、今作も2月にやる予定だったのかも知れない。所が、何らかの事情があり、3月にずれ込んだのでは?と言うのが、自分的な意見である。そして、2月に放送した第200話「およめさんはだれだ?」が、本来なら今日やる予定だったのでは?と言うのは言うまでもない。

だが、其れは其れでいいかも知れない。若し、2月にやってしまうと、あの豹野郎が2月連続の登場になり、去年の二の舞になるからであった。(本当は、あいつを出して欲しくなかった。後のトークにて。)

ここで余談である。
rtu_convert_20160312180127.png
サイ監督と一緒に居るのは誰だろう?(サイ"助"監督??)

余談は以上である。

ここで、その撮影スタッフについて、気になったことがあるので取り上げる。

リチャードのことである。リチャードは、先週に引き続きの登場であり、第128話「しまじろうのライバル」、第129話「たまさまはごきげんななめ」で、撮影スタッフとして登場していたが、今回も登場していた。

其処で、リチャードに質問がある。

お前の本職は何だ?

と言うのも、リチャードはフリーターでは無いかと予想しているが、其れにしてもバイトを転々とし過ぎである。そして、今回は何故か以前の仕事をしていた。
つまり、リチャードの本職は、ひょっとすると、たまさぶろうの撮影スタッフなのかも知れない。
何故かと言うと、普通、仕事を辞めるなり、転職するなりするには、其れなりの理由がある。勿論、以前の仕事をしたいと思い、その仕事を再びやるということもある。だが、リチャードを見てみると、唯、バイトを転々としているだけである。
と言うことは、リチャードは、色んな職をしたいと思っているだけなのかも知れない。其れに、辞めては雇われ、辞めては雇われを繰り返している彼のことを考えると、副業として、バイトをしつつ、本業の撮影スタッフをやっているのかも知れない。
だが、本当のことはリチャードに聞いてみるしかないだろう。(にしても、あれ位の子どもに、“アルバイト”と言う意味は理解できるのだろうか?そもそも、リチャードが本当にフリーターだったとしても、職を転々としているなんて人は、多分居ないだろう。なら、リチャードはガオガオの知人なんだから、最初からガオガオの助手という設定の方が良い気がした。確かに、日本で働く外人も居るけど・・・。大体、中国人とかだけど・・・。

さて、本編に於いては、これが、最後に気になったことである。

其れは、何故、今のしまじろうは親の近くで寝ているのか?ということである。
では、画像を見て頂きたい。
rii_convert_20160312113000.png
しまじろうに詳しくない人からすると、「は?しまじろうは未だ幼稚園児何だから、親の近くで寝て当たり前じゃん!」と思うかも知れない。
だが、以前は違っていた。
rsh_convert_20160312113042.png
これは、しまじろうヘソカの頃の画像である。

見て分かる通り、しまじろうは自室で一人で寝ている。これについて思うのは、以前は一人で寝ていたのだから、わお!でも一人で寝させて良かったのでは?ということである。

確かに、しまじろう位の子だと、親の隣りや、近くで寝るのが当たり前と言っても良い。だが、しまじろうに関しては、一人で寝れるという特徴があったのだから、其れを生かして、「しまじろうのように、一人で寝れるようになろうね!」と教育させることが出来たのでは無いだろうか?
やはり、謎である。ベネッセにテレビせとうち、何故なのか教えてくれ!
fftif_convert_20160312174022.png

jutr_convert_20160312174044.png
因みに、にゃっきいは一人で寝ている。(ダブルベットで、隣に誰か寝ていそうな感じはあるが・・・。)

さて、本編についてはここまでだが、ここからは其れ以外のことを挙げていく。
先ず、本編後にあったのは、
eyujr_convert_20160312171924.png
やはり、昨日があの日だったということもあってか、地震に纏わることをやっていた。
r5r_convert_20160312173533.png
これは恐らく、「こどもちゃれんじ」の映像でもひょっとすると流れているのかな?と感じた。(ナレーションはしまたろうだった。)

これが終わると、
dj_convert_20160312171901.png
しまじろうが被災地を訪れたということをやっていた。
因みに、東北地方には、TXNは無いが、しまじろうはRAB(青森)、IAT(岩手)、KHB(宮城)、ABS(秋田)、YTS(山形)、KFB(福島)が其々ネットしている。

IATが、約1か月遅れで日曜の朝、KHB・KFBが約2週間遅れで、土曜の朝に其々放送している。(そのため、被災地でこの映像が流れるのは、恐らく3月26日になるだろう。)
rt_convert_20160312121131.png
3.11を忘れないと言っているが・・・。

しまじろう、お前にはもう一つ、忘れてはならない物がある。

あのバンダナ羊、らむりんのことである。
今年は、偶然にも4年前のらむりんが降板した「さよなららむりん」の時と同じ、3月26日が放送日(TXN)になる。(&しまじろうSPCの日でもあるが。)

お前は、らむりんを覚えているだろうな?

今からはどうかは分からないが、是非26日には、らむりんの表現を出して欲しいと思っている。

そして、肝心のEDでは・・・、
urt_convert_20160312180243.png
・・・・・。
rrf_convert_20160312180052.png
はな「うわ~ん!!はなたん、載ってない~!!」
ddsi_convert_20160312175717.png
しまじろう「ね、言ったでしょ?みみりんと声が同じ限り、はなちゃんの名前は載らないんだよ・・・。好い加減認めようよ?」
はな「嫌だ、嫌だ~!はなたんも載るの~!!載らないの嫌!!載らない、もう出たくない~!!」
しまじろう「出たくないなんて、そんなこと言わないの!そしたら、打ち切りになっちゃうよ!!」
さくら「そうよ。お母さんも以前はテロップされなかったのよ・・・。今は如何でも良いけど・・・。」

製作のベネッセとテレビせとうち、そろそろ聞く耳を持とうね!!
urt2_convert_20160312180318.png
みみりんの所に、「はな」でも「はなちゃん」でも、載せれば良いだけなんだよ?どうして出来ないのかな??

因みに、しか子があるが、地震の所で出演があったからである。

一方・・・、
kty_convert_20160312175959.png
たまさぶろう「最近、僕、アニメで活躍出来て嬉しいよ!このまま、こどもちゃれんじやコンサート、映画に出演して、もっと人気のスターになれれば良いなって思うんだ~!!」tk、タイトルが「丁髷忍者」なんだから、記号じゃなくって、ちゃんと、仮名だけでも良いから、そう書けよ!
trjt_convert_20160312180202.png
しまじろう「良い加減にしてよ!このアニメの主人公は僕なんだよ!其れに、たまさぶろうなんてみみりんやとりっぴい何かと違って、メインキャラクターでも無いじゃん!其の上、こどもちゃれんじに出ていないし・・・。そんな君に多く出られても困るんだよ!!そろそろ登場自粛してよ!!そんな君が、映画やコンサートに出るなんて、百万年早いね!!」
たまさぶろう「・・・・・。」
jdry_convert_20160312175821.png
しまじろう「もう良い!たまさぶろうが自粛を辞めないなら、僕、ベネッセとテレビせとうちに行って、君を追い出すように言ってくる!!」
一同「え~!!!」
jdrqqa_convert_20160312175746.png
たまさぶろう(僕はスターなんだから、自粛なんかしないよ!ずっと、このアニメに出てやるんだから!!)

たまさぶろうに言いたい。

出番が少なくなるのが嫌なら、ドクタケ忍術教室に帰れ!NHKに帰りやがれ!!お前の仲間の、いぶ鬼、しぶ鬼、山ぶ鬼、其れに魔界之小路先生、父親の風鬼が心配しとるぞ!

そう、製作はどこまでたまさぶろうが好きと言うことをアピールするのだろうか。こんなことをするのなら、本当にアニメを降りて貰いたい。
え?子役が居なくなるって?そんなこと知ったこっちゃないよ!何も、しまじろうにまで子役を適用させなくても、アニメとしては成り立つんだし・・・。

まあ、そんな今回だったが、次回は何と、らむりんの後を追うものが現れるかも知れない。

其の人物は、ぶうたである。
若し、そうなったとするならば、結局ぶうたのみの話を作って欲しいという願いが経たれることになってしまう。其れに、ぶうたはドラえもんに例えれば、スネ夫だった。其のぶうたが居なくなると言うことは、ドラえもんだと、スネ夫が降板してしまうようなものである。
だが、本当にぶうたが消えるかどうかは分からない。

と言うのも以前、はっけんたいけんだいすき!しまじろう第79話「さようなら、とりっぴい」では、とりっぴいが引っ越すのでは?となっていたらしいが、最終的にはとりっぴいの勘違いだったと言う展開があったからである。
だから、次回の話を視なければ、ぶうたがガチ別れになるのか、其れとも未遂になるのかはその話次第と言えるだろう。

そして、次回はちゃれんじ園での展開になることもあるので、やはりあの豹野郎が心配である。若しあいつが出たら、2週連続での登場と言うことになる。

だから、是が非とも言っておきたい。

あの豹野郎を出すな!!出したら、クレームだ。

そんな訳で、次回は視れるかは分からないが、視れれば視たいと思う。

P.S.
今日のしまじろうは、実写パートもしまじろうらしさがあったと思う。(特に地震の奴。)今後、そのようなアニメにして貰いたいと思った。

又、映画公開後の今週も映画の挿入歌が流れていたが、中でも「えほんのうた」のキャラクター紹介は、ループして、アイロンに戻っていた。
因みに、この歌が映画で出てくることは・・・ネタバレになるのでこれ以上は言えない。

そして、次回は、「ちゃれんじ園オフ2」の続きをうp予定である。是非、ご期待下さい!