間もなく、しまじろう達が来てから1年。  ~しまじろうへの想い~

愈々8月も迫ってくる中、一つの節目を迎えようとしている。

其れは、自分の連れの存在であるしまじろう達が、来てから1年になるということである。
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これまで、この4人と・・・
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未だ、小さき要は指人形の存在であるらむりん(来たのは去年のクリスマス前辺り)と共に、日常でも一緒に過ごすと共に、時には遠出をし、色々な所を旅してきた。

因みに、今のスタイルのしまじろうが来る前は、こちらの姿のしまじろうと共にしていた。(今のスタイルの方が来たのは去年12月(沖縄県宜野座市の方から。))勿論、今でも一緒に居る。
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服装がヘソカスタイルであるのが特徴。

さて、そんな訳で自分にとっては物凄く大切なこのしまじろう達であるが、其れでは、自分がしまじろうに嵌まった経緯をここに記していきたいと思う。

其れは、去年の7月頃の話である。

自分はしまじろうに嵌まる2年程前(今から3年程前)までは、カービィの他に忍たまに嵌まっていて(因みに、カービィに嵌まったのは今から5年位前)平日の夕方のアニメも録画していた程であった。(このブログを始める前は、アメブロでそれに関する記事を書いていた。アメブロの方は今ではすっかり更新をしておらず、放置状態だが、ブログ自体は今でも残っている。)しかし、そんな忍たまアニメもつまらなくなり、遂には視なくなってしまった。だが、その頃に嵌まっていたカービィには興味が失せることは無く、グッズなどもそこそこ集めてきていたのである。(多分そこそこグッズも持っていたし、ゲームが面白かったから興味が失せなかったのだと思うw)
そんな中である。カービィや電車関連などの関係でニコ動を見ていると、ひょんなことからしまじろうに関する動画を見つけ、何気なく視ることにした。其れが、自分がしまじろうに嵌まり始めた第一歩であった。
其の動画を視たのを切欠に、自分が子どもの頃やっていた「しましまとらのしまじろう」を視ていたことを思い出した。其の懐かしさのあまり、同じニコ動で、OPの「スキップステップアイランド」を聴いたのを機に、更に嵌まって行ったのである。
其れからはニコ動のみならず、あらゆる動画サイトで当時の本編を見つけては視入った。其れだけでは物足りず、主題歌の入ったCDを購入したのである。

そして、どんどん嵌まって行ったしまじろうに、こんなことを思うようになった。

仲間が欲しい・・・。

其処でヤフオクを見てみることにした。だが、コンサート限定品の縫い包みセットである「なかよしセット」は想像以上に高く、とても手に入れられる余裕が無かった。更に、去年8月は地元を離れていたため、時間的にも余裕が無かったのである。しかし、どうしても彼らを連れて行きたかった・・・。
然し、運良く落札(しかも即落)出来る価格の金を手にすることが出来た。

こうして去年8月1日。遂に、とりっぴい・みみりん・にゃっきいの3人が自分の元にやって来た。(元々は東京都台東区の方が所持して居た物)更に翌2日には、しまじろう(画像上から3枚目のヘソカスタイルの方)も到来した。(こちらは、愛媛県今治市の方)
何とか、地元を離れる前にしまじろう達4人が到来してくれたのである。そして、地元を離れて、その間にしまじろう達と電車旅をするなど親睦を深めて行った。

そして、アニメであるが、去年7月の時点では視るのを躊躇っていたが、地元を離れた時に何となく視ようと思い、月曜の朝(当時)に、テレ東にチャンネルを合わせるのであった。
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其の時にやっていた話の第122話~第124話「ふしぎなたまを つかまえろ!」シリーズ(DSテレビでの視聴だったが・・・。)

これを視たのを機に、今のしまじろう(「しまじろうのわお!」)が、どういう物かと言うことが分かった。しかも、当時から「すてきなワンダーランド」が歌パートで掛かっており、この曲に関しては、この頃から興味を持っていた。

そして、8月も終わりに近づき、地元に戻る週になると、地元にTXNが無いことが気になり始めるのであった。その後、地元に帰ってからは、BS11の“再放送扱い”のしまじろうを視出すのであった。(地元局の遅れネットの奴も暫らくは視ていた。今は不定期で視る。)其れでもTXNのある地域が羨ましいと思っていた。だが、視れない物はどうしようもない(アンテナ調整したり強化すれば視れるのかも知れないが、そんな技術は無い。)ので渋々、BS11のしまじろうを見続けた。同時に、アニメのDVDやVHSも購入して行ったのである。
その後、自分は元々嵌まっていたラジオ(今でも偶に遠距離受信とかやるw)に加え、TVにも嵌まり出し、各地方局のTV局名を暗記する程までになった。これも恐らくしまじろうに嵌まったのが切欠だと思っている。

だが其れでも、月曜の朝にやっている本放送を視たいという気持ちがあり、遂には裏技を使ってリアルのしまじろうを視るようになるのであった。

そして今年一年は、何かとしまじろう関連のイベントに行くことも有った。(エリアベネッセオープンイベント、しまコン)こうして遂に一年が経ったのである。

では次に、今のしまじろうに対する思いとしては、らむりんが居なくなり、にゃっきいとなった今でも、別に嫌とは思っていない。若し、らむりんが居ないしまじろうは嫌だと思うのなら、アニメも視ていないだろうし、「しまじろうのわお!」のCDやDVD、その他グッズなどだって買っていないだろう。其れに、このサイトだって立ち上げていなかったかも知れないのである。だから、そうしたことを考えれば、今でも十分に楽しめると思う。
次に、子どもの頃に視ていた頃は、本当にしまみみとりらむ位しか知らないと言っても良かったのに、その他の登場人物は、去年は真った頃から分かるようになって来たのである。そうすると、嵌まって良かったかもしれない。
更に、中の人という意識もある。例えば、とりっぴい、とと、ぴぴ、ライオンポリスを演じる山崎たくみは以前嵌まっていた忍たまだと、はちや三郎や小松田兄弟等を演じており、らむりんそしてにゃっきいを演じる杉本沙織は同じ忍たまで視て行くと山村喜三太を演じている。こうして見ると、聞き慣れた声でも有ると言うことから、馴染めたと言うのもあったであろう。(因みに最初の頃は、らむりん・にゃっきいの声が山村喜三太に聞こえた頃もあった。勿論、とりっぴいも同様に、小松田秀作に聞こえていたw)

最後にこれからのしまじろうに対する決意である。自分はこれからも、しまじろう達と共に過ごして行こうと思うし、毎週土曜日にやっているしまじろうも色々と賛否の意見を持ちながら、視続けようと思う。
そんな訳で、改めてしまじろう達には感謝したい。

来てくれて、有り難う!まさに、「きみにあえたね」www

こういう時に、BGMとして「きみにあえたね」が合いそうだなwww

そして、これからも宜しく!
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ちゃれんじ園 オフ  ~グルメ屋敷の恐るべき謎~ 第5章

そろそろ、このシリーズが始まって一ヶ月である。そして、今日は第5章をここにうpしようと思う。

              前回までの粗筋
しか子の叔母であるカズミと言う人物から誕生日パーティーの招待状を貰ったしまじろうの担任のしか子。一行は、ちゃれんじ島から遥々、パーティーが行われる京都までやって来た。其処には、フランスに引っ越したらむりんや、ドカペ三兄弟の姿もあった。久々の再会に喜ぶしまじろう達。パーティー前日には奈良を観光し、先ずは観光旅行を楽しんだしまじろう達。そして遂に、パーティー当日の日を迎えるのであった。

其れでは、第5章を始めよう。
           第5章 愈々、パーティ会場へ。
翌朝、けんと・かんた・ぞうた・ぶうたの部屋では、
「お~い!かんた~!!朝だぞ~!!起きるぞ~!」
ぞうたが、寝ているかんたを揺すりながら起こしていた。
「ぶう・・・。かんたったら本当に寝ぼすけなんだから・・・。」
その様子を見ながらぶうたが言うと、
「あ・・・のしのし・・・!大好きだよ・・・!あ、もっと・・・。」
かんたは寝言を言っているようだった。その様子にけんとが、
「もう!かんたったら相変わらず、のしのしが好きなんだから・・・。」
少し溜め息交じりで言った。すると、ぞうたが、かんたの耳元で叫んだ。
「起きるぞ~~!!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!!」
耳元で叫ばれたかんたは、思わず飛び起きた。
「ふわ・・・、もう、ぞうたったら、折角のしのしとじゃれ合っていたって言うのに・・・。」
と、かんたは未だ寝惚けているようだった。
「ほら、かんた!朝御飯の時間だよ!早く食堂に行かないと、全部終わっちゃうよ!」
けんとが言うと、
「分かったよ・・・。けんと・・・。ふわ・・・。」
と、かんたは欠伸を交えながら、部屋の出入り口にある洗面台に顔を洗いに向かったのであった。

一行は、前日同様、エントランスに集合した。
「あれ?かんた?どうしたの、寝惚けちゃって?」
しまじろうが、かんたの寝惚け眼を見ながら言った。
「いや、のしのしとじゃれ合っていたら、ぞうたに叩き起こされて・・・。」
「もう、かんたはのしのしが好きだね~。」
しまじろうが陽気な顔を浮かべていると、
「止めてよ~しまじろう!私が亀嫌いなの知っているでしょ!」
と、にゃっきいが若干引き気味で答えた。
「あ、御免ね、にゃっきい。」
しまじろうがにゃっきいに詫びると、
「あれ?しか子先生は未だ起きていないの?」
らむりんが、キョロキョロさせながら言った。
「そう言えばそうね。未だ来ていないわね。」
と、みみりん。
「しか子先生、珍しく寝坊でもしたのかな~。」
と、とりっぴいが答えた時だった。
「皆~!!御免ね~!!!」
しか子が、まっせいとゆめこと一緒に、エントランスに向かって走りながら言った。
「あ!しか子先生!どうしたの?」
と、とりっぴいがしか子に聞いた。
「一寸、寝坊しちゃったの!待たせちゃって御免ね!」
しか子は、とりっぴいに向かって詫びると、全員の前に立った。
「皆!今日は待たせちゃって御免ね!それじゃあ、改めて、お早う御座います!」
「お早う御座います!!」
全員の前でも詫びると、早速挨拶をした。其れに答えるように全員も一斉に挨拶をした。
「はい、それじゃあ今日は、先生の叔母さんの誕生日パーティーに行きたいと思います!けれども、皆さん!くれぐれも他の方の迷惑にならないようにして下さいね。」
「は~い!!」
しか子が言うと、一斉に威勢のいい返事をした。そして、しか子は更に続けた。
「それでは皆さん、先ずは京都駅に行きます。駅に着き次第、先生とそしてらむりんちゃんのお父さんが、レンタカーの手配をします。それから、先生は、皆がどちらの車に乗るかを決めたいと思います。其れでは先ずは、駅に向かいます。」
そう言うと、しか子は出入り口に向かい歩き出した。まっせいとゆめこも含めた一行も後に続いた。
こうして、愈々、パーティーが始まろうとしていた。

その頃、パーティー会場では・・・。
例の三兄弟が、会場である屋敷の庭に息を潜めていた。
「あんちゃん!調子はどう?」
からくさが聞いた。
「ああ!良いとも!」
ドットは得意げな表情で言った。
「良し!後は、本番を待つのみだな・・・。おいらも緊張してきたよ・・・。」
と、ペイズリー。すると、表門の前に人の気配がした。その様子をドットが捉えた。
「あ!夫人が帰ってきたぞ!」
ドットは、草叢に隠れながら、屋敷の正門から玄関に入る夫人を捉えていた。
「さあ、夫人め・・・!お前のしたことを反省するんだな!!」
と、ペイズリーが言うと、口元を吊り上げるのであった。

その頃、しまじろう達は、2台のレンタカーに分かれて、夫人の屋敷へと向かっていた。2台は、京都縦貫道を走っていた。
「其れで、しか子先生の叔母さんという人は、どんな人なんですか?」
レンタカーの純白のセレナを、運転しているしか子に、助手席にいたしまじろうが尋ねた。
「そうね、結構食べることが好きなのよ。だから、先生が子どもの頃から、こうして誕生パーティーがあると、毎回呼ばれていたのよ。其れに、後好きなのは、ダンスかしらね。」
「ダンスって言うと、僕もお母さんが、ダンスやっていたっけ・・・。」
と、しまじろう。
「そうね、まあ、貴方達はダンスをするって言っても一寸難しいかもしれないから、叔母さんには、他のことで手伝って欲しいことがあれば、お願いして欲しいって頼もうかしらね。」
すると、後部座席にいたみみりんが、
「え~、みみりんは、踊りたいわ~。出来れば、素敵な男の人がいいな~。」
「そうね・・・、じゃあ、先生も叔母さんにそのことも頼んでみるから、もし其れでもよければ、みみりんちゃんも一緒にやりましょうね!」
しか子が、提案すると、
「有り難う!しか子先生!!」
と、言いみみりんは笑みを浮かべた。
そうしている間に、一行を乗せた2台のレンタカーは京都縦貫道を出て、峠道を進んでいた。やがて、山影から一軒の一際目立つ豪邸が見え始めてきた。
「あれが、先生の叔母さんの豪邸だよ!」
しか子が教えると、
「へ~!何か、ぽん太郎君の家よりも大きいね!」
と、しまじろう。
一方の、まっせいの運転する黒塗りのエルグランドの車内では、
「さあ、皆!あれが、おじさんの知り合いの家だよ!」
と、まっせいは運転しながら教えていた。すると、ぞうたが、
「お~物凄く大きいぞう!」
そう答えると、ぶうたが続けた。
「どんな家なのかな?一寸気になるな~。」
「僕は、ホームパーティーのドラマロケを思い出したよ!」
たまさぶろうは、ドラマロケの話を始めた。すると、反応したのは女子達であった。
「へ~!たまさぶろうは、どんなドラマをやったの?」
きっこが尋ねた。
「そうだね・・・、特に多かったのは、サスペンスドラマかな・・・。ホームパーティーをしている最中に、誰かが殺されたり浚われたりして、其れの犯人を見つけ出すって言う物だったかな・・・。良く、刑事さんに助言をする少年探偵役としても、演じたこともあったし。」
「何か、「名探偵コナン」のコナン君みたいだね・・・。」
そう言ったのは、さくらこである。
「へ~、何かかっこいい!」
まるりんも続けた。
そうして、話しているうちに、一行は屋敷に辿り着くのであった。

その豪邸は、白い壁に赤い屋根が一際目立つ建物であった。外見からは3階建てに見え、玄関前には、広い庭が広がっていた。庭には、多くの木々や花が植えられていて、雑草の手入れもしっかり行き届いている感じに見えた。そして、庭の中央部分には、屋敷の表門から、玄関に続く石畳があり、その石畳の真ん中には、高さ5m程の噴水があり、水を上に向けて放水していた。一行は、そんな庭の風景に圧巻していた。
「遠くから見ても、ぽん太郎君の家よりも大きそうだったけど、実際に目の前で見ても、本当に大きそうだね!」
と、しまじろうは先程車内で言っていたことを繰り返した。
「さ、皆!早速叔母さんに会うからね!会ったらしっかり挨拶するのよ!」
しか子がそう言い、玄関へのアプローチである、石畳の上を進んでいた。そして、玄関に辿り着き、しか子はドア横にあるインターホンを鳴らした。
『はい、どちら様ですか?』
程無くして、インターホンから声がした。
「しかのしか子です!誕生日パーティーに来ました!」
すると、
『まあ、しか子さん!お待ちしておりましたよ!少々お待ち下さい!』
そう言うと、インターホンは切れた。数秒待った後、玄関のドアが開いた。玄関のドアが開くと、一斉に、
「こんにちは!!」
と、しまじろう達は挨拶をした。
「これはこれは、お待ちしていましたよ!えっと、しか子さんと、牧場さんですね。」
そう言うと、今度はまっせいが、しか子の横に出て挨拶をした。
「カズミさん、お久しぶりです!今回はご招待有り難う御座います!」
「こちらこそ、お久しぶりです!牧場さん・・・。この度は態々フランスからお越し頂きまして、有り難う御座います!貴方方に会えるのも楽しみにしていましたよ。」
カズミが、そう尋ねると、
「ええ!折角の誕生日パーティーだというので、是非参加したいと思い、態々帰国したんですよ!」
今度は、ゆめこが答えた。
「其れと、しか子さんも、大勢の子どもさんをお連れ頂いて、本当に有り難う!」
そう言うと、カズミはしまじろう達を見下ろした。そして、しか子が続けた。
「この子達は、私の勤めている幼稚園の教え子なの!だから、是非、一緒に連れてきたいと思って、連れてきたの!」
「そうなの!本当に、大勢居ると、パーティーも盛り上がりますわ!・・・あら?」
少し上機嫌になっていたカズミが、ふと、たまさぶろうに注目した。
「貴方、若しかして・・・子役スターのひょうどうたまさぶろう君?」
そう言うと、たまさぶろうはウィンクをし、左手で顔の横にピースサインを取った。
「そうですよ!子役の人気スターのひょうどうたまさぶろうです!」
たまさぶろうは、上機嫌に答えると、
「まあ!しか子さんの教え子に、子役スターも居たんですね。いやあ、私も貴方が出演しているドラマ、良く視ていますわ!」
カズミが、笑いながら答えた。
「そうですか!有り難う御座います!本当にスターとして嬉しいです!イエーイ!」
たまさぶろうはそう言うと、再び先程のウィンクとピースをした。カズミは更に続けた。
「しか子さんも、有名な子が教え子であって羨ましい限りですわ!」
と、しか子に再び目線を向けた。
「有り難う、叔母さん!偶々ちゃれんじ園に転校してきてくれたのよ!」
「まあ、そうなの。あ、其れじゃあ、中を案内しますわね。」
カズミが、中に案内しようとしながら言った。すると、しか子が何かを思い出したようにカズミに言った。
「叔母さん!」
しか子が言うと、一向に顔を向け、
「さ、皆も一緒に!せ~の!」
「お誕生日、おめでとう御座います!」
と、一斉に祝福の言葉を言った。
「まあ!有り難う!本当に嬉しい限りですわ・・・。」
カズミが感激した様子で答えた。
「叔母さん、本当におめでとう!後で私や、私のクラスの子からもプレゼントを用意してきたから、楽しみにしていてね!」
と、しか子は笑顔で言った。
「しか子さんに、それに教え子さん達も、本当に有り難う!それじゃあ、中を案内しますわね。」
カズミは改めて、礼を言うと、屋敷の中に一行を誘導した。エントランスはそれほど広くなかったが、靴脱ぎ場から、壁までは少し奥行きがあった。そして、玄関を入ると其処には長い廊下が続いていた。一行は、其の長い廊下を行く、カズミの後に続いた。そして、案内されたのはとある一室である。
「ここが、控室になります。皆さんには、パーティーが始まるまでこの部屋でお待ち頂きます。」
カズミがそう言うと、部屋のドアを開けた。
「うわ~!素敵~!」
みみりんが言った。案内された部屋も広く、目の前の窓からは、広い庭が一望できた。そして、部屋の奥には、暖炉とソファーが置かれていた。部屋の壁や天井は全体的に広く、床には豪勢そうな赤いカーペットが敷かれていた。
「其れでは皆さん、パーティーが始まるまで、水入らずの時間をお過ごし下さい。」
カズミがそう言うと、
「有り難う、叔母さん!」
しか子が、礼を言った。そして、まっせいも、
「有り難う御座います!」
と、しか子に続くように礼を言った。
「僕達も、パーティー楽しみにしてますね!」
しまじろうがそう言うと、カズミは笑顔を浮かべた。そして、部屋から退室したのであった。

次回予告
(其れでは、脳内で「しまじろうのわお!」の予告BGMを流して下さいw)
しまじろう「やあ、みんな!遂にパーティーが始まったよ!豪華な料理が沢山並んでいて、僕はどれにしようか迷っちゃうよ~!!そんな中、たまさぶろう君が、一度食べたことがある御馳走を食べたんだけど・・・そして、ちゃれんじ島では僕のお母さんとはなちゃんが、大変なことに・・・。
次回!第6章 謎の御持て成し。おっ楽しみに~!!」

後記
愈々、今回の行程のメインとなる誕生会の会場入りをしたしまじろう達であったが、如何だっただろうか?そして、会場内ではドカペが仕返しの準備をしていることもしまじろう達は知る由も無いのである。そして今回は、会場に行ったのであるが、具体的な場所は特定していない。まあ、言えることとしては、近くに京都縦貫道が走っていると言うこと位であろう。京都縦貫道の沿線近くにお住まいの皆さん、特に細かい突っ込みは無しでお願い致しますwwwそして、今回は予告をアニメの予告風に、しまじろうが言っているようにしてみたが、其方はどうであろうか?流石に毎回、拙い文章で書くのも難なので、今回はそのようにした次第である。


其れではここからは、今日のしまじろうについてである。(BS11で視聴している方は、8月10日以降であればネタバレ要素が無くなる。)

今回は、前回の続き、そして逆の様な展開で、しまじろう達が、今年の映画の舞台であったきりが島に向かうと言う話であった。勿論、其処には、はなの姿もあった。(そう言えば、はな登場したのって先月の「カエルたん騒動」以来の気が・・・。)アニメでは特に、前回の続きと示すようなものが無く、いきなりガオガオの傑作である「きぼう号」に搭乗したシーンから始まっていた。(何か、其のシーンとか映画の本編流用しているみたいだった気がするけど・・・。)と言うのも、今まではそういう続き物だと、しまじろうが軽く前回の粗筋を簡単に説明し、ダイジェストが流れていたのだが、今回は其れが全くなかった。
さて、そんなんで先週とは真逆の展開で、今度はしまじろう達がきりが島を堪能したのであるが、自分はこれに関して、良い意見と悪い意見を持った。
其れでは先ず、良い意見から。

良い意見と言っても、印象に残ったシーンのことである。先ずは、ババ・チキ・ロキとその兄妹と一緒に、野菜を食うシーンである。その際に、とりっぴいが西瓜をまるで、志村けんの様な馬鹿食いをしていたシーンが印象に残った。(若しかして、ベネッセやテレビせとうちの制作関係者に、ドリフ嵌まってた人居たのか?と言っても、本来の視聴者である子どもには、ドリフなんて知るはず無いけどw
そして次は、チキ・ロキの一番下の弟の「パキ」が、チキやババに名前を間違えられた展開である。(すみません、これ書いている時も書き間違えましたwww(パ、パキ!すまねえwww!!))その際、パキは、自分の名前が嫌(勿論「テキ」と言う間違った名前も)になり、打ちひしがれていた時に、しまじろうがパキに向かって言った次の台詞が印象に残った。

「君の名前は、お母さんが付けてくれたんだよ!」

この言葉はしまじろうの名言と言っても良い位である。そして、この後チキは由来をパキに教え、ババが間違えて覚えていたことを暴露した訳だが、この台詞を聴いた時、先程のパキが「名前が嫌になった。」と言っていたこともあってか、自分はしまじろうにこう言ってあげたいと思った。

「じゃあ、DQNネームを付けられた子どもの気持ちは分かっているの?」

最近何かと話題になっているこの「DQNネーム」であるが、そのDQNネームを付けた大体の親は趣味から連想する物(例えば、歌手のエルビス・プレスリーのファンだからという理由で「エルビス」など)や、アニメや漫画のキャラからとる(有名なのは、「光宙」なのか?)等、子どもの将来のことを一切考えないで付けていることが伺えるのである。その名前のせいで学校で虐められ、不登校になってしまったり、社会に出て、其れが本名と認めて貰えなかったりと付けられた名前一つでこの様な悲惨なことが現実にあるのである。だからもしも、これから生まれてくる子に名前を付けるんだとしたら、このことを是非忘れないでもらいたいと思った。そう言えば、“オタク”の会社って、「たまひよ」っていう其れ関連の雑誌出していたよな・・・?

そして、一方で悪い意見の方だが・・・、

先ずは映画ネタのゴリ押しが酷いことである。そもそも、先週にチキ達を出演させただけでもよかったのに、何故か2週連続で出演させたこと自体が間違っていると思う。前回も書いたが、しまじろうは確かにあの話の最後に「今度は僕達がきりが島に行くね!」と誓っていた。なのに何故、僅か1週という短期間で、しまじろう達を行かせたのか。本当に、制作スタッフは何を考えているのであろうか?其れに、その後の実写パートでは、更にゴリ押しが続き、映画のダイジェストシーンが流れる「ひかりの匂い」(映画の主題歌)のPVまで流していた。(このPVは既に先月発売された「うた・ダンススペシャル3」にも収録されていたが・・・。)これでは、映画を視ていない人(自分もだが・・・)には一切配慮していないと言っても良い位である。しかも、映画のDVDは未だリリースされておらず、来月末にリリース予定である。
と、この様に映画を視ていない人への配慮も無く、ひたすら映画のゴリ押しをしたベネッセとテレビせとうちには文句を言ってあげたい所である。そもそも、映画の要素を本編に出すことも間違っていると思っているが、先週の「チキ達がちゃれんじ島に来ました。」これだけで終わって欲しかったと思っている。

そして、もう一つ。前述のパキが名前を間違えられたことに怒り、家から逃げたシーンである。その際、ババの指示により、手分けして探すことになったのだが、しまじろうとチキは映画のアイテムであった「ブンブンパッド」(映画を視ていない自分ですら、其のアイテム名はこの時知った。)を使い、空から捜索した。
だが、このシーンを冷静になって考えて貰いたい。
しまじろうのメインキャラに“あいつ”が居ることをお忘れなのだろうか?あの緑の鸚鵡のやたらと焼き鳥ネタにされる“あいつ”のことを・・・。もうお分かりであろう。

そう、あのシーンで空から捜索するのはとりっぴいで良かった筈なのだ。勿論、とりっぴいは飛べるのは言うまでも無い。なのに何故か、ここでも映画ネタをゴリ押しするようにアイテムを登場させていた。
とりっぴいが飛び、同じことをとりっぴいにさせても良かった筈なのだ。(唯、しまじろうとチキが説得していたあのシーンで、詰んで居たかも知れないが・・・。)そうで無くても、とりっぴいが同行していても良かった筈である。(説得する数が増えると言うこともあるし・・・。)

では、ベネッセとテレビせとうちに聞こう。
「何で、あのアイテムを登場させたの?」
本当にこの答えが知りたい所である。

其れでは最後に、先週と今週の話を視て言えることを纏めると、

映画ネタをゴリ押しし過ぎ!

其れだけである。これでは、来月末に発売されるDVDの楽しさが半減したようなものである。(発売後に放映する地域の方々は、買って居れば取り合えず良しとして・・・)映画を視た視聴者は楽しめたかも知れないが、視ていない人は、「全然意味不なんだけど・・・」と思いながら視ていたものであろう。

あ、所で、前回気になっていた「くもじろうは登場するのか?」と言う話であるが、冒頭にくもたろうとチョイ役として登場していたw

そして、今回登場していた(映画はどうだったの・・・?)チキ・ロキの弟・妹の名前は以下の通りである。
・「トキ」(上越新幹線・・・?)
・「ネキ」(ネ“ギ”では無い。)
・「サキ」(意外と普通・・・。)
そして、前述の「パキ」である。
語尾が「キ」だから、何となく忍たまのドク忍(ドクタケ忍者)を思い出したのは自分だけか・・・?(あいつらは、キは「鬼」って表記するけど・・・)てか、そもそも、「ロキ」がドク忍の「露鬼」と被ってる・・・。

あ、そういえばとりっぴいが正直、キモい園長の影響(?)で、駄洒落も言っていた。(だから、このアニメはギャグアニメじゃないってば!!)

そんな今回の話であったが、次回はにゃっきい主演会の様である。然し予告でしまじろうが気になることを言っていた。

「夏休みの宿題工作は、ちゃんとやった?

あれ?夏休みが、もう直ぐ終わりでは無いか。
因みに次回は予定通り、8月1日にやる予定である。これでは、TXNやTXNから、遅くても2週以内にこの話を放送する地域の人からして見れば、「え?まだ終わっていないけど・・・?」と突っ込まれそうな気がしてならなかった。(所で、今日、この予告だったTXNで視聴していた方からすれば、「は?未だ始まったばっかりなんだけど・・・。」と突っ込まれた方も居るのではないだろうか・・・。)
まあ、3週・4週位の遅れなら話が噛み合いそうな気がしそうな気がした。

そんなこんなで右往左往したが、冷静になって考えてみれば、TXNが無い地域の方への配慮のつもりなのだろうか・・・?
だが、其れでも、1ヶ月以上遅れている地域(自分の所もそうだが・・・)が、この予告を見れば、「は?もう夏休みなんて終わっているんだけど・・・。」となることであろう。
其れと、工作(自由工作・自由研究)なら兎も角、宿題を出している幼稚園や保育園はあるのだろうか?(因みに自分の頃はそんな物は無かった。)若しかして、小学生向けの予告だったのだろうか・・・?
そんな謎さえ覚える予告であった。

因みにサブタイには「にゃっきい」の文字があったが、実はこの「にゃっきい」が使われているのは、未だ3回目である。
詳しくは次回へ。

ちゃれんじ園 オフ  ~グルメ屋敷の恐るべき謎~ 第4章

さて、今回で愈々4週目に突入した。其れでは、早速第4章をうpしていこうと思う。

              前回までの粗筋
しか子の叔母であるカズミと言う人物から誕生日パーティーの招待状を貰ったしまじろうの担任のしか子。一行は、ちゃれんじ島から遥々、パーティーが行われる京都までやって来た。其処には、フランスに引っ越したらむりんや、ドカペ三兄弟の姿もあった。久々の再会に喜ぶしまじろう達。愈々、メインのパーティーは、翌日に迫っていた。そして、パーティー前に観光地巡りをするしまじろう達一行であった。

其れでは、第4章を始めよう。
        第4章 しまじろう達の奈良観光
ある空き家の洋館の一室に、三人の男がいた。三人は、部屋の隅に安座をしていた。
「なあ、俺達、これからどうなるんだ?」
先日、料理の温度のことで、夫人から怒られていたシェフが言った。
「夫人の奴、料理通だって言うから、満足いく料理を作ってやったって言うのに、あそこまで我儘だとは知らんかったよ!」
左隣に居た、小太りの中年男のシェフが言った。彼も又、夫人に怒られたのだろう。
「どっちみち、パーティーで俺達の料理を振舞うことは出来なさそうだな・・・。」
今度は、右隣に居た、中肉中背の男のシェフが言った。
「しかし、俺達をこんな所に閉じ込めて、一体何をしようって言うんだ?」
と、料理の温度のことで怒られていたシェフ。
3人のシェフは、夫人のレクサスLSに乗せられると、ここ、人里離れた一軒の古いが、広い洋館の空き家に連れて来られた。そして、その洋館の一室に、外から鍵を掛けられ閉じ込められていた。閉じ込められていると言っても、手足を縛られている訳ではなく、体は自由に動かせていた。そして、食事も夫人がコンビニ弁を用意してくれていた。しかし、排泄は食事の前後しか出来なかった。食事時の時のみ、夫人がこの洋館に来るようで、それ以外、夫人がいない時は、こうしてシェフ達を部屋に閉じ込めてしまうのであった。
「気がつけば、もう一週間位は経っているのか・・・。」
と、小太りのシェフ。不安が顔から滲み出ていた。
「一体、料理の何処が不満だというのだ!こんな事なら、夫人のお抱えシェフになるんじゃなかったぜ!その為だけに、店をどの位臨時休業していると思っているんだ!」
と、中肉中背のシェフが不安を募らせ叫ぶように言った。
しかし、こうしている間にも、パーティーの日は迫ってくるのであった。

翌朝、しまじろう達が宿泊しているホテルでは、
「しまじろう!お早う!皆起きているわよ!」
と、みみりんが、しまじろうを起こした。
「ふわ・・・。あ~みみりん・・・お早う。」
寝惚け眼のしまじろうが、みみりんに起こされ、欠伸も交えながら返事をした。
「もう!しまじろうが一番遅かったよ!とりっぴい達、さっきからずっと起こしていたんだよ!」
と、とりっぴいは羽を広げ、陽気な調子で言った。
「フフフ、しまじろうったら全然前と変わっていないわね。」
と、らむりんが懐かしむように、忍び笑いをしながら答えると、
「さ、皆!朝御飯に行くわよ!朝御飯はバイキングだって言うから、早く行かないと無くなっちゃうわよ!」
と、にゃっきいが言うと、しまじろうの目が完全に覚めた。
「あ~!!早く着替えて朝御飯に行かなくちゃ!!」
しまじろうが、あたふたしながら答えると、他の4人は一斉に笑った。

「皆さ~ん!お早う御座います!」
ロビーにて、しか子が、全員の前で挨拶をした。その中に、牧場夫妻も居た。
「それじゃあ、今日は、奈良という所に皆で行きたいと思います。」
しか子が述べると、
「へ~・・・奈良って何があるのかな~?」
と、しまじろうが、漲らせながら言うと、
「先生!奈良に着いたら何処へ行くんですか?」
と、らむりんが質問をした。
「そうね、先ずは京都駅へ行き、電車で奈良まで行ったら、先ずは奈良公園に行きたいと思います。」
しか子が、質問に答えると、もんたが言った。
「奈良公園と言いますと、鹿が居ることで有名なんですよね!」
と言うと、まるりんが驚いた表情をし、顔を曇らせた。
「し・・・鹿・・・!!」
その表情のまま言うと、
「あ!そうだった!まるりんは動物が苦手だったっけ・・・。」
しまじろうが、牧場に行った時のことを思い出した。
「まるりん・・・あの時、最後はしか子先生の励みもあって、最後は牛さんやお馬さんにも近寄れていたけど、やっぱり駄目なのね・・・。」
と、みみりんが同情した。すると、全員の前で話していたしか子がまるりんに近寄り、
「大丈夫よ!まるりんちゃん!ほら、先生は何に見えると思う?」
少し声のトーンを下げて、まるりんに尋ねると、
「し・・・鹿に見えます・・・。え?」
答えを口にすると、しか子が言った。
「そうよ。先生は鹿だから、普通の鹿さんともお話が出来るわ。公園に着いたら、先生が鹿さんに怖がらせないように言うから、安心して!」
しか子が、言うとまるりんは多少表情が晴れたようである。
「う・・・うん・・・。」
と、口にするとまた不安げな表情に戻った。その様子にしまじろう達も心配そうな表情でいた。
そして、しか子はまるりんから離れ、又全員の前に戻り、先程と同じ位の声のトーンで言った。
「それでは皆さん!先ずは駅に向かいますよ!」
そう言うと、しか子はホテルのエントランスの方に歩き出した。すてっぷ組のメンツもしか子の後に続いた。すると、牧場夫妻がらむりんに近寄り、
「それじゃあらむりん!お父さん達は明日の用意とかがあるから、今日は一緒には行けないけど、ちゃんとしか子先生の言うことを聞くんだよ!」
と、まっせいが言うと、
「それじゃあ、気をつけてね。」
ゆめこが続けた。
「分かっているよ!それじゃあ、お父さんとお母さん!行って来ます!」
と、らむりんが言うと、二人に手を振り、他の一同に続いた。

京都駅の奈良線ホームに着くと、みやこ路快速が停車していた。すると、けんとの電車話が始まった。
「この関西近郊には、みやこ路快速以外にも、紀州路快速とか大和路快速とか快速には色々と種類があるんだよ!そして、この車両は221系って言って、JR西日本では、結構古くからある車両なんだ!」
と、言うと、しまじろうは物凄く興味が無さそうな顔を浮かべた。しかし、とりっぴいは少し興味を持ったのか。けんとに聞いた。
「そうなんだ~・・・。所でけんと、快速って何?」
とりっぴいが聞くと、けんとが答えた。
「快速って言うのは、止まらない駅もあって、全部の駅に止まる電車よりは早く目的地に着く電車のことだよ。この電車の場合も、止まらない駅があるんだよ!」
と言うと、
「え~・・・、それじゃあ、みみりん達がこれから行く駅はどうなの?」
と、みみりんが心配交じりに聞いた。しかし、けんとは普通の表情で、
「大丈夫だよ!この電車はこれから行く奈良駅にはちゃんと止まってくれるよ!」
と、答えた。すると、興味が無さそうにして聞いていたしまじろうが、
「そうなんだ・・・。ちゃれんじ島の電車は、皆全部の駅に止まっていたけど、そういう電車もあるんだね・・・。」
と、口にすると、一行は電車に乗り始めた。
そして、電車に入るなり、一同の中では一番先に乗った、ぞうたとぶうたが首を傾げながら、
「あれ?この電車の座席、後ろ向きになっているぞ~・・・!」
と、ぞうたが言った。すると、ぞうたの隣にいたぶうたが、
「ねえ、けんと!この座席はどうやったら前になるの?」
と、続けた。すると、けんとは自分の隣にあった座席の背凭れの真上の部分を持ち、
「こうやるんだよ!」
と言うと、背凭れを縦にスライドさせた。
「ああ!前向きになった!!」
驚いたようにしまじろうが言うと、
「こういう座席のことを転換クロスシートって言って、この辺で走っている電車はこういうのが多いんだよ!他にも、JR東海やJR九州でも、こういった電車があるんだよ!」
と、けんとが言った。
「ぶう・・・、驚いた!一瞬にして、後ろ向きの椅子が前向きになるなんて・・・ね!ぞうた!」
と、ぶうたは隣のぞうたに言うと、
「凄いぞ~!けんと・・・。」
と、ぞうたも感心した様子で答えた。そう言うと、他のメンツも、つい今仕方、けんとがやっていたように座席をスライドし始めた。と、そんな中、
「あれ?上手くいかないわね・・・。」
と、さくらこが動かし方が分からず悩んでいると、
「ほら、けんとはこうやれって言っていたのよ!」
と、きっこがけんとがやっていたようにスライドさせた。一方、しまじろう達は、
「ねえ、僕達はちゃれんじ島で走っている電車のように、向かい合わせにしたいから、この座席だけ、前向きにして、そっちの座席はそのままにしておこうよ。」
と、しまじろうは左手で、これから進行方向が前になる座席を指差しながら言った。
「それ、良いわね!」
と、みみりんが言うと、しまじろうは座席をスライドし始めた。スライドをし終わると、させた側の席に、しまじろうととりっぴいが座り、していない方にはみみりんとらむりんとにゃっきいが座った。
こうして、一行は一路、奈良へと向かうのであった。途中、桃山駅に着くと、にゃっきいは、
「え?私度同じ苗字の駅だ!」
と、言い若干はしゃぐ様子が見られた。

奈良駅に到着すると、一行は東大寺へ向かった。しかし、道中でもまるりんは表情を曇らせていた。
「ねえ、まるりん!元気だしなよ!しか子先生がいるんだから怖くないわよ!」
と、きっこが心配そうな表情を浮かべながら言った。
「うん・・・でも、やっぱり・・・牧場に行った時のこと思い出しちゃって・・・。」
と、まるりん。
「平気だよ!別に鹿に近寄れって言われている訳じゃないし・・・。ね!さくらこ!!」
きっこがさっきよりは表情が戻った様子で言うと、さくらこの方に顔を向けた。
「そうよ!私もあの時、園長先生に誘われて、プレーリードッグと触れ合ったけど、私と同じ犬ってこともあるから、プレーリードッグの思っていることがすぐ分かっちゃったわ!」
と、牧場での出来事を自慢して言っていたさくらこが、急にハッとなった。
「あ、御免ね・・・関係なかったわね・・・。」
さくらこが、場違いな話をしていると気付き、顔をまるりんに向けて詫びた。しかし、まるりんは困り顔で黙ったままだった。その様子を見ながらさくらこが続けた。
「でも大丈夫よ!貴方はパンダでも、鹿の思っていることは分かると思うわ!だから、話しかけてみればいいよ!」
と、さくらこが言うと、
「さくらこ・・・。違う動物同士だと其れは無理かもよ・・・。私もあの時、プレーリードッグと話しているさくらこに、「何て言っているの?」とか、色々と聞いたじゃないの・・・。」
と、きっこが表情を曇らせた。するとまるりんは、
「有り難う・・・。私、どうなるかは分からないけど、さくらこが言っていたこと、やってみるわ!其れに、しか子先生も居ることだし・・・。」
漸く、決心がついたようにさくらこときっこの前で宣言した。すると、
「そうよ!何事もチャレンジすることが大事よ!ほら、あの時もみみりんやにゃっきいと一緒に頑張って子牛のハナコに、近寄れていたじゃないの!」
と、きっこが何時もの調子に戻って言った。
「だから、頑張るのよ!」
さくらこが、きっこの言葉に続けるように言った。まるりんは笑顔で頷いた。
「私、頑張るわ!」
まるりんは決心した。

それから数分後、一行は東大寺の入り口でもある、奈良公園に到着した。到着すると、
「それでは皆さん!先ずは東大寺の大仏さんを見てお参りをしたいと思います!そして、その後は奈良公園で鹿さんと触れ合いたいと思います!」
しか子が、予定を全員の前で述べた。そして、一行は先ずは東大寺へと向かった。
その東大寺の参拝中、たまさぶろうが歩いていると、
「あの~?たまさまですよね~?」
と、ファンに声を掛けられ、たまさぶろうが決めポーズをとると、
「きゃ~!!たまさま~!!!」
と、ファンから黄色い声が上がった。そして、ファンにサインを求められたり、握手を交わされたり、写真を撮られたりすることが多々あった。その度にたまさぶろうはてんてこ舞いながらも、ファンサービスをするのであった。
そして、東大寺の参拝が終わり、愈々奈良公園で、鹿と触れ合う時となった。しか子は予め手に入れておいた鹿煎餅を掲げながら全員の前で言った。
「皆さ~ん!これから、鹿さんと触れ合いたいと思います。そして、これはその鹿さんの餌である「鹿煎餅」と言う物です。これを一人ずつに配っていきたいと思います。」
と、しか子は全員に鹿煎餅を配り始めた。全員に配り終えると、
「結構美味しそう~!」
とりっぴいが鹿煎餅を見つめながら言った。そしてしか子は続けた。
「それでは、これから鹿さんへの餌のやり方を教えたいと思います。それじゃあ、皆さん先生の所に来て下さい!」
一斉に、しか子の所に寄った。そして、しか子は持っている鹿煎餅を後ろに隠し、数歩歩いた所にいた鹿の群れの所へ行くと、
「貴方達、一寸良いかな?」
鹿に向かって言うと、鹿は、しか子の所へ一斉に寄ってきた。そして、
「偉いわね!じゃあ早速、御飯あげるわね!」
そう言うと、後ろに隠していた鹿煎餅を鹿の口元の近くまで持ってきた。他の全員も一斉に鹿に目線を向けた。すると、鹿は鹿煎餅を頬張り始めた。
「おお!鹿が煎餅を食べているぞう!」
ぞうたが言った。同時に全員が鹿に向けている目線がより強くなる。
「ふふ・・・。貴方達今日も食べっぷりが良いわね!」
鹿煎餅を頬張っている鹿を見つめて言った。その様子に、
「うわ~!しか子先生、鹿と話している!」
と、感心するようにかんたが言った。更に、他の全員は空いた口が塞がらなかった。
すると、鹿に何かを言われたのか、
「どういたしまして!それじゃあ、貴方達!他の仲間のいる所に案内してね!でも、出来れば多めで頼むわ!」
そう言うと、その鹿の群れは、少し放れた所にいた別の鹿の群れの所へ移動し始めた。そして、しか子が続き、一行も続いた。別の群れの所に辿り着くと、
「有り難う!これは貴方の仲間なの?」
しか子が尋ねると、沈黙が訪れた。沈黙の最中、しか子は鹿に顔を合わせながら、何度も頷いていた。そして、
「へ~!そうなんだね!ここに居るのは、皆仲間なんだね!」
と、通訳した。そして、しか子は続けた。
「所で貴方達!未だ、お腹空いている?」
先程の鹿に聞くと、しか子の方に向いていた。すると、又、僅かな時間沈黙になった。そして、
「そうなの!未だお腹空いているんだね!じゃあ、今からこの子達も、御飯あげるわよ!」
そう言うと、しか子は目線を鹿から一向に向けた。そして、
「それじゃあ、皆!早速、さっき配った鹿煎餅をこの鹿さんたちにあげて下さ~い!それと、何か困ったことがあったら何時でも先生に聞いて下さいね!」
そう言うと、一行は一気に散らばった。

「良いわよね!しか子先生、鹿さんとお話が出来て・・・。みみりんも、鹿さんとお話した~い!!」
と、みみりんが、鹿煎餅を目の前の鹿に与えながら言った。
「うん、僕も鹿と話したいけど・・・。」
しまじろうが、鹿煎餅を与え終えると、先程、煎餅を与えたばかりの鹿に、
「ねえ君!お煎餅、美味しかった?」
と、尋ねた。そして、先程、しか子がやっていたように、鹿を見つめながら少し黙り込んだが、
「駄目だ・・・。何言っているのか全然分からない・・・。」
と、しまじろうは困り顔で言うと、他の4人も同じことをやり始めた。しかし、結果は同じだった。
「やっぱり、しか子先生じゃないと駄目なのね・・・。」
と、らむりんも鹿に煎餅を与えながら言った。
「じゃあ、しか子先生に、鹿の言葉を通訳して貰わない?」
にゃっきいが漲らせながら言うと、
「う~ん・・・。しか子先生、まるりんと話しているみたいだね。」
しまじろうが目を泳がせ、まるりんの方向に見ながら言った。
「え~!!とりっぴいは鳥と話せるんだから、鹿とも話したいのに・・・。」
と、とりっぴいも困り顔を浮かべていた。
「しょうがないよ!僕達はこの鹿達と触れ合おう!」
しまじろうが言うと、手に持っていた残りの鹿煎餅を鹿に与えるのであった。

そして、まるりんは、
「どう?まるりんちゃん・・・。出来そう?」
しか子が、まるりんに尋ねた。しかし、まるりんは困り顔を浮かべていた。
「じゃあ、一寸待ってね!」
しか子が言うと、直ぐ近くにいた鹿に呼び掛けた。
「ねえ、貴方達!こっちに鹿煎餅をあげるって言っている子がいるわよ!良かったら食べない?」
そして、しか子はまるりんの方向に向かって歩き出した。鹿もついて来る。その様子に、
「ひい!!」
まるりんは思わず屈み込んだ。その様子を見ながら、
「この子が、あげるって言っているのよ!でも、この子ね、貴方達のことが怖いみたい・・・。だから、あまり怖がらせないであげてね!」
しか子が言った。すると、まるりんに視線を向けた。
「さあ、まるりんちゃん!早速あげてみようよ!大丈夫!先生がついているよ!」
まるりんに言うと、怖々としながら、鹿煎餅を鹿に差し出した。すると、鹿も煎餅に口元を持ってくる。同時にまるりんの顔が引き攣った。が、口にすると、元の顔に戻った。
「どう?まるりんちゃん!鹿さん、そんなに怖くないでしょ?」
しか子がその様子を見守りながら尋ねた。
「そ・・・、そうですね。」
すると、鹿は完全に咀嚼したようで、まるりんの顔の所に口元を持ってきた。
「う、うわー!!」
まるりんは、突然の鹿の行動に思わず声を上げた。まるりんはしか子に顔を向けると、苦笑という作り笑いをした。すると、しか子が、鹿に目線を合わせて、
「あら、美味しかったのね!でも、この子、一寸怖がっているみたいだから、その位にしてあげて!」
しか子が言うと、鹿は口元をまるりんから離した。すると、しか子に寄って来た。
「ん?どうしたのかな?・・・・・え?そうなの、じゃあ私が代わりに言うわね。どういたしまして!」
その様子にまるりんは気になったようで、
「あの・・・、今何て言っていたの・・・?」
しか子に問いかけた。すると、しか子は鹿からまるりんに目線を向けた。
「鹿さんは、「有り難う!一寸怖がらせちゃたようで、御免ね!」だって!」
そう言うと、その様子を物陰から伺っていたしまじろう達が寄って来た。
「まるり~ん!!」
しまじろうは、声をあげて、まるりんに駆け寄った。
「あ、しまじろう達・・・!」
まるりんは、ハッとした顔で答えた。
「まるりん、凄いじゃないの!この間、牧場でハナコに御飯をあげていた時見たく、ちゃんとあげられたじゃないの!」
と、みみりんは感激するように答えた。
「うん!・・・これもしか子先生のお陰だよ!」
まるりんはそう答えると、しか子に顔を向けた。
「フフフ・・・、先生は鹿さんとお話が出来るから、まるりんちゃんに怖がらせないでって言っておいてあげたのよ!」
そう話すと、
「凄いですね!先生!僕もさっき鹿さんと話したんですけど、何言っているのか分かりませんでした・・・。」
すると、とりっぴいも続けた。
「とりっぴいも、鳥と話が出来るからって思って、やってみたんだけど、やっぱり駄目だった・・・。ねえ、どうしたら鹿と話せるの?」
二人はさっきの出来事を話すと、
「そうね・・・、あ!そうだ!・・・、ねえ、しまじろう君、貴方は何だと思う?」
しまじろうに顔を合わせながら聞いた。すると、多少疑問を浮かべるような顔で、
「僕は虎ですけど・・・。」
と、答えた。
「そうね。しまじろう君は虎だから、違う動物である鹿の言っていることが分からなかったのかもね。でも、先生は鹿だから、鹿さんとお話が出来るのよ。」
と、言った。すると、みみりんが尋ねた。
「じゃあ、みみりんは兎だから、兎さんと話せるってことなのかしら?」
「そうかもね!とりっぴい君が鳥と話せるって位だから、そういうことになるわね。」
しか子が答えると、しまじろうは、
「じゃあ、僕は虎と話せるってことなんだ!あ、でも、虎ってこの辺じゃあ、野生の虎はいないし・・・。」
そう言うと、しまじろうは少し落ち込んだ。その様子に、
「そう言えば、虎って動物園じゃないと見ないわね。」
みみりんが頷いた。すると、
「そうなんだよ。虎は東南アジアとか中国だと、野生の虎がいるんだけど、ここ日本には、動物園以外は虎が居ないんだよ・・・。」
と、しまじろうは多少困り顔を浮かべながら言った。
「へ~!しまじろうって虎に詳しいんだね!」
とりっぴいが感心しながら答えた。その様子を見ると、
「そりゃ~!僕は虎だからね!虎のことはそれなりに知っているさ!ほら、とりっぴいだって、鳥に詳しいじゃん!」
「あ、そうだった。」
しまじろうは若干テンションがあがったが、直ぐに落ちたようだった。すると、その様子にしか子が言った。
「そうね、じゃあ、パーティーの帰りに動物園に行く時間があったら、行ってみない?そしたら、しまじろう君も虎と話せばいいよ!」
そう言うと、しまじろうは
「やった~!」
と、笑顔で答えた。

その後、一行は、薬師寺や法隆寺といった、奈良の寺院を巡った。もんたは、時々豆知識を話すと、一同を驚かす場面を見せた。けんとは、観光地を散策中は鉄道好きということもあってか、浮かない顔をしていたが、奈良駅から法隆寺駅、法隆寺駅から京都駅の電車に乗り込むと、電車話を仲間にするなど、またテンションが上がるのであった。
こうして、一行が京都市内のホテルに戻る頃には、すっかり日は西の山に隠れ、夜が始まろうとしていたのである。
そんな中、しまじろう達はホテルのフロントの目の前にある売店にいた。
「う~ん、これははなちゃんに買っていってあげようかな!」
しまじろうは、土産物を選んでいる所だった。選んでいるしまじろうにみみりんが提案した。
「う~ん、それも良いけど、みみりんは、はなちゃんにはこれが良いんじゃないかな~って思うわ!」
と、自分の手元にあった土産物をしまじろうに見せた。
「それも良いね!あ~ん・・・!!僕迷っちゃったよ~!!」
しまじろうが、みみりんに薦められ、少しパニックになったその時、
「こら~!!!出て行け~!!!」
フロントの方から、怒号が聞こえた。しまじろう達も振り向く。目に入ったのは、ホテルの従業員と思わしき人物が、ホテル内に入った野良猫を追い掛け回していた。と、その時、同じく土産物を選んでいたにゃっきいが動いた。
「若しかして、さっきしか子先生が言っていたこと、私に出来るかも!」
そう言ったにゃっきいは土産物を商品棚に戻し、野良猫の方へと走り出した。するとにゃっきいは暴走している猫に尋ねた。
「ねえ!貴方!一寸待って!!ニャーニャニャニャニャ~」
にゃっきいが野良猫に駆け寄りながら言うと、暴走していた野良猫が急に落ち着き、足が止まった。同時に、追い掛け回していた従業員の足も止まる。従業員も、少し怒りが収まったようで、顔が普通に戻っていた。が、にゃっきいはその様子に気付かず、猫に向かってしゃがみ込みながら言った。
「ねえ、貴方!どうしたの?ニャオ、ニャニャニャ・・・。」
そう言うと、にゃっきいは黙り込んだ。しまじろう達がにゃっきいを見ると、其れは、奈良公園でのしか子の行動に類似していた。暫くの沈黙の後、にゃっきいは続けた。
「ああ、そうなんだ!でもね、ここは入っちゃいけないんだよ!だから、今度からは絶対に入っちゃ駄目だよ!!じゃあ、外に行きな!でも、この辺は車や人が多いから、くれぐれも気をつけるんだよ!ニャニャニャン、ニャ~」
そう言うと、野良猫はホテルのエントランスから外に出て行った。その様子を見ていたホテルの従業員も、しまじろう達も開いた口が塞がらなかった。すると、従業員が駆け寄った。
「いや~・・・お譲ちゃん!有り難う!中々出て行かなかったから、困っていたんだよ!」
従業員がお礼をすると、
「いえ、いいんです!私、猫ですから、猫とでしたらこのように話せますので・・・!」
と、にゃっきいは従業員に顔を向けて、笑顔を浮かべながら言った。
「そうか!じゃあ、ありがとな!」
そう言うと、従業員はにゃっきいから離れた。そして、しまじろう達が駆け寄った。
「にゃっきい!凄いよ!猫と話が出来るなんて・・・!やっぱり、しか子先生の言っていたとおりだ!」
しまじろうが、少し声を張って言うと、
「さ~すが!にゃっきい!!」
とりっぴいが感心した。すると、みみりんが、
「ねえ、にゃっきい、さっきあの猫ちゃん、何て言っていたの?」
と、聞くと、
「餌を探していたんだって!でも、中々見つからなくって、其れでここに入っちゃったんだって!でも、私が「ここは入っちゃ駄目だよ!」って言うと、「御免ね。」って言っていたわ。」
「そうなんだ!あ、其れよりさ、にゃっきいもお土産品探そうよ!私もフランスの友達にあげたい物、色々とあるしさ・・・。」
と、らむりんが誘い掛けると、
「うん、そうだね!」
そう言うと、にゃっきいは、4人と一緒に先程の売店へと戻って行った。

次回予告
パーティーの二の次でもあった観光地巡りを堪能したしまじろう達、愈々パーティー当日の日がやって来た。パーティの行われる屋敷はどんな感じなのか?そして、愈々、カズミ夫人に出会う。

と言うことで次回は、第5章 愈々、パーティー会場へ。をうp予定である。次回もご期待下さい。

後記
今回のアイディアは、今年5月に放送され、一部では話題になった「動物が動物を怖がる。」と言う摩訶不思議な展開の話と、とりっぴいが鳥類など、非擬人化生物と話せるという2つから浮かんだ。今のアニメは哺乳類でさえ、非擬人化動物が出てくるようになったので、其れ以外の哺乳類も無理やり登場させる場面もあったが、本当に今のアニメの世界がこうであるのなら、実際にこうであっても良いんじゃないかなと思った。


其れでは最後に、今日のしまじろうについてである。(注意事項は省略。あ、BS11で視ているという方は、8月3日以降であればネタバレ要素が無くなることだけはお伝えしておこう。)

今日は、今年3月に劇場化された「しまじろうとおおきなき」の登場キャラのチキ、ロキ、ババ、くもたろうが登場する話であった。実際、自分はこの映画を視ていないのだが、その映画の内容だけは微妙に把握している。この話は、はながある意味悪役だった「蜘蛛兄弟(くもたろう・くもじろう)」に拉致連れ去られると言う展開があった。その後も蜘蛛兄弟は、映画の舞台であった「きりが島」を襲撃するなど、悪事を行っていた。その為、最初にくもたろうに遭遇した時は、一同は悪者の登場と思い、一斉に引いていた。しかし、くもたろうはその後、改心し、弟・くもじろう(今回の話には未登場)と共に、造船会社を経営しているのだと言う。そして、ちゃれんじ島を満喫したチキ達は、最後は礼を言い、しまじろうが、「今度は僕達がきりが島に行くね」と誓い、チキ達はきりが島に帰って行った。
因みに、印象に残ったのは、チキ達一行は、縞野家で一泊することになり、積極的にさくらの手伝いをしたり、はなと入浴するなどの場面が良いと思った。他には、しまじろう達と再会して興奮が冷めないチキが、夜中に起きた時、ふと台所を見ると、同じように興奮が冷めていなかったしまじろうが、キッチンドリンカーをしていた冷蔵庫を漁っていたシーンである。その際に、「今日は暑いから、一緒に烏龍茶でも飲む?」と、チキを誘い、その後、二人でウッドデッキに出て、烏龍茶を飲みながら(映画の)思い出を語る所である。然し、よくキッチンドリンカーしている所を、さくらやはなに、見つからなかったな・・・。

あ、そう言えば、縞野家の一族も久々に登場していたと思う。

そのような印象を持った一方で、この話に関する自分なりの意見もある。
先ずは、ちゃれんじ園での展開である。ここで、園長が又、正直言ってくだらない親父ギャグを言っていたが(勿論、チキ達も引いていた)自分はそんなちゃれんじ園の園長が、大嫌いである。と言うのも、諸子ども向けアニメに、そんなギャグアニメ同然のキャラ(親父ギャグのセンスも正直言って、忍たまの安藤夏乃丞の方が上過ぎる。)を出して何が面白いのか?と言うのが疑問である。其れに、クレしんのふたば幼稚園の組長こと高倉文太園長の様に面白味も一切感じないキャラだと思う。そう言ったことから、自分はちゃれんじ園の園長が大嫌いである。其れに、あの展開では、しか子に登場して貰っても良かったと感じた。
其れともう一つ、本編でも映画ネタの表現があったが、映画を視ていない視聴者に考慮していたのだろうか?視ると、若干「は?」と感じる場面もあった。(そもそも本編に普通に映画キャラが出ることにも疑問があるが・・・。)しかも、ガオガオ製造の「きぼう号」の他に、前作「しまじろうとくじらのうた」で登場した「きずな号」まで出ていた。これはハッキリ言って、映画ネタをゴリ押ししているようにしか見えない。これでは、視聴者に「映画はもう視ている物」として扱っているようにしか見えなかった。

そんな訳で、映画キャラを登場させるなとは言わないが、もっとそう言った視聴者に考慮があっても良いんじゃないかと、制作のベネッセとテレビせとうちには言いたいと感じた。

さて、次回だが、何と今回は2週連続の続き物の様な感じで、又してもチキ達の登場である。しかも、今度は、今日の話とは逆の展開で、しまじろう達が、チキ達の住む「きりが島」に訪れると言う展開である。幾ら、今日の話の最後にしまじろうが、「今度は僕達がきりが島に行くね!」と言っていたとは言え仕事が早すぎる。そう思える展開だった。(しかも、2週連続で登場とか、今年の映画ネタはゴリ押ししすぎじゃないか?映画視ていない視聴者のことも考慮に入れている?)そして、次回は、今回は登場しなかったくもたろうの弟、くもじろうは登場するのであろうか?次回も視れるかは分からないが期待したい。「くもじろう」とか、何か(しまじろうもそうだが)、妖怪ウォッチのコマじろうに名前が似てないか?

因みに、今年の映画「しまじろうとおおきなき」のDVDが発売されるのは8月末である。今回(と次回)の話は、DVDの出る前後辺りでも良いんじゃないか?と思う。